2020年から続くコロナ禍での生活。個人経営の飲食店は今も大変ですよね。
撤退や廃業するお店、「売り方」「集客」を見直すお店も増えています。
では、実際何をしたらいいか、あなたは想像できますか?
- 「1人でどうしたらいいのか、さっぱり…。」
- 「Webマーケティングの本を買ったけど、難しくて挫折。」
- 「実際Webマーケティングって…何するの?」
そんなあなたでも、大丈夫!
今回は個人飲食店の経営でお悩み中のあなたに向けて「Webマーケティングの基礎」を徹底解説!
Webマーケティングの基礎はもちろん、自宅で簡単にできる「分析術」も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今日からあなたも「Webマーケティングをとりいれた店舗経営」を始めてみませんか?

しろたにしゅんた
・男性
・20代後半
・千葉県
・元開発途上国支援ボランティア
新卒で開発途上国にて教育支援を行なっていたが、コロナ禍の影響で帰国。今後不測の事態が起こっても、子ども向けの支援を継続できる状態を目指すため千葉の田舎で行われているWEBキャリアスクールに参加。開催地の居心地がよく、そのまま移住しWebライターに。現在はフリーランスとして地域の教育事業や児童福祉NPOのメディア担当、教育コンテンツの開発に携わりながらスキルを活かして教育に関わり続けている。

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/デジタルマーケター
会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。大好きなサーフィンをはじめ、自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
会社員や公務員、主婦、学生など、完全未経験から転職・フリーランス独立し、プロのWebマーケターとして活躍しています(LINEでインタビューを配信中!)。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
公式LINEでは、Webマーケター適正診断と5Days動画講座をプレゼントしています。
\未経験から月40万のフリーランスに/
Contents
飲食店経営のカギ「Webマーケティング」
まずは、飲食店経営に、「Webマーケティングが不可欠だ」という業界の背景と「Webマーケティングとは?」について解説します!
初めて「Webマーケティング」を知った人も分かるように説明しますね。
飲食店の売り上げ減少が深刻化
コロナ禍の飲食店についてのデータを読み解いていきます。
これは、2020年〜2021年にコロナ禍で倒産した全国における飲食店の数です。
ここ数年と比較すると次のことが分かります。
- 2020年中に倒産した飲食店の数:780件
- 2021年中に倒産した飲食店の数:569件(前年比27.1%減)
(参考:「飲食店」動向調査2021)
このように飲食業界全体が「コロナ禍」によるダメージを受けているのでしょう。
では、その打開策「マーケティングとは何か」を次で紹介しますね。
Webマーケティングって何?
近年、「飲食業界全体が厳しい状況」という背景があります。
そのうえで、これから行う「Webマーケティング」は一体何かを説明します。
Web(インターネット)上で、他社にはない強みを明らかにし(ブランディング)、ターゲットとなるお客さんをどのように呼び込むか、そのためにどんな手段や方法で販売するか、アピールするのかを考案し、売り上げを促進させるための活動のこと。
このように、Webマーケティングは、単発の1つのアクションではないんですね。
さまざまな戦略・手法が含まれます。
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なぜ飲食店にWebマーケティングが必要?
とはいえ「Webマーケティングが必要なのは、こんな感じじゃない?」と思っていませんか。
- 一部の大企業
- テクノロジー業界の会社
- テレビで紹介される有名店
そんなことはありません!
ここでは、個人の飲食店にマーケティングが必要な「3つの理由」を紹介します。
個人店舗を経営しているあなたこそ、Webマーケティングが必要です。
ニーズが人によって違うから
あなたが友だちとランチに行くときをイメージしてみてください。
自分は「安くてたくさん食べられる定食屋」がいいと思っても、相手は「少々値段が高くても静かなレストランがいい」と思うかもしれませんね。
このように、人が飲食店に何を望むか(ニーズ)には違いがあります。
飲食店は競合(ライバル)が多いから
飲食店は競合店の数が多いのも特徴です。その理由は、開業のハードルが他業種よりも「低い」から。
実際、中小企業庁の調査でも、開業率・廃業率の両方が高いのは「宿泊業、飲食サービス業」という結果があります。
新規参入しやすい分、より「ライバルを意識した経営」を求められるんですね。
(出典:中小企業庁/2020年度版中小企業白書(第1部の第3章・第1節「企業数の変化と開廃業の動向」より))
多くの人がスマホで飲食店を探すから
あなたは、ランチの行き先を探すとき、まず何をしますか?多くの人がスマホを手にして、Google Map(グーグルマップ)やグルメサイトで検索するでしょう。
さらには、口コミやおすすめのメニュー、期間限定のメニューをチェックしたりしますよね。
「探す」ために、「スマホ」を見る。この流れがごく自然になっています。
どんなによいサービスを提供していても、必要とする人に情報を届けなければ始まりません。
Webマーケティングは、お客さんの手元(スマホ)まで情報を伝える役割を担います。
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店舗集客で取り組む!Webマーケティングの流れ
飲食店経営で、ポイントとなるのが店舗集客ですね。
集客と言ってもただかき集めればいいのではなく、できればリピーターとして長く来店してもらいたい。
効率的に「店舗集客」をするには、具体的に何をすればいいのか。
ここでは、店舗集客を成功させるためのWebマーケティングで重要なポイントと大まかな流れを、3つに分けて説明します。
戦略を立てる
戦略を立てる際には明確な「目標」が必要です。
また、「誰に」という問いを常に持つことが大切!この「誰に?」に当てはまるのが「ターゲット」と呼ばれるお客様です。
ターゲットが決まったら次に「どんなものを」…と進めていきます。
ただ、問題はこれから。マーケティング自体初めての人は「何を考えたらいいの?」と迷いますよね。
集客のための施策を考え、実行する
次のポイントは「施策」です。
集客は「お客様を集める、リピーターを得る、自社の価値を上げる」までの流れのことを指します。
ということは、施策を考えるには、流れの中で「何をするか」を決める必要があるんですね。
難しく考える必要はありません。「施策」の例は以下のようなものがあります。
- 折込チラシの配布
- ティッシュなどの街頭配布
- ホームページを持つ
- 地域でのイベントに参加する
ターゲットに合わせながら選んでみましょう!
お客様に体験させる
お客様にお店や商品に興味を持って、実際に体験する(手に取る)までをマーケティングでは「顧客体験」と言います。
「飲食店は関係ない?」そんなことはありません!
実際にみなさんが商品を手に取るまでに「これだけの体験」が含まれているのです。
- ブランドや雰囲気、イメージについて知る
- 口コミやSNS、ホームページでお店の前を通りかかって興味を持つ
- 他店と比較する
- 目当ての体験をする(食事、会話、写真撮影など)
- 店内の雰囲気を体験する(清潔感、BGM、インテリア、食器など)
- 接客を体験(サービス、接客時の対応など)
- SNSに写真を載せる
- ECサイト(ネットショッピング)を利用する
- 他の人へおすすめする
購入・お問い合わせに繋げる
ホームページやSNSを「ただ更新するだけ」では、もったいない。
購入や問い合わせなど、お客さんに「狙い通りの動きをさせる」ところまでが肝心。
マーケティングでは、この狙ったアクションをお客さんが起こした状態のことを「コンバージョン」と言います。
飲食店なら「予約」「問い合わせ」「物販の購入」などがコンバージョンに当たります。
コンバージョンは実際に回数として数値化できるので、経営時の目標(指数)にもなりますよ。
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Web広告以外にも!飲食店への集客方法6選
Web広告以外の集客方法としてよく利用されている手法を解説します!
今回は実際に個人の飲食店で利用されることも多い
- 「プレスリリースの配信」
- 「SNSの活用」
- 「Googleマイビジネス」
- 「クーポン配信サイト・アプリの活用」
の4つを中心に紹介しますね。
この他にも手法はたくさんあるので、あなたのお店や戦略にあった方法を選んでみましょう。
Web広告
Web広告とは、「インターネット上に掲載される広告」のこと。
WebサイトやGoogleなどの検索エンジンの検索結果、SNS、動画サイトなど、広告枠の部分にに掲載されます。オンライン広告、デジタル広告と呼ばれることも。
2019年には国内のインターネット広告費は2兆1,048億円にのぼり、今後も多くの利用が見込まれています。
(参考:2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析)
プレスリリースの配信
新しくオープンする店舗、新しいサービス、時期ごとのイベント情報。
そんな「今、旬な情報」をプレスリリースに配信するのもいいでしょう。
プレスリリースは最新情報を求める多くのメディアが注目しやすいため、取材の問い合わせなどのチャンスづくりにピッタリ。
SNSの活用
SNSを活用すれば、カジュアルに写真や文字を使ってお店をアピールできます。
SNSはコメント欄やメッセージ機能を使って、ダイレクトにお客様と繋がれて便利。
- 「どんな写真があればいいの?」
- 「どんな投稿をしたらいいのか分からない」
そんなあなたは、他のお店のアカウントをフォローして参考にするところから始めるのもいいですね!
Googleマイビジネスの活用
Googleマイビジネスは、Googleでの検索やGoogleマップへの掲載を手助けしてくれるツールです。
- 電話番号や営業時間などの基本情報の管理
- 来店客の分析
- Googleマップ上に店舗情報を表示させる
- よく来店するお客さんにキャンペーン情報を送る
このように個人で店舗を持つ人のかゆいところに手が届くツール。
店舗を分析したい人にも、ファンをしっかりと獲得したいあなたにもぴったりです。
クーポン配信サイト、アプリの活用
クーポン配信サイトで新しいお客様やリピーターを獲得する方法もあります。
10代〜60代を対象に行った調査では72人が「直近1年間にクーポンを利用したことがある」と回答しています。
これくらい「クーポン」が生活の身近にあるんですね。
さらに、お店専用のアプリを導入するのも1つの手段です。
メリットとしてはこんな感じ。
- 来店ポイントの管理
- クーポン配信
- 店舗からのメッセージ配信機能
- 予約機能
アプリはお客様にダウンロードされるまでは大変ですが、さまざまな機能があり、お客様を手放さない仕組みが組み込まれています。
コンテンツマーケティングの実施
読み手にとって価値のあるコンテンツの制作・発信を行い、お客様の獲得を目指す手法を「コンテンツマーケティング」と言います。
SEO(検索エンジンに表示・理解されやすいように最適化すること)の知識を習得することで、コンテンツが読み手の目に留まりやすくしたり、集客に繋げたりできます。
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【今日から実践!】飲食店のWebマーケティングを極める「分析術」
店舗集客のためには戦略を練り、そのために最適な手段を選ぶことがマーケティングだとお伝えしてきました。
ここでは、今日からできる分析方法を3つご紹介します!
紙とペンさえあればできるので、ぜひ実践してみましょう!
ターゲットを明確にできる!STP分析

STP分析では、あなたの店舗がどんなお客さんを狙っているのかや同業者との比較が簡単にできる分析方法です。
そもそも、STPとは次の3つの頭文字で成り立っています。
- 参入する市場を分ける(セグメンテーション:Segmentation)
- ターゲットを決める(ターゲティング:Targeting)
- 他社と比較した自社の立ち位置の明確化(ポジショニング:Positioning)
この3つが分かれば、自社の商品(店舗)が「どんな市場で」「誰に」「どんな違いを売るか」をはっきりとさせることができます。
競合にはない「特別」が分かる!SWOT分析
SWOT分析(スウォット分析)は先ほどと同じく、次の頭文字を取ったワークです。
- Strength:強み……自社が持つ特徴で、目標達成にプラスになること
- Weakness:弱み……自社が持つ特徴で、目標達成にマイナスになること
- Opportunity:機会……競合他社の特徴で、目標達成にプラスなること
- Threat:脅威……競合他社の特徴で、目標達成のマイナスになること
これによって、自社の強みと弱み、自社以外の強みと弱みを総合的に分析できます。
リスクやマイナスな点も見つめながら自社の強みを生かした経営戦略や営業計画を立てられます。
5P分析
5P分析はアメリカのマーケティング学者が提唱した、「売り手の視点」の4つのポイントに商品や状況を合わせたもう1つのポイントを組み合わせた分析方法のこと。
- 商品(Product)
- 価格(Price)
- 流通(Place)
- 販売促進(Promotion)
- 人々(ピープル/people)
- 梱包(パッケージ/package)
- 業務、手順(プロセス/process)
- 人気、大衆性(ポピュラリティー/popularity)
上の4つに、あなたのビジネスにもう1つの要素を組み合わせます。
あなたの売り手としての「販売方針」や「お客様のニーズ」がはっきりと見えてくるでしょう。
例えば「人々」なら、仕入れ先や外部の提携業者、広告塔となるインフルエンサーを考えます。
このように販売者としての視点を組み合わせて分析することで、ズレのないマーケティングを実施できます。
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Webマーケティングで成功!飲食店の事例
これまでWebマーケティングの基本から具体的な集客方法、今すぐ実践できる分析方法まで紹介してきました。
それでも、「いやいや、本当にWebマーケティングは効果があるの?」と感じているあなたに、実際の手法別での成功事例を紹介します!
SNS活用の成功事例
女性に人気のベーグル専門店「BAGEL & BAGEL(ベーグルアンドベーグル)」はTwitterでマーケティング活動を行い大成功!
下記のような取り組みが特徴的。
(引用元:「BAGEL & BAGEL(ベーグルアンドベーグル)」公式Twitter)
- プレゼントや割引情報を載せて拡散をGET
- イベント情報や期間限定商品を紹介する
- 短い文章で分かりやすく伝える
- 購入者の投稿をリツイート(他社の情報を拡散すること)してファンを獲得する
このようにSNSでキャッチーな情報発信をして成功しているのが分かりますね。
Googleマイビジネスの成功事例
(引用:マルヒロ)
佐賀県西松浦にある食器(波佐見焼)屋さん「マルヒロ」ではGoogleマイビジネスを活用してファンを虜にしています。
Googleマイビジネスを活用することで次のような効果が出ています。
- マルヒロ+西松浦と検索するだけで最新の情報を表示させる
- リピーターに対する情報発信をする
- 情報がまとまっていて、予約や電話がすぐにできる
- 入荷したネタをすぐに共有できる
このようにお客様も経営者も両方が必要な情報の送受信をできるのがメリットですね。
アプリクーポンの成功事例

(引用:丸亀製麺)
うどん屋の丸亀製麺は「アプリクーポンを使ったマーケティング」で成功しています!
主に行った取り組みは次の通り。
- クーポンの配信
- レシートのQRコードでの来店ポイント付与
- 特典が当たるガチャ機能
このように遊び心とリピートしたくなるような特典をつけたことで、アプリは100万ダウンロードを記録しています。
コンテンツマーケティングの成功事例
主軸となるコンセプトを明確にし、公式サイトにおけるコンテンツの作成で、アクセスUP、売り上げUPに成功したのがCafe & BAR BellB(ベルビー)。
検索エンジンの結果をもとに自社のコンテンツのみで集客を行っていますよ。
- 「船橋 女子会」などの検索キーワードを参考にコースを決める
- 【ランチもOK】船橋の女子会プランなどキーワードに合わせた記事を作成する
- グルメサイトに頼らず集客をするので費用がかかりにくい
このように自社のWebコンテンツをフル活用し、マーケティングを飲食店経営に成功している例もあるのです。
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飲食店の集客にはWebマーケティングが効果的
個人で飲食店を経営するあなたに向けて「Webマーケティング手法」をお伝えしました。
飲食店が行えるWebマーケティング手法は日常に身近で、たくさんの手法がありましたね。
あなたの店舗でも「今日から」取り組めるマーケティング手法もあるので、今から勉強しておくことがおすすめ!
なかでも取り組みやすく早めに知識を身につけ実施すべきなのは「コンテンツマーケティング」。
なぜならコンテンツマーケティングは、費用がかからず取り組めますが、SEO対策をすることで数カ月〜数年にわたる「長期的な集客」にも繋げられるからです。
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