Facebook広告を利用する際、最初に確認しなければならない点は広告のテキストや画像に関する規定です。
広告規定を理解していなければ、広告審査に通らないという事態が起こったり、伝えたい内容を思うようにまとめられないという事態が起こります。
この記事ではFacebook広告の規定に関して、テキストや画像にそれぞれ分けて解説をします。
Contents
Facebook広告の規定
Facebook広告の規定に関して言及する前に、Facebook広告がどのような広告であるのか理解する必要があります。
Facebook広告の基本的な内容について説明します。
Facebook広告とは?
Facebook広告はタイムラインやフィードに表示される広告のことです。
これまではリスティング広告が主流でしたが、Facebook広告を利用する個人や企業の方が増加しています。
Facebook広告の特徴には次のような点があります。
- 実名登録のため、ターゲティングの精度が高く、細かい設定も可能
- クリック単価がリスティング広告と比較すると安いケースが多い
- Facebookは利用者が多いため、十分なリーチ数を確保することができる
Facebook広告の規定に関して
まずは、Facebook広告の規定について、Facebookの広告ポリシーに一度目を通してみましょう。
この中でも最も気になるのが画像とテキストに関する規定です。Facebook広告は広告審査が行われますが、その際にまず確認されるのが上記の2項目です。
テキストや画像の規定について詳しくまとめたので、内容を確認しましょう。
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Facebook広告のテキストの規定
Facebook広告の規定に関しては大きく「テキスト」と「画像」の2つに分かれます。
Facebook広告のテキストの規定や、広告のテキストを作成する際のコツについて解説していきます。
テキストの推奨事項
Facebook広告におけるテキストの推奨事項は以下の通りです。
- メインテキスト:125文字以内(必須)
- 見出し:25文字以内 ※一部のデバイスでは表示されない可能性が高い。
- 説明:30文字以内 ※一部のデバイスでは表示されない可能性が高い。
訪問者は上記の3つの要素と画像を確認した上で、広告をクリックするかしないかの判断を行うことになります。
広告の表示については、デバイスや広告の種類に応じて若干異なることがありますが、上記の項目を把握しておくことは非常に重要です。
モバイルファーストを心掛ける
近年、Googleはモバイルファーストのサイトを上位に表示させる傾向があります。
利用者数の割合を考えてもこの流れは必然であり、Facebook広告でもモバイルファーストが求められます。
Facebook広告では、パフォーマンスが出やすくなる広告配置を自動的に選択する「自動配置」を推奨しています。
Facebookを利用しているユーザーのアクセスの9割はスマートフォンからというデータもあるため、モバイルファーストを意識することは必須です。
テキスト作成のコツを解説
Facebook広告で反応を得るためのテキストのコツについては下記の通りです。
- 大事なことは左側に寄せて述べる
- 必ずプレビューを確認する
- 媒体目線で物事を考える
- 表示されるメインテキストは3行から7行まで
Facebook広告に関しては、特に媒体目線で物事を考えることが非常に重要となります。
Facebookを頻繁に見るターゲットはどんな方なのかを意識して、広告の魅力や訴求力を高めるようにしましょう。
またFacebook広告では、Instagramの広告出稿もできますが、こちらでは見出しの文章が表示できません。そのため、画像による魅力を高めて、テキストによる訴求を落とす必要があります。
Facebook広告の画像の規定
Facebook広告のテキストに関する規定について確認してきましたが、ここではFacebook広告の画像に関する規定について確認します。
Facebook広告の画像は複数の種類があるため、まずは画像の種類について解説します。
Facebook広告の画像の種類と画像規定
Facebook広告の画像は大きく分けて3種類になります。
画像・動画
使われることが多く、最も目にする機会が多い広告の種類となります。1枚の画像や動画で成り立つ広告です。
近年は動画広告が目に止まりやすく、クリック率が高まるという結果もあります。
- ファイルタイプ:JPGもしくは、PNG
- 画像アスペクト比:9:16~16:9
- 画像の最小サイズ:縦・横ともに600ピクセル
また、他の画像の種類に関しても同様ですが、画像の中に含まれる文字の割合は画像全体の20%以内に収めることが推奨されています。
この割合を超えると広告の配信量が減少する可能性があり、最悪の場合は広告が配信されない可能性があります。
カルーセル広告
ひとつの広告枠に最大で10個の画像や動画を表示できる広告です。
それぞれの画像に対して異なるリンクを貼れる点が特徴であり、複数の商品を取り扱っている小売店やネットショップがよく使う広告となっています。
- ファイルタイプ:JPGもしくは、PNG
- 推奨アスペクト比:1:1
- 画像の最大ファイルサイズ:30MB
- 画像の最小サイズ:縦・横ともに600ピクセル
画像の規定に関してはカルーセル広告も画像や動画と大きな違いはありません。
スライドショー
スライドショーは複数の画像を組み合わせたスライドショー動画や複数の動画を組み合わせることができます。
動画で投稿する場合は音声が流れないため、キャプションなどをつけることが推奨されています。
- アスペクト比:16:9・1:1・2:3の3つから選択
- 鮮明度の推奨:1,280×720ピクセル
複数の商品を掲載したい場合は、スライドショーやカルーセル広告を使い分けするようにしましょう。
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広告の画像審査に関して
Facebook広告は事前に広告画像がFacebookの規定に抵触していないか審査が行われます。
審査は基本的に24時間以内に完了することになっていますが、ポリシーに反しているのか判断しにくい画像に関しては、24時間以上の時間がかかる可能性があるとしています。
Facebook広告の画像に関する規定に関しては下記の通りです。
- タバコや成人向けコンテンツ、マルチ商法の広告は禁止
- アルコール、出会い関連、金融サービスの広告は細かい取り決めがある
- Facebookに関する記載のある広告は表記を正式な名前にしなければならない
上記の広告規定を守り、Facebook広告の運用に活かすようにしましょう。
まとめ
この記事ではFacebook広告の規定に関して、テキストや画像について詳しく解説してきました。
画像の規定に関しては、広告の種類に分かれてそれぞれ設定されています。
- 画像や動画
- カルーセル広告
- スライドショー
あなたの出稿したい商品に合わせて広告を出稿し、内容を確認するようにしましょう。
また、テキストの規定で最も注意しなければならないのは文字数に関する規定です。
推奨となる文字数を超えてしまうとあなたが伝えたいメッセージが伝わらないということになりかねないので事前に必ず確認しましょう。
この記事がFacebook広告の規定に関して気になっていたという方の参考になれば幸いです。
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