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教材 060

『高いかも』と言われたとき、決めつけずに確認しよう

相手の懸念を、価格・範囲・効果への疑問へ整理する。

キャラと考える

マリーネ(質問係)『高いかも』には、すぐ値下げで返す?

ウェーブ(説明係)予算、比べている内容、必要な範囲のどこが気になるかを先に聞こう。

この仕事の約束

AIへ最初に渡す約束相手の言葉から理由を決めつけず、短い確認文を3方向で作ります。値引き、特別対応、成果保証で押し切りません。

番号つきの材料

01 商品写真の制作案を送った相手から返信が来た。
02 発言は少し高いかもしれません、という一文。
03 相手の予算額はまだ聞いていない。
04 他社と比較しているかは分からない。
05 比べている撮影枚数や修正条件も不明。
06 相手が最も必要とする写真の用途は未整理。
07 全ての作業が不要と言われたわけではない。
08 今回の窓口担当に値下げの権限はない。
09 撮影の範囲を変える場合も制作担当の判断が必要。
10 無料で修正を増やす決定はない。
11 売上が上がると保証する材料はない。
12 相手は依頼を断るとは明言していない。
13 まず気になる点を短く尋ねたい。
14 予算の話は未定でも答えられる言い方にする。
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基本の依頼と答え

相手へ返す短い確認文を、予算・比較条件・必要な範囲の3方向で作ってください。各案に何を確かめるかと根拠の行を添え、値下げ・無料追加・成果保証を約束しないでください。高い理由や失注を断定しないでください。
確認文3案と根拠を開く

1 予算:ご予算について、お考えの幅があれば教えていただけますか。まだ未定でも構いません。

2 比較条件:どの点で高いと感じられましたか。比べている内容があれば、撮影枚数や修正の条件も含めて教えていただけますか。

3 必要な範囲:まず必要な写真の用途を伺えますか。ご希望と今回の内容を整理して、担当者へ確認します。

予算案は3・14行目、比較条件の案は2・4〜5行目、用途と範囲の案は6〜9行目が根拠です。8〜12行目から値引き・無料追加・売上保証を約束せず、依頼を断られたとも決めていません。

この4点を確認しよう

職種を変えて試す

総務:権限変更依頼の管理案への返答

01 権限変更依頼を一覧にする支援案を受けた。
02 依頼部署は費用が高いかもしれないと言った。
03 予算の上限はまだ共有されていない。
04 現状の申請方法との比較かは分からない。
05 一覧作成と実際の権限変更の違いを理解しているか不明。
06 この案は一覧の整理だけで権限変更を含まない。
07 どの申請を先に整理したいか未定。
08 窓口担当に値引き権限はない。
09 管理する範囲の変更は支援担当へ相談が必要。
10 無料で権限変更まで行う決定はない。
11 費用が必ず回収できる根拠はない。
12 今回は理由と必要な範囲を確認する。
予算、比較している作業、先に整理する申請の3方向で短い確認案を作ってください。実際の権限変更や値引きを約束しないでください。
権限変更依頼の確認案を開く

予算:ご予算の目安はありますか。未定であればそのままお知らせください(3行目)。比較:今の申請作業と、一覧を整理する支援のどの点を比べていますか(4〜6行目)。範囲:どの申請を先に整理したいか伺い、支援担当へ確認してもよいですか(7〜9行目)。

6・10〜12行目から、権限変更の実行、無料の追加、費用回収は約束しません。

革小物の制作担当:革製品の受注相談
01 注文品の革のカード入れを相談している。
02 見積に対して少し高いと返事が来た。
03 予算はまだ聞いていない。
04 比較する商品が既製品か注文品か不明。
05 革の種類や縫い方の比較条件も分からない。
06 必要なポケットの数は未整理。
07 名入れを必ず残したいかも分からない。
08 窓口に値引きの決定権はない。
09 仕様変更は作り手の確認が必要。
10 無料の名入れや耐久年数の保証は決まっていない。
予算・比較条件・必要な仕様の3方向で確認文を作ってください。既製品との比較や値引きを決めつけず、作り手の判断を残してください。
革小物の確認案を開く

予算案:予算の幅はありますか、未定でも構いません(3行目)。比較案:比べている商品や革・縫い方の条件があれば教えてください(4〜5行目)。仕様案:必要なポケットと名入れの希望を伺い、作り手へ確認してもよいですか(6〜9行目)。

8〜10行目から、値引きや無料追加、耐久年数の保証は約束しません。高い理由は2行目だけでは決められません。

農園の見学担当:見学プランの価格相談
01 農園見学の案へ、予算より高いかもしれないと返事。
02 人数と希望する見学範囲はまだ不明。
03 収穫体験も必要かは聞いていない。
04 値引きと範囲変更は農園担当の確認が必要。
05 予約を確定した記録はない。
予算と希望範囲を聞く短い文を作ってください。収穫体験を外す判断や値下げ、予約確定はしないでください。
農園見学の確認文を開く

ご予算の目安と参加人数、見たい場所や収穫体験のご希望を教えていただけますか。内容を整理して農園担当へ確認します(1〜4行目)。5行目から、この連絡を予約の確定にはしません。

自分の仕事用の依頼

相手の言葉【 】、まだ聞いていない予算や比較条件【 】、必要な範囲の不明点【 】、自分では決められない事【 】から、短い確認文3案を作ってください。値下げと成果を約束しないでください。

記入例:少し高い/予算と他社条件/写真の用途/値引きと撮影範囲。

応用と失敗の直し方

応用の依頼2本を開く
3案から最初に送る一案を選び、その理由を資料の不足に結び付けてください。相手の本心を推測せず、値下げの提案はしないでください。
返答の文から、値引き・範囲変更・無料追加・効果の約束を拾ってください。担当者の判断が必要な約束は、確認する文へ戻してください。
失敗3つと修正を開く

①『予算が足りないのですね』:3行目は未聴取。②『特別に割引して修正を無料追加』:8〜10行目に権限と決定なし。③『必ず売上が上がります』:11行目に根拠なしです。

割引と無料追加の約束を削り、予算か必要な範囲を聞く文へ直してください。8〜10行目では窓口が決められません。条件整理後に担当へ確認する形にしてください。

直した見本:ご予算の目安と、特に必要な写真の用途を教えていただけますか。条件を整理して担当者へ確認します。予算は未定でも構いません。戻る行は3・6・8〜10・14行目です。

上司やお客さんに伝えるなら

制作担当へ:相手は高いかもしれないと述べていますが、理由も予算も比較条件もまだ分かりません。まず3方向の確認案を用意しました。窓口で割引や作業追加を約束せず、必要な範囲が分かったら担当者へ相談します。

Claude Code・Codexで使う

相手の発言と窓口の権限を material-060.txt に残して指定します。

Claude Code・Codexへ確認文3案と根拠の行を会話内に返してもらいます。

価格変更、契約変更、相手への送信は実際には行いません。

高い理由をAIが決めた文や、担当者の権限を超える約束を人が取り除きます。

元の補助画像を開く(画像の改訂は別の便)
この仕事の考え方を図で確認しよう
材料・完成形・確認することを伝える
AIの下書きを元の資料と見比べよう

今日の記録

試した仕事のメモ

任せた仕事:

渡した材料:

自分で確認・修正したところ:

次の依頼へ足す一文:

材料の行と、答えで使った説明の対応表

基本の答えに書いた根拠を原文のまま並べています。番号は付属の材料ファイルと同じです。

材料の行答えに書いた説明(原文)
3・14行目 / 2・4〜5行目 / 6〜9行目予算案は3・14行目、比較条件の案は2・4〜5行目、用途と範囲の案は6〜9行目が根拠です。
8〜12行目8〜12行目から値引き・無料追加・売上保証を約束せず、依頼を断られたとも決めていません。

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