コピーライティングの本おすすめ5選|読む順番と1冊ごとの練習課題

コピーライティング
コピーライティングの本

コピーライティングを学びたいのに、情報が多すぎて何から手をつければよいかわからない。そんな悩みを持つ人は少なくありません。

ネットにもライティングの情報はたくさんあります。それでも、土台になる知識は本から身につけるのがおすすめです。

この記事では、コピーライティングの名著を5冊に絞って紹介します。本の紹介だけで終わらせず、Web広告・LP・SNSで使うための読む順番と、1冊ごとの練習課題まで説明します。

コピーライティングとは?本で学ぶ前に押さえたいこと

コピーライティングは、読む人の心を動かし、行動してもらうための文章の技術です。

広告の見出し、LPの本文、商品の説明、SNSの投稿、メールの件名。売る場面に置かれた文章は、どれもコピーライティングの対象になります。

ふつうの文章とのちがいは、ゴールが「わかってもらう」で終わらない点です。読んだ人に、申し込む、買う、問い合わせる、といった次の一歩を踏み出してもらう必要があります。

そのため、コピーライティングを学ぶときは、次の3つを分けて考えると整理しやすくなります。

学ぶこと 中身 身につくと何ができるか
心理 人がなぜ読むのか、なぜ買うのか 読む人の気持ちの順番にそって書ける
型 見出し・本文・申込みの流れの組み立て 白紙から迷わず書き始められる
言葉 目を止める言葉、響く言い回し 同じ中身でも反応が変わる言葉を選べる

これに加えて、何をだれに売るかを決める「マーケティング」の考え方があると、書く前の設計が強くなります。紹介する5冊も、この4つのどこに強いかで選び分けられます。

コピーを書くときの基本のコツは、コピーライティングのコツとは?ライターの価値を上げる3つの方法 でも解説しています。

コピーライティングを本で学ぶよさ

ライティングの知識やノウハウは、今ではネットで手軽に調べられます。

ただし、ネットの情報には、正しいかどうかを見極める目が必要です。手軽に情報が手に入るぶん、本当に自分に必要な情報かどうかがわからなくなることもあります。

本で学ぶと、次のよさがあります。

  • 体系的に学べる:著者が1冊の流れとして組み立てているので、知識が順番につながります。
  • 長く読まれてきた考え方に触れられる:版を重ねてきた名著は、多くの書き手が参考にしてきた考え方です。
  • 何度も読み返せる:書くたびに同じページに戻り、自分の文章と見比べられます。

これからライティングに挑戦する人は、確かな知識を得られる本から学び、ネットの情報は補いとして使うのが近道です。

目的別に選ぶ コピーライティングのおすすめ本5冊

まず5冊を一覧にしました。自分の目的に近い本から手に取ってみてください。

書名 著者 強いところ 向いている人
全米No.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術 ジョセフ・シュガーマン 心理と全体像 最初の1冊を探している人
ハイパワー・マーケティング ジェイ・エイブラハム マーケティングの原理 何をどう売るかから考えたい人
究極のセールスレター ダン・ケネディ 書き方の型 すぐに書ける型がほしい人
バカ売れキーワード1000(カラー改訂版) 堀田博和 言葉の引き出し 経験があり、表現の幅を広げたい人
最強のコピーライティングバイブル 横田伊佐男 国内の事例 日本で効果の出た実例を見たい人

ここからは1冊ずつ、どんな本か、どんな人に向くか、読んだ後に何を練習するかを紹介します。

全米No.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術(ジョセフ・シュガーマン)

全米No.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

最初の1冊としておすすめするのが、ジョセフ・シュガーマンの 全米No.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術 です。

書名のとおり、アメリカで大きな実績を残したセールス・ライターが、コピーライティングの技術を解説した1冊です。反応に差が出る書き方や、人の心を動かす心理など、コピーライターが押さえておきたい全体像を1冊でつかめます。

向いている人

  • コピーライティングを何から学べばよいかわからない人
  • 書き方の小手先より、なぜ読まれるのかを理解したい人

読んだ後の練習課題

  1. 身の回りの広告を3つ選び、「最初の1文で何をしているか」を書き出す
  2. 自分の商品やサービスの紹介文を書き、最初の1文だけを5通り作る
  3. 5通りのうち、次の文を読みたくなるものを人に選んでもらう

最初の1文に読む人を引き込む工夫を、自分の手で試すのがこの本の練習のポイントです。

ハイパワー・マーケティング(ジェイ・エイブラハム)

ハイパワー・マーケティング

コピーライティングだけでなく、マーケティング全体の知識を身につけたい人には、ジェイ・エイブラハムの ハイパワー・マーケティング がおすすめです。

コピーライティングに絞った本ではありません。けれども、マーケティングの原理を身につけると、厳しい環境で生き残るための考え方が手に入ります。何を、だれに、どんな条件で売るかが決まっていないと、どれほど文章がうまくても反応は伸びません。その「書く前」を固めてくれる1冊です。

向いている人

  • 文章の前に、売り方そのものを見直したい人
  • 自社の商品やサービスの広告を任されている人

読んだ後の練習課題

  1. 自分の商品を選んだお客さんが、ほかの選択肢ではなく自分を選ぶ理由を3つ書き出す
  2. その理由を、お客さんの言葉で1行ずつに言い換える
  3. 3行のうち最も強いものを、広告やLPの見出しの候補にする

Webマーケティングの基本から整理したい人は、初心者でもわかるWEBマーケティングとは?基本から解説! もあわせて読むと理解が早まります。

究極のセールスレター(ダン・ケネディ)

究極のセールスレター

より具体的に書く力を身につけたい人には、ダン・ケネディの 究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル がおすすめです。

書き方の型に特化した1冊で、素直にまねるだけでも、それなりの文章が書けるようになります。一方で、心理学やマーケティングの全体像には深く触れていません。じっくり知識を深めたい人には物足りなく感じるかもしれないので、ほかの本と組み合わせて読むのがよいでしょう。

向いている人

  • 白紙を前に手が止まってしまう人
  • LPやセールスレターを今すぐ書く必要がある人

読んだ後の練習課題

  1. 本で学んだ型の流れを、自分の言葉で見出しだけ並べる
  2. その見出しに、自分の商品の中身を当てはめて下書きを作る
  3. 下書きを声に出して読み、つかえた所と、読む人が疑問を持ちそうな所に印をつけて直す

型を「読んで覚える」だけでなく、自分の商品で一度最後まで書き切ることが大切です。

バカ売れキーワード1000(カラー改訂版)(堀田博和)

バカ売れキーワード1000(カラー改訂版)

言葉の引き出しを増やしたい人におすすめなのが、堀田博和の バカ売れキーワード1000(カラー改訂版) です。

文章で成果を出すには知識が必要ですが、その中でも「コピーライティングには言葉をつなぎ合わせる感覚が必要」とよくいわれます。ある程度の経験があり、いつもと違う感覚を手に入れたいコピーライターは、この本に目を通すと新しい発見があるかもしれません。

向いている人

  • 書く経験はあるが、言い回しがいつも同じになってしまう人
  • 広告の見出しやSNSの1行目を考える機会が多い人

読んだ後の練習課題

  1. 自分が最近書いた見出しを1つ選ぶ
  2. 本から気になった言葉を使い、同じ中身の見出しを10通り作る
  3. 10通りを並べ、読む人の目線で「クリックしたくなる順」に並べ替える

言葉を眺めるだけでなく、自分の見出しで組み合わせて使うと、感覚が身につきます。

最強のコピーライティングバイブル(横田伊佐男)

最強のコピーライティングバイブル

国内の実例に触れたい人には、横田伊佐男の 最強のコピーライティングバイブル 伝説の名著3部作が1冊に凝縮! 国内成功100事例付き がおすすめです。

書名のとおり、日本で効果の出た事例に焦点を当てた1冊です。人の心理やマーケティングの解説が中心の本ではありませんが、実際に結果が出た事例を見たい人に向いています。海外の名著で学んだ考え方が、日本の売り場でどう使われているかを確かめられます。

向いている人

  • 海外の本の例が、自分の仕事に置きかえにくいと感じた人
  • 事例を見ながら、自分の書き方を磨きたい人

読んだ後の練習課題

  1. 自分の業種に近い事例を1つ選ぶ
  2. その事例が「だれに・何を約束し・何を証拠にし・何をしてもらうか」を1行ずつ書き出す
  3. 同じ4行を自分の商品で書き、広告やLPの骨組みにする

事例の文章を写すのではなく、骨組みだけを取り出して自分の商品に当てはめるのがコツです。

Web広告・LP・SNSで使うための読む順番

5冊を全部読む必要はありません。今の自分の段階に合わせて、読む順番を決めると早く身につきます。

段階 今の状態 読む本 ゴール
1 土台 コピーを書いたことがない 10倍売る人の文章術 なぜ読まれるかを説明できる
2 設計 書く前に何を売るか迷う ハイパワー・マーケティング 選ばれる理由を言葉にできる
3 型 書き始めると手が止まる 究極のセールスレター LPを最後まで書き切れる
4 事例 書けるが反応が伸びない 最強のコピーライティングバイブル 実例の骨組みを自分に当てはめられる
5 言葉 言い回しがいつも同じ バカ売れキーワード1000 見出しを何通りも出せる

使う場面ごとに、重点を置く本も変わります。

Web広告を書くとき

広告は、短い見出しと説明文で目を止めてもらう勝負です。土台の1冊で心理をつかんだら、言葉の本で見出しの候補をたくさん出す練習をします。設計の本で「選ばれる理由」を固めておくと、短い文の中でも何を言うべきかがぶれません。

LPを書くとき

LPは、見出しから申込みまでを1本の流れで読ませる必要があります。型の本で全体の組み立てを学び、事例の本で実際の構成を確かめる順がおすすめです。

SNSで発信するとき

SNSは、1行目で読む手を止めてもらえるかが大切です。土台の本で読む人の心理を学び、言葉の本で1行目の言い回しを増やします。毎日の投稿は、学んだことを試す練習の場にもなります。

自分に合う本を選ぶ判断の基準

本を選ぶときは、書名の印象ではなく、次の基準で決めると失敗しにくくなります。

  1. 今すぐ書く必要があるか:締め切りがあるなら型の本、時間があるなら土台の本から読む
  2. 何に困っているか:書き出せないなら型、反応が弱いなら心理と事例、言い回しが単調なら言葉の本
  3. 書く場面はどこか:広告・LP・SNSのどれが中心かで、重点を置く本を決める
  4. 1冊を読み切れる厚さか:最初は読み切れることを優先し、2冊目で深める

本にはそれぞれ得意な分野があります。「読む人の心理を学べる本」と「すぐ使えるノウハウが載っている本」では、役割が違います。何を知りたいのかをはっきりさせてから選ぶことが、理想の1冊に出会う近道です。

読んだ内容を身につける練習のしかた

本を読んで「わかった」と感じても、書けるようになるとは限りません。次の流れで、読んだ内容を手に移していきます。

  1. 1冊から1つだけ選ぶ:読み終えたら、すぐ試したい考え方を1つだけ決める
  2. 自分の商品で書く:例文ではなく、自分が売る物やサービスで書く
  3. 書き比べる:同じ中身で、学ぶ前と学んだ後の文を並べる
  4. 人に読んでもらう:どちらを読みたくなるかを聞き、理由もたずねる
  5. よかった型を残す:反応がよかった書き方をメモし、自分の型の一覧にする

気になった広告やLPを見つけたら、保存して「なぜ目が止まったか」を1行で書き添えておくのもおすすめです。たまった一覧は、書くときの発想の引き出しになります。

コピーライティングに必要な力

本で学ぶ内容は、次の4つの力に分けて考えると、自分に足りない所が見えやすくなります。

力 中身 伸ばすのに向く本
調べる力 お客さんの悩みや言葉を集める ハイパワー・マーケティング
組み立てる力 見出しから申込みまでの流れを作る 究極のセールスレター
言葉を選ぶ力 目を止め、響く言い回しを選ぶ バカ売れキーワード1000
確かめる力 反応を見て書き直す 10倍売る人の文章術・最強のコピーライティングバイブル

どれか1つだけが強くても、反応の取れる文章にはなりません。今いちばん弱い力から本を選ぶと、全体が底上げされます。

本だけでコピーライティングは学べる?講座が向いているとき

本だけでも、コピーライティングの基礎は十分に学べます。ただ、次のような場面では、本だけでは伸びにくくなります。

  • 書いた文章のどこが悪いのか、自分では気づけない
  • 広告やLPを書いても、反応のデータをどう読めばよいかわからない
  • 文章の前の、集客や売り方の全体が組み立てられない

本は「正解の考え方」を教えてくれますが、自分の文章への添削はしてくれません。書いた物に意見をもらい、実際の広告やLPで反応を確かめながら直す経験が、上達をいちばん早めます。

たとえば、仕事で広告やLPを任されていて、早く成果を出す必要があるとき。本で土台を学びつつ、Webマーケティング全体を実践で学べる場を使うのも一つの方法です。WEBMARKS のWebマーケティングスクールでも、コピーを書く前の設計から、広告やLPの実践まで学べます。

よくある質問

最初の1冊はどれがよいですか

コピーライティングが初めてなら、全体像と心理をつかめる「10倍売る人の文章術」から始めるのがおすすめです。締め切りがあってすぐ書く必要があるなら、型を学べる「究極のセールスレター」を先に読むのもよいでしょう。

海外の本の例は、日本でも役に立ちますか

人が読み、心を動かされる仕組みは、国が違っても共通する部分が多くあります。置きかえにくいと感じたら、国内の事例を集めた「最強のコピーライティングバイブル」を並べて読むと、日本での使い方がつかみやすくなります。

何冊くらい読めばよいですか

冊数より、1冊ごとに練習して自分の文章で試したかが大切です。1冊読んだら練習課題を1つやり、反応を確かめてから次の本に進むと、読んだ知識が身につきます。

SNSの投稿にもコピーライティングは使えますか

使えます。SNSは1行目で読む手を止めてもらう必要があるので、見出しづくりの練習がそのまま役立ちます。言葉の本で1行目の候補を増やし、反応のよかった言い回しを残していくと、投稿の質が上がっていきます。

自分の目的に合った1冊から始めよう

コピーライティングの本は、目的をはっきりさせて選ぶと、短い時間で必要な知識が身につきます。

  • 最初の1冊は、心理と全体像をつかめる本から
  • 書く前の設計に迷うなら、マーケティングの本で売り方を固める
  • 手が止まるなら型の本、反応が弱いなら事例の本、言い回しが単調なら言葉の本
  • 読んだら1冊ごとに練習課題をやり、自分の商品で書いて確かめる

長く読まれてきた名著から学べば、ネットの情報に振り回される心配も減ります。気になった1冊を手に取り、今日の練習課題から始めてみてください。

この記事を書いた人
WEBMARKS編集部
企業や個人様のWEBマーケティング事業支援なら神奈川県・湘南茅ヶ崎の株式会社WEBMARKSにお任せください。SEOによる集客UP、GA解析によるCV増加などクライアントの希望を全力でサポートさせて頂きます。安心価格で丁寧なサポート、お客様の気持ちに寄り添った業務支援を心掛けています。
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