2011年10月、まだ56歳という若さで亡くなった、現代を代表するイノベーターである、スティーブ・ジョブズ。
日本では、現在スマートフォンのトップシェアを誇るiPhoneですが、このiPhoneを販売しているのが、スティーブ・ジョブズの創業したアップル社です。
アップル社を世界のIT企業に育て上げた、スティーブ・ジョブズとはどのような人物なのでしょうか。
今回は、スティーブ・ジョブズについて解説していきたいと思います。
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Contents
スティーブ・ジョブズとは
スティーブ・ジョブズの名で知られている、スティーブン・ポール・ジョブズは、生い立ちから亡くなるまで波乱に満ちた生涯を送ったと言えるでしょう。
生い立ち
スティーブ・ジョブズは、1955年2月24日、シリア人の父とアメリカ人の母との間に生まれましたが、生後すぐにジョブズ夫妻のもとに養子に出されることになります。
そして、生母と再会したのはスティーブの養母が亡くなってから、実に30歳を過ぎてからになります。
また、実父とは死ぬまで一度も会おうとはしなかったそうです。
小さい頃から多感なスティーブは、いろいろなことに興味を示し手のかかる子供時代を過ごしてきました。
しかし、小学生の時に受けた知能検査ではずば抜けた知能の高さから、1年飛び級をすることになります。
そして、16歳のとき、のちのアップル社を一緒に創業することになるスティーブ・ウォズニアックに出会います。
ウォズニアックとは気が合い、長距離電話を不正に無料でかけることができる装置を作成します。
ウォズニアックは装置が完成したことで満足をしますが、ジョブズはそれを販売することを提案し利益を得ています。
この経験がアップル社の誕生につながったと自身でのちに語っています。
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アップル社について
アップル社は、アメリカのカリフォルニア州に本社がある、インターネット関連製品、デジタル家庭電化製品、ソフトウェア製品の開発・販売をしているIT企業です。
ハードウェア製品
- スマートフォン(iPhone)
- タブレット型端末(iPad)
- Macintosh(Mac)
ソフトウェア製品(オペレーティングシステム等)
- macOS
- iOS
- watchOS
- tvOS
- iPadOS
クラウドサービス
- iCloud
他
- アプリ、電子書籍などのデジタルコンテンツの販売。
ジョブズとアップルの沿革
- 1976年4月 スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェイン(創業後12日後に退職)と共同で「アップルコンピュータ―・カンパニー」を創業。
- 1977年 アップルコンピュータ―は法人化され、「AppleⅡ」の販売がヒットする。
- 1980年 「AppleⅡ」の設置台数が10万台を超え、ジョブズは新規株式公開を行い、個人資産2億5,600万ドルを手にする。
- 1984年 Macintoshの発売。販売当初は売上が好調だったが、高額・対応ソフトの不足により、販売が停滞する。
- 1985年5月 Macintoshの販売不振を受けて、ジョブズは全ての業務から外され、実権のない会長職となる。
- 1985年9月 ジョブズはアップルを退職して、NeXT社を創立する。その後、ルーカスフィルムのコンピューター・アニメーション部門を買収してピクサー・アニメーションスタジオを設立。この年、ウォズニアックはジョブズよりも前にアップルを退職。
- 1996年 ジョブズは業績不振に陥っていたアップルにNeXT社を売却して、復帰する。
- 1997年 マイクロソフトとの提携、リストラなどによりアップル社の業績を向上させる。
- 2000年 ジョブズが正式にCEOに就任。
- 2003年 ジョブズがすい臓がんと診断される。
- 2011年 すい臓がんにより死去
アップル社の由来
アップル社の名前の由来は、ジョブズが果実食主義を実践していたためとも言われ、また言葉の響きが「楽し気で、威圧的ではない」という理由からつけられたと言われています。
ロゴについて、当初は創業者の一人であるロナルド・ウェインがデザインしたもので、リンゴが落下するのを見て「万有引力」が閃いた「ニュートンとリンゴの木」がモデルになっていましたが、のちに一口かじられたあのリンゴの6色のシンプルな形となり、現在はモノクロのリンゴとなっています。
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スティーブ・ジョブズのリーダーシップ
スティーブ・ジョブズは「変わり者」とよく聞きますが、それでもアップル社員は彼に魅力を感じ、ついていきました。
では、彼はどのようにして働く人々を魅了していったのでしょうか?
一番有名なエピソードとしては、マーケティングに優れていたと言われる、ペプシコーラの事業担当社長をしていた、ジョン・スカリーを引き抜くために口説いたセリフが、
「このまま一生砂糖水を売り続けたいか?それとも世界を変えたいか?」
だったといいます。
このセリフに、ジョブズの相手に対する尊敬と自分自身に対する自信が垣間見えます。
このように、社員に対しても、これからのビジョンを語りそれを成功させ導く力がありました。
また、アップルに復帰後には、大改革をするためにジョブズによる大幅なリストラが行われました。
それは、社員に対して最高の仕事をさせるためのプライドを持って欲しいというところからきています。
仕事に対しては情熱を持ち、厳しく、常に自信と実力、そして社員のモチベーションを上げる力を兼ね備えていたからこそ、リーダーシップの長けた人物だったと言えるでしょう。
ジョブズは、亡くなった今なお、世界中の人々から慕われ、偲ばれ、追悼の言葉が送り続けられています。
追悼の言葉は随時流れていきますが、一部ご紹介します。
Amazing
Steve Jobs A visionary, director, a great man. Rest in peace. God receives you. Your family and your friends receive a peace that passeth all understanding. Hugs.
Ricardo from Brazil
(素晴らしい
スティーブ・ジョブズ先見の明、ディレクター、偉大な男。安らかに眠れ。神があなたを受け入れます。あなたの家族と友人は、すべての理解を超えた平和を受け取ります。抱擁。
ブラジルのリカルド)
Thanks for helping mankind!
I was the first medical student at The University of Michigan to use a computer to transcribe class notes for general use — back in 1983, thanks to an Apple. And I’ve been a loyal fan ever since. Best wishes to Mr. Jobs’ family,
Benjamin
(人類を助けてくれてありがとう!
私はミシガン大学で初めてコンピューターを使用して一般的な使用のためにクラスノートを書き起こしました-1983年にAppleのおかげで。それ以来、私は忠実なファンです。ジョブズ氏の家族へ幸あることを願います。
ベンジャミン)
He’ll be missed
He has influenced technology broadly…such a visionary & innovative man. He left an indelible mark in this world.
Carol from Brazil
(彼がいなくなりさびしくなります
彼はテクノロジーに広く影響を与えてきました…そのような先見の明と革新的な人。彼はこの世界に消えない跡を残しました。
ブラジルのキャロル)
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ビル・ゲイツとの関係は?
アップルの創始者スティーブ・ジョブズと、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは同じくして「コンピューター」という一時代を築いた人物ですが、それぞれ同じ歳でもあり、Macの開発者とWindowsの開発者としてライバル視されてきました。
しかし、お互いはビジネスだけでなくプライベートでも、自他ともに認める友人だったのです。
ビル・ゲイツは、ジョブズに対して以下のように語っています。
スティーブと私は30年近く前に出会い、人生の半分以上、同志であり競争相手であり友人であった。 スティーブのように深い影響力を与えられる人間は、めったにいない。その影響はこれからの多くの世代にも受け継がれるだろう。
ービル・ゲイツ
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スティーブ・ジョブズの名言
スティーブ・ジョブズはビジネスにおいても、さまざまな名言を残しています。
彼のひととなりのわかる、名言をいくつかご紹介していきます。
私のビジネスモデルはビートルズだよ。彼らはお互いのちょっとした悪いところを補い合っているんだ。彼らはバランスをお互いに取り合い、全体としては一人一人を足すよりも大きな存在になっている。これこそ、私のビジネスの見方だ。ビジネスで偉大なことは一人の人間では達成不可能だ。チームによって成し遂げられるんだよ。
Appleをクビになるっていうのは、私の人生で最高の出来事だった。成功した事業家って言う重圧が、再び駆け出しという気軽さに変わったからね。しがらみから解放され、最も創造的な時間を過ごせたよ。
アップル社再建の妙薬は、費用を削減することではない。現在の苦境から抜け出す斬新な方法を編み出すことだ。
私は、本当に好きな物事しか続けられないと確信している。何が好きなのかを探しなさい。あなたの仕事にも、恋人にも。
顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。
いかがですか。
この名言からも、彼の人物像が見えてくると思います。
自分のやりたいことに対して忠実に臨み、成功を考えてきたジョブズ。
また、最後の言葉はまさに、マーケティングの真髄をついた言葉であると思います。
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ジョブズに対する言葉
ジョブズという人物を、たくさんの著名人が語っています。
各界から彼に対する言葉をご紹介します。
スティーブは、強烈な情熱をもち、生きている間は彼を追う人達の生活に重大な違いを作り出した。お金や、どんな物を持っているかといったことに執着してなかった。世界は彼が輝かしい天才でありテクノロジーを魔法に変えた人物であることを知っている。スティーブの一部は、その美しくデザインされた製品と妥協の無いメディア体験を通じて、今も我々全ての中に生き続けている。彼は、その創造性で我々のイマジネーションを虜にした。彼の遺産は、史上最高のCEOとしてより、遥かに大きなものだ。世界のリーダーが亡くなったが、彼が我々に教えてくれたリーダーシップは、今なお生き続けている。
ージョン・スカリー
「スティーブはアメリカのイノベーターの中で最も偉大な一人であった。違う考えを持つことに勇敢で、世界を変えられるという信念に大胆で、そしてそれを成し遂げるための充分な能力があった。この星で最も成功した会社の1つをガレージから作り上げることで、彼はアメリカの独創性の精神を実証した。スティーブは毎日が最後の日であるかのように生き、私たちの生活を変え、全産業を再定義し、私たち一人一人が世界を見る方法を変えた。
—バラク・オバマ
普段、人々がただ表層的に受け入れてしまうような物事でも、スティーブは常に本質を見極め、そのビジョン実現のため、決して妥協しなかった。彼の見出した素晴らしい才能や創造してきたものは、これから何年も、人々によって語り継がれて行くだろう。
—ジョージ・ルーカス
スティーブのイノベーションや独創性は、幾世代にも渡って、夢や理想を抱く人々の刺激となり続けるだろう。
—ハワード・ストリンガー(ソニー元社長)
スティーブ・ジョブズは、芸術とテクノロジーを両立させた正に現代の天才だった。数百年後の人々は、彼とレオナルド・ダ・ヴィンチを並び称する事であろう。彼の偉業は、永遠に輝き続ける。
—孫正義、(ソフトバンク創業者)
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
波乱の人生を生き抜いてきた、スティーブ・ジョブズ。
彼が亡くなった今でも彼を慕う人はたくさんいます。
それだけ、カリスマ性の高い人物だったということです。
iPhoneを使っているあなたは、一度彼の人生をたどり、今自分が手にしているスマートフォンが彼によって生み出されたものだと実感してみるのもいいと思います。
現代のインターネット社会が進化しているのも、彼のような先人がいたからこそです。
スティーブ・ジョブズは亡くなる数か月前に以下のような手紙を発表しています。
アップル取締役会およびアップルコミュニティーの皆様
私はこれまで常々、私がアップルのCEOとして職務と期待に応えられなくなるような日が来たときは、私からまず皆様にお伝えすると申してきました。残念ながら、その日が来ました。
私はアップルのCEOを辞任いたします。もし取締役会が認めてくださるならば、取締役会会長、取締役そしてアップルの従業員として今後も務めさせていただきたいと思います。
私の後任には、継承計画を実行し、ティム・クックをアップルのCEOに任命するよう、強く薦めたいと考えています。
アップルの最も輝く、最も革新的な日々はこれからだと信じています。その成功を新しい役で見守り、また貢献したいと思っております。
私はアップルで、生涯で最高の友人と言える人たちと出会いました。長年にわたり、皆様と一緒に仕事をさせていただいたことに感謝いたします。
スティーブ
引用:アップル公式サイト「News room スティーブ・ジョブズからの手紙」
彼は、「変わり者」と言われながらも、たくさんの人々に支えられてきました。
それほどまでに、魅力的な人物だったと言えるでしょう。
「カリスマ」と言われるリーダーには共通してそのような素質があると言えます。
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