資料にないことを『不明』のまま整理する練習
空欄を推測で埋めず、次に確認することを明確にする。
キャラと考える
マリーネ(質問係)比較表の空欄は、よくある条件で埋めた方が親切?
ウェーブ(説明係)その条件で選ぶ人が間違えるかもしれないよ。不明のまま残し、答えで候補が変わる質問から聞こう。
この仕事の約束
人数・税・解約条件を想像で埋めず、不明を無料や不可能へ変えないでください。比較と質問の案を返すだけで、契約は決めません。
番号つきの材料
必要条件→各案の記載→不明な欄→聞く順番、の順に進めます。
01 目的:チームの資料管理を試す案を比べる。 02 利用したい人は4人。 03 サービスAは月額3,000円とメモにある。 04 Aで使える人数は分からない。 05 サービスBは月額5,000円とある。 06 Bは3人まで使えると書かれている。 07 Bへ4人目を追加できるかは記載がない。 08 両案とも税を含むかは不明。 09 初期費用の記載もない。 10 解約できる時期と条件は両方分からない。 11 まず1か月試したいと考えている。 12 資料をPDFで残す必要がある。 13 両方ともPDF保存の可否は記録がない。 14 今日は質問を整理し、契約はしない。この教材の材料をテキストで保存
基本の依頼と答え
項目/A/Bの3列で、人数・月額・税・初期費用・PDF保存・解約条件を比較してください。不明は不明のまま。次に聞く順番と理由、今選べるかを最後に示してください。不明を残した比較表を見る
| 項目 | A | B |
|---|---|---|
| 人数 | 不明 | 3人まで。追加は不明 |
| 月額 | 3,000円 | 5,000円 |
| 税 | 不明 | 不明 |
| 初期費用 | 不明 | 不明 |
| PDF保存 | 不明 | 不明 |
| 解約条件 | 不明 | 不明 |
最初は4人利用。必要人数を満たさないと候補が変わります。次はPDF保存、最後に税・初期費用・1か月試す時の終了条件を聞きます。今は両方とも採用を決められず、Bの追加不可とも決めません。
答えの根拠
- 02行目は必要人数4人。04・06〜07行目ではAの人数とBの追加が不明です。
- 08〜10行目が税・初期費用・解約条件の不明。月額表示から解約自由とはしません。
- 11〜13行目が1か月試行とPDF保存の必要条件。機能が不明なので費用だけで選びません。
- 14行目どおり、契約ではなく質問の整理までにします。
この4点を確認しよう
職種を変えて試す
事務・総務:社内アンケートの集計条件を埋めない
01. 社内行事のアンケート回答を集計したい。
02. 質問は参加したい曜日と、希望する形式。
03. 回答は18件ある。
04. 一人が複数回回答したかは不明。
05. 回答した人の部署は記録していない。
06. 未回答の人数は分からない。
07. 匿名で答える案内をしていた。
08. 全社員の意見として公表してよいかはまだ決めていない。
09. 費用や開催日を決める質問はしていない。
10. 今回は回答の傾向と不明な条件を整理する。分かること/不明なこと/集計前に確かめることの3見出しで整理してください。18件を18人とせず、匿名回答から部署や未回答者を推測しないでください。アンケートの不明を残す答え
分かること:曜日と形式を聞いた18件の回答がある。不明:実人数、部署ごとの傾向、未回答人数。確かめること:重複の扱いと、結果をどの範囲へどう伝えるか。全社員の賛同率や、開催日・費用の決定として扱わない。
営業・制作の職種例を見る
営業
材料:配送Aは日程不明、Bは平日のみ。顧客は土曜希望。追加対応は不明。
依頼:不可能と決めず、必要な質問を出してください。答え:Aの配送日と、Bの土曜追加の可否を、希望日と地域を添えて確認する。
制作
材料:印刷Aは100部から、Bは50部から。希望70部。色と納期は不明。
依頼:部数の適合と残る質問を分けてください。答え:Bは最低部数を満たす。Aの70部対応と両方の色・納期は確認が必要。
自分の仕事用の依頼
【使う人数と目的】
【候補ごとの説明原文】
【必ず必要な条件】
【試す期間と費用の不明点】
同じ列で比較し、不明な欄と先に聞く質問を理由付きで返してください。応用と失敗の直し方
応用2本と失敗3つを開く
短い版
契約前に足りない条件を、候補が変わる順で3項目へしてください。見本:4人利用、PDF保存、総額と1か月試行の終了条件。
詳しい版
Bで4人目を追加できると分かっても、総額比較に足りない情報を挙げてください。見本:追加料金、税、初期費用、最低期間、解約費用。追加可能でも月額5,000円のままとは分からない。
失敗:値段だけで選ぶ
誤り:Aが最安なので採用。理由:人数と総額は不明。
必要人数と支払い条件を戻し、今選べない理由を示してください。修正:Aは4人利用・税・初期費用が不明で総額を比べられない。
失敗:不明を不可にする
誤り:Bは4人利用不可。理由:追加不可の記載はない。
3人までの記載と、追加条件の不明を分けてください。修正:3人まで。4人目の可否と費用は不明。
失敗:月額を解約自由へ
誤り:月額なのでいつでも解約。理由:周期と解約条件は別。
解約の時期・手続き・費用を、資料の記載へ戻してください。修正:解約条件は不明。1か月試行前に正式条件を聞く。
上司やお客さんに伝えるなら
上司やお客さんへ伝えるなら
上司へ
必要な4人とPDF保存を満たすか先に聞く比較です。月額だけで安さを決めず、試行の終了条件までそろえて判断します。
お客さんへ
現在の資料で分かる条件と、正式な窓口への確認が必要な点を分けてお渡しします。まだ分からない条件は約束へ変えません。
Claude Code・Codexで使う
Claude Code・Codexでやるなら
- 比較係へ、必要条件と資料の記載、不明を分けると説明する。
- 比較メモを読ませ、3列と聞く順番を会話へ返してもらう。
- 追加の回答が来たら元メモとは別に渡し、何が分かったか人が比べる。
- 不明が減ったことと契約の判断は別に記録する。
元の補助画像を開く(画像の改訂は別の便)



Claude Code・Codexで試す時は、保存した material-041.txt を読むファイルとして指定してください。
今日の記録
任せた仕事:
渡した材料:
自分で確認・修正したところ:
次の依頼へ足す一文:
材料の行と、答えで使った説明の対応表
基本の答えに書いた根拠を、原文のまま並べています。番号は付属の材料ファイルと同じです。
| 材料の行 | 答えに書いた説明(原文) |
|---|---|
| 02行目 | 02行目は必要人数4人。 |
| 04・06〜07行目 | 04・06〜07行目ではAの人数とBの追加が不明です。 |
| 08〜10行目 | 08〜10行目が税・初期費用・解約条件の不明。 |
| 11〜13行目 | 11〜13行目が1か月試行とPDF保存の必要条件。 |
| 14行目 | 14行目どおり、契約ではなく質問の整理までにします。 |
