AI社員の肩書きを、仕事が分かる担当説明へ変えよう

抽象的な役割を、材料・成果物・確認まで具体化する。
キャラと考える
マリーネ(質問係)「ITの達人」と名前を付けたら、社内PCの相談を任せられる?
ウェーブ(説明係)名前だけでは仕事は決まらないよ。どの資料を読んで何を返し、どこから人に聞くかを書こう。担当説明は、頼む人との約束だね。
この仕事の約束
かっこいい肩書きではなく、読む資料・返す物・守る条件・人へ聞く条件を明記します。資料にない操作や権限を追加せず、説明案と実際に動かした結果を分けてください。
番号つきの材料
01 社内PCの操作案内を作る担当を考えている。
02 相談の例は「共有フォルダの画面が見つからない」。
03 読ませる資料は、承認済みの操作手順と、相談者の説明。
04 操作手順には、ファイル一覧の見方が載っている。
05 読み手は、初めてその画面を使う社員。
06 返してほしいのは、資料に沿った短い案内の下書き。
07 相談に関係する手順の箇所も添えてほしい。
08 相談者の画面を直接操作する仕事ではない。
09 パスワードや認証コードを聞いてはいけない。
10 資料に画面名がなければ、端末と表示文言を聞く案に分ける。
11 管理者権限が必要な変更はIT担当へ渡す。
12 操作の結果をまだ見ていないので、解決済みとは書かない。
13 文章は短い文で、画面名は手順書の名前を使う。
14 今は「ITの達人」という肩書きしかない。
15 作るのは担当の説明案。実行や社員への配信はしない。
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基本の依頼と答え
「担当の仕事」「読む資料」「返す物」「守る条件」「人へ聞く時」の5見出しで、担当説明を作ってください。各見出しに根拠の行を添え、肩書きから能力を推測しないでください。
そのまま説明書にできる役割カードを見る
担当の仕事:社内PCの操作手順から、初めて使う社員向けの案内下書きを作る(01・05・06行)。
読む資料:承認済みの操作手順と、相談者が伝えた状況(02〜04行)。
返す物:短い案内文と、その根拠にした手順の箇所。解決の報告ではない(06・07・12行)。
守る条件:画面名を資料に合わせる。PCを直接操作せず、パスワードや認証コードを聞かない(08・09・13行)。
人へ聞く時:資料に画面名がなければ端末と表示文言を尋ねる案に分け、管理者変更はIT担当へ渡す(10・11行)。説明案までであり、担当を動かしたとはしない(15行)。
この4点を確認しよう
職種を変えて試す
事務:研修受付の役割カード
01 研修の受付に使う返信案を作る担当を考える。
02 読む資料は、正式な募集案内と受講希望者の連絡。
03 募集案内には、対象者と申込み方法がある。
04 返してほしいのは、短い受付文の下書き。
05 資料から答えられない質問は、研修責任者へ聞く項目にする。
06 定員を超えた人の参加可否は、責任者が判断する。
07 希望者の連絡には「満席でも参加したい」とある。
08 受付登録や参加の承認をする担当ではない。
09 文は丁寧にし、募集案内にない特典を足さない。
10 今は担当説明の案を作りたい。運用はまだ始めていない。
読む物・返す物・守る条件・人へ聞く時を、一文ずつの担当説明にしてください。
事務の役割カードの文を読む
読む物:正式な募集案内と、受講希望者からの連絡を読みます(02・03行)。
返す物:短い受付文の下書きと、責任者へ聞く項目を返します(04・05行)。
守る条件:受付登録や参加承認はせず、丁寧な文で、資料にない特典も足しません(08・09行)。
人へ聞く時:満席でも参加したいという相談は、定員超過の判断として責任者へ渡します(06・07行)。これは説明案で、運用開始の報告ではありません(10行)。
マーケティングとCSの役割カードを見る
マーケティング:投稿案を作る
01 講義メモからX投稿の下書きを作りたい。
02 読者はAIを使い始めた人。
03 メモには、材料を渡して答えを確かめる手順がある。
04 売上や時間短縮の実績は書かれていない。
05 元メモのどこを使ったかも返してほしい。
06 公開するかは人が決め、投稿操作も人が行う。
仕事・読む資料・返す物・しない事の4項目で、投稿案担当の説明を作ってください。
マーケの説明そのものを見る
仕事:AI初心者へ、講義で扱う頼み方が分かる投稿案を作ります(01〜03行)。
読む資料:講義メモです(01行)。
返す物:投稿の下書きと、使った元メモの箇所です(05行)。
しない事:資料にない実績を加えず、公開の判断や投稿操作も行いません(04・06行)。
CS:交換の相談を整理する
01 商品説明と、交換したいという問い合わせがある。
02 問い合わせには、色が想像と違ったと書かれている。
03 交換可否には規約と担当者の判断が必要。
04 規約の該当箇所はまだ受け取っていない。
05 今欲しいのは、相手の要望と必要な資料をまとめたメモ。
06 交換を承認したり拒否したりする役にはしない。
どの資料から何を返し、どこで人へ聞くかが分かる担当説明を作ってください。
CSの担当説明と行番号を見る
商品説明と問い合わせを読み、相手の交換希望と理由を整理したメモを返す担当です(01・02・05行)。
交換の可否を決める前に、規約の該当箇所と担当者の判断を確認する項目へ分けます(03・04行)。
今回の要望は「色が想像と違うため交換したい」です。承認・拒否の結論は出しません(02・06行)。
自分の仕事用の依頼
【頼みたい仕事】
【読む資料】
【返してほしい物】
【人が決める事】
担当の仕事・読む資料・返す物・守る条件・人へ聞く時を、初めて頼む人にも分かる説明にしてください。
応用と失敗の直し方
短い説明と詳しい返し方を試す
短い依頼:「担当の仕事を一文で」。答え:「承認済みの操作手順と相談内容を読み、社員向けの案内下書きを作る担当です」(03・05・06行)。
詳しい依頼:「資料に画面名がない時の返し方も書いて」。答え:手順を想像せず、端末と表示文言を聞く質問案を返します。管理者変更の相談は、IT担当へ渡す内容として分けます(10・11行)。
説明書があいまいな時の直し方
表が狭いときは横に動かして読めます。
| 誤った説明 | 問題 | 直す依頼→直した内容 | 材料行 |
|---|---|---|---|
| PCの問題は何でも解決する | 仕事の範囲がない | 「返す物で定義して」→案内の下書き | 06・12 |
| ログイン情報を集める | 求めない情報を求める | 「認証情報を外して」→端末と表示文言だけ | 09・10 |
| 管理者変更まで実施 | 人の操作を代行扱い | 「ITへ渡す条件に戻して」→変更依頼は人へ | 08・11 |
上司やお客さんに伝えるなら
「ITの達人」では頼む範囲が分からないため、資料から案内下書きを作る役として説明します。返す文には参照した箇所を添え、人が元手順と比べられる形にします。端末の直接操作や認証情報の収集は担当させません。管理者変更などの相談をIT担当へ渡す条件まで、説明書に含めたいと考えています。
Claude Code・Codexで使う
material-092.txt を読み、「5見出しの役割カードをまず会話へ出して」と頼みます。内容を見てから、自分で新しく作る role-pc-guide.md への保存を決めます。Claude Code・Codexがそのファイル名を知っていることと、読んで動けたことは別です。試す時は参照した条件も答えてもらいます。
図の説明:読む資料→担当の仕事→返す物、に加え、人へ聞く出口を置きます。肩書きの文字が大きくても、出口がない説明では迷う相談を扱えません。
元の補助図を開く(画像の改訂は別の便)


今日の記録
試した仕事のメモ
- 任せた仕事:__
- 渡した材料:__
- 自分で確認・修正したところ:__
- 次の依頼へ足す一文:__
材料の行と、PC担当説明の対応を見る
表が狭いときは横に動かして読めます。
| 材料の行 | 基本の役割カードに書いた内容 |
|---|---|
| 01・05・06 | 初めて使う社員向けの案内下書きを作る仕事 |
| 02〜04・07 | 操作手順と相談を読み、根拠にした箇所も返す |
| 08・09・13 | 直接操作しない・認証情報を聞かない・画面名を合わせる |
| 10・11 | 資料が足りない質問と管理者変更を人へ分ける |
| 12・15 | 解決済みや実行済みではなく説明案まで |
