Webに関わる職業は「Webマーケター」「Webディレクター」「Webデザイナー」「Webエンジニア」「Webオペレーター」など数多くあります。デザイナーやエンジニアはWebに関わらない方でも聞きなじみのある言葉なので仕事のイメージがつきやすいかもしれません。
しかし「Webマーケター」と「Webディレクター」の違いが分からないという方は多いのではないでしょうか。この記事では「Webマーケター」と「Webディレクター」の違いを仕事内容、年収、将来性、向いている人の特徴といったあらゆる方面から比較していきます。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
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Contents
WebマーケターとWebディレクターの仕事内容

「WebマーケターもWebディレクターは名前が違うだけで仕事内容は同じだよね?」と思う方もいるかもしれません。会社によってはWebマーケターがWebディレクターを兼任するといった事例もありますが、本来WebマーケターとWebディレクターは受け持つ仕事の範囲は違います。
WebマーケターはWebサイトの【販売戦略】を立てる
WebマーケターはWebサイトの集客や売上拡大など目的に合わせたマーケティング施策を行います。より売上を伸ばすためにマーケティングスキルを用いて立案していく軍師的存在です。
Webマーケティングは大きく分けてSEO対策とWeb広告運用の2種類があります。特性が異なるので施策に合わせて使い分けます。結果が数字として残るためプレッシャーがありますが、その分やりがいもある仕事です。
WebディレクターはWebサイト制作現場を【総括】する
WebマーケターがWebサイトの戦略を立てる「軍師」であるのならば、WebディレクターはWeb制作現場をまとめる「指揮官」です。Web制作にはデザイナーやライター、エンジニアなど様々な職種の方が集まりチームとなります。社内チームの作業進行の管理やスケジュールの確認などを行うのがWebディレクターです。
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WebマーケターとWebディレクターの年収

WebマーケターとWebディレクターの年収は日本全体の平均より高い傾向にあります。
年代 | 日本の平均年収 | Webマーケターの年収 | Webディレクターの年収 |
20代 | 341万 | 367万 | 361万 |
30代 | 437万 | 463万 | 457万 |
40代 | 502万 | 553万 | 551万 |
50代 | 426万 | 461万 | 456万 |
Web業界は年齢よりスキルと経験で重視される傾向があるため年収に差が出やすい職業です。努力次第で年収がUPしていく可能性があるのもWeb業界の魅力となります。
Webマーケターの年収
Webマーケターの平均年収は461万円です。どの年代も日本の平均年収より高くなっています。Webマーケターは新しい職種のため平均年齢が若い会社が多いです。そのため、今後はもっと年収が伸びるのでは伸びるのではないかと予想されます。
Webマーケターは再現性が高く独立しやすい職業なのでフリーランスとして更に稼ぐことも夢ではありません。
Webディレクターの年収
Webディレクターの平均年収は456万円となっており、Webマーケターとほぼ同じ年収です。今回のデータではWebマーケターより低い年収となっていますが、会社によってはWebディレクターの方がWebマーケターの年収より高い場合もあります。
年収を伸ばしやすい職種のため、スキルアップや経験を積み自分を磨き続けることで更なる年収増加が見込めます。
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WebマーケターとWebディレクターの将来性

情報の移り変わりが激しいWeb業界ですが、この先衰退する可能性はあるのでしょうか。就職するなら将来性のある仕事につきたいですよね。結論を申し上げますとWebマーケター、Webディレクターともに将来性は高いです。
Webマーケターの将来性
Webマーケターの将来性が高いと言われる理由に「インターネット広告費の規模拡大」があります。日本の広告費は以下の3つに分けられます。
- インターネット広告費
- マスコミ4媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)広告費
- プロモーションメディア広告費
長年、広告費のトップを走っていたのはテレビ広告でしたが、インターネットの普及により2019年ついにインターネット広告がテレビ広告を抜きました。
2021年はインターネット広告費がマスコミ4媒体広告費を初めて上回り、今後もその差は開くと予想されます。
インターネット広告の需要が伸びるということはWebマーケティングの需要も増えるということです。急激に伸びる需要に対して人材が追いついていないというのもWebマーケターの価値を高める要因になっていることから、今後もWebマーケターの将来は明るいと考えられます。
Webディレクターの将来性
Webディレクターの将来性はWebマーケターと同じく明るいです。

Webサイトは現在も増え続けており、Internet Live Statsのデータによると2007年には1,177,255だったWebサイト数が、2017年には1,766,926,408と10年間で約15倍になっています。
2022年06月には1,958,092,400を超え、今後もWebサイトは増え続けるでしょう。Webサイトが増えるということはWeb制作も増えるということです。Web制作現場のまとめ役であるWebディレクターの需要はこれからもあると予想されます。
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Webマーケターに向いている人の特徴3つ

人気のWebマーケターですが自分に向いているのか気になる方もいると思います。Webマーケターに向いている人の特徴を3つ紹介します。
好奇心が旺盛
情報収集が好きで日ごろからトレンドチェックしている好奇心旺盛な人はWebマーケターに向いています。Webマーケティング業界の変化は早く、Webマーケターは新しい技術に対応していく必要があるからです。
WebマーケターはWebサイト上の集客施策を行い売上を伸ばす仕事です。ユーザーを伸ばすためにはユーザーの行動を考えて施策を考えなければなりません。
「なぜこの人はこのページを見たのだろう?」
「LPのレイアウトを変えればユーザーの目に留まるのではないか?」
などユーザーの行動を深掘りするのが得意な人はWebマーケターに向いています。
論理的に考えることが好き
WebマーケターはWebサイトのアクセス数やコンバージョン率など数字を元に施策を考えます。膨大なデータから適正な数字を抽出し、素早くPDCAサイクルを回し結果に繋げることが求められるため、論理的な思考が好きな方はWebマーケターに向いていると言えます。
数字を使っての説明は説得力がありクライアントやチームメンバーへの納得にも繋がります。
継続力がある
WebマーケターはWebサイトの集客や売上拡大など目的に合わせたマーケティング施策を行います。一見、マーケティングと聞くと華があってキラキラしているのだろうと思う方もいるかもしれません。
WebマーケティングはPDCAサイクルを素早く回し結果を積み重ねていく職業です。すぐ効果が出るのはまれで、出ないこともあります。思うような結果が出なくても諦めず地道に施策に取り組み、結果に繋げることが出来る人はWebマーケターに向いています。
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Webディレクターに向いている人の特徴3つ

Webディレクターに向いている人の特徴もお伝えします。Webディレクターはディレクション業務のためコミュニケーションスキルを重視されることが多いです。
人と関わるのが好き
Web制作チームはWebデザイナーやWebライターなど様々な人が集まって作られます。年齢や職業も違うメンバーとコミュニケーションを取りながらチーム一丸となって目標に向かって取り組める人はWebディレクターに向いているといえるでしょう。
マネジメント能力が高い
Webディレクターは現場の指揮官としてチームメンバーをマネジメントしていく能力が大事です。自分の仕事に加え、メンバーの作業の進行速度、納期、クライアントの聞き取りなどいくつもの仕事を同時にこなしていく必要があります。
普段から物事の優先事項を考えタスクを処理するのが得意という人はWebディレクターに向いています。
プレゼンが得意
Webディレクターは人との関わりが多い職業です。メンバーにプロジェクト内容を伝え、納得してもらうためにもプレゼンテーション能力が必要です。伝えたいことを簡単にまとめるのが得意で、論理的に意見を伝えることが得意な人はWebディレクターに適正があります。
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WebマーケターやWebディレクターになるには

WebマーケターやWebディレクターになるにはいくつか方法があります。未経験でもなれる可能性が十分ありますので「経験がないから無理かも…」と諦めかけている方も見ていただけたら嬉しいです。
社内異動を狙う
大きい企業には「Webマーケティング部」や「デジタルマーケティング部」など専門の部署が配置されていることが多いです。WebマーケターやWebディレクターになりたいけど転職する勇気がないという方や、希望が通りやすい企業に勤めている方は社内異動を狙うのが最も確実な方法となります。
同じ会社なので情報が集まりやすいのもポイントです。
関連会社に転職
新卒の方や20代の方はWebマーケティング関連会社やWeb制作会社に就職することも選択肢の1つです。未経験でも20代なら今後のポテンシャルに期待し採用するケースもあります。
Webマーケティングはとにかく実践が大切なので就職すれば最速でスキルを身に着けることができます。
Webマーケティング・ディレクタースクールに通う
スキルを身に着けて段階的に転職活動をしたい方にはスクールがおすすめです。Webマーケティングスクールは未経験でも効率良くスキルを学べます。短期間で実践的なスキルが身につくWebマーケティングスクールですがスクールごとに特色がありカリキュラムも異なります。
金額的にも安くはないので学ぶ目的をしっかり決めてから選択しましょう。
おすすめのWebマーケティングスクール
下記記事をご覧ください。
おすすめのWebディレクタースクール
コース名 | 期間 | 授業形式 | 料金(税込) | |
デジハリONLINE | Webディレクターコース | 9週間 | 動画:約9時間 | 53,900円 |
TechAcademy | Webディレクションコース | 8週間 | 動画 | 社会人 229,900円 学生 196,900円 |
Udemy | プロが教える超短期型育成コース | 自由 | 動画:2.5時間 | 13,000円 |
WebディレクタースクールはWebマーケティングスクールと比べ数は少ないですが徐々に増えてきています。完全オンラインや動画を買い取る形式など、授業形式もバリエーションがあるのでライフスタイルにあったスクールを検討してみてください。
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【まとめ】WebマーケターとWebディレクターの違い

WebマーケターとWebディレクターは似ている要素もありますが、扱う領域が違います。
後悔しない選択をしよう!
Web業界は扱う領域が広いこともあり、世間的には同じ職種でも会社で扱う仕事が違うということも多いです。WebマーケターとWebディレクターの需要は高いため、未経験でもチャンスがある職種といえます。
1度きりの人生を後悔しないためにも自分が将来どうなりたいかを考え、夢に向かって歩んでいきたいですね。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
公式LINEでは、Webマーケター適正診断と5Days動画講座をプレゼントしています。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能。
これまでの経験や趣味、関心のあることを活かしやすく、社会貢献にもつながるため、やりがいが大きいのが特徴です!
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