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教材 037

長い資料を短くしても、大事な条件を落とさない要約

キャラと考える

マリーネ(質問係)短くしたら『無料』だけ残してもいい?

ウェーブ(説明係)誰が対象で、何が別負担かも残そう。未定の事も消さないでね。

この仕事の約束

結論だけでなく、対象・期間・例外・未定を残して要約する。

対象・期間・費用の境界・未定の事を残して要約し、元の行で確かめられる形にします。

対象と期間を拾う → 無料の範囲を区切る → 未定を残す → 根拠付きで短くする

番号つきの材料

01 文章練習会の案内を短くしたい。
02 対象は初めて参加する人。
03 過去の参加者向けではない。
04 申込みは10月中に受け付ける。
05 開催日を10月と決めた記述はない。
06 参加費は無料。
07 通信費は参加者が負担する。
08 自分の端末でオンライン参加する。
09 録画を配布するかは未定。
10 欠席者へ録画を送る決定もない。
11 質問を扱うが個別面談の約束はない。
12 案内を窓口の短い返信で使いたい。
13 通信環境を用意する必要がある。
14 申込み方法は別の案内で知らせる。
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基本の依頼と答え

対象者・申込期間・参加費・別の負担・録画の状態を落とさず、短い案内文を作ってください。その後に『残した条件/元の行/落とすと起きる誤解』の3列で根拠を示してください。申込期間を開催日と混同しないでください。
答えの見本を開く

案内文:初めて参加する方向けのオンライン文章練習会です。申込みは10月中、参加費は無料ですが通信費は各自負担です。端末と通信環境をご用意ください。録画配布は未定です。

残した条件元の行落とすと起きる誤解
初回参加者2〜3再参加も対象と読まれる
10月中の申込み4〜510月開催と読まれる
参加費無料6全費用が無料と読まれる
通信費と端末の用意7〜8・13機材と回線も提供されると読まれる
録画は未定9〜10欠席しても見られると読まれる

短くする時も、無料の対象と別の負担を隣に置くと誤解を防げます。録画は予定ではなく未定のまま残します。

2〜5行目から初回参加者と10月申込を残します。6〜8・13行目から参加費と通信費・端末の用意を区別します。9〜10行目の録画未定を予定へ変えません。

この4点を確認しよう

職種を変えて試す

総務:郵便物の発送案内

01 部署向けの郵便発送案内を短くしたい。
02 対象は社内文書の発送。
03 私物の発送は対象ではない。
04 当日便の受付は15時まで。
05 15時は到着予定時刻ではない。
06 普通郵便の送料は部署負担。
07 速達は事前の相談が必要。
08 速達料金まで同額とは書かれていない。
09 宛名と部署名を封筒へ記入する。
10 追跡番号がある発送方法は別途相談。
11 到着日は郵便事情で変わる。
12 私物の受付を例外で認める決定はない。
対象、当日便の受付締切、費用、速達と追跡の条件を残して短くしてください。15時到着や私物可へ変えず、元の根拠の行も示してください。
この職種の答えを開く

社内文書の当日便は15時まで受け付けます。封筒には宛名と部署名を記入してください。普通郵便の送料は部署負担です。速達や追跡のある方法は事前にご相談ください。私物は対象外で、到着日は確約しません。

根拠:2〜5行目が対象と受付、6〜10行目が費用と方法、11〜12行目が到着と私物の制約です。

15時は受付の締切であり到着時刻ではありません。普通郵便の部署負担を、全ての発送が同じ条件だとは広げていません。

総務:資源回収の案内を短くする
01 社員向けに、会社の資源回収の案内を短くまとめたい。
02 対象は、会社で使った不要な紙と段ボール。
03 私物のごみや、家から持ち込む資源は対象にしない。
04 受付は11月20日の13時から16時まで。
05 持ち込む場所は、1階の資源回収室で、事前予約は不要。
06 紙に個人情報や会社の秘密がある場合は、通常の資源回収へ混ぜず指定の処理手順を使う。
07 段ボールは中を空にしてたたみ、紙以外の包装材を外して持ち込む。
08 会社の対象文書の回収費用は会社負担で、私物分を受け付ける決定はない。
09 電池や電子機器は、この回収の対象ではない。
10 当日に持ち込めない場合の次回日程は、まだ決まっていない。
11 対象か迷う物と、指定の処理手順は総務窓口へ尋ねる。
12 今回の依頼は掲示文の下書きで、回収の予約や実際の処理は行わない。
対象・場所と受付時間・出し方・費用と対象外・当日出せない場合の扱いを残し、社内へ掲示する短い案内へまとめてください。個人情報を含む紙を通常回収へ入れず、私物や電子機器を受け付けるとも書かないでください。最後に、案内へ使った根拠の行を示してください。
条件を残した案内と根拠を見る

会社で使った不要な紙と段ボールを、11月20日の13〜16時に1階の資源回収室で回収します。事前予約は不要で、会社の対象文書の回収費用は会社負担です。

段ボールは空にしてたたみ、紙以外の包装材を外してください。個人情報や会社の秘密を含む紙は通常の回収へ混ぜず、指定の処理手順を使います。

私物、電池、電子機器は対象外です。当日出せない場合の次回日程は未定のため、総務窓口へご相談ください。迷う物や処理手順も総務へお尋ねください。

対象と除外は2・3・9行目、場所と時間・予約は4・5行目、処理方法は6・7行目、費用は8行目に対応します。不在時の次回未定と相談先は10・11行目を残し、翌日でも出せるなどの条件は足していません。

通訳の依頼
01 海外の参加者とのオンライン会議に通訳を依頼する案内。
02 対象言語は日本語と英語。
03 方式は発言を区切って訳す逐次通訳。
04 予定する会議枠は通訳を含めて60分。
05 会議が延びる場合の対応は別に相談する。
06 会議資料の文章翻訳は、この通訳依頼に含まない。
07 通訳の謝金は会議を主催する部署が負担する。
08 各参加者の通信費は各自負担。
09 依頼書は会議の3営業日前までに担当窓口へ提出する。
10 専門用語がある場合は用語一覧も添える。
11 会議を録画してよいかはまだ決まっていない。
12 依頼書を出しただけでは手配確定ではなく、担当窓口の返答が必要。
通訳の依頼案内を短くしてください。言語・方式・会議枠、含まれない翻訳、謝金と通信費の負担、提出期限と用語一覧、録画と手配の状態を残してください。会議の3営業日前を開催日と書かず、提出済みを手配確定へ変えないでください。短い案内の後に、残した条件・元の行・省くと起きる誤解の3列で根拠を示してください。
通訳の依頼の答えを開く

オンライン会議の日本語・英語の逐次通訳で、会議枠は通訳込み60分です。延長は別途相談し、資料の文章翻訳は含みません。謝金は主催部署、通信費は各参加者の負担です。会議の3営業日前までに依頼書を提出し、専門用語があれば一覧を添えてください。録画の可否は未定で、手配の確定には担当窓口の返答が必要です。

残した条件元の行省くと起きる誤解
日本語・英語の逐次通訳と、通訳込み60分1〜4行目他言語や同時通訳、会議後に別枠の通訳を付ける案内に見える
延長は相談、文章翻訳は含まない5〜6行目時間無制限や資料翻訳込みと受け取られる
謝金は主催部署、通信費は各自7〜8行目通信費まで部署が負担すると読まれる
会議の3営業日前までに提出し、必要なら用語一覧9〜10行目開催日と提出期限が混ざり、用語の準備が抜ける
録画は未定、手配には窓口の返答が必要11〜12行目録画可能、または依頼提出だけで手配済みと読まれる

自分の仕事用の依頼

短くする元の文【 】、必ず残す対象・期限【 】、料金と別負担【 】、まだ決まらない事【 】から、短い案内と条件ごとの根拠を作ってください。

記入例:練習会案内/初回・10月申込/参加費無料・通信費各自/録画配布。

応用と失敗の直し方

応用の依頼2本
案内をさらに短くしてください。削る前に、条件を消していないか対象・期間・費用・録画の4点を確かめてください。
誤った要約『10月開催、誰でも無料、録画あり』を元資料と比べ、誤りごとに根拠と修正文を示してください。
失敗3つと直し方

失敗:申込期間を開催月へ変える

間違いの例:10月に開催する無料練習会

違う理由:申込月を開催月に変えている。10月中の申込みと書く。

誤った要約「10月に開催する無料練習会」を元の案内へ戻して直してください。10月は申込みの期間と明記し、開催日は補わないでください。初回参加者、参加費と通信費、端末の用意、録画未定の条件を残した短い案内を返してください。

直した見本

初めて参加する方向けのオンライン文章練習会です。申込みは10月中に受け付け、参加費は無料ですが通信費は各自負担です。端末と通信環境をご用意ください。録画配布は未定です。

10月を開催月とは書いていません。開催日を聞かれた場合は、この材料だけでは分からないと分けます。

戻る根拠の行

  • 4行目は10月中の申込受付。5行目では10月開催の記述がないと示されています。
  • 2〜3行目に初回参加者、6〜8・13行目に参加費と別の負担・準備があります。
  • 9〜10行目の録画未定を、配布予定へ変えません。
誰でもすべて無料対象と費用の境界を消している。初回参加と通信費各自を戻す。
録画は後日お届けします未定を予定に変えている。録画配布は未定と記す。

上司やお客さんに伝えるなら

案内を短くしても、初回参加者向け、10月中の申込み、参加費無料と通信費各自負担、録画未定を残しました。10月を開催日と呼ばず、無料の範囲を広げていない要約です。

Claude Code・Codexで使う

notice.txt に案内の全文を置き、条件を省略したメモだけで始めないようにします。

Claude Code・Codexへ短い案内と根拠の行を両方返すよう頼みます。

要約を元ファイルへ上書きせず、対象・費用・期間・未定の意味を人が比較してから使います。

元の補助画像を開く(画像の改訂は別の便)
この仕事の考え方を図で確認しよう
材料・完成形・確認することを伝える
AIの下書きを元の資料と見比べよう

Claude Code・Codexで試す時は、保存した material-037.txt を読むファイルとして指定してください。

今日の記録

試した仕事のメモ

任せた仕事:

渡した材料:

自分で確認・修正したところ:

次の依頼へ足す一文:

材料の行と、答えで使った説明の対応表

基本の答えに書いた根拠を、原文のまま並べています。番号は付属の材料ファイルと同じです。

材料の行答えに書いた説明(原文)
2〜5行目2〜5行目から初回参加者と10月申込を残します。
6〜8・13行目6〜8・13行目から参加費と通信費・端末の用意を区別します。
9〜10行目9〜10行目の録画未定を予定へ変えません。

次の一歩