「男性看護師はやめとけ」といった声を耳にしたことありますよね。
「男性看護師の将来性は?」
「男性看護師の年収が低い?」
このような悩みを抱く方は私も含め少なくありません。
それでも男性看護師の需要は高まり、目指す男性も増加傾向にあります。
この記事では、現役男性看護師の私が、看護師を目指す男性や現役男性看護師が抱える「男性看護師はやめとけ」という意見の真実に迫ります。
なぜそう言われるのか、その理由を解説するとともに、男性看護師ならではのメリットなどを解説していきます。
体験談をすぐに知りたい方は、こちら!

星さん
・女性
・30代
・元看護師
2児の母。旦那様の整体院の開業にともないYouTube編集やInstagram運用を独学で学び、お手伝いしながら看護師として病院でパート勤務をされていました。看護師の仕事と子供の世話で時間に追われる日々が続き、Webマーケターの道を決意。現在は、旦那様の整骨院のコンテンツを作成しながら、その他業務委託でWebページのSEOコンテンツを作成。

中村さん
・女性
・薬剤師 / 大学院生
現在は薬剤師として大学病院に勤務しながら大学院へも通っている。自身のスキルアップのため以前から興味のあったWeb業界の道へチャレンジ。現在は副業マーケターとして案件を獲得している。来年を目処にWebマーケター業をメインにし海外に行くという自身の目標達成に向けて活動しています。

タクトモ
看護師をしながらWebマーケターを目指しています。現在妻と娘2人と暮らしています。自由に働くことで、子供との時間を大切にしたいと考えWEBMARKSを受講。完全未経験からでも未来のマーケターとして働けるよう、日々奮闘中。

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/デジタルマーケター
会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。大好きなサーフィンをはじめ、自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
会社員や公務員、主婦、学生など、完全未経験から転職・フリーランス独立し、プロのWebマーケターとして活躍しています(LINEでインタビューを配信中!)。
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Contents
男性看護師がきついと言われる理由
「男性看護師はやめとけ」という言葉を聞く背景には、男性看護師ならではの苦労が存在します。
看護師業界は女性中心の職場であり、令和4年末の厚生労働省調査では男性看護師の割合は約8.5%と少数派です。
そのため、女性に囲まれた職場環境での人間関係の難しさ、患者からの男性看護師に対する抵抗、女性特有の会話に入りづらいなど、私を含め、男性看護師は様々な苦労を経験しています。
ここでは、「男性看護師がきつい」と言われる理由を解説していきます。
(出典:令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況|厚生労働省)
お局看護師との関わり
看護師の職場では、勤続年数が長く、経験豊富なベテラン看護師、いわゆる「お局看護師」と呼ばれる存在がいます。
お局看護師の特徴として、私の経験から以下のような点が挙げられます。
- マイルールを押し付ける:
過去の経験や独自のやり方を強調し、周囲にそれを押し付ける。 - 人のミスを厳しく指摘する:
他人のミスに対しては厳しく、徹底的に攻撃する傾向がある一方、自分のミスは認めない。 - 職場の空気を支配する:
職場全体の雰囲気を左右する影響力を持っている場合があり、周囲は常に気を遣わざるを得ない状況に陥ることがあります。
このようなお局看護師との関わりは、男性看護師にとって大きなストレスとなり、「きつい」と感じる要因の一つとなります。
もしお局看護師との人間関係が悪化してしまうと、職場で肩身の狭い思いをしたり、仕事がやりづらくなったりするだけでなく、モチベーションの低下にもつながる可能性があります。
派閥争いや悪口の言い合いに巻き込まれる
看護師の職場では、気の合う者同士でグループを作り、それが派閥へと発展することがあります。
女性は男性よりも承認欲求が強いというデータもあり、気の合う女性同士でグループを作り、お互いを認め合うという風潮は女性社会ではよく見られます。
このような派閥が形成されると、それぞれのグループで結束し、利害関係が生まれ、時には派閥同士で争いが生まれてしまう場合もあるでしょう。
男性看護師も、このような派閥争いに巻き込まれることがあります。
具体的には、私の経験も含めて以下のような状況が考えられます。
- 悪口を聞かされる:
特定の人物やグループの悪口を一方的に聞かされることで、精神的な負担を感じます。私は、スマホをみたり、席を離れるなどの行動をとって逃げています。 - どちらの味方につけば良いか悩む:
複数の派閥からそれぞれ支持を求められ、板挟みになることで、大きなストレスを感じます。私は、とことん中立の立場を選んで行動しています。 - 職場の雰囲気が悪化する:
派閥争いによって職場の雰囲気が悪化し、チームワークが乱れることで、業務に支障をきたす可能性があります。 - 協力関係が崩れる:
派閥間の対立によって、本来協力すべき場面でも協力体制が築けず、業務が円滑に進まなくなることがあります。
このような状況で働くことは、大きなストレスとなります。
もちろん、すべての職場がこのような環境とは限りませんが、もしこのような状況に陥った場合、男性看護師はマイペースに働くことができず、常に周囲の空気を読んで行動しなければならなくなります。
これは、男性看護師にとって「きつい」と感じる要因の一つとなります。
仲間が見つけられず後悔
男性看護師は少数派であり、職場に男性看護師が自分だけということもあります。
そのため、私たち男性看護師は以下のような悩みを抱えやすいのです。
- 悩みを共有できる相手がいない:
男性看護師ならではの悩み(例えば、女性社会への適応、体力的な役割分担、キャリアの悩みなど)を、気軽に相談できる同僚がいないことで、孤独感を感じやすくなります。実際に内科で勤務していた際に歳の近い男性看護師がいなく寂しかった経験があります。 - 励まし合える仲間がいない:
仕事の辛さや悩みを分かち合い、励まし合える同僚がいないことで、モチベーションの維持が難しくなる場合があります。 - 女性とのコミュニケーションに苦手意識がある:
看護師は互いに連携して業務を行うことが普通で、女性とも協力しなければなりません。しかし、男性の中には、女性とコミュニケーションを取ることに苦手意識を持つ方もいます。 - キャリアプランを描きにくい:
職場に男性の上司や先輩がほとんどいないことで、ロールモデルを見つけることが難しく、将来のキャリアプランを描きにくいという課題もあります。
これらの要因が重なり、男性看護師は職場で孤立感を深め、看護師になったことを後悔するケースも少なくありません。
職場に仲間がいることは、心強いものですが、それが難しい現状が、男性看護師にとって「きつい」と感じる大きな理由の一つです。
女性看護師はサバサバしていて連携が難しい
看護師として働く女性は、医療現場という緊迫した状況の中で、迅速かつ的確にコミュニケーションを取る必要性があるため、ある程度仕方がない部分もあります。
しかし、男性看護師にとっては、以下のような点で「きつい」と感じる要因となる可能性があります。
- 遠慮がない物言い:
遠回しな表現をせず、ストレートに意見や指示を伝えるため、場合によってはきつく聞こえてしまうことがあります。 - 感情表現が豊か:
感情の起伏が激しく、喜怒哀楽をストレートに表現するため、男性看護師はどのように対応すれば良いか戸惑うことがあります。 - 仕事の押し付け:
「男性の方が力が強いから」という理由で、身体介助や雑用、ナースコール対応など、体力的に負担の大きい仕事を多く任されることがあります。 - 男性への配慮不足:
女性中心の職場環境では、男性特有の悩みや事情が理解されにくく、配慮に欠ける言動が見られることがあります。
このような状況は、男性看護師にとってストレスとなり、職場での居心地が悪くなったり、仕事へのモチベーションが低下する原因となります。
そのため連携のしにくさに繋がることが「きつい」と感じる原因の一つです。
※「白衣の天使」のようなイメージがある場合、ほとんどの方が打ち砕かれるでしょう。
私も期待していた時もありましたが、1つの職場に1人いたらラッキーだと思います。
女性看護師がいいと言われる
患者さんの中には、「女性看護師がいい」と言う方がいます。
また、男性患者さんでも女性にケアしてもらったほうがいい方もいます。
具体的な状況としては、以下のようなケースです。
- 羞恥心を伴うケア:
着替え、清拭、入浴介助、排泄介助など、肌の露出を伴うケアは、異性に対して抵抗を感じやすいです。特に若い女性患者さんの場合、男性看護師によるケアを拒否するケースが多く見られます。 - 高齢の患者さんでもゼロではない抵抗:
高齢の患者さんであれば、男性看護師によるケアをそこまで気にしない方もいますが、それでも抵抗を感じる方はいます。 - 夜勤時の対応:
夜勤は看護師の人数が少ないため、どうしても男性看護師が女性患者さんのケアを担当しなければならない場面が出てきます。
このような状況は、男性看護師にとって「きつい」と感じる要因の一つとなります。
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男性看護師はやめとけと言われる理由
「男性看護師はやめとけ」と言われる背景には、女性社会であること以外にも、収入面や労働環境、将来性など、複合的な要因が存在します。
ここでは、これらの具体的な理由を解説していきます。
年収が低い
男性看護師の給与水準が低いと言われる原因は、以下の2点です。
- 30代以降、男性サラリーマンの平均年収を下回る傾向:
複数のデータ(国税庁「年齢階層別平均給与」、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)を比較すると、20代では男性看護師の方が平均年収が高いものの、30代以降は男性サラリーマンの方が高くなり、その差は年齢を重ねるごとに大きくなる傾向にあります。 - キャリアアップの難しさ:
サラリーマンは出世していく場合が多い一方、男性看護師は管理職などのキャリアを積むのが難しいことが、年収の差につながっていると考えられます。
平均年収の差 | ||
---|---|---|
男性サラリーマン |
男性看護師 |
|
年齢 |
年収(円) |
年収(円) |
19歳以下 |
183万 |
ー |
20〜25歳 |
288万 |
401万 |
25~29歳 |
394万 |
474万 |
30~34歳 |
485万 |
487万 |
35~39歳 |
580万 |
485万 |
40~44歳 |
635万 |
521万 |
45~49歳 |
676万 |
551万 |
50~54歳 |
707万 |
566万 </td |
55~59歳 |
697万 |
585万 |
60歳以上 |
520万 |
477万 |
平均 |
567万 |
505万 |
(出典:賃金構造基本統計調査 5 職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計) | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口)
これらのデータから、男性看護師は20代こそサラリーマンより高い収入を得られるものの、30代以降は逆転し、年齢を重ねるにつれて差が開く傾向にあることがわかります。
この点が、「男性看護師はやめとけ」と言われる理由の一つとなっています。
労働と給与が見合わない
看護師の仕事は、日勤だけでなく夜勤や交代制勤務が一般的であり、生活リズムが崩れやすいという特徴があります。
夜勤は日勤に比べて看護師人数が少ないため、一人ひとりの責任範囲が広く、業務負担が大きくなります。
さらに、業務時間外でも研修があったり、医療に関する勉強をしたりする必要がある点も、負担を大きくしています。
これらの要因から、「プライベートを犠牲にしている割には給料が見合わない」と感じ、看護師になったことを後悔する人もいます。
身体的・精神的に大変
男性看護師は、一般的に女性よりも体力があると見なされるため、力仕事を任されやすい傾向にあります。
私が女性看護師から任された例で言えば、患者さんの身体の移動や清潔ケア、重い荷物の運搬、高い位置にある物を下ろす作業などを一人で任されることもありました。
女性看護師から「こういうとき、男性がいると助かるよね」と言われることもありますが、力仕事だけを頼りにされているように感じてしまい残念でした。
特に、激務の後や夜勤明けで疲れているときに、このような負担の大きい仕事を任されると、体力的にも精神的にもつらいです。
夜勤明けで家族との時間を作ろうとしても疲れてできなかったり、急な家族の用事ができても勤務変更がしにくかったりと、プライベートとの両立が難しいと感じることが多いのも事実です。
特に手術室や精神科など、緊迫した環境の中で長時間立ちっぱなしの業務を行う際に大変さを感じます。
私が精神科で勤務していた際に、精神的に不安定な患者さんの対応を行う場合など、負担がかかる現場では大変に感じることが多かったです。
将来性がない
男性看護師が将来性について悩む要因は、以下の3点です。
- 給与面での不安:
40代以降、給料が伸び悩む傾向にあるため、結婚、子育て、住宅ローン、老後資金など、将来の生活設計に不安を感じやすいです。給与面での不安は深刻な問題です。 - キャリアプランの描きにくさ:
看護師の職場は女性が多く、男性のロールモデルとなる人が少ない傾向にあります。そのため、将来どのようなキャリアを歩むべきか、具体的な目標を描きにくいという課題があります。 - 体力的な不安:
看護師の仕事は体力的にハードな面があり、特に夜勤や身体介助などは年齢を重ねるにつれて負担が大きくなります。50代、60代になっても看護師を続けられる体力があるのか、不安を抱く人も多いです。実際、看護師として働く40代後半の友人も夜勤がきつくクリニックへと転職していました。 - これらの要因が複合的に影響し、男性看護師は将来に対して不安を感じやすい状況にあります。
業務内外問わずやることもあり、業務量が多いのにも関わらず男性サラリーマンと比べて給料が低いので、結婚して子供ができたときに果たして養えるのかと不安があるという声もあります。
看護師の仕事は、病気や怪我で苦しんでいる患者さんを近くで支えることができる、非常にやりがいのある職業です。
しかし、将来に対して不安を感じている男性看護師が多いという現状です。
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男性看護師として働くメリット
看護師不足が深刻な日本では、男性看護師は働く場所に困ることが少なく、スキルアップや資格取得によって収入アップも目指せます。
また、患者さんや医療チームから頼りにされる場面も多く、大きなやりがいを感じられる仕事です。
ここでは、男性看護師として働く具体的なメリットについて解説していきます。
働く場所に困らない
看護師は、他業種と比較して雇用が安定しており、働く場所に困らないです。
その理由は以下の4点です。
- 高い需要と人手不足:
医療機関では慢性的な看護師不足が続いており、看護師の需要は非常に高い状態です。 - 高齢化社会の進行:
日本は超高齢社会であり、今後も医療・介護ニーズは増加していくことが予想されます。それに伴い、病院やクリニックといった医療機関だけでなく、介護施設や福祉施設などでも看護師の需要は高まります。 - 安定した雇用と収入:
需要が高いことから、給料が急に下がったり、病院の経営悪化などで解雇されたりするリスクは比較的低いと言えます。近年のコロナ禍においても、看護師は解雇の影響をほとんど受けていません。 - 転職のしやすさ:
仮に今の職場を辞めることになったとしても、看護師の需要は非常に大きいため、比較的早く次の職場が見つかる可能性が高いです。
これらの理由から、看護師は安定した雇用と収入を得られる可能性が高く、働く場所に困らないことがメリットです。
スキル・資格で年収が上がる
男性看護師が年収を上げるためには、スキルアップや資格取得が有効な手段となります。
具体的には、以下の3点が考えられます。
- 専門看護師・認定看護師・認定看護管理者:
日本看護協会の資格認定制度には、「専門看護師」、「認定看護師」、「認定看護管理者」の3つの資格があります。これらの資格を取得することで、特定の分野における専門知識や高度な看護技術を証明することができ、給与アップやキャリアアップにつながります。 - その他の資格:
保健師、ケアマネジャー、公認心理師、臨床心理士など、看護師の業務に関連する資格を取得することも、スキルアップやキャリアアップにつながります。 - 管理職を目指す:
看護主任、看護師長、看護部長といった管理職を目指すことも、収入アップにつながる有効な手段です。管理職に就くことで、役職手当が支給されるため、給与アップが期待できます。
これらの方法を通じて、男性看護師は自身のスキルや専門性を高め、それに見合った収入を得ることが可能になります。
給与水準が低いと言われる看護師ですが、自らの努力次第で収入アップを実現できる点は、メリットです。
(出典:資格認定制度 | 看護職の皆さまへ | 公益社団法人日本看護協会)
やりがいを感じる場面も多い
看護師は、病気や怪我を抱え、身体に不調をきたしている患者さんが病院内で安心して過ごせるようサポートする、非常に重要な役割を担っています。
患者さんの最も近くに寄り添う存在として、日々のケアを通じて多くのやりがいを感じる場面があります。
- 患者さんの回復を間近で見守る:
患者さんの回復過程を間近で見守り、その喜びを分かち合うことで、大きなやりがいを感じられます。自分が担当している患者さんが回復していく姿を見るのは、看護師にとって何よりの喜びです。 - 患者さんからの感謝の言葉:
患者さんから「ありがとう」と感謝されたときには、人の役に立っていることを実感できます。直接感謝の言葉を伝えられることは、看護師の仕事の大きなモチベーションとなります。 - 力仕事で頼りにされる:
看護現場は想像以上に力仕事が多く、特に体が大きかったり体重が重かったりする患者さんの体位交換や移乗介助では、男性看護師の力強さが重宝されます。つらいところと紙一重ですが、女性看護師から頼りにされることで、自身の存在意義を感じることができます。 - 男性患者さんの心理的な支えとなる:
男性特有の悩みや相談に耳を傾け、心理的なサポートを提供することで、患者さんの安心につながり、やりがいを感じられます。特に男性専門外来などでは、同性でなければ話しにくい相談にも乗ってあげられるという強みがあります。 - 患者さんの家族の支えとなる:
患者さんのサポートはもちろん、時には患者さんの家族の心に寄り添うこともあります。特に男性は、精神的な支えに加えて、力を必要とする身体的な支えとしても頼りになる存在です。
これらの経験を通して、男性看護師は自身の仕事に大きなやりがいを感じ、働くことへのモチベーションを高めることができることもメリットの1つです。
男性看護師割合が高い職場もある
特定の診療科や施設では他の診療科よりも割合が高くなる傾向にあります。
これは、男性看護師の体力や特性が業務上必要とされる場面が多いためです。
具体的には、以下のような診療科や施設が挙げられます。
- 精神科:
せん妄や錯乱状態の患者さんの対応など、急な動きをコントロールする際に男性看護師の力強さが役立ちます。また、男性患者さんが同性の看護師に心の内を打ち明けやすいという側面もあります。 - 整形外科:
手術後の患者さんの移動やリハビリテーションのサポートなど、体力が必要な場面が多く、男性看護師が活躍しやすいです。 - リハビリテーション科:
身体機能の回復を目的としたリハビリテーションでは、患者さんを支えたり、移動を介助したりする場面が多く、男性看護師の力が重宝されます。 - 救命救急科:
緊急性の高い患者さんの対応や、迅速な処置を行うためには、体力と瞬発力が求められるため、男性看護師が適していると言えます。 - 手術室:
手術中の医師のサポートや、医療機器の運搬など、体力や機敏さが求められる業務が多く、男性看護師が活躍しやすい環境です。 - 泌尿器科・男性専門外来:
男性特有の疾患や悩みを抱える患者さんが多く、同性である男性看護師が親身になって相談に乗ることで、患者さんの安心感につながります。 - 介護施設:
高齢者の身体介助や移動介助など、体力が必要な場面が多く、男性看護師の活躍が期待されます。介護施設には、介護スタッフも多く男性の割合も高くなっています。
これらの職場では、男性看護師の存在が重宝されるだけでなく、同性の同僚と悩みを共有したり、励まし合ったりすることで、より働きやすい環境が期待できます。
女性が多い職場に抵抗がある場合や、男性ならではの悩みを共有できる環境を求める場合は、これらの職場で働くことを検討してみるのも良いでしょう。
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男性看護師が重宝される場面の体験談
男性看護師は、医療現場で重要な役割を担っています。
力仕事が求められる場面、男性患者さんのケア、緊急時の対応など、男性看護師だからこそ貢献できる場面は多く存在します。
また、人間関係においても、男性看護師ならではの強みを発揮できることがあります。
私自身、外科、内科、精神科、がん領域と多様な現場を経験する中で、男性看護師が重宝される場面を数多く目にしてきました。
ここでは、自身の経験も交えながら、具体的な体験談を通して男性看護師の活躍を紹介します。
男性看護師が適している患者層
私の経験から、男性看護師が特に適していると感じる患者層は、以下のような方々です。
- クレームが多い患者さんやご家族:
患者さんやそのご家族の中には、担当の女性看護師に対して強いクレームを言う方がいます。
しかし、男性看護師が対応することで、相手のトーンが落ち着き、円滑に話を進められるケースが多いです。
私の働いている病棟では、男性看護師がクレーム対応をする方がうまくおさまることが多いため、同僚からも頼りにされています。 - 威圧的な態度を取る男性患者さん:
女性看護師に対して威圧的な態度を取る男性患者さんもいます。
暴言、暴力、セクハラといった行為に及ぶケースもあります。
このような場合、男性看護師が対応することで、患者さんの態度が改まることが多く、トラブルを未然に防ぐ効果があります。
男性看護師の私が注意しに行くことで、患者さんも何も言わなくなることが多々あります。 - 男性患者さんのケア:
泌尿器科で働く場合や、男性専用の美容外科などで勤務する際には同性の看護師の方が、悩みも打ち明けやすく信頼関係を築き易いと考えられます。
泌尿器科で働いたことはないですが、清拭や陰部洗浄などを行う際は、同性の看護師の方が、異常の発見なども早いと感じます。
トラブル対応は有利
トラブル対応には男性看護師が有利で、以下のような点で貢献できます。
- 冷静な対応:
男性は比較的冷静に状況を判断し、落ち着いて対応できる傾向があります。 - 威圧感の抑制:
男性看護師の存在自体が、患者さんやご家族の威圧的な態度を抑制する効果があります。 - 物理的な抑止力:
万が一、暴力行為などに発展しそうな場合でも、男性看護師であれば物理的に抑止できる可能性が高いです。
これらの経験から、男性看護師は特定の状況において、患者さんやご家族、そして職場の同僚にとって非常に頼りになる存在です。
お局に好かれることも多い
男性看護師は、お局看護師に好かれる傾向があると思います。
患者や職員に優しい、女性看護師以上に気が利く、業務に協力的である、何かトラブルがあれば率先して手を貸すなど女性社会で揉まれてきているからなのか皆さんこのような方が多いです。
そのため、女性看護師からの信頼は厚いと感じます。
もちろんお局看護師も例外ではありません。
ただ、私の体験談なのですが、新人の頃はそうは言っていられません。
新人の頃は何もかも一杯一杯で上記の対応はできないことが多いです。
そのためいびられることはあります。
しかし、業務を覚えるまでの間は忙しく、大変な時期ですが、お局看護師は、特に頑張っている男性看護師のことを支えたがる傾向が強いと感じられることが多かったです。
\未経験から月40万のフリーランスに/
看護師等のキャリアチェンジ事例

現役の男性看護師の方は、職場の人間関係などに滅入ってしまい「やめたい」と感じている人もいるかもしれません。
そのような方達のために看護師や医療従事者からでもキャリアチェンジしている方はいるので、その方たちの紹介をしていきます。
看護師からフリーランスマーケターへ転身した星さん

2児の母。旦那様の整体院の開業にともないYouTube編集やInstagram運用を独学で学び、お手伝いしながら看護師として病院でパート勤務をされていました。看護師の仕事と子供の世話で時間に追われる日々が続き、Webマーケターの道を決意。現在は、旦那様の整骨院のコンテンツを作成しながら、その他業務委託でWebページのSEOコンテンツを作成。
星さんは、元看護師で2人の子育てをしながら、ご主人の整体院の開業をサポートされています。
看護師時代は、子育てと仕事を両立させるのが大変で、時間との戦いを感じていました。
しかし、Webマーケティングを学ぶことで、働き方が大きく変わったそうです。
現在は、フリーランスへと転身しSEOコンテンツの作成やYouTube編集やInstagram運用など、様々なWeb業務をこなしながら、時間にゆとりを持って子育てを楽しんでいるとのこと。
WEBMARKSで学んだ結果、Webマーケティングのスキルは星さんの生活に柔軟性をもたらし、20代で未経験からWebマーケターへの転職に成功しました。
星さんの事例が気になる方はチェックしてみてくださいね。
薬剤師で副業Webマーケターとして活躍する中村さん

大学卒業後、国家資格を取得し薬剤師に。キャリアを積むために大学病院に就職したが今の環境では成長できないと感じスキルアップのために大学院へ入学。しかし、それでも成長を図れないと感じたため以前から興味のあったWeb関係の道へ挑戦し現在は副業マーケターとしても活動しています。
中村さんは、大学病院で薬剤師として6年間勤務された後、さらなるスキルアップを目指し大学院に進学されました。
しかし、大学院での学びだけでは満足できず、海外で働きたいという夢を抱くようになったとのこと。
その実現のために、Webマーケティングの道へと進むことを決意されました。
中村さんがWebMARKSを選んだ理由は、丁寧なカウンセリングと充実したサポート体制だそうです。
無料カウンセリングでは、自身のキャリアプランや目標についてじっくりと話し合い、Webmarksのカリキュラムが、自身の目標実現に大きく貢献できることを確信したとおっしゃっています。
中村さんの事例が気になる方はチェックしてみてくださいね。
\未経験から月40万のフリーランスに/
男性看護師はやめとけは真実?まとめ
「男性看護師はやめとけ」という言葉を聞くことがありますが、それは一面的に見れば真実です。
確かに、女性中心の職場環境、体力的な負担、将来への不安といった課題は存在します。
しかし、男性看護師として働くことは、多くのやりがいと可能性を秘めています。
超高齢社会の日本では、医療・介護現場で男性看護師への期待は高まる一方です。
力仕事での貢献はもちろん、男性患者さんからの信頼を得やすく、精神科など男性看護師が特に必要とされる現場も存在します。
キャリアアップの道も拓けており、資格取得や管理職への昇進で収入増も期待できます。
働き方も多様で、病院勤務だけでなく、訪問看護や企業など、自身のライフスタイルに合わせた選択が可能です。
- 人の役に立ちたい
- 努力を惜しまない
- 体力・精神力に自信がある
- 看護師という職種にこだわりがある
という方にとって、男性看護師は魅力的なキャリアです。
「やめとけ」という言葉に惑わされず、自身の適性や目標と照らし合わせ、後悔のない選択をしてください。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
公式LINEでは、Webマーケター適正診断と5Days動画講座をプレゼントしています。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能。
これまでの経験や趣味、関心のあることを活かしやすく、社会貢献にもつながるため、やりがいが大きいのが特徴です!
会社員から独立を成功させた、現役フリーランスWebマーケターが、ご相談に乗らせていただくことも可能です。
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