対応できない依頼に、範囲を伝えて丁寧に返そう
キャラと考える
マリーネ(質問係)断ると、相談を全部はね返す事にならない?
ウェーブ(説明係)対象外を明確にして、今できる案内を分けて伝えよう。
この仕事の約束
できないことと、案内できる選択肢を分ける。
引き受けられない依頼と、提供できる内容を分けます。未定の紹介先や特別対応を作らず、相手に選べる説明をします。
相談を受け止める → 対象外を明言 → 提供できる内容を示す → 相手に選んでもらう
番号つきの材料
01 文章講座の窓口へ個人サイト制作の依頼。 02 仕事の紹介ページを作ってほしいという。 03 サイト本文も丸ごと任せたいそうだ。 04 講座は動画学習と文章課題の添削を提供する。 05 サイト制作の代行サービスはない。 06 文章を代わりに全て書くサービスもない。 07 自分で書いた紹介文は課題として添削できる。 08 デザインや公開設定は添削の対象外。 09 紹介できる外部業者はまだ調べていない。 10 相手は急いでいるが具体的な納期は不明。 11 特別に制作を引き受ける決定はない。 12 講座のテーマ案内はできる。 13 申込みを条件に返事をする決まりはない。 14 返信では提供範囲と希望の違いを伝える。この教材の材料をテキストで保存
基本の依頼と答え
先に『引き受けられない事/案内できる事/約束できない事』を整理し、続けて返信案を書いてください。制作と添削を混同せず、紹介先を作らず、申込みを迫らないでください。答えの見本を開く
引き受けられない事:サイト制作、文章の全面代筆、デザインと公開設定。
案内できる事:動画学習と文章課題の添削。本人が書いた紹介文も課題にできる。
約束できない事:業者紹介、急ぎの特別制作。
返信:ご相談ありがとうございます。サイト制作と文章を全て代わりに書くご依頼は、現在の講座では承っていません。講座は動画で学び、ご自身で書いた文章の添削を受ける内容です。紹介文の書き方を学ぶ形でよければ、扱うテーマをご案内できます。制作は対象外(5〜6行目)ですが、本人が書いた紹介文の添削まで断る必要はありません(7行目)。業者が存在しないとは断定せず、紹介を約束しない整理です(9行目)。
4〜8行目:動画と添削の提供範囲、制作・代筆・デザイン・公開設定の対象外を分ける。9〜12行目:紹介や特別制作を約束せず、講座テーマを案内する。
この4点を確認しよう
職種を変えて試す
総務:証明書発行の案内
01 社員から在職証明書の依頼が届いた。
02 提出先から収入証明も求められているという。
03 総務は在職期間と所属の証明を扱う。
04 収入額の証明は給与担当の手続き。
05 総務が収入額を書き足す運用はない。
06 総務窓口から給与担当の手続きを案内できる。
07 社員は一枚にまとめたい希望がある。
08 一枚に統合できるかは決まっていない。
09 提出先の指定様式はまだ届いていない。
10 総務は在職証明の必要項目を確認できる。
11 即日発行は約束されていない。
12 今回は対象範囲と必要な様式を案内する。在職証明と収入証明の担当範囲を分けて返信してください。収入額を勝手に追記せず、指定様式を尋ね、一枚への統合と即日発行を約束しないでください。この職種の答えを開く
在職期間と所属の証明は総務で扱います。収入額の証明は給与担当の手続きとなるため、その窓口をご案内します。まず提出先の指定様式があればお知らせください。一枚にまとめられるかと発行時期は、様式を確認してからご案内します。3〜6行目が担当範囲の根拠です。7行目の希望を決定に変えず、8〜11行目から様式と時期の確認を残します。
デザイン制作の窓口
01 店舗ロゴの制作を受注している。
02 商標登録の代行も頼まれた。
03 契約はロゴ案と画像データの納品。
04 商標登録の申請代行は提供しない。
05 登録可否の法律判断も扱わない。
06 使用予定の店名は届いている。
07 店名を画像へ配置する事はできる。
08 出願書類の作成は契約に含まれない。
09 専門家の紹介先は決まっていない。
10 ロゴの修正は契約回数内で扱う。
11 相手は納品と登録の同時完了を望む。
12 登録完了の日数を案内する根拠はない。ロゴ制作と商標手続きを分けて返信してください。提供する画像データ、対象外の代行、紹介を約束しない点をまとめてください。答えを開く
ロゴ案と画像データは契約の範囲で制作します。商標登録の申請代行や登録可否の判断、出願書類の作成は承っていません。店名をロゴへ配置する事はできますが、商標手続きとは別になります。情報システム
社内PCの操作案内は担当。社員の私物PCの修理は対象外。
対象外を伝え、社内PCの手順なら案内できると添えてください。答えを開く
私物PCの修理は担当範囲に含まれません。社内PCの利用手順についてはご案内できます。自分の仕事用の依頼
相手から頼まれた事【 】、提供範囲【 】、対象外【 】、案内できる選択肢【 】で返信案を作ってください。選択肢がない時は作らず、紹介や特別対応を約束しないでください。記入例:紹介サイト制作/動画と添削/制作・代筆/自分で書く紹介文の学習。
応用と失敗の直し方
応用の依頼2本
返信を柔らかい口調にしてください。ただし『できない』を『場合によってできる』に変えず、制作と添削の境界を残してください。相談を要素に分け、『提供内/対象外/情報が足りない』を付けてください。対象外の根拠がない要素まで断っていないか確かめてください。失敗3つと直した見本
| 特別に担当者へ相談して制作します | 未決定の特別対応を約束している。現行の提供範囲を案内する。 |
|---|---|
| 紹介できる業者はありません | 調べていない事を不存在に変えている。紹介自体を約束しない文にする。 |
| サイトについて一切対応できません | 文章添削まで消している。代行は不可、本人の文章添削は可能と分ける。 |
『一切対応できません』では元の7行目の文章添削まで消えています。5〜8行目を使い、制作代行は対象外、本人の文章添削は可能と分けて直してください。サイト制作の代行は承っていません。ご自身で書いた紹介文については、講座の文章課題として添削を受けられます。デザインや公開設定は対象外です。上司やお客さんに伝えるなら
依頼されたサイト制作と全面代筆は、現在の講座の対象外です。動画学習と本人が書いた文章の添削は案内できます。業者紹介や急ぎの特別制作は約束せず、ご希望と講座の違いをお伝えします。Claude Code・Codexで使う
service-scope.txt に動画・添削・代行なしを区切って書き、相談は request.txt に置きます。
Claude Code・Codexへ両方を読ませ、依頼の要素ごとに対象内か対象外かを先に整理してもらいます。
サービスの定義をAIに書き換えさせず、人が範囲を確かめてから返信の表現を整えます。
元の補助画像を開く(画像の改訂は別の便)



Claude Code・Codexで試す時は、保存した material-024.txt を読むファイルとして指定してください。
今日の記録
試した仕事のメモ
任せた仕事:
渡した材料:
自分で確認・修正したところ:
次の依頼へ足す一文:
材料の行と、答えで使った説明の対応表
基本の答えに書いた根拠を、原文のまま並べています。番号は付属の材料ファイルと同じです。
| 材料の行 | 答えに書いた説明(原文) |
|---|---|
| 5〜6行目 / 7行目 | 制作は対象外(5〜6行目)ですが、本人が書いた紹介文の添削まで断る必要はありません(7行目)。 |
| 9行目 | 業者が存在しないとは断定せず、紹介を約束しない整理です(9行目)。 |
| 4〜8行目 | 4〜8行目:動画と添削の提供範囲、制作・代筆・デザイン・公開設定の対象外を分ける。 |
| 9〜12行目 | 9〜12行目:紹介や特別制作を約束せず、講座テーマを案内する。 |
