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教材 050

ボタンの『こちら』を、押した後が分かる言葉へ

教材の図を開く
この仕事の考え方を図で確認しよう

ボタンの行き先と文言を一致させる。

① 材料を読む② AIへ頼む③ 見本と比べる④ 自分の仕事へ

キャラと考える

マリーネ:「参加する」なら短くて分かりやすいと思ったんだけど。

ウェーブ:短くても、押しただけで参加が決まるように読めるね。次に開くのが入力画面なら、その行動を伝えよう。

この仕事の約束

押した直後に起きることを、ボタンの文で伝えよう

最初に約束をAIへ渡し、次にメモと依頼をまとめて渡します。メモは一度だけ載せています。

最初にAIへ渡す約束

ボタンを押した直後に起きることを、元のメモどおりに伝えてください。書かれていない料金や返答時期は足さず、申込み・送信・公開・設定変更は行わないでください。

基本の練習

目安は、メモを読む3分、依頼を渡す1分、答えと見比べる5分、自分の文を残す3分の計12分です。本人の経験とAIの待ち時間で変わります。

番号つきの材料

ボタンの行き先をまとめたメモ

01|3つの案内ページで、ボタンの文を見直すためのメモ。
02|営業のページは、体験説明会へ参加を希望する人向け。 今のボタン文は「参加する」。
03|押すと、名前と希望日を記入する申込フォームが開く。
04|フォームを送ると希望日を受け付け、担当が定員を見て参加できるかを連絡する。
05|フォームを送った時点では、参加も席も確定しない。
06|参加費と返答までの日数は、このメモには書かれていない。
07|事務のページは、社員が休暇の申請を始めるための案内。 今のボタン文は「申請する」。
08|押すと、希望期間と理由を書く休暇申請フォームが開く。
09|フォームの提出ボタンを押して初めて申請が送られる。
10|休暇の承認は、申請後に上長が別に判断する。
11|広報のページは、サービスの資料を探している人向け。 今のボタン文は「資料をダウンロード」。
12|押すと、資料の名前と内容を並べた一覧が開く。
13|一覧で読みたい資料を選ぶと、その資料のファイルが開く。
14|資料を開くための登録や入力フォームはない。
15|今回は文の案を作るだけで、ボタンの行き先やフォームの設定は変えない。

基本の依頼と答え

営業の申込案内を直す依頼

営業のページのボタン文を直してください。「今のボタン文」「押した直後の画面」「その後に起きること」「新しいボタン文」「人が確かめる点」の5項目を、この順に返してください。参加希望の受付と、参加の確定を分けてください。

営業の記入済みカード

今のボタン文

参加する

押した直後の画面

名前と希望日を書く申込フォーム。

その後に起きること

送信後は希望日の受付。担当が定員を見て参加可否を連絡する。送信時点では参加も席も確定しない。

新しいボタン文

参加希望の入力フォームを開く

人が確かめる点

入力の入口を、参加確定や席の確保と受け取られないか。料金や返答時期を足していないか。

営業の答えを文章でも見る
営業の記入済みカード
今のボタン文
参加する
押した直後の画面
名前と希望日を書く申込フォーム。
その後に起きること
送信後は希望日の受付。担当が定員を見て参加可否を連絡する。送信時点では参加も席も確定しない。
新しいボタン文
参加希望の入力フォームを開く
人が確かめる点
入力の入口を、参加確定や席の確保と受け取られないか。料金や返答時期を足していないか。
根拠:今の文と開く画面は02〜03行目、送信後の受付と参加の未確定は04〜05行目、足さない料金や返答時期は06行目。

この4点を確認しよう

自分の答えを見る4つのポイント

職種を変えて試す

職種別の材料と答えを開く

事務の依頼

この職種の材料

01|事務担当が、社員の休暇申請を始める案内の文を見直す。
02|読むのは、休暇の希望を申請したい社員。
03|今の入口ボタンの文は「申請する」。
04|押すと、休暇申請フォームが開く。
05|フォームに書くのは、希望期間と理由。
06|入口ボタンを押しただけでは申請は送られない。
07|フォーム内の提出ボタンで初めて申請が送られる。
08|承認するかは、申請後に上長が別に判断する。
09|今日作るのは入口ボタンの文の候補。
10|フォームや承認の設定を変える仕事は含めない。
事務のページのボタン文を直してください。「今のボタン文」「押した直後の画面」「その後に起きること」「新しいボタン文」「人が確かめる点」の順で返し、入力開始・提出・承認を分けてください。

事務の記入済みカード

今のボタン文

申請する

押した直後の画面

希望期間と理由を書く休暇申請フォーム。

その後に起きること

フォーム内の提出ボタンで申請が送られ、その後に上長が承認を判断する。

新しいボタン文

休暇申請フォームを開く

人が確かめる点

最初のボタンを押しただけで、申請済みや承認済みと書いていないか。

根拠:この職種の材料01〜10行目。

この答えを文章でも見る
事務の記入済みカード
今のボタン文
申請する
押した直後の画面
希望期間と理由を書く休暇申請フォーム。
その後に起きること
フォーム内の提出ボタンで申請が送られ、その後に上長が承認を判断する。
新しいボタン文
休暇申請フォームを開く
人が確かめる点
最初のボタンを押しただけで、申請済みや承認済みと書いていないか。
根拠:この職種の材料01〜10行目。

広報の依頼

この職種の材料

01|広報のページを読む人は、サービスの資料を探している。
02|今の文は「資料をダウンロード」。
03|押すと、資料の名前と内容が並ぶ一覧が開く。
04|一覧で資料を選ぶと、その個別ファイルが開く。
05|資料を開くための登録や入力フォームはない。
06|新しい文の候補だけを作り、リンクや設定は変えない。
広報のページのボタン文を直してください。「今のボタン文」「押した直後の画面」「その後に起きること」「新しいボタン文」「人が確かめる点」の順で返してください。一覧と個別のファイルを区別してください。

広報の記入済みカード

今のボタン文

資料をダウンロード

押した直後の画面

資料名と内容が並んだ一覧。

その後に起きること

一覧で資料を選ぶとファイルが開く。登録や入力は不要。

新しいボタン文

資料一覧を見る

人が確かめる点

一覧を開く操作と、個別のファイルを開く操作を分けているか。必要のない登録を追加していないか。

根拠:この職種の材料01〜06行目。

この答えを文章でも見る
広報の記入済みカード
今のボタン文
資料をダウンロード
押した直後の画面
資料名と内容が並んだ一覧。
その後に起きること
一覧で資料を選ぶとファイルが開く。登録や入力は不要。
新しいボタン文
資料一覧を見る
人が確かめる点
一覧を開く操作と、個別のファイルを開く操作を分けているか。必要のない登録を追加していないか。
根拠:この職種の材料01〜06行目。

IT:ログインの入口と、利用開始を分ける

この職種の材料

01|社内の道具を使う人に、ログイン画面への入口を案内する。
02|今の文は「すぐ利用を開始する」。
03|押すと、会社のログイン画面が開く。
04|ログイン後も、利用権限がない人は管理者への依頼が必要。
05|新しいアカウントを作ったり、権限を付けたりはしない。

この材料で頼む文

今の文・押した直後・その後・新しい文・人が見る点の5項目で返してください。ログイン画面を開くことを、権限の付与と書かないでください。

AIが返す答えの文

今の文:すぐ利用を開始する(02行目)。
押した直後:会社のログイン画面(03行目)。
その後:権限がなければ管理者への依頼が必要(04行目)。
新しい文:ログイン画面を開く(03行目)。
人が見る点:入口を開いただけで利用可能や権限付与済みと伝えていないか(03〜05行目)。

自分の仕事用の依頼

自分のページで使う、5欄の依頼

自分で画面を開いて分かったことを書いてください。まだ見ていない画面は、想像で埋めないでください。

自分の仕事用の依頼

【今のボタンの文】
【押した直後の画面】
【その後に起きること】
【読む人】
【伝えたい行動】
この5欄を使い、今の文・次の画面・その後・新しい文・人が確かめる点の順で返してください。行き先を変えず、書かれていない効果や条件を足さないでください。

応用と失敗の直し方

短い版:次の画面だけを一言で伝える

応用の依頼

広報のページについて、「新しいボタン文」「理由」の2項目を一行ずつ返してください。押した直後にファイルが開くとは書かないでください。

答えの見本

新しいボタン文:資料一覧を見る。
理由:押した直後は資料を選ぶ一覧で、個別のファイルは選んだ後に開くため。

詳しい版:3つの案内を同じ項目で比べる

応用の依頼

営業・事務・広報の順で、それぞれ「今のボタン文」「押した直後の画面」「その後に起きること」「新しいボタン文」「人が確かめる点」の5項目を返してください。次の画面でできることと、その後の判断を分けてください。

答えの見本

営業
今のボタン文
参加する
押した直後の画面
名前と希望日を書く申込フォーム。
その後に起きること
送信後は希望日の受付。担当が定員を見て参加可否を連絡する。送信時点では参加も席も確定しない。
新しいボタン文
参加希望の入力フォームを開く
人が確かめる点
入力の入口を、参加確定や席の確保と受け取られないか。料金や返答時期を足していないか。

事務
今のボタン文
申請する
押した直後の画面
希望期間と理由を書く休暇申請フォーム。
その後に起きること
フォーム内の提出ボタンで申請が送られ、その後に上長が承認を判断する。
新しいボタン文
休暇申請フォームを開く
人が確かめる点
最初のボタンを押しただけで、申請済みや承認済みと書いていないか。

広報
今のボタン文
資料をダウンロード
押した直後の画面
資料名と内容が並んだ一覧。
その後に起きること
一覧で資料を選ぶとファイルが開く。登録や入力は不要。
新しいボタン文
資料一覧を見る
人が確かめる点
一覧を開く操作と、個別のファイルを開く操作を分けているか。必要のない登録を追加していないか。

申込みの入口を、席の確保と書いてしまう

間違いの例

新しいボタン文:参加枠を確保する。

フォームを開くのは、希望日を記入する最初の操作です。送信後も定員の判断が残るので、その場で席を確保できるとは言えません。

直す依頼

営業のボタン案「参加枠を確保する」を直してください。「直す文」「直す理由」「画面で見ること」の順で返し、希望受付と参加確定を分けてください。

直した答えの見本

直す文:参加希望の入力フォームを開く。
直す理由:押した直後は記入画面で、送信後にも定員の判断が残るため。
画面で見ること:入口や送信後の表示が、参加確定と読める文になっていないか。

フォームを開くだけなのに、送信すると書いてしまう

間違いの例

新しいボタン文:休暇申請を送信する。

最初のボタンは入力画面を開くだけです。送信はフォーム内の提出ボタンで行います。二つの操作を同じ文にしないようにします。

直す依頼

事務の入口ボタン案「休暇申請を送信する」を直してください。「直す文」「直す理由」「画面で見ること」の順で、入口・提出・承認を区別して返してください。

直した答えの見本

直す文:休暇申請フォームを開く。
直す理由:最初の操作ではまだ送信しないため。
画面で見ること:提出ボタンがフォーム内にあり、承認は上長の判断として分かれているか。

一覧を開く操作を、ファイルの取得と書いてしまう

間違いの例

新しいボタン文:この資料をすぐダウンロード。

押した直後に出るのは一覧です。「この資料」が何かも、まだ選ばれていません。文が自然でも、次の画面を取り違えています。

直す依頼

広報のボタン案「この資料をすぐダウンロード」を直してください。「直す文」「直す理由」「画面で見ること」の順で返し、一覧と個別のファイルを分けてください。

直した答えの見本

直す文:資料一覧を見る。
直す理由:先に資料を選ぶ画面が開くため。
画面で見ること:一覧の後に個別ファイルが開き、不要な登録を求めていないか。

上司やお客さんに伝えるなら

上司やお客さんへ説明するなら

ボタンの文は、目立つ言葉を付ける前に、押した直後に起きることへ合わせます。申込フォームを開くことと参加の確定、申請画面を開くことと提出、一覧を見ることと資料を開くことは別の操作です。今回は文の案だけを作り、担当者が画面を開いて合っているかを見てから採用を決めたいと考えています。例えば休暇の入口は「休暇申請フォームを開く」とし、提出や承認と分けます。変更していないフォームを、変更済みとして報告することはしません。

3行の要点

  • 押した直後に起きることを、短い文で伝える。
  • 入力・送信・判断・閲覧を同じ意味にしない。
  • 文の案と、画面で見た結果と、設定変更を分ける。

Claude Code・Codexで使う

使うAIを選んで試そう

ChatGPT・Claude・Geminiでは、最初に共通の約束を一度だけ渡し、次にメモと依頼をまとめて渡します。

Claude Code・Codexでは、練習場所に置いた説明ファイルと、ボタンの行き先を書いたメモの名前を指定します。

例:「ボタンの案内メモ.txtを読み、今の文・次の画面・その後・新しい文・人が見る点を返してください」。

返った文を人が画面と見比べてから採用します。文を作る依頼で、リンクやフォームの設定は書き替えません。

番号つきの材料を別名の material-050.txt に保存した場合は、その名前を指定して読んでもらいます。元の教材や仕事のファイルは書き替えず、答えを会話へ返すよう頼みます。

頼み方と見比べ方を、図で振り返る

AIへ渡す三つのこと

材料を渡す

例:担当者が画面を確かめる。期限はまだ決まっていない、という会議メモ。

欲しい形を決める

決まったこと・担当・期限・まだ決まっていないことを分けた共有文を頼みます。

確かめる点を伝える

元のメモにない期限や決定を足さず、最後に元の文と見比べます。

「金曜日までに画面を直します」と増やさず、「担当者が画面を確かめます。期限はまだ決まっていません」と、メモにあることを残します。

元の図を見るAIへ渡す三つのこと

AIの下書きで人が見る三つの所

元の文と比べる

元のメモが「公開日はまだ決まっていない」なら、「来週公開」と決めた文へ変わっていないかを見ます。

担当と日付を確かめる

担当する人や作業が同じか、書かれていない日付・期限が増えていないかを見ます。

案と決定を分ける

出ただけの案を、決まったこととして書いていないかを見ます。

例:「来週公開します」という下書きは、元のメモに合わせて「公開日はまだ決まっていません」へ直します。

元の図を見るAIの下書きで人が見る三つの所

今日の記録

選んだ文と、実際に見た画面を残そう

どのボタンを直したか、新しい文、開いた画面を記録します。設定を変えていなければ、文の候補を作ったところまでと書いてください。

任せた仕事:______

渡した材料:______

自分で確認・修正したところ:______

次の依頼へ足す一文:______

材料のどの行を見て答えを確かめるか

材料の行答えで見る所
01〜06行目営業の入力画面と、参加確定ではないこと
07〜10行目休暇の入力開始・提出・上長の承認の違い
11〜14行目資料の一覧と個別ファイル、登録不要
15行目文の候補だけを作り、設定を変えない範囲

次の一歩