「需要があって将来性が高い仕事は?」
「これから需要が高まる業界は?」
「資格がなくても需要が高い仕事に就ける?」
勤めている会社の将来性に不安があると、需要がある仕事へ転職しようと考える人も多いです。
会社の将来性がないなら、早いうちに行動して安定した生活を確保したいものです。
本記事では、需要がある仕事の共通点や具体的な仕事、これから需要が増える業界などを解説します。
需要がある仕事に就いた人の体験談も紹介しますので、参考にしてください。
体験談をすぐに知りたい人は、こちら!

笹沼さん
・男性
・20代
・機会エンジニア
機会エンジニアの職は年功序列の傾向があり、たとえ結果を出してもなかなか給料が上がりづらい状況。会社の将来性への懸念と自身のキャリアアップのため、転職を決意。不動産会社のWebディレクターとし活動している。

谷野さん
・男性
・元教員
明治大学経営学部を卒業後、公立高校で地歴公民科の教員として勤務。自由な働き方とライフスタイルを求めてWebマーケターへの転身を決意。WEBMARKSを卒業後には内定を2社獲得。フリーランスとして独立するため、企業にて日々精進している。

中村さん
・女性
・薬剤師 / 大学院生
現在は薬剤師として大学病院に勤務しながら大学院へも通っている。自身のスキルアップのため以前から興味のあったWeb業界の道へチャレンジ。現在は副業マーケターとして案件を獲得している。来年を目処にWebマーケター業をメインにし海外に行くという自身の目標達成に向けて活動しています。
未経験者でも需要がある仕事に就けるチャンスは十分あるので、ぜひ前向きに検討してください。

大須賀 加奈
・女性
・30代
・愛知県
・元会社員
出産を機に勤めていた会社を退職。小さい子どもがいてもできる在宅ワークをしたいと考えていた時に、パートタイマーのライター募集を発見。
2年半ほどパートタイマーでライター業務をしていたものの、会社都合により独立することに。家事や育児のかたわら、慌ただしくも充実した毎日を過ごしている。

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/デジタルマーケター
会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。大好きなサーフィンをはじめ、自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
会社員や公務員、主婦、学生など、完全未経験から転職・フリーランス独立し、プロのWebマーケターとして活躍しています(LINEでインタビューを配信中!)。
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Contents
需要がある仕事の共通点

需要がある仕事には、以下の共通点があります。
上記のいずれか1つにでも当てはまっていれば需要がある仕事といえるでしょう。
共通点をそれぞれ詳しく解説します。
成長産業で将来性がある
成長産業で将来性がある仕事は、今後も需要が見込めます。
とくに伸び率が高いのは以下の業界です。
- IT業界
- コンサル業界
- 医療・介護業界
その業界の市場規模を参考にすると、将来性があるか判断しやすいです。
ただし、近年目覚ましい成長を見せていても、トレンドに左右される産業だと将来性は見込めません。
たとえばIT業界における市場規模の推移を見ても、おおよそ右肩上がりになっていることがわかります。

出典:国内企業のIT投資に関する調査を実施(2024年)|矢野経済研究所
IT業界のようにこれからも市場規模が拡大し続ける産業なら、将来性があると判断できます。
社会的な需要が高い
社会的な需要が高い仕事は将来的になくなる可能性がきわめて低いです。
具体的には以下の業界が挙げられます。
- インフラ業界
- 建設・不動産業界
- 教育業界
電気・ガス・水道や住まいなど人の暮らしに欠かせない業界は、成長産業のような伸びしろはないでしょう。
しかし、いままでもこれからも大きな変動なく、需要が安定し続けます。
AIやロボットに代替されない
AIやロボットに代替されない仕事も需要があるといえます。
具体的には以下の業界が挙げられます。
- カウンセリング業界
- デザイン業界
- 教育業界
AIやロボットは人の感情を理解したり、創造的な作業をしたりするのが苦手なので、カウンセラーやデザイナーなどは代替されない仕事といえるでしょう。
人件費削減や人為的ミス防止のため、AIやロボットを導入する企業は増加しています。
総務省の調査では、AIを活用する方針を定めている日本企業は42.7%にものぼり、今後さらに導入が進むでしょう(参考:デジタルテクノロジーの浸透|総務省)。
ロボットはとくに自動車産業において全世界で導入が進んでいて、日本のロボット普及率は世界3位となっています(参考:ロボット普及状況|農林水産省)。
そのため、事務や経理、レジ打ちや工場作業など、人の手を借りなくてもできる仕事は近い将来AIやロボットに仕事を奪われる可能性が高いでしょう。
社会情勢の影響を受けにくい
社会情勢の影響を受けにくいのも需要のある仕事の特徴です。
以下の業界は社会情勢の影響を受けにくいです。
- 医療・介護業界
- インフラ業界
- IT業界
たとえば新型コロナウイルス感染症が拡大したとき、観光業や宿泊業、飲食業の売上は大きく低迷しました。一方、介護や医療分野は、需要が高まることはあっても急激に需要が減ることはありません。
こうした情勢に左右されず、常に一定の需要がある仕事は将来的にも安定して働けます。
人手が不足している
人手が不足している業界は、転職者にとって売り手市場で需要があるといえます。
たとえば以下の業界が挙げられます。
- IT業界
- 飲食業界
- 医療・介護業界
とくに情報サービス業界(IT業界)は、帝国データバンクの調査で正社員の不足割合が72%を超え、1位との結果です(参考:人手不足に対する企業の動向調査(2025年1月)|帝国データバンク)。
また、少子高齢化により介護業界の人手不足も深刻で、政府も力を入れて対策をしています(参考:介護人材確保に向けた取組|厚生労働省)。
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需要がある仕事15選

共通点を踏まえ、実際に需要がある仕事を15選ピックアップしました。
それぞれ仕事内容や平均年収などを紹介しているので、仕事探しの参考にしてください。
Webマーケター
Webマーケターとは、より多くのモノやサービスが売れるようなWebサイトを作る仕事です。
どうやったら多くの人にWebサイトを見てもらえるか、購入につながるかといったことを考えてWebサイトを構築、改修します。
あまり知られていない仕事ですがIT化が進む昨今、Webでの集客は当たり前に行われているのです。
しかしWebに関する知識がない企業も多数あり、Webの専門家であるWebマーケターの需要は非常に高まっています。
さらにWebマーケターは市場拡大の一方で、人手不足の状態であるため今後も需要が高まり続けるでしょう。
IT業界のなかでも年収が高めなうえ未経験から挑戦可能なので、とくにおすすめな仕事です。
平均年収 | 690万円 |
必須資格 | なし |
向いてる人 | ・トレンドに敏感な人 ・数字を扱う仕事に苦手意識がない人 ・好奇心旺盛な人 |
Webマーケターの需要が高まる理由を詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
ITエンジニア
ITエンジニアはパソコンを動かすシステムを設計する仕事です。
将来性のある仕事として、すでにご存じの人も多いでしょう。IT化が加速していくうえ、Web業界で幅広く活躍できるので需要が高いです。
ただし、ITエンジニアは最低でも5年間以上の勉強と下積みが必要だとされている職業です。
その間に挫折してしまう人も多数いるため、未経験から転職する場合はフォロー体制のしっかりした企業に入ることをおすすめします。
また、資格の勉強ついでに独学で学んでみて、続けられそうかを見極めてから転職に踏みきったほうがよいでしょう。
平均年収 | 470万円 |
必須資格 | なし |
向いてる人 | ・集中力がある人 ・コミュニケーション力がある人 ・柔軟な対応ができる人 |
クリエイター
クリエイター職は自分のセンスを活かして作品にする仕事です。
たとえば、以下のような仕事があります。
- イラストレーター
- 漫画家
- インスタグラマー
- 配信者
- 動画投稿者
- デザイナー
- 写真家
クリエイターは創造性や独自性が求められる仕事で、AIに代替できないため需要があります。
「え、でも最近ではAIに絵を描かせるのが流行ってるよね?」と思った人もいるでしょう。確かに、AIは人間がお題を出すと、絵を自動生成してくれるまでに進化しています。
しかし、AIの絵はアートとして成立しているものの、もともとある情報を学習してアウトプットする範ちゅうを出ません。
また、クリエイターの人間性も含めてアートが成立し、ファンがつくこともよくあります。そのため、AIよりも人間の需要がかなり強いといえるでしょう。
平均年収 | 403万円 |
必須資格 | なし |
向いてる人 | ・モノづくりが好きな人 ・芸術的センスがある人 ・トレンドに敏感な人 |
クリエイター職の一つであるWebデザイナーに興味がある人は、以下の記事もご覧ください。
コンサルタント
コンサルタントは、クライアント企業のさまざまな課題を明らかにして、解決のためのアドバイスをする仕事です。
ビジネスコンサルタントやITコンサルタントなどさまざまな種類があります。
なかでも市場がどんどん伸びているのは、ビジネスコンサルタントです。市場が拡大しているうえ専門的な視点が必要で、AIに代替できないので需要があります。
コンサルタントはクライアント企業の経営高度な専門性が求められるため、就職や転職の難易度も高めです。
20代はポテンシャル採用される可能性もありますが、30代以降だと実績や経験を重視されるため完全未経験からの挑戦は難しくなるでしょう。
平均年収 | 780万円 |
必須資格 | なし |
向いてる人 | ・問題解決力がある人 ・学び続けられる人 ・責任感がある人 |
カウンセラー
カウンセラーは、相談者の悩みを聞き、アドバイスや心理的なサポートをする仕事です。
カウンセラーには、以下のとおりさまざまな種類があります。
- 心理カウンセラー
- スクールカウンセラー
- キャリアカウンセラー
- 企業カウンセラー
カウンセラーは学校や企業などさまざまな場所で活躍できるうえ、ストレス社会に必要不可欠なので需要があります。また、AIに代替されないのも需要が高い理由の一つです。
ただし、心理学についての知識が必須です。資格がなくてもカウンセラーにはなれますが、医療機関や学校など公的機関では資格保有を条件としているケースも多いです。
平均年収 | 370万円 |
必須資格 | 職場によっては臨床心理士や公認心理師が必須 |
向いてる人 | ・コミュニケーション力がある人 ・思いやりがあり辛抱強い人 ・秘密を守れる人 |
保育士
保育士は子どもの世話や成長の手助けをする仕事です。
保育園や託児所、児童養護施設などで活躍できます。
「少子化により需要はなくなるのでは」と感じる人もいるでしょうが、共働き世帯や保育施設の増加に伴い保育士の需要は高まっています。さらに、AIに代替されない仕事でもあります。
保育士になるには国家資格が必須のため、資格なしでもできる保育補助をしながら資格取得を目指すのもよいでしょう。
平均年収 | 330万円 |
必須資格 | 保育士資格 |
向いてる人 | ・子ども好きな人 ・体力がある人 ・危機管理能力がある人 |
教師
教師は学校や塾などの教育機関で生徒に勉強を教えたり、指導をしたりする仕事です。
産休や育休の取得者が多いこと、特別支援学級の増加などから、全国的に人手不足の状況です(参考:「教師不足」に関する実態調査|文部科学省)。
また、採用選考試験の受験者数も減少していることから、今後も需要が見込める仕事といえます(参考:令和5年度(令和4年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント|文部科学省)。
教師になるには教員免許が必須のため、取得が難しいなら特別非常勤講師や事務員になり生徒たちと関わることも可能です。
平均年収 | 660万円 |
必須資格 | 教員免許 |
向いてる人 | ・子ども好きな人 ・コミュニケーション力がある人 ・忍耐力がある人 |
看護師
看護師は人々の健康を管理したり、療養上の世話をしたりする仕事です。
企業で従業員の健康管理を担う産業看護師、新薬開発に関わる治験コーディネーターなどとして働く方法もあります。
看護師はもともと需要が高く安定しているものの、少子高齢化に伴いさらに需要が高まるでしょう。
看護師になるには資格が必須のため、取得が困難な場合は資格不要で看護師をサポートする看護助手に挑戦してみるのもよいでしょう。
平均年収 | 500万円 |
必須資格 | 看護師資格または准看護師資格 |
向いてる人 | ・人の世話が好きな人 ・冷静な対応ができる人 ・体力や忍耐力がある人 |
介護士
介護士は高齢の人や障害を持った人などの身体介護や生活援助をする仕事です。
介護士も少子高齢化の影響に加え、心理的なサポートをする役割を担うため高い需要があります。
介護士のなかでも介護福祉士は国家資格が必須ですが、無資格でも介護士になることは可能です。
ただし、2024年4月から無資格者は認知症基礎研修の受講が義務になりました。
受講猶予期間が設定されているため、無資格で採用された場合も1年以内に受講すれば問題ありません(参考:介護に関する資格等について|厚生労働省)。
認知症基礎研修はeラーニングで実施されていて原則1日で修了するため、受講の難易度は低いといえます。
平均年収 | 360万円 |
必須資格 | 認知症基礎研修の受講 |
向いてる人 | ・人の役に立つことが好きな人 ・コミュニケーション力がある人 ・気配り上手な人 |
ドライバー
ドライバーは商品や荷物などを指定された場所へ運搬する仕事です。
タクシー運転手や観光バス運転手など人を目的地まで送り届ける職業もあります。
ネットショッピングやフードデリバリーサービスの市場拡大に伴い、ドライバーの需要は今後も高まり続けるでしょう。
とくにトラックドライバーは長時間労働の割に収入が低い傾向にあり、人手不足に陥っていて需要が高いです。
また、2024年4月から働き方改革関連法により、ドライバーの時間外労働が年間で上限960時間までに規制されたため、より多くの人員確保が急務になるでしょう(2024年問題)(参考:業界別の取り組み トラック|厚生労働省)。
平均年収 | 400万円 |
必須資格 | 運転免許 |
向いてる人 | ・運転が好きな人 ・一人で仕事をしたい人 ・スケジュール管理ができる人 |
営業職
営業職はクライアント企業や顧客に商品やサービスを紹介し、購入や契約につなげる仕事です。
じつは営業職の人口は近年減少しています。その背景には、インターネットの普及による消費者の購買行動の変化や、商品やサービスの販売方法の多様化があります。
そのため、足で稼ぐような古い営業手法は需要がなくなる懸念があります。
しかし、営業職は幅広い業種で需要が高い仕事で、人と人とのコミュニケーションで成り立つ仕事なので、時代に沿った営業手法なら需要がなくなる心配はありません。
今後はメールや電話など非対面で営業をするインサイドセールス、商品やサービスを購入してくれた顧客の成功体験や満足度を高めるカスタマーサクセスの需要が高まるでしょう。
平均年収 | 420万円 |
必須資格 | なし |
向いてる人 | ・コミュニケーション力がある人 ・気配り上手な人 ・打たれ強い人 |
建築・設備関連職
建築や設備関連職は、建物の設計や施工、電気や水道など建物に付随する設備の工事などをする仕事です。
住居や生活インフラに欠かせない仕事のため、需要がなくなる心配はありません。少子高齢化により人口は減りつつある日本ですが、家のリフォームやリノベーションといった需要は今までと変わらずあります。
また建築や設備関連の仕事は、社会情勢に左右されることが少なく安定しているのも特長です。
平均年収 | 510万円 |
必須資格 | なし(職業によっては必要) |
向いてる人 | ・体を動かすのが好きな人 ・危機管理能力がある人 ・コミュニケーション力がある人 |
研究・開発職
研究・開発職は研究の成果をサービスや商品に反映させる仕事です。
企業が社会で生き残っていくためには、新たな商品やサービスの研究や開発が欠かせません。さらに、高度な技術や専門知識、発想力が必要でAIには代替されないことから、今後も需要が見込める仕事です。
研究職は大学院卒といった学歴が募集要件につく傾向がありますが、企画や開発職は学歴や資格がなくても目指せる可能性があります。
前職で専門的な経験を積んでいれば、より貴重な人材として重宝されるでしょう。
平均年収 | 580万円 |
必須資格 | なし |
向いてる人 | ・探求心がある人 ・粘り強い人 ・集中力がある人 |
農業・漁業
農業は農作物や畜産物を作る仕事、漁業は魚介類を獲る仕事です。
第一次産業に該当し、食料を供給する重要な役割を担っているため、需要がなくなる心配はありません。
むしろ日本の農業や漁業は高齢化による人手不足や、海外での日本食ブームの影響もあり、非常に需要が高い状態といえます。
リモートワークが普及した近年では、田舎暮らしにあこがれて移住し、副業や趣味で農業を始める人も多くいます。
平均年収 | 300万円 |
必須資格 | なし(漁業で船を操縦するなら船舶免許 |
向いてる人 | ・自然が好きな人 ・体力がある人 ・地道な作業が得意な人 |
士業
士業は専門的な知識を活かして第三者の支援をする仕事です。
具体的には以下の職業があります。
- 弁護士
- 公認会計士
- 不動産鑑定士
- 税理士
- 司法書士
- 行政書士
活躍の場や仕事内容はさまざまですが、士業の多くは国家資格が必須で、難易度が高い傾向にあります。
希少価値が高いので需要がありますが、士業のうち行政書士や税理士はAIに代替される可能性が高いと言われることもあります。
そのため、AIにはできない顧客との信頼関係の構築、デジタルツールの活用スキルの高さが、長く活躍するための鍵になるでしょう。
平均年収 | 830万円 |
必須資格 | 主に国家資格(職業による) |
向いてる人 | ・学習意欲が高い人 ・責任感が強い人 ・問題解決能力がある人 |
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これから需要が増える業界

これから需要が増える業界として、以下3つが挙げられます。
いずれもすでに需要がある業界ですが、今後ますます需要が高まるため、いち早く転職してスキルやキャリアを積むと重宝される人材になれるでしょう。
業界ごとにこれから需要が増える理由を紹介します。
IT業界
IT業界は日本のみならず世界的にも市場が拡大しています。
日常生活ではスマホ決済やネットショッピングなど、ビジネスではリモートワークや企業のDX化など、あらゆる場面で欠かせない存在になっています。
ただし、IT業界はトレンドの移り変わりが早いため需要の構造は変化する可能性があります。
近年は、サーバとクライアントをそれぞれ分けて運用する仕組みである従来のITサービス市場(第2のプラットフォーム:2nd PF)は減少傾向です。
しかし、クラウドやIoT、AIなどで構成される新しいITサービス市場(第3のプラットフォーム:3rd PF)は今後も拡大していくため、ITサービス全体で見ると市場は右肩上がりです。

なお、市場が拡大する一方でIT人材の供給が追い付かず、2030年には少なくとも約41万人もの人材不足に陥ると予測されている点もこれから需要が高まる理由の一つです。
とくに第3のプラットフォームにあたるビッグデータ、IoT、AIや、情報セキュリティに関わる人材不足が懸念されています。


医療・福祉業界
医療・福祉業界は少子高齢化の進行に加え、現役世代の急減が懸念されているので需要が高まり続けます。
実際に、日本の高齢化率は2020年に28.6%でしたが、2040年には34.8%になる予測です。

看護職員自体の数は2020年まで増加傾向にありましたが、若年数の割合が減少しています。

近い将来、定年退職を迎える年齢層の人も多いため、若年層が確保できない状況が続くと看護職員自体の高齢化および人手不足は深刻になるでしょう。
また、介護職員数も増加傾向にありますが、給与が低い、仕事がきついといったイメージも強く、需要に対して人材確保が追い付いていないのが現状です(参考:介護人材の確保について|厚生労働省)。
政府および各自治体も看護職員や介護職員の人材確保に力を入れていて、資格取得のための資金を援助したり、働き方の改善や賃金の向上を図ったりしています。
資格取得がネックとなりやすい医療・福祉業界ですが、制度を有効活用するなら挑戦しやすいでしょう。
物流業界
物流業界もネットショッピングの普及や、輸出や輸入の増加に伴い、さらに需要が高まります。
また、フードデリバリーの普及も物流業界の市場拡大を後押ししています。
たとえば、日本の貿易を見ると、貿易収支は赤字ですが、輸出量・輸入量自体は緩やかに増加しています。

宅配サービスや貿易が盛んになるほど輸送や保管、流通などのために多くの人材が必要になります。
すでにトラックドライバーは前述したとおり深刻な人手不足に陥っています。とくに、29歳以下の若年層や女性の割合が極めて少ないです。


20代や30代といった若者世代、および女性が挑戦すると、貴重な戦力となれるでしょう。
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需要がある仕事に就くために有利な資格

需要がある仕事のなかには、資格が必須ではない仕事も多数あります。しかし、需要がある仕事は人気がありライバルも多くなるため、資格を取得すると有利です。
資格取得により、会社員として働く以外に起業するという選択肢も増えます。
ここからは需要がある仕事に就くために有利な資格を5つ紹介します。
マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティング・ビジネス実務検定はマーケティングの知識があると証明する資格です。国際実務マーケティング協会が実施しています。
取得することで、マーケティングの基礎知識だけでなく、仕事で役立つ実務的な知識も習得できます。
マーケティングの知識やスキルは、商品やサービスを販売するために役立つため、幅広い業種で有利になります。
受験資格 | 年齢・国籍問わず誰でも可 |
受験料(税込) | ・A級:12,760円 ・B級:7,480円 ・C級:6,270円 |
実施頻度 | 年4回(2月・6月・8月・11月) |
資格の有効期限 | なし |
出典:マーケティング・ビジネス実務検定|国際実務マーケティング協会
Web検定
Web検定はWebに関する知識があると証明する資格です。株式会社ボーンデジタルが運営しています。
リテラシー・デザイナー・ディレクターの3つのジャンルがあるため、いずれかを極めるのもよいですし、すべてを網羅するのもよいでしょう。
Webに関する幅広い分野で活かせるので、IT業界を目指すなら有利です。
受験資格 | 年齢・国籍問わず誰でも可 |
受験料(税込) | ・Webリテラシー:11,000円 ・Webデザイナー:11,000円 ・Webディレクター:11,000円 |
実施頻度 | 毎日 |
資格の有効期限 | 2年間(更新可) |
登録販売者
登録販売者資格は医薬品の販売には必須の資格で、自治体ごとに実施されています。
登録販売者は、第2類および第3類に属する一般用医薬品販売ができる専門家です。薬局やショッピングモールの医薬品コーナーでは必要な人材です。
さらに、近年では医薬品販売の規制緩和によりコンビニでも医薬品を扱うケースが増えています。医薬品を扱う店が増加するとともに、登録販売者の需要も高まるので有利になるでしょう。
受験資格 | 年齢・国籍問わず誰でも可 |
受験料(税込) | 12,800円~18,200円(自治体による) |
実施頻度 | 年1回 |
資格の有効期限 | なし |
宅地建物取引士
宅地建物取引士資格は土地や建物の売買、賃貸物件の契約に必須となる国家資格で、自治体ごとに実施されています。
不動産業界で有利になることはもちろん、金融業界や建築業界。保険業界でも役立つ可能性があります。
生活に欠かせない不動産に関する資格で、かつ難易度の高い国家資格のため、取得すると引く手あまたになるでしょう。
受験資格 | 年齢・国籍問わず誰でも可 |
受験料(税込) | 8,200円 |
実施頻度 | 年1回(原則10月の第3日曜) |
資格の有効期限 | 5年(更新可) |
中小企業診断士
中小企業診断士資格は、経営コンサル唯一の国家資格で、地区ごとに実施されています。
中小企業が抱える課題に対して、的確なアドバイスができる専門的な知識を習得できます。1次試験と2次試験のほか、実務補習・実務従事もあるため、仕事で即戦力になれる可能性があります。
日本企業の99%以上は中小企業なので、取得するとさまざまな企業から需要が見込めます。
受験資格 | 年齢・国籍問わず誰でも可 |
受験料(税込) | 14,500円 |
実施頻度 | 年1回(8月上旬頃の土日で2日間) |
資格の有効期限 | 5年(更新可) |
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需要がある仕事を選ぶときのポイント

需要があるからという理由だけで仕事を選ぶと失敗する可能性があるため、仕事選びのポイントを押さえておくことが大切です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分が興味のある仕事を選ぶ
需要がある仕事のなかでも、自分が興味のある仕事を選びましょう。
仮にいくら高収入な仕事でも、興味のない仕事だと長続きしない可能性があります。すぐにまた一から職探しをすることになると、時間も労力も無駄になります。
楽しんで仕事ができそうか、自分のライフスタイルにあうかといった点に注目し、長く働けそうな仕事か判断しましょう。
自分の強みを見つける
需要がある仕事は競争率も高いので、自分の強みを見つけることが必要不可欠です。
自分の強みをアピールできなければ、自己アピールが上手なライバルに勝てず、なかなか採用されない可能性もあります。
コミュニケーション力や情報収集力なども立派な強みです。自分の強みが見つからない人は、家族や友人に自分の性格の長所を聞いてみるとよいでしょう。
雇用形態を限定しない
正社員だけ・パートだけというように雇用形態を限定しないことも大切です。雇用形態を限定すると選べる仕事も狭まります。
安定を求めて正社員を希望する人、家事や育児、介護などとの両立でどうしても働く時間が限られてパートを希望する人も多いでしょう。
しかし、近年はフリーランスとして活動する人も増えています。


フリーランスになると、働く時間や場所は自由に決められます。実際、都合のよい時間に働きたいという理由でフリーランスになった人が多いです(参考:基幹統計として初めて把握したフリーランスの働き方|総務省)。
会社員と違い、努力次第で収入は青天井になるため、仕事へのモチベーションも継続しやすいです。
フリーランスになる方法を知りたい人は下記記事も参考にしてください。
必要な資格やスキルを習得する
需要がある仕事でライバルに勝つにはスキルや資格の習得が必須です。
未経験の仕事だと資格やスキルの習得に時間がかかる可能性があるため、効率よく学べるスクールを受講するのもおすすめです。
スキルを高めればフリーランスとしても活躍できるようになります。ただし、すぐ軌道に乗るとは限らないため、まずは副業で挑戦するとよいです。
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需要がある仕事に就いた人の体験談

では実際に、需要がある仕事に就いた人の事例を見ていきましょう。
今回紹介する3人は、もともと違う仕事に就いていたものの、現在はWebマーケティングスキルを身に付けて活躍されています。
さまざまな不安や不満を抱えていましたが、皆さん安定した理想の生活を手に入れています。
会社の将来に不安があった笹沼さん

機械エンジニアの職は年功序列の傾向があり、たとえ結果を出してもなかなか給料が上がりづらい状況。会社の将来性への懸念と自身のキャリアアップのため、転職を決意。不動産会社のWebディレクターとし活動している。
笹沼さんは機械エンジニアとして働いていました。
会社の業績が下がり、将来性に不安を感じていたそうです。さらに年功序列の傾向が強く、なかなか給与が上がらないこともあり、Webマーケターへの転職を決意しました。
独学では難しかったため、スクールを比較し、面談を担当した講師の人柄がよかったことからWEBMARKSを選んだそうです。
働きながらの受講で大変だったものの、同期の存在のおかげでモチベーションが保てました。
現在は不動産会社のインハウス担当になり、オウンドメディアを活用して集客をする仕事をしています。今後は副業でWebマーケターにも挑戦したいとおっしゃっていました。
プライベートの時間がなかった谷野さん

明治大学経営学部を卒業後、公立高校で地歴公民科の教員として勤務。自由な働き方とライフスタイルを求めてWebマーケターへの転身を決意。WEBMARKSを卒業後には内定を2社獲得。フリーランスとして独立するため、企業にて日々精進している。
谷野さんは高校の教員として働いていました。
安定した仕事ですが、甘えてしまい自分の成長ができないのではと感じていました。さらに、業務が多岐にわたりプライベートの時間が取りづらかったため、働き方の自由度が高いWebマーケターへの転職を決意しました。
2~3社のスクールを比較したなかで、SEOに特化していて卒業生の実績が豊富だったことからWEBMARKSを選択。
事前学習のおかげで基礎知識を習得したうえで本講座に入れたのがよかったそうです。また、アフターサポートも手厚く、講師の人柄もよく相談しやすい環境が整っていたと実感されています。
受講後に転職活動をして2社から内定をもらい、自分に自信が持てるようになったそうです。勇気を出して行動して本当によかったとおっしゃっていました。
自分の成長に限界を感じていた中村さん

大学卒業後、国家資格を取得し薬剤師に。キャリアを積むために大学病院に就職したが今の環境では成長できないと感じスキルアップのために大学院へ入学。しかし、それでも成長を図れないと感じたため以前から興味のあったWeb関係の道へ挑戦し現在は副業マーケターとしても活動しています。
中村さんは大学病院で薬剤師として働いています。
今の環境では、自分が成長できることはもうないと感じ、大学院にも入学しました。以前から海外に行きたいと思っていたこともあり、Web関係なら海外でも仕事ができるため一歩踏み出すことにしました。
とくにWebマーケターは需要があるうえ将来性も高いため、複数のスクールを比較したなかで自分のイメージとマッチしたWEBMARKSを選択。
仕事をしつつ大学院に通いつつで課題をこなすのが大変だったそうですが、講師や同期の存在が励みになったそうです。
現在は、介護系の会社でWeb全般の仕事を担当しています。海外にいくのが目標なので、今後は仕事を退職してフリーランスWebマーケターを目指したいとおっしゃっていました。
\未経験から月40万のフリーランスに/
需要がある仕事で安定した生活を目指そう

需要がある仕事はさまざまですが、資格が必須な仕事だとまず資格取得が高いハードルになる可能性があります。
未経験から挑戦するなら、資格不要でこれから需要がさらに増えるIT業界を選ぶとよいです。
IT業界のなかでも、とくにWebマーケティングは高収入が目指せるうえフリーランスとしても働きやすいためおすすめです。
ライバルに差をつけるには、事前にスキル習得をしておくのがポイントです。
効率的かつ確実にスキルを習得するには、スクール受講が最適です。
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これまでの経験や趣味、関心のあることを活かしやすく、社会貢献にもつながるため、やりがいが大きいのが特徴です!
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