割合を出す前に、分母が何かを確認しよう
割合の意味と計算を説明し、母数の違いを見落とさない。
キャラと考える
マリーネ(質問係)75%と80%なら、B回の企画を採ればいい?
ウェーブ(説明係)割合が高いことと企画がよいことは別だよ。人数・数え方・募集条件を同じ紙に置こう。
この仕事の約束
この練習では、分子と分母を言葉で決めてから計算する。参加率の高い回を見つけても、開催方法を変える判断までは自動で進めない。0人中0人は0%ではなく計算できない値、名簿待ちは欠けた値として残す。
数字の図は「何人のうち何人」を読むために使う。大きな百分率の横へ元の人数を置き、図の印象より表の条件を先に見よう。

番号つきの材料
行番号は先頭の番号で、表の見出しは数えません。
答えの行番号は、表の左端にある01〜15です。先頭の列名は行数へ含めません。
表は左右に動かして、右端まで読めます。
| 行番号 | 回 | 申込人数 | 参加人数 | 記録 |
|---|---|---|---|---|
| 01 | A | 20 | 15 | 月曜夜の公開講座 |
| 02 | B | 10 | 8 | 土曜午前の公開講座 |
| 03 | C | 7 | 5 | 少人数の質問会 |
| 04 | D | 0 | 0 | 申込を始めていない |
| 05 | E | 12 | 出席名簿が未着 |
残り10行の表を開く
表は左右に動かして、右端まで読めます。
| 行番号 | 回 | 申込人数 | 参加人数 | 記録 |
|---|---|---|---|---|
| 06 | F | 8 | 0 | 出席なしを確認 |
| 07 | G | 9 | 9 | 全員の出席を確認 |
| 08 | H | 14 | 11 | 振替参加は含めない |
| 09 | I | 6 | 4 | 対面の小会場 |
| 10 | J | 11 | 8 | 事前課題がある回 |
| 11 | K | 5 | 3 | 参加対象を限定した回 |
| 12 | L | 16 | 12 | オンライン平日開催 |
| 13 | M | 13 | 10 | 相談時間を長くした回 |
| 14 | N | 4 | 4 | 社内の試行回 |
| 15 | O | 18 | 13 | 募集経路が異なる回 |
行番号,回,申込人数,参加人数,記録 01,A,20,15,月曜夜の公開講座 02,B,10,8,土曜午前の公開講座 03,C,7,5,少人数の質問会 04,D,0,0,申込を始めていない 05,E,12,,出席名簿が未着 06,F,8,0,出席なしを確認 07,G,9,9,全員の出席を確認 08,H,14,11,振替参加は含めない 09,I,6,4,対面の小会場 10,J,11,8,事前課題がある回 11,K,5,3,参加対象を限定した回 12,L,16,12,オンライン平日開催 13,M,13,10,相談時間を長くした回 14,N,4,4,社内の試行回 15,O,18,13,募集経路が異なる回基本の数の表をCSVで保存この教材の番号つき材料をTXTで保存
基本の依頼と答え
各回の参加率を、行番号・回・参加/申込・割合・式・注意の6列で出してください。小数は1桁に丸め、計算前の式も示してください。D回とE回は同じ0%にせず、F回の確認済み0人と区別してください。A/Bの差をポイントで書き、優劣の結論は出さないでください。基本の答えと計算の根拠を見る
表は左右に動かして、右端まで読めます。
| 行番号 | 回 | 参加/申込 | 割合 | 式 | 注意 |
|---|---|---|---|---|---|
| 01 | A | 15/20 | 75.0% | 15÷20×100 | 月曜夜 |
| 02 | B | 8/10 | 80.0% | 8÷10×100 | 土曜午前でAと条件違い |
| 03 | C | 5/7 | 71.4% | 5÷7×100 | 小数1桁に丸める |
| 04 | D | 0/0 | 算出なし | 分母0 | 募集開始前 |
| 05 | E | 不明/12 | 算出なし | 分子不明 | 名簿待ち |
| 06 | F | 0/8 | 0.0% | 0÷8×100 | 確認済み0人 |
| 07 | G | 9/9 | 100.0% | 9÷9×100 | 全員出席 |
| 08 | H | 11/14 | 78.6% | 11÷14×100 | 振替を除く |
| 09 | I | 4/6 | 66.7% | 4÷6×100 | 対面会場 |
| 10 | J | 8/11 | 72.7% | 8÷11×100 | 事前課題あり |
| 11 | K | 3/5 | 60.0% | 3÷5×100 | 対象限定 |
| 12 | L | 12/16 | 75.0% | 12÷16×100 | オンライン平日 |
| 13 | M | 10/13 | 76.9% | 10÷13×100 | 相談時間長め |
| 14 | N | 4/4 | 100.0% | 4÷4×100 | 社内試行 |
| 15 | O | 13/18 | 72.2% | 13÷18×100 | 募集経路違い |
行番号,回,参加/申込,割合,式,注意
01,A,15/20,75.0%,15÷20×100,月曜夜
02,B,8/10,80.0%,8÷10×100,土曜午前でAと条件違い
03,C,5/7,71.4%,5÷7×100,小数1桁に丸める
04,D,0/0,算出なし,分母0,募集開始前
05,E,不明/12,算出なし,分子不明,名簿待ち
06,F,0/8,0.0%,0÷8×100,確認済み0人
07,G,9/9,100.0%,9÷9×100,全員出席
08,H,11/14,78.6%,11÷14×100,振替を除く
09,I,4/6,66.7%,4÷6×100,対面会場
10,J,8/11,72.7%,8÷11×100,事前課題あり
11,K,3/5,60.0%,3÷5×100,対象限定
12,L,12/16,75.0%,12÷16×100,オンライン平日
13,M,10/13,76.9%,10÷13×100,相談時間長め
14,N,4/4,100.0%,4÷4×100,社内試行
15,O,13/18,72.2%,13÷18×100,募集経路違い
01 A:15÷20=75.0%。02 B:8÷10=80.0%。差は5.0ポイント。
03 C:5÷7=71.4%。04 D:申込0のため算出しない。05 E:参加人数が空欄のため算出しない。06 F:0÷8=0.0%。07 G:100.0%。08 H:78.6%。09 I:66.7%。10 J:72.7%。11 K:60.0%。12 L:75.0%。13 M:76.9%。14 N:100.0%。15 O:72.2%。
AとBは開催曜日・時間が違う。参加率だけでBの企画がよいとは決められない。Cは分数5/7を残す。71.4%を人数に戻して端数の人を作らない。全回の単純な百分率平均を、全参加者の参加率とも呼ばない。01 A:15÷20=75.0%。02 B:8÷10=80.0%。差は5.0ポイント。
03 C:5÷7=71.4%。04 D:申込0のため算出しない。05 E:参加人数が空欄のため算出しない。06 F:0÷8=0.0%。07 G:100.0%。08 H:78.6%。09 I:66.7%。10 J:72.7%。11 K:60.0%。12 L:75.0%。13 M:76.9%。14 N:100.0%。15 O:72.2%。
AとBは開催曜日・時間が違う。参加率だけでBの企画がよいとは決められない。Cは分数5/7を残す。71.4%を人数に戻して端数の人を作らない。全回の単純な百分率平均を、全参加者の参加率とも呼ばない。
01・02行目では開催時間が違うため、5ポイント差を企画の効果と決めない。
04・05・06行目は分母0、分子不明、分子0という別の状態だ。
03行目の5/7は割り切れないので、小数1桁への丸めを答えに添える。
この4点を確認しよう
職種を変えて試す
事務:経費申請の差戻率を説明する
01 申請を数える単位は人ではなく一つの申請。
02 一週目は申請6件、差戻1件。
03 二週目は申請13件、差戻2件。
04 三週目は申請9件、差戻0件を確認。
05 六週目の申請8件は審査の途中。
06 十週目には同じ人の別申請がある。
07 十四週目は申請0件。
08 再提出で同じ申請を二重に数えない。
09 元の申請を取り消したり送信したりしない。
10 差戻の理由は記録にある物だけを書く。事務の10行と付属の経費表を読み、差戻率の分母と、算出しない行を説明してください。件数と人数を入れ替えないでください。事務:経費申請の差戻率を説明するの答えを見る
02行目は1/6=16.7%、03行目は2/13=15.4%、04行目は0/9=0.0%。05行目は審査途中なので空欄のまま。07行目は0で割らず算出なし。06・08行目から、人別の差戻率はこの表では出せない。営業:商談の受注率を比較する
01 紹介9商談のうち受注3。
02 展示会14商談のうち受注2。
03 サイト経由17商談のうち受注5。
04 新規枠0商談0受注は開始前。
05 継続検討8商談は結果待ち。
06 同じ会社の別案件は別商談として数えた。受注率を3群だけ計算し、結果待ちと開始前を一覧の下へ分けてください。紹介が必ず良い施策だとは書かないでください。営業:商談の受注率を比較するの答えを見る
01行目は33.3%、02行目は14.3%、03行目は29.4%。04は商談0で算出なし、05は受注数不明。06行目の単位は会社数ではない。紹介の優位を判断するには対象顧客や案件の条件を別に調べる。CS:一次解決率の報告を下書きする
01 配送は完了18件、一次解決12件。
02 ログインは完了11件、一次解決7件。
03 請求は完了15件、一次解決件数は分類中。
04 新窓口は対応開始前で完了0件。
05 完了を数える日付を統一している。
06 顧客名や電話番号は渡さない。最初の返信率ではなく一次解決率として計算してください。報告に使える2行と、まだ使えない2行を分けてください。CS:一次解決率の報告を下書きするの答えを見る
01行目は66.7%、02行目は63.6%。03行目は一次解決の件数が欠けているので保留。04行目は分母0で算出なし。05行目の基準は共通だが、窓口の難しさが同じとはまだ言えない。自分の仕事用の依頼
【比べる仕事】の割合を確認してください。分子は【数える成果】、分母は【対象全体】です。【対象期間】の表を読み、0と空欄を分けて式・元の件数・割合を出してください。丸めは【桁数】にそろえ、原因や優劣を決めないでください。応用と失敗の直し方
要点だけを頼む
A/Bだけの参加率と差を、元の人数つき3行で説明してください。根拠まで詳しく頼む
全15行について算出できるかを先に判定し、その理由と式を行番号順に出してください。最後に、比較条件の違いで追加確認することを3つ挙げてください。つまずいたら、こう直す
- ゼロの会を全回平均へ入れる:Dを0%に置換しない。分母0と参加人数不明を別の欄へ出し、集計の対象行を明記して計算し直す。
- 5ポイントを5%増と呼ぶ:80−75=5ポイント。相対増加率を求めるなら(80−75)/75で別の指標になるため、依頼された差だけを書く。
- 四捨五入後の値で人数を作る:Cは5/7という元の値を残し、表示した71.4%から5.0人などと逆算しない。
上司やお客さんに伝えるなら
説明するときの文
参加率の報告に、元の人数が無いと比較の意味が変わってしまいます。今回は15回分をAIに読ませ、算出できない回も分けた下書きを作ります。人数・式・条件を並べるので、割合だけの結論を見つけやすくなります。担当が参加名簿の元件数を確かめる時間を取り、E回の名簿到着を待ちます。企画変更の前にA/Bの開催条件をそろえて比べてよいか決めてください。
会議で見せる3行
課題:百分率だけでは企画の良し悪しを決められない。
試すこと:15行を人数・式・条件つきの表へ。
決めてほしいこと:比較に使う回と参加の数え方。Claude Code・Codexで使う
material-067.csvを作業フォルダへ置き、Claude CodeまたはCodexへ読むファイル名を指定する。 元CSVは保存したまま、割合と算出可否をanswer-067.csvへ出すよう頼む。 D/E/Fの扱いとCの5/7を人が見てから、別の小さな表でも同じ条件が守られるか試す。 ファイルを作れる環境かは手元で確かめ、未実行の保存を完了とは呼ばない。
材料の渡し方と答えの見方の図を見る


今日の記録
任せた仕事:
渡した材料:
自分で確認・修正したところ:
次の依頼へ足す一文:
材料の行と、答えに書いた説明の対応表
| 材料の行 | 答えに書いた説明 |
|---|---|
| 01・02行目 | 01・02行目では開催時間が違うため、5ポイント差を企画の効果と決めない。 |
| 04・05・06行目 | 04・05・06行目は分母0、分子不明、分子0という別の状態だ。 |
| 03行目 | 03行目の5/7は割り切れないので、小数1桁への丸めを答えに添える。 |
