課題のコメントを、次に直す場所が分かる言葉にする

よい点・修正箇所・次の一手を具体的に返す。
キャラと考える
マリーネ(質問係)「説明が雑」と言われても、どこから直せばいいの?
ウェーブ(説明係)人の評価をする代わりに、文章の場所と足す情報を示そう。よい点を残し、最初に直す一か所を選ぶよ。
この仕事の約束
課題の条件を読んでから、文章に助言してください。「よい点」「最初に直す場所」「修正文の例」「書いた人への問い」を返します。人の能力や性格を決めつけず、元にない実施結果も足しません。
番号つきの材料
01 社内の書類電子化について、新人向け案内を書く課題。
02 読む人は初めてスキャンを担当する人。
03 課題では、対象の書類・保存先・確認点を入れる。
04 保存先は部内の共有フォルダ「提出前」。
05 原本を捨てる判断は管理担当が行う。
06 社員の氏名がある書類は、練習には使わない。
07 練習用の白紙に「見本」と書き、スキャンを試す。
08 課題文の一文目は「スキャンすれば紙はいりません」。
09 二文目は「全部まとめて保存しましょう」。
10 三文目は「保存したら元の紙を片付けます」。
11 四文目は「見本で試すと操作が分かります」。
12 提出者は、確認点を何にするか迷っている。
13 この練習では、画像の向きと全ページが読めるかを見る。
14 誤字だけでなく、条件と違う案内を先に直したい。
15 一度にすべて書き換えず、最初に直す文を一つ示す。
この教材の材料をテキストで保存
基本の依頼と答え
課題文を条件と比べ、よい点、最初に直す場所と理由、修正文、提出者が考える問いの順で返してください。直す場所は一つ選び、材料の行番号を添えてください。
提出者が動けるコメントの見本を見る
よい点:見本で試す提案があり、初めて操作する人への入口になっています(07・11行)。
最初に直す場所:「スキャンすれば紙はいりません」(08行)。原本を捨てるかは管理担当が決めるため、紙が不要と案内できません(05行)。
修正文:「見本の紙でスキャンを試し、画像の向きと全ページの読みやすさを確かめましょう。原本を捨てる判断は管理担当へ確認します。」(05・07・13行)
問い:「全部」と書いた対象の中に、社員の氏名がある書類も入っていませんか。練習に使える紙を自分の言葉で説明してください(06・09行)。保存先の追記は、この文を直した後の課題として残します(04・15行)。
この4点を確認しよう
職種を変えて試す
事務:配布文の読み手をはっきりさせる
01 新入社員に、通勤届の出し方を案内する課題。
02 読む人は入社したばかりで、社内の呼び方を知らない。
03 提出する書類の名前は「通勤届」。
04 提出先は総務の受付。メール提出は受け付けていない。
05 提出期限は、入社説明会の後に決める。
06 課題文は「各自、所定の場所へ出してください」。
07 書いた人は、短い文で伝えたいと考えている。
08 課題の条件は、何をどこへ出すかが分かること。
09 書いた人は、提出先を細かく書くと長くなると迷っている。
10 最初に直す箇所を示し、期限を推測しないコメントがほしい。
よい点、最初に直す箇所、修正文、本人への問いの順でコメントしてください。文章の条件を根拠にし、材料の行番号を付けてください。
事務の完成したコメントを見る
よい点:短い文で伝えようとしている点は残せます(07行)。
直す箇所:「所定の場所」では、入社した人が提出先を探せません(02・06・08行)。
修正文:通勤届は総務の受付へ提出してください。メールでは受け付けていません(03・04行)。
問い:書類名と場所名を入れた文でも、短く伝えられましたか。締切はまだ決まっていないので、決定後に追記してください(05・09・10行)。
制作と人事でもコメントを試す
制作:画像の説明文
01 商品画像の説明を書く課題。
02 商品名は帆布ポーチ、色は紺。
03 初めて商品を探す人が読む。
04 提出文は「青いもの。毎日使えます」。
05 課題は商品名と色を入れること。用途の資料はない。
06 最初に直す場所と、その理由を知りたい。
最初に直す言葉、理由、短い修正文を返してください。用途の良し悪しを推測して褒めないでください。
制作の助言と行番号を見る
直す言葉:「青いもの」です。商品名がなく、色も資料の紺と違います(02・04・05行)。
修正文:紺の帆布ポーチです(02行)。
「毎日使えます」は用途の根拠がないため、よい点とは評価せず、使用例の資料があるかを確認する問いに残します(04・05行)。
人事:面接案内の課題
01 面接候補者への案内文を作る課題。
02 会場は本社受付。日時は候補の段階。
03 候補者には日程の希望を聞きたい。
04 提出文は「来週、面接へ来てください」。
05 課題の条件は、候補と確定を分けること。
06 来週という日程を確定した資料はない。
決めつけた箇所、修正文、次に本人へ考えてもらう問いを返してください。
人事のコメントそのものを見る
「来週、来てください」は、未確定の日時を決定に見せています(02・04〜06行)。
修正文:面接日時の候補を調整しています。ご希望を教えていただけますか。会場は本社受付です(02・03行)。
問い:候補者の返事を待つ文と、日時が決まった後の文を、どう分けますか(03・05行)。
自分の仕事用の依頼
【課題の条件】
【提出された文章】
【読む人】
よい点を残し、最初に直す場所、理由、修正文、書いた人への問いを返してください。人の評価ではなく文章へのコメントにしてください。
応用と失敗の直し方
短い助言と、詳しい助言を試す
短く頼む:「最初の一文だけへ助言して」。答え:「紙はいりません」を直します。原本の扱いは管理担当が決めるためです(05・08行)。
詳しく頼む:「残りの修正を優先順で示して」。答え:次に練習の対象を見本の紙へ限定し、その後に保存先「提出前」と確認点を追記します(04・06・07・09・13・15行)。
三つのつまずきと、直す言葉を見る
表が狭いときは横に動かして読めます。
| 間違い | なぜ困るか | 直す依頼と直した見本 | 戻る行 |
|---|---|---|---|
| 文章力が低い人だと評する | 行動に変えられない | 「人の評価を外して」→08行を直す理由へ | 05・08 |
| 課題文を全消去する | よい点も最初の一手も失う | 「一文だけ選んで」→見本で試す点は残す | 11・15 |
| 保存した紙は廃棄可と書く | 判断する人を変える | 「廃棄判断を補わないで」→管理担当へ確認 | 05 |
上司やお客さんに伝えるなら
課題のコメントが抽象的だと、提出者が直す場所を選べません。条件と課題文をAIへ渡し、最初の一文への助言を作ります。今回は原本の扱いを誤って案内した箇所を優先します。指導担当が材料と見比べてから返し、その修正ができたら保存先の追記へ進めたいと考えています。
Claude Code・Codexで使う
保存した material-087.txt を読むファイルとして指定します。「課題の条件と提出文を区別し、08行へのコメント案を会話へ出して」と頼みます。自分のファイルを直す前に、修正文と理由を見ます。Claude Code・Codexが実際にそのファイルを読めたか、拾った条件を答えてもらいましょう。
図の見方:条件を読む→問題の文を指す→直す理由を伝える→本人が直す、の順です。よい点を消して完成文だけ渡す流れとは分けて考えます。
元の補助図を開く(画像の改訂は別の便)


今日の記録
試した仕事のメモ
- 任せた仕事:__
- 渡した材料:__
- 自分で確認・修正したところ:__
- 次の依頼へ足す一文:__
材料の行と、基本のコメントの対応を見る
表が狭いときは横に動かして読めます。
| 材料の行 | 答えで使った説明 |
|---|---|
| 07・11 | 見本で試す点をよい点として残した |
| 05・08 | 紙が不要という一文を最初の修正箇所にした |
| 05・07・13 | 見本でスキャンし、向きと読みやすさを確かめる修正文 |
| 06・09 | 練習に社員名入りの紙を含めないかという問い |
| 04・15 | 保存先の追記は次の課題へ分けた |
