初回の相談で、聞き漏らしたくない質問をそろえよう
相談相手の現状・目的・制約を聞く準備をする。
キャラと考える
マリーネ(質問係)最初の相談で全部聞いた方が安心かな?
ウェーブ(説明係)まず判断に必要な5つへ絞ろう。まだ決めていないとも答えられる聞き方にしよう。
この仕事の約束
AIへ最初に渡す約束導入を決めたと受け取らず、目的と現状、困る場面、運用、費用の制約が分かる質問を5つ作ります。
番号つきの材料
01 小さな雑貨店から問い合わせ対応を楽にしたいと相談。 02 店頭の仕事と返答を同時に行っている。 03 忙しい時間には返事が後になるという。 04 問い合わせはメールと店のメッセージに届く。 05 一日何件あるかはまだ聞いていない。 06 返答する担当人数も分からない。 07 よく届く質問の例を見ていない。 08 今の道具でどこまで記録できるかは不明。 09 店主は新しい仕組みも検討したいと言う。 10 導入を決めたという発言ではない。 11 費用の上限はまだ分からない。 12 新しい担当者を増やせるかも未定。 13 最初の相談では質問を5つに絞りたい。 14 金額は幅や未定でも答えられるようにしたい。この教材の材料をテキストで保存
基本の依頼と答え
初回相談の質問を5つ、質問・聞く目的・使った行の3列で作ってください。導入を決めた前提にせず、現状と制約を確かめてください。費用は幅や未定でもよい聞き方にしてください。
質問5つの見本を開く
| 質問 | 聞く目的 | 使った行 |
|---|---|---|
| どの場面が楽になると一番助かりますか? | 改善したい目的を絞る | 1〜3 |
| 問い合わせは各窓口へどれくらい届き、どんな質問が多いですか? おおよそでも構いません。 | 量と内容を知る | 4〜5・7 |
| 今は誰が、何を見て、返事の担当と履歴を決めていますか? | 人数と今の運用を知る | 6・8 |
| 導入を検討する場合、使う人や担当の追加について制約はありますか? | 運用できる条件を知る | 9〜10・12 |
| 費用はどのくらいの幅を考えていますか? 未定であれば、そのまま教えてください。 | 予算を決めつけず確認する | 11・14 |
目的の質問は1〜3行目、量と内容の質問は4〜5・7行目、担当と道具の質問は6・8行目、導入上の制約は9〜10・12行目、予算の聞き方は11・14行目に基づきます。13行目に従い5質問にまとめています。
この4点を確認しよう
職種を変えて試す
総務:受付当番の初回相談
01 受付当番の組み方を見直したい相談。 02 交代時に受付を空ける事がある。 03 来客の多い時間帯はまだ集計していない。 04 今の当番表は部署ごとに持っている。 05 全体の対象人数は分からない。 06 電話応対も受付で行う。 07 電話の引き継ぎ方法はまだ聞いていない。 08 新人を当番へ入れる案がある。 09 その案は決定ではない。 10 当番表を作る道具の変更は未定。 11 追加の予算はまだ決まっていない。 12 最初は目的と負担を確かめたい。
初回に聞く質問を5つ、目的付きで作ってください。新人の参加や道具の変更を決定とせず、時間帯と人数が不明なまま当番表を作らないでください。
受付当番の質問を開く
- 空席と電話のどちらを先に改善したいですか? 目的を絞るため(1〜2・6・12行目)。
- 来客の多い時間はいつですか? 負担の偏りを知るため(3行目)。
- 当番になる人数と交代の決め方は? 現状を知るため(4〜5行目)。
- 交代時、電話と来客の何を引き継ぎますか? 手順を知るため(2・6〜7行目)。
- 新人参加、道具の変更、費用で決まった事はありますか? 未定でも構いません。制約を知るため(8〜11行目)。
撮影担当:飲食店の写真相談
01 飲食店が料理の写真を撮りたいと相談。 02 新しいメニューを案内したいという。 03 店内掲示とネットの両方で使う可能性がある。 04 撮る料理の数は未定。 05 店内や人物も撮るかは聞いていない。 06 料理の準備担当は決まっていない。 07 使える撮影時間帯も不明。 08 予算の上限は分からない。 09 撮影の発注を決めたとは言っていない。 10 まず必要な写真と条件を相談したい。
初回の質問を5つ、聞く目的と根拠付きで作ってください。撮影予約を確定せず、用途、対象、準備と時間、費用を確かめてください。
撮影相談の質問を開く
- どこでどう見せたい写真ですか? 使用目的を知るため(2〜3行目)。
- 料理は何品で、店内や人物も対象ですか? 範囲を知るため(4〜5行目)。
- 料理を誰が準備しますか? 準備分担を知るため(6行目)。
- 撮影できる時間帯はありますか? 店の運営条件を知るため(7行目)。
- 予算の幅はありますか、未定でも構いません。検討の制約を知るため(8〜10行目)。
衣装製作担当:初回の衣装相談
01 舞台用の上着を作りたい。 02 色の希望はあるが生地は未定。 03 着る人数と採寸方法はまだ分からない。 04 使用日と予算は相談して決めたい。 05 正式な製作依頼の前に話を聞きたい。
希望を聞き直さず、初回に必要な質問5つと目的を作ってください。未定でも相談できる聞き方にしてください。
衣装相談の質問を開く
①舞台でどんな動きをする上着ですか(1行目、用途)。②生地の希望や避けたい素材はありますか(2行目、素材)。③何人が着て、どう採寸しますか(3行目、数量と寸法)。④使用日は決まっていますか、未定なら相談できます(4行目、期限)。⑤予算の幅はありますか、未定でも構いません(4〜5行目、検討条件)。色は希望があるため内容を受け取り、発注済みとは扱いません。
自分の仕事用の依頼
相談の目的【 】、分かっている現状【 】、まだ聞いていない事【 】、決まっていない制約【 】から、初回の質問5つと聞く目的を作ってください。検討を購入決定に変えないでください。
記入例:返答を楽にしたい/窓口が二つ/件数と人数/予算と担当追加。
応用と失敗の直し方
応用の依頼2本を開く
5つの質問を口頭で聞きやすく短くしてください。費用が未定でも答えられる文と、導入は検討段階という前提を残してください。
5質問への回答が届いたと想定せず、各質問に何の回答があれば次に判断できるかを書いてください。まだない件数や人数は補わないでください。
失敗3つと修正を開く
①『導入日はいつですか』:9〜10行目は検討だけ。②『予算は月3万円ですね』:11行目は不明。③細かい機能を20個聞く:13行目の5質問から外れます。
導入日を聞く質問を直してください。9〜10行目では導入を決めていません。まず目的と検討上の制約を確かめる聞き方へ変えてください。
直した見本:新しい仕組みを検討する場合、今よりどの場面を楽にしたいですか。使う人や費用で決まっている条件はありますか。未定でも構いません。戻る行は1〜3・9〜12・14行目です。
上司やお客さんに伝えるなら
相談担当へ:今日は導入日を決める会議ではありません。目的、量と内容、今の担当と道具、運用上の制約、費用の幅を聞く5質問にしました。分からない事を無理に数字へ置き換えず、次に必要な材料を集めます。
Claude Code・Codexで使う
相談メモを material-055.txt に保存し、読む対象を指定します。
Claude Code・Codexには質問5つと目的、根拠の行を会話へ返すよう頼みます。
相手への連絡、予定登録、実際の商談操作は行いません。
検討を決定へ変えた質問や、答えにくい予算の決めつけを自分で直します。
元の補助画像を開く(画像の改訂は別の便)



今日の記録
任せた仕事:
渡した材料:
自分で確認・修正したところ:
次の依頼へ足す一文:
材料の行と、答えで使った説明の対応表
基本の答えに書いた根拠を原文のまま並べています。番号は付属の材料ファイルと同じです。
| 材料の行 | 答えに書いた説明(原文) |
|---|---|
| 1〜3行目 / 4〜5・7行目 / 6・8行目 / 9〜10・12行目 / 11・14行目 | 目的の質問は1〜3行目、量と内容の質問は4〜5・7行目、担当と道具の質問は6・8行目、導入上の制約は9〜10・12行目、予算の聞き方は11・14行目に基づきます。 |
| 13行目 | 13行目に従い5質問にまとめています。 |
