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教材 056

相談メモから、相手が本当に困っていることを整理する

発言とこちらの仮説を分けて課題メモを作る。

キャラと考える

マリーネ(質問係)返事が遅いなら、人が足りないのかな?

ウェーブ(説明係)そうかもしれないけれど、窓口や引き継ぎにも理由があるかもしれないね。

この仕事の約束

AIへ最初に渡す約束相手が話した事、原因の仮説、次に聞く事を分けます。困り事から解決策を一つに飛躍させません。

番号つきの材料

01 修理受付の担当が問い合わせ対応を相談した。
02 複数のメールアドレスへ問い合わせが来るという。
03 誰が返したか分からない事がある。
04 同じ相手へ別の担当も返す事がある。
05 問い合わせ件数は日によって違う。
06 忙しい日は返事が遅れるという。
07 何件で遅れが出るかはまだ聞いていない。
08 返信担当を決める手順はメモにない。
09 修理の確認で返事が止まる場合もある。
10 誰の確認待ちかは一覧になっていない。
11 担当を増やす予算は分からない。
12 自動返信を希望した発言はない。
13 相談相手は二重返信と遅れを減らしたいという。
14 今回は原因を確定せず追加で聞く事を整理する。
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基本の依頼と答え

確認できた困り事、原因の仮説、追加質問を分けてください。仮説は複数示し、根拠になる行とまだ分からない事を付けてください。増員や自動返信を結論にせず、予算も作らないでください。
整理した相談内容を開く

困り事:返信済みか分からず二重返信があり、忙しい日や修理確認で返答が止まります。目標は二重返信と遅れを減らす事です。

原因の仮説根拠と不足追加質問
担当と返信履歴の共有が足りない可能性3〜4・8行目。担当決定の手順は不明誰が担当を決め、どこへ返信済みを記録していますか?
問い合わせ量と対応できる量が合わない可能性5〜7行目。件数と所要時間は不明遅れる日はどんな問い合わせがどのくらい届きますか?
修理の確認待ちが見えない可能性9〜10行目。確認の相手と時間は不明何の確認で、誰の返答を待っていますか?

困り事と目標は2〜6・9・13行目。担当共有の仮説と質問は3〜4・8行目、量の仮説と質問は5〜7行目、確認待ちの仮説と質問は9〜10行目に基づきます。11〜12行目から増員の予算と自動返信の希望は決められず、14行目どおり仮説として扱います。

この4点を確認しよう

職種を変えて試す

総務:図書の推薦募集

01 社内図書へ入れる本の推薦を集めている。
02 今回は応募が少ないと担当者が話した。
03 前回と今回の応募数はまだ分からない。
04 募集は社内の掲示だけで知らせている。
05 掲示を見た人数の記録はない。
06 推薦の書式に書名と理由の欄がある。
07 理由をどう書くか迷うという声があった。
08 どの部署が応募していないかは不明。
09 締切を知らなかったという声もある。
10 本への関心がないという発言はない。
11 購入の予算を増やせるかは未定。
12 募集の伝え方と書き方のどこに困るか知りたい。
発言から分かる困り事と、応募が少ない原因の仮説、追加質問を分けてください。関心がないと断定せず、応募数や予算を作らないでください。
図書推薦の整理を開く

分かる事:応募が少ないとの認識、理由欄で迷う声、締切を知らない声があります(2・7・9行目)。

仮説と質問:届き方の問題なら『掲示以外に誰へ伝え、誰が見ましたか』(4〜5行目)。書きにくさなら『理由欄のどこで迷いますか』(6〜7行目)。期限の伝わり方なら『締切をどこで案内しましたか』(9行目)。

3・8・10〜11行目から、減少数、部署の偏り、関心の欠如、予算増を断定しません。

庭の相談担当:庭の手入れ相談
01 依頼者は庭をすっきりさせたいと話した。
02 花壇の前を通りにくいという。
03 雨の後は靴が汚れる事がある。
04 見た目は緑を残したいという。
05 植物を全てなくしたいとは言っていない。
06 通路の幅はまだ測っていない。
07 土の状態や排水は調べていない。
08 自分で手入れする時間は少ないという。
09 全面工事の予算は聞いていない。
10 今回は希望と困る理由を分けたい。
見た目の希望、確かな困り事、原因の仮説、次の質問を分けてください。排水不良や全面工事を断定せず、植物の種類や費用も作らないでください。
庭の相談の整理を開く

希望:緑を残しつつすっきり見せたい(1・4〜5行目)。困り事:花壇前を通りにくく、雨後に靴が汚れ、手入れ時間が少ない(2〜3・8行目)。

仮説は、通路の取り方、足元の状態、維持の負担です。『どこがどの動作で通りにくいか』『どの場所で雨後に汚れるか』『続けられる手入れは何か』を聞きます。6〜9行目から幅、排水、工事予算を決めず、追加の確認へ残します。

弁当メニュー担当:献立づくりの相談
01 会議用弁当で、食べ残しが気になると相談。
02 温かい料理がよいという希望。
03 注文数と配送までの時間は不明。
04 苦手な食材はまだ聞いていない。
05 栄養や医学的効果を求めた発言はない。
希望と困り事を分け、量・食材・配送の複数の仮説と質問を示してください。健康効果や食べ残しの原因を断定しないでください。
献立相談の整理を開く

希望は温かい料理、困り事は食べ残しへの懸念です(1〜2行目)。量が多い、食材が合わない、届くまでに状態が変わる等は仮説なので、『残る料理と量』『避けたい食材』『注文数と食べるまでの時間』を聞きます(3〜4行目)。5行目から健康効果の提案には広げません。

自分の仕事用の依頼

相手の発言【 】、困っている場面【 】、分かっていない事【 】、決めつけたくない原因【 】から、事実・複数の仮説・次の質問を分けてください。

記入例:忙しい日に返答が遅れる/複数窓口/件数と担当手順/必ず人員不足。

応用と失敗の直し方

応用の依頼2本を開く
上司へ伝えるため、困り事・仮説・次に聞く事を各一文にしてください。仮説という言葉を消して断定に変えないでください。
各仮説が正しい場合と違う場合に、どの回答で見分けられるかを示してください。資料にない回答を埋めず、質問だけを作ってください。
失敗3つと修正を開く

①『原因は人員不足』:件数と手順が不明です。②『予算を増やして採用』:11行目は予算不明。③『自動返信を導入したい』:12行目は希望の発言なし。

人員不足という断定を、複数の仮説と質問へ直してください。5〜10行目から量、担当共有、確認待ちを分け、11行目の予算を補わないでください。

直した見本:量と対応力の差、担当共有、確認待ちの見えにくさが考えられます。遅れる日の件数、担当を決める手順、誰の確認を待つかを聞きます。戻る行は3〜11行目です。

上司やお客さんに伝えるなら

上司へ:相談の中心は、二重返信と返答の遅れです。増員ありきで進めず、量・担当共有・確認待ちの3つを仮説として、次に聞く質問を分けました。予算や自動返信の希望はまだ分かっていません。

Claude Code・Codexで使う

相談者の言葉を残した material-056.txt を指定して読みます。

Claude Code・Codexへ、発言と仮説を別の見出しで返し、根拠の行を付けるよう頼みます。

聞き取り相手への連絡や、返信システムの変更は実行しません。

相手が言っていない原因や解決策が混ざったら、その文を質問へ戻します。

元の補助画像を開く(画像の改訂は別の便)
この仕事の考え方を図で確認しよう
材料・完成形・確認することを伝える
AIの下書きを元の資料と見比べよう

今日の記録

試した仕事のメモ

任せた仕事:

渡した材料:

自分で確認・修正したところ:

次の依頼へ足す一文:

材料の行と、答えで使った説明の対応表

基本の答えに書いた根拠を原文のまま並べています。番号は付属の材料ファイルと同じです。

材料の行答えに書いた説明(原文)
2〜6・9・13行目困り事と目標は2〜6・9・13行目。
3〜4・8行目 / 5〜7行目 / 9〜10行目担当共有の仮説と質問は3〜4・8行目、量の仮説と質問は5〜7行目、確認待ちの仮説と質問は9〜10行目に基づきます。
11〜12行目 / 14行目11〜12行目から増員の予算と自動返信の希望は決められず、14行目どおり仮説として扱います。

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