「ロングテールキーワードって聞いたことあるけど、どんなキーワード?」「SEOに効果的なロングテールキーワードの使い方って?」
今回は、そういった方に向けて、ロングテールキーワードとは何かということと、ロングテールキーワードのSEOに効果的な使い方をご紹介します。
こちらの記事を参考にすることで、ロングテールキーワードを利用した効果的なSEO対策を行うことができます。
Contents
ロングテールキーワードとは?特徴を紹介
ロングテールキーワードとは、そもそも何なのかというと、検索ボリュームが少ないキーワードのことを指します。
キーワード選定を前提として考える場合、基本的には、2ワード以上の複合キーワードを意味していることが多いです。
ロングテールキーワードの具体的な例は、以下の通りです。
例)
- 「ブログ」:約 2,010,000,000 件
- 「ブログ 書き方」:約 55,000,000 件 (←ロングテールキーワード)
- 「ブログ 書き方 コツ」:約 19,700,000 件 (←ロングテールキーワード)
基本的には、上記のように、ワード数を増やすごとに、検索意図が具体的になるので、検索ボリュームが少なくなっていきます。
このような特徴のあるロングテールキーワードを利用することで、検索結果で上位表示を効率よく狙うことができるので、覚えておきましょう。
ロングテールキーワードを活用するメリット
ロングテールキーワードを活用することで、上位表示を効率よく狙うことができます。
ビッグキーワードを狙ってページを作成したとしても、上位表示するのは難しいので、ロングテールキーワードを利用してページを作成するのが賢明です。
ロングテールキーワードを活用することのSEO的なメリットをご紹介します。
ビッグキーワードで上位表示を狙うデメリット
ロングテールキーワードを活用し、上位表示を狙うのは、ビッグキーワードで上位表示を狙うのが難しいからです。
上でも説明したように、ビッグキーワードとは検索ボリュームの多いキーワードです。
サイトやブログを運営していれば、普通アクセスを多く集めたいので、ビッグキーワードは競合性が高くなります。
また、競合が多いということは、強い競合サイトが多くなる傾向があるので、さらに上位表示を狙うのは難しくなるでしょう。
最終的にビッグキーワードで上位表示を狙いたいという場合も、まずはロングテールキーワードで上位表示を獲得していき、サイトの評価を高めていくことが大切です。
検索結果で上位表示しやすい
ワード数の多いロングテールキーワードを狙って、ページを作成すると、検索結果で上位表示しやすくなります。
なぜなら、検索ボリュームが小さくなると、同じキーワード内での競合が減るからです。
具体的な検索ボリュームの遷移は、以下の通りです。
上記のように、検索ボリュームの多い単一のビッグキーワードよりも、ロングテールキーワードの方が、SEO難易度は下がる傾向にあります。
効率的に検索結果で上位表示を狙うためには、ロングテールキーワードの選定が欠かせないといえるでしょう。
コンバージョン率が高くなる
ロングテールキーワードを狙って、コンテンツを作成すると、コンバージョン率が高まる傾向があります。
なぜなら、ワード数を増やすごとに、キーワードの具体性が上がり、ユーザーの検索意図が絞られるからです。
例えば、ビッグキーワードとロングテールキーワードで、ユーザーの検索意図には以下のような違いがあります。
例)
- 「化粧水」:お肌に悩みを抱えていていて、良い化粧水を見つけたい。
- 「化粧水 人気 40代」:40代でお肌のトラブルが増えてきたため、人気の化粧水を知りたい。
上記のように、ビッグキーワードでは検索意図の範囲が広いですが、ロングテールキーワードでは絞られています。
検索意図が絞られると、それだけ具体的なコンテンツを提供しやすくなるので、コンバージョン率が高くなるのです。
コンバージョンの計測方法について詳しく知りたい方はこちら。
ロングテールキーワードを利用したSEO対策
「ロングテールキーワードを利用するのが上位表示を狙うのに効率が良いのは分かったけど、具体的にどうすればいいの?」という疑問を持たれた方も多いと思います。
ここからは、ロングテールキーワードを利用したSEO対策の具体的な手順をご紹介いたします。
すぐに取り入れて実践できるように分かりやすく説明していますので、参考にしてあなたのサイトやブログに役立ててください。
ロングテールキーワードを選定する
ページの作成に取り掛かる前に、まずはロングテールキーワードを選定します。
ロングテールキーワードを選定する場合、ワード数が多ければ良いというわけではなく、競合性を考慮する必要があるのです。
上で説明したように、ubersuggestで競合性を調べられるほか、Googleのキーワードプランナーでも同様に競合性を調べることができます。
[キーワードプランナー]を開き、[新しいキーワードを見つける]をクリックします。
[キーワードから開始]で、検索窓にあなたのビジネスに関連するキーワードを打ち込めば、上記のように競合性を調べることができます。
また、競合性の低いキーワードを選ぶとともに、なるべく検索ボリュームの多いロングテールキーワードを選び、効率的にアクセスを集めましょう。
ロングテールキーワードをページに含む
ロングテールキーワードを選定したら、コンテンツ内にそのキーワードを含みましょう。
なぜなら、検索エンジンはコンテンツに含まれたテキストを分析することで、検索キーワードとの関連性を図っているからです。
具体的には、ページの以下の位置にキーワードを含むと効果的といえます。
- タイトル
- 見出し
- 本文
- 内部リンクのアンカーテキスト
タイトルや見出しは、検索エンジンのクローラーがページの情報を判断する際に最も重要な箇所です。
また、本文中の文章と、その本文の一部として扱われる内部リンクのアンカーテキストにもキーワードを含むようにします。
検索キーワードとページコンテンツの整合性を高め、検索エンジンにページを適切に評価してもらいましょう。
キーワードの記事への含み方に関してはこちら。
まとめ
今回は、ロングテールキーワードとは何かということと、ロングテールキーワードのSEOに効果的な使い方をご紹介しました。
本記事のまとめは以下の通りです。
- ロングテールキーワードとは2語以上の検索ボリュームが少ないキーワード
- ロングテールキーワードを利用すると効果的なSEO対策を行うことができる
- 競合性と検索ボリュームを考慮したロングテールキーワードの選定が大切
ロングテールキーワードは、SEO対策をする上で重要な考え方です。
こちらの記事を参考にし、ロングテールキーワードを活用した効果的なSEO対策を行ってくださいね。
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