サイトの順位を上げるには、より効果的で効率的なアクセス解析が必要不可欠です。
ユーザーが何を考え、何に興味を持っているのか?といった顧客のニーズを把握し、コンテンツの向上やアクセスを10倍以上にもアップさせることができます。
そして、世界中のプロのwebマーケターたちが使っているアクセス解析ツールがGoogleAnarytics(グーグルアナリティクス)です。
Googleアナリティクスは、要点だけ覚えてしまえば解析自体は非常に簡単で、しかも高性能です。
そこで、「Googleアナリティクス解析でできること」について解説していきます。
Googleアナリティクス解析で何がわかるのか、何をすればいいのかをわかりやすく簡単に説明します。
Contents
「Googleアナリティクス解析」でできることは統計
Googleアナリティクス解析でできることは、ユーザーやサイトページなどの統計をとることです。
統計ときくと難しく思われがちですが、Googleアナリティクス解析の場合は決してそんなことはありません。
何が多いか少ないのかを知ることによって、どのようにサイト運営を進めていけばいいのかが明確になります。
何をしたらいいのかわからない状態で闇雲に突っ走るより、より効率的ではないでしょうか?
そして、統計をとることによって以下のようなことがわかります。
- どのページのアクセスが多いか?
- どの外部サイトから流入しているか?
- ユーザーの訪問数・滞在時間は?
- 新規ユーザーや既存ユーザーの状況は?
- どの検索キーワードが多いか?
これらを把握することにより、どのようにSEO対策をすればいいかがわかるようになり、アクセス数を飛躍的に上げる工夫をすることができるようになります。
「Googleアナリティクス解析」できることは、4つの項目が基本
さらに細かくいうと「Googleアナリティクス解析(GA解析)」でできることは、大きく分けて以下の4項目が基本です。
- リアルタイム
- オーディエンス
- 集客
- 行動
では、Googleアナリティクス解析でできることについて、これからさらに細かく説明していきます。
「リアルタイム」でできることとは?
Googleアナリティクス解析の「リアルタイム」でできることは、現在のユーザーの訪問状況です。
- 現在のユーザーの訪問数
- 現在のユーザーの外部サイトからの流入情報
- 現在のユーザーの外部サイトからの流入情報
- 現在訪問しているユーザーが閲覧している上位10ページ
- 現在訪問しているユーザーがアクセスしている地域
これらをリアルタイムで把握することができます。リアルタイムのユーザー訪問状況を把握すると何がわかるかというと、
- 新しく投稿したページのアクセス状況
- 現在どのページに人気があるのか?
こういったトレンド性のあるページのアクセスを解析することができます。
トレンドを把握することにより、「次にどのような記事を作るか」や「アクセスが集まっている記事を活用した成約ページへの流入方法」などといった戦略をたてやすくなります。
1日500PV、1000PVとアクセスが増加したときに、「リアルタイム」での解析が大きな効果をもたらします。
「オーディエンス」でできることとは?
Googleアナリティクス解析の「オーディエンス」でできることは、どの地域のユーザーがどういう端末を使っているか?などユーザー情報を細かく解析することです。
これらを解析することにより、ユーザビリティーに合ったサイト作りをすることができます。
都内のお店の記事へのアクセスが多かった
女性向け記事へのアクセスが多かった
こういったことがわかります。そこで次の段階に進むこともできます。
東京都関連の記事を増やして内部リンクを充実させる
女性向け記事を増やす、スマホ用に見やすいデザインにする
このように、アクセスが多いのはどういうユーザーなのか?をイメージし、ユーザーに合ったアクセスアップ戦略をたてることができます。
「集客」でできることとは?
Googleアナリティクス解析の「集客」でできることは、流入元の外部サイトからどのくらい流入されているか?新規ユーザーの獲得状況、閲覧ページのPV数などがわかることです。
たとえば、検索エンジンからの流入が多ければ検索順位が上がったということがわかります。
ソーシャルメディアからの流入が多ければフォロワー数が増加したかや、ツィートがバズっているかどうかなどの分析ができます。
これらを把握すると、ユーザーの質や傾向がわかります。
流入が多い検索キーワードを調べてみましょう。
お悩み系キーワードなのか?購買意欲の高いキーワードなのか?を分析し、関連する記事を追加することでさらにアクセスを増やすことができます。
自身のSNSアカウントの人気が上がっているということがわかります。
ツイートを増やしたりして、SNS中心のアクセスアップへつなげることができます。
また、どういったページにアクセスが多いのかがわかれば、アクセスが多いページの内部リンクを増やしたり、アクセスの少ないページはSEO対策を講じるなどの戦略もたてることが可能となります。
このように、ユーザーの質や傾向、自身のサイトの長所と短所を知ることで、自身のアクセスアップの方向性を認識することができます。
「行動」でできることとは?
Googleアナリティクス解析の「行動」でできることは、ユーザーがどのページを見てくれているのか?どのくらい滞在しているのか?などユーザーの行動を知ることができます。
基本的にサイトの滞在時間が長ければ長いほどGoogleからの評価は高くなるといわれています。
それだけに、「行動」はGoogleアナリティクス解析では一番重要な項目です。
滞在時間が短いと当然コンバージョン(成約)する可能性も低いですので、新たにコンテンツの見直しをする必要があります。
ユーザーがサイトに訪問した瞬間に離脱したと考えられる
この場合、
- サイトの表示スピード
- サイトの第一印象(デザイン)
- タイトルや見出し・冒頭文
これらに問題があると推測されます。
滞在時間はユーザーからの信頼性を知るもっともわかりやすい指標です。検索順位は上位でも、滞在時間が短いと記事すら読んでもらえていないということになり、全く意味がありません。
滞在時間が1分未満の場合、まずは滞在時間を増やす工夫をしてみましょう。
まとめ
それでは最後に、Googleアナリティクス解析(GA解析)について簡単にまとめます。
- リアルタイム トレンド性のあるページを分析、関連コンテンツを増やしアクセスアップ
- ユーザー どういうユーザーが訪問しているかを知り、ユーザーに合ったサイト運営を目指す
- 集客 流入元の外部サイトや、PV数の増減を知り、アクセスアップ戦略をたてる
- 行動 ユーザー行動を把握し、より滞在してもらう工夫をする
Googleアナリティクス解析の使い方がよくわからない…といった場合は、まずは「行動」と「集客」だけに着目してみることをおすすめします。
そこで分析してみて、原因把握や戦略をたてるといったPDCAサイクルを行いましょう。
Googleアナリティクス解析を使わない方も多くいらっしゃいますが、必ず使った方がアクセスや成約が増加します。
ある程度記事数が増えたら、1つ1つの記事をどのように活かしていくかと分析することも重要なSEO対策です。
Googleアナリティクスを活用してPV数を増やしてみてはいかがでしょうか?