Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法!not providedとは?

アクセス分析
Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法!not providedとは?

Googleアナリティクスでサイトの検索ワードを確認する方法って?」「検索ワードを調べたらnot providedと表示されるんだけど何だろう?

今回はそういった疑問を持っている方へ、Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法not providedの対処法を紹介します。

この記事を読めば、Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法が分かり、サイトの分析に役立てることができます。

Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法

GoogleアナリティクスでOrganic Searchの確認

Googleアナリティクスでの検索ワードの確認は、以下の手順で行うことができます。

[Googleアナリティクスホーム]→[集客]→[すべてのトラフィック]→[チャネル]と進むと、上記の画面が開きます。

チャネルとはサイトにユーザーが流入した経路のことを指し、その内の[Organic Search]が検索による流入のことです。

Googleアナリティクスで検索ワードの確認

その[Organic Search]をクリックすると、上記画像のように検索ワードが一覧で表示されます。

このようにユーザーがどういったキーワードで検索した結果、あなたのサイトに訪問したのかが、この画面でざっくり分かります。

ただしここで問題となるのが、たいていの場合に一番上に表示されることになる[(not provided)]という項目です。

Googleアナリティクスの検索ワードがnot providedになる理由

Googleアナリティクスのnot provided

Googleアナリティクスで表示される(not provided)とは、検索エンジンから検索ワードを取得できなかったことを指します

以前はGoogleアナリティクスですべての検索ワードをチェックすることができましたが、今ではほとんどのデータが(not provided)として表示されてしまいます。

なぜなら、GoogleやYahoo!のセキュリティ保護のためにSSL化(HTTPS化)を進めてきたからです。

具体的にいうと検索ワードが暗号化されてしまうために、Googleアナリティクスでデータを取得できないということです。

2013年にGoogleがこの対策を始めて以来(not provided)と表示される割合は増えてきて、今では9割以上が(not provided)となっています。

これではほとんど全ての検索ワードが把握できないので、サイト解析に大きく支障をきたしてしまいます

not providedと表示されている検索ワードを調べる方法

Googleアナリティクスの画面

では、(not provided)と表示されている検索ワードの中身を調べるためにはどうしたら良いのでしょうか?

ここでは(not provided)と表示されている検索ワードを調べる方法を説明します。

Googleサーチコンソールを使う

Googleアナリティクスと並んで主要なサイト解析ツールである「Googleサーチコンソール」を利用すると、検索ワードを調べることができます。

Googleサーチコンソールで検索ワードの確認

[Googleサーチコンソールホーム]→[検索パフォーマンス]と進むと、上記のように検索キーワードの一覧が表示されます。

この画面では多く検索されている検索キーワードや、検索キーワードごとのサイトの順位やページの順位を確認することが可能です。

ただし、GoogleサーチコンソールはGoogle公式のツールということもあって、Yahoo!の検索エンジンにおける検索キーワードについては分かりません

ランディングページを確認する

ランディングページとは、ユーザーがサイトを訪れたときに一番最初に閲覧したページのことです。

検索エンジンで検索をしたユーザーが訪れるのはサイトのランディングページとなるので、ランディングページを調べることで検索ワードを予想することができます

Googleアナリティクスのランディングページ

[Googleアナリティクスホーム]→[行動]→[サイトコンテンツ]→[ランディングページ]と進むと、ユーザーのランディングページ一覧が表示されます。

ランディングページそれぞれで対策しているキーワードがあるはずなので、そこから検索ワードを推測しましょう。

Googleアナリティクスのデータから自分のアクセスを除外する方法について知りたい方は、こちらもご覧ください。

関連記事:GoogleアナリティクスでIPアドレスを除外する方法!取得から確認まで

まとめ:Googleアナリティクスで検索ワードを確認しサイトの改善に役立てよう

今回は、Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法とnot providedの対処法を紹介しました。

本記事の要点は、以下の通りです。

  • [Googleアナリティクスホーム]→[集客]→[すべてのトラフィック]→[チャネル]→[Organic Search]で検索ワードを確認できる
  • 検索エンジンのSSL化により、ほとんどの検索ワードが(not provided)として表示されてしまうようになっている
  • (not provided)はGoogleサーチコンソールを利用することでGoogleの検索エンジンにおける検索ワードを調べることができる

この記事を参考にして、Googleアナリティクスで検索ワードを確認する方法を把握し、あなたのサイトの分析に役立てましょう。

Googleアナリティクスでさらに詳細なデータを確認する方法について知りたい方は、こちらもご覧ください。

関連記事:Googleアナリティクスでユーザーの地域属性を確認するには?

この記事を書いた人
今野直倫
コンテンツディレクターとしてSEO施策・KW選定・構成作成・校正校閲・進捗管理・ライター採用まで担当。コーヒーメディアで記事執筆も。個人ではコーヒー販売を行う。
このライターの記事を見る
TOP
int(5698)
array(10) {
  [0]=>
  string(5) "12416"
  [1]=>
  string(5) "12445"
  [2]=>
  string(5) "12423"
  [3]=>
  string(5) "12457"
  [4]=>
  string(5) "12468"
  [5]=>
  string(5) "12484"
  [6]=>
  string(5) "12496"
  [7]=>
  string(5) "12508"
  [8]=>
  string(5) "12519"
  [9]=>
  string(5) "12532"
}