企業ブログの書き方を身に着けて、多くの人に読まれるようにするといった成果を出すのは、社内にWebマーケティングの部署がなくノウハウがないといった場合だとなかなか大変です。
このようなお悩みや要望をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
- 会社や商品の認知度を高めるために企業ブログを始めたい
- 企業ブログの更新担当になったが、何を書いたらいいか分からない
- 読者のためになる記事を挙げているつもりなのに、読まれていない
企業ブログで多くの人に読まれるためには、面白いネタや文章力が必要と不安に思っている方もいらっしゃいますが、一番大事なのはブログを作るまでの「手順」をしっかり抑えていくことです。
記事を読み終えればブログの「手順」が理解でき、より成果につながるブログを発信できます。
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Contents
企業ブログの書き方
企業ブログと一括りにいってもさまざまな目的があります。
- スタッフブログを見てもらい、採用活動に活かす
- 既存顧客に対する定期的な情報発信で追加の売上につなげる
- 企業ブログを多くの人に読んでもらい、見込み顧客を増やす
いずれにしても企業ブログの共通する成果は「企業の利益や事業に貢献する」ことです。成果につながるブログを挙げるためにも、大切な基礎として企業ブログの書き方を抑えていきます。
目標を設定する
企業ブログの目的がさまざまであるとともに、目標もそれぞれの目的や状況によって変わってきます。
商品認知のためなら、目標(KGI:Key Goal Indicator)を売上として設定できますが、部署としてまだマーケティングのノウハウがない場合は「企業ブログのPV数を上げる」といった目標から始めて行くことがオススメです。
【企業ブログの目標設定例】
目的 | 自社採用活動支援 | 既存顧客との関係構築 |
目標(最初) | ブログの訪問数を20%増やす | ブログの訪問数を20%増やす |
目標(将来) | 月間10名の応募に繋げる | 月10件の問い合わせ獲得 |
【検索クエリ理解】ユーザーに何を提供するのかを決める
目標に沿い、企業ブログの記事を更新していく中で気を付けたいのが「ユーザー側の目的」に沿った記事を提供できているかという点です。
「ユーザー側の目的」を把握する手段としては、検索クエリから推察する方法があります。検索クエリとは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンでユーザーが検索に用いた語句のことを指します。
検索クエリを知ることで、ユーザーがどのような目的で検索をしているかが分かります。
詳しく知りたい方は、以下をご参考にしてください。
検索クエリとしては、大きく4つのタイプがあります。
- Goクエリ:行きたい
- Doクエリ:したい
- knowクエリ:知りたい
- Buyクエリ:買いたい
企業ブログを始めたばかりの時は、検索クエリを事前に調べて一定数のニーズがある「ユーザー側の目的」を満たす記事を書くことは難しいです。
しかし、記事を書く前に「この記事はユーザーのどのニーズを満たすだろうか?」と考える事で自然と文章の構成も作りやすくなります。
企業ブログを書く上でのユーザーの目的への意識を念頭に置いていきましょう。
【ペルソナ設定】誰に届けたいのかを決める
誰が読む記事を書くか(ペルソナ設定)を決めることで、よりブログ記事を書きやすくなります。
「ユーザー側の目的」への意識ができているところから少し踏み込んで、具体的にどのような人に記事を読んでもらいたいかを決めていきましょう。
例えば、「20代の第二新卒の会社員」に読んでもらいたいとするよりは、「第二新卒の会社員で配属部署の人数は4名いるが一つ上の先輩が40代、もっと裁量のある仕事がしたいと思っている。」など具体的に書くことで、より届けたい読者の想定される悩みや要望を整理できます。
企業ブログのネタ探し
企業ブログを定期的に更新をしていくと、書くネタがなくなってきて困る事があります。
ブログの目的に沿いながらも、安定的にネタを探すために便利な「キーワード選定の仕方」と、無料でも使えるオススメなツール2点について紹介します。
キーワード選定の仕方
ブログのネタを探すにあたり、まずは題材としてのキーワードを1つ選びます。キーワード選定とはユーザーに検索してもらいたいキーワードを選ぶ事です。
キーワードを選ぶ中で注目をしてもらいたいのが、検索ボリュームと競合性です。
月間の検索ボリュームが多いほど、ユーザーの関心が高いということであり、競合性が高いと他のサイトも力を入れているキーワードだと分かります。
検索ボリュームや競合性が多い場合は、複合キーワードを使うようにしましょう。複合キーワードとは、メインのキーワードに2つ、3つなど複数の語句を組み合わせたものです。
例:メインキーワード「企業ブログ」
複合キーワード「企業ブログ 面白い」、「企業ブログ オススメ ネタ」など
複合キーワードを使うメリットとしては大きく2点あります。
1点目は、より届けるコンテンツ内容・ユーザーを絞る事で内容の充実した記事を作ることができます。
例で挙げたように、「企業ブログ」という括りで情報を探している人の中には、「法人内のマーケ担当者が他社の参考をしたい」、「企業研究の一環でブログで社内の雰囲気を調べたい会社員」とさまざまです。
検索意図をより具体的に推察するにも、複合キーワードを使うことは大切です。
2点目は、検索ボリュームや競合性を下げること事によって、より検索上位を狙いやすい事が挙げられます。検索ボリュームが多いほど集客効果は高いとされていますが、それは上位表示がされた場合での事です。
検索で上位にならなければ、ユーザーの目に触れる機会がかえって少なくなってしまいます。まずは、少ない検索ボリュームで検索上位を狙うようにしていきましょう。
【無料】ネタ探しツール ラッコキーワード
キーワード選定をするのにオススメな無料ツールとして、ラッコキーワードがあります。
キーワードに対するサジェスト(指定したキーワードと一緒に検索される可能性が高いキーワード)を表示してくれるツールです。
サジェストを見ると意外なキーワードの組み合わせでの検索があったりと、ブログのネタを作るにあたってとても参考になります。
GoogleやBingといったさまざまな検索エンジンでのサジェストが見られますが、まずは検索エンジンの利用者割合が多いGoogleサジェストを参考にするといいです。
ネタ探しオススメツール Ubersuggest
参考にしているサイトの流入概要や、各検索キーワードでの月間の検索ボリュームを調べるのにオススメなツールとしてUbersuggestが挙げられます。
有料版で使える機能と無料で使える機能がありますが、無料機能でも十分使える機能2点を紹介します。
1点目は、他社企業サイトの流入が知れる機能です。1日3回(※2021年5月の時点)、競合のURLを入力すれば、競合サイトの分析ができます。
知れることは、競合のどの記事がユーザーを流入(獲得)しているのか、どのようなキーワードを狙ってユーザーを獲得しているのかといったところです。
無料版ではすべての記事やキーワードのデータを調べることはできませんが、上位の記事やキーワードを知れるだけでもネタ作りの参考になります。
2点目は、chrome拡張機能を使って月間の検索ボリュームを知れる機能です。ネタ候補となるキーワードの検索数を知ることで、ニーズの高さや検索表示で上位を狙えるかの判断材料になります。
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読みやすい企業ブログのコツ
読みやすい企業ブログを書くうえで大切なことは、「内容が視覚的に入ってきやすい」、「ブログの一部分を読んでも内容が分かりやすい」ことです。
「皆さんはブログに訪れて何秒くらいで読もうかどうか判断しますか?」
ブログ限らずWebサイトを見ていて、上から順に内容を読んで判断をするひとはごく少数です。ユーザー3秒以内でざっくり記事をスクロールして内容を見ながら、自身の欲しい情報があるかを判断していきます。
読みやすいという印象をユーザーに3秒以内で持たせるための工夫を3点紹介します。
文章表現に気を付ける
読みやすいと判断をしてもらうために文章表現で気を付けることをまとめてみました。
- 難しい表現や慣用句を使わない
- こそあど言葉を多用しない
- 句読点を多用して一文を長くしない
伝えたいユーザーのペルソナにもよりますが、業界用語など、なじみのないものは多用をしすぎないようにしましょう。
また、聞きなれない慣用句が多用されるとブログの内容が分かりにくくなってしまいます。平易な表現を使うように心がけるだけで読みやすい文章になります。
こそあど言葉についても各見出しで1つまでにするなどと決めて多用しないようにしましょう。理由は、ユーザーはかいつまんで内容を読む方が多いからです。
前の見出し内の事に、こそあど言葉を使われていたりすると読み返しが出来てしまい、読みにくくなってしまいます。
句読点の多用で一文を長くしてしまうと、主語がどこにあるのか分かりにくくなってしまい読みにくくなります。一文を短くするように心がけましょう。
文章量と画像・図表のバランス
文字ばかりのブログだと、最初のユーザーがスクロールをした印象で読む気をなくしてしまう可能性があります。
「表やリストにまとめられるものはまとめる」、「図解や画像で一目で分かりやすいようにする」といった工夫をすると読みやすブログになります。
具体的には、「各中見出しに1つは画像や図表を入れるようにする」、「文章が10行以上になる場合は画像や図表を差し込む」といったルールを決めることをオススメします。
厳密なルールというのではなく、大切なのは自身がブログを見た時に「読みやすいと思うか」という判断軸です。
適切な図表や画像を用いる事はユーザーの関心を高めるため、ブログの滞在時間を長く事にも役立ちます。
ブログの表示速度を早くする
読みやすいブログにするためには、ブログ自体の読み込み速度(表示速度)を早くすることがとても大切です。
2018年にGoogleが発表した「モバイルでの表示速度と直帰率について」では、表示速度が遅くなることによってユーザーが直帰してしまう関係を示しています。
せっかく訪れてくれたユーザーを、ブログの読み込みが遅いという理由で離してしまうのはもったいないです。表示速度を早くするために、「画像を圧縮する」といった改善をしましょう。
読まれる企業ブログにするSEO対策
企業ブログをより読まれるために検索順位を上げるSEO対策について説明します。SEO対策のなかで企業ブログ担当として意識したことがいいのがクローラビリティです。
ここでは、企業ブログの運営が初心者でも日々の更新業務に取り組みやすいクローラビリティを意識した対策を挙げていきます。
会社内の業界専門知識がある人がユーザーに意識を向けて記事を書くと質が高い記事を書きやすいです。しかし、検索エンジンの仕組みを理解していないと正しく評価を受けずに検索順位を下げてしまう恐れがあります。
クローラビリティについて詳しく知りたい方は「クローラビリティとは?クローラビリティを改善するための方法について」を参考にお読みください。
ブログ見出しの整理をする
ブログ記事をWordpressなどに入稿している際、見出しが整理されている確認をするようにしましょう。
H1、H2タグといった見出しには階層があります。見出しは記事の構造を体系化して分かりやすくする役割があります。そのため、例えばH2タグの中にH1タグのがあると記事の構造が分かりにくくなってしまいます。
クローラーはフォントの大きさなどで記事の階層を判断しているのではないので、コードとして見出しの階層の設定がなされているか確認をしましょう。
キーワードを盛り込む
記事の題材とした、キーワードや関連キーワードを見出しにも盛り込むようにしましょう。何について書かれている文章なのかをクローラーに分かりやすくするためです。
また、文章内のキーワードも「主語が抜けてないように」、「こそあど言葉で置き換えていない」ようにすることでクローラーにも内容を汲み取りやすいようになります。
翻訳機能が完璧に話し言葉などに対応出来ていないように、人には分かりやすくてもクローラーには内容理解が難しい場合もあるので、注意をしながらキーワードを盛り込んでいきましょう。
ただ、人が見て不自然な印象を持たれない程度に留めましょう。
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企業ブログを改善したいなら
企業ブログを運用し始めの際は、「ユーザーにとって価値がるものを提供しているという」姿勢を意識して設定した目標を達成できるように長期的に運用をしていきましょう。
今回は「ブログの運用経験が少ない中で、他の業務との兼業もあり企業ブログだけに十分な時間を割けない企業担当者」が無理なく続けられる内容に絞ってお伝えしました。
ブログを運用する中で、「SEO対策により力を入れて、成果につなげたい」とお考えのご担当者は、ぜひWebmarksご相談ください。
中長期の運用が大切な企業ブログでのお悩みやご不安に寄り添い、ブログを継続・発展させるお力添えができれば嬉しいです。
「会社として企業ブログに予算を大きく割けない」といった場合も、お見積りの段階から柔軟にご予算の相談が可能です。
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