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教材 089

一つの例を別の仕事へ変えて、理解を深めよう

この仕事の考え方を図で確認しよう

依頼の型を保ちつつ、材料と完成形を仕事に合わせる。

① 材料を読む② AIへ頼む③ 見本と比べる④ 自分の仕事へ

キャラと考える

マリーネ(質問係)お礼メールで使えた依頼を、落とし物の案内にもそのまま使える?

ウェーブ(説明係)材料・ほしい答え・確認する所という考え方は使える。でも、受け取る人も間違えた時に困る点も変わる。文章の名詞だけ替えるのはやめよう。

この仕事の約束

元の依頼の考え方と、新しい仕事で入れ替える条件を区別します。新しい材料だけを事実として使い、前の仕事の期限・約束・読み手を持ち込みません。

番号つきの材料

01 前の練習は、相談後のお礼メールを作ることだった。
02 元の依頼は、相談メモを渡し、お礼と次に聞くことを返す形。
03 お礼文では、契約成立や返答期限を勝手に足さなかった。
04 次は、落とし物の問い合わせへ返す案内文を作りたい。
05 問い合わせは「昨日、青い折り畳み傘を忘れました」。
06 受付には、青い折り畳み傘が1本保管されている。
07 ただし同じ色の傘なので、問い合わせた人の物かは未確定。
08 返却前に、持ち手の特徴を本人へ尋ねる手順がある。
09 保管場所は館内の受付。郵送対応は行っていない。
10 昨日は閉館前に傘を預かったが、拾得時刻は分からない。
11 「受け取りは金曜まで」と書く根拠はない。
12 案内文には、特徴を教えてほしいことを入れる。
13 問い合わせ者の連絡先などを増やして材料に足さない。
14 完成形は返信の下書きと、まだ確かめることの一覧。
15 この教材では案内を作るだけで、返却や送信はしない。
この教材の材料をテキストで保存

基本の依頼と答え

共通する考え方と、落とし物対応で変える点を示してください。その後、新しい仕事の返信案と確認項目を作ってください。前のメールの条件を引き継がず、傘の持ち主を確定しないでください。
型の共通点と、置き換えた返信を見る

共通点:材料を渡し、下書きと分からないことを受け取り、使う前に材料へ戻って確認することです(02・03・14行)。

変える点:相談メモを問い合わせ文と保管記録へ替えます。確認する所は契約の有無から、持ち主の特徴・受取方法へ替わります(04〜09・12行)。

返信案:「お問い合わせありがとうございます。受付では青い折り畳み傘を保管しています。お探しの傘か確かめるため、持ち手の特徴を教えていただけますか。郵送対応は行っておりません。」(05〜09・12行)

確認すること:問い合わせた人の物と一致するか。拾得時刻や引取期限を、今の材料からは案内しません(07・10・11行)。青い傘があることと、その人の物であることを分けています。

この4点を確認しよう

職種を変えて試す

事務:貸出延長の案内へ変える

01 前の仕事は、会議の決定事項を一覧にする練習だった。
02 使えた考え方は、元の材料から事実を拾い、分からない所を分けること。
03 今回は図書の貸出延長への返信を作りたい。
04 問い合わせは「返却を来週まで延ばせますか」。
05 貸出条件では、次の予約がない場合に延長できる。
06 今は次の予約の有無を調べていない。
07 本の名前と貸出番号は担当者が確認できる状態。
08 会議メモで使った金曜の期限は、今回の条件ではない。
09 返す物は、問い合わせへの返信案と、担当へ調べる項目。
10 本の返却日を実際に変更する操作は頼まない。
共通する考え方と入れ替える点を示し、今回の返信案と調べる項目を返してください。予約なしや延長済みとは決めないでください。
事務の置き換えた返信と根拠を見る
共通:元の材料を使い、分からない条件を別にする考え方です(02行)。
変更:会議の決定一覧ではなく、問い合わせへの返信案と調べる項目を返します(01・03・09行)。
返信案:お問い合わせありがとうございます。貸出の延長は、次の予約がない場合に可能です。予約状況を確認してから、延長できるかご案内します(04〜06行)。
調べる項目:対象の本の次の予約。返却日の変更はまだ行っていません(06・07・10行)。
金曜の期限は持ち込みません(08行)。
CSと広報へ型を移して試す

CS:問い合わせを種類で分ける

01 元の練習は、商品資料から紹介文を書くこと。
02 今回は受けた問い合わせを、担当へ渡すために分ける。
03 連絡Aは「サイズが合わないので返品したい」。
04 連絡Bは「設定の画面が見つからない」。
05 返品の条件や、画面の操作手順の資料はまだない。
06 完成形は、連絡の種類と担当へ聞く点の一覧。
紹介文作りから今回の仕事へ変え、連絡別に種類と担当へ聞く点を返してください。返品を認めたり、操作を作ったりしないでください。
CSの分類結果そのものを見る
連絡A:種類は返品の相談。担当へは、今回の返品条件と、可否判断に必要な資料を確認します(03・05行)。
連絡B:種類は操作の質問。担当へは、使っている端末・表示内容と、該当する正式手順を確認します(04・05行)。
返す物は紹介文ではなく、相談を渡す一覧です。返品可や解決済みの結論は足していません(02・06行)。

広報:展示の案内

01 元の依頼は求人募集の案内文を作ること。
02 今回は展示作品の紹介文を作りたい。
03 公開できる作品名は「波の記録」。
04 紹介する内容は、展示する作品の名前だけ先に決まっている。
05 作者の略歴と開催日時は受領待ち。
06 求人で使った応募条件は、この展示の条件ではない。
使える事実から一文の紹介を作り、決まるまで待つ情報を別に返してください。求人の条件を混ぜないでください。
広報の紹介文と残す情報を見る
紹介文:「波の記録」を紹介する展示です(02〜04行)。
待つ情報:作者の略歴と開催日時。まだ受領していないため紹介へ補っていません(05行)。
この答えへ持ち込まなかった物:求人の応募条件です。作品紹介とは目的が違うため外しました(01・06行)。

自分の仕事用の依頼

【以前の材料と依頼】
【新しい仕事】
【新しく渡す資料】
【ほしい答えと確かめる点】
共通する考え方と変える条件を分け、新しい依頼と答えの例を返してください。前の仕事だけの情報は引き継がないでください。

応用と失敗の直し方

短い置換表と詳しい点検を開く

短い依頼:「三項目だけで違いを示して」。答え:材料=問い合わせと保管記録/完成形=返信案と確認項目/確認=持ち主・受取方法・期限の根拠、です(04〜14行)。

詳しい依頼:「新しい依頼に残す禁止事項を説明して」。答え:持ち主は特徴を確かめてから。引取期限は資料にないため書かず、郵送は対応外とします。元の契約成立の注意を繰り返す代わりに、今回の誤案内を防ぐ条件へ直します(03・07〜11行)。

移し替えで起きる三つの間違いを直す

表が狭いときは横に動かして読めます。

間違い 困る理由 修正する依頼→修正例 行
ご成約ありがとうございますと返信 前の仕事の言葉が混ざる 「今回の用件で始めて」→お問い合わせありがとうございます 01・04
お客様の傘を保管と書く 持ち主を先に断定 「特徴確認前と残して」→お探しの傘か確かめます 07・08
金曜までに郵送と書く 根拠のない期限と対応 「保管条件だけに戻して」→受付保管、郵送なし 09・11

上司やお客さんに伝えるなら

別の仕事へ広げる時は、使えた文面そのものではなく、材料・完成形・確認という頼み方を使います。落とし物の例では、保管記録と問い合わせを読み、特徴を確認する返信へ変えます。前のお礼メールの文面や、そこだけの条件は持ち込みません。担当者が持ち主を確認してから、返却の手順へ進めます。

Claude Code・Codexで使う

material-089.txt を読み、「前の練習と新しい条件を分けて、新しい返信だけを会話へ返して」と頼みます。Claude Code・Codexに以前の出力を渡すなら、参考例だと明記します。参照した材料の名前も返してもらい、新旧どちらの情報かを見ます。送信は頼みません。

図の見方:考え方は残し、材料・完成形・点検する対象を入れ替える流れです。同じ矢印でも、通す情報まで同じではありません。

元の補助図を開く(画像の改訂は別の便)
材料・完成形・確認することを伝える
AIの下書きを元の資料と見比べよう

今日の記録

試した仕事のメモ

  • 任せた仕事:__
  • 渡した材料:__
  • 自分で確認・修正したところ:__
  • 次の依頼へ足す一文:__
材料の行と、落とし物への返信の対応を見る

表が狭いときは横に動かして読めます。

材料の行 基本の答えに使った文・判断
02・03・14 材料から下書きと分からないことを返す考え方を残した
05〜08・12 傘の保管を案内し、持ち手の特徴を尋ねた
09 郵送対応は行わないと伝えた
07・10・11 持ち主・拾得時刻・引取期限を補わなかった
15 返信案までで、返却や送信へ進めなかった

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