インハウスマーケティングとは?メリット・デメリット、育成方法を解説

11期生
インハウスマーケティングとは?メリット・デメリット、育成方法を解説

「インハウスマーケターを育成するにはどうすればよい?」

「マーケティングコストを抑えたいけど、どんな方法がある?」

そういった方向けに、インハウスマーケティングのメリット・デメリットについて解説します。この記事を参考に、インハウスマーケティングのメリット・デメリットを考慮した上で、自社に合ったマーケティング方法を選んで下さい。

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インハウスマーケティングとは?

メリット・デメリットと書かれた2つのメモ帳

インハウスマーケティングとは、マーケティングを外部委託せずに自社内で完結させることです。インハウスマーケティングには、外部委託コストを抑えるなどのメリットがありますが、同時に多くのデメリットもあります。

そのため、インハウス化は、慎重に行わなければなりません。本記事では、インハウスマーケティングのメリット・デメリット、インハウスマーケターの育成方法を解説します。

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マーケティングをインハウス化するメリット

コルクボードに張られた電球の描かれたメモ

インハウスマーケティングのメリットは以下の4つになります。

  • マーケティングコストの削減
  • マーケティング施策の迅速な改善
  • 業務ノウハウの蓄積
  • 自社の意思でマーケティング施策を決定できる

以下、順番に解説していきます。

マーケティングコストの削減

マーケティングをインハウス化すると外部委託費用を削減することができます。昨今では、インターネット市場の拡大によりマーケティング会社が増えていますが、どの会社に依頼するのか、どの業務を依頼するかによって委託費用が大きく変わってきます。

例えば、すべてのマーケティング業務を外部委託するのではなくコンサルティングのみ依頼し、具体的な業務は自社内で行うという選択肢があります。このように自社の弱い部分だけ外部委託し、その他の業務はインハウスマーケターが行うことによって外部委託費用を抑えることができるのです。

また、今まで自社内でマーケティング業務を完結していた企業であっても、近年需要が増加しているインターネット広告やSNSマーケティングに対応できる人材がいない場合があると思います。その場合は、SNSマーケティングだけ外部委託するなど柔軟に対応していく必要があります。

上記で述べたように、自社の弱い部分を把握した上で外部委託とインハウスマーケターを使い分けることにより外部委託費用を抑えながら、業績を上げていくことが重要です。

マーケティング費用については、以下のサイトを参考にして下さい。

マーケティング施策の迅速な改善

マーケティングをインハウス化すると、外部のマーケターと連絡を取る必要が無くなるため、時間と労力を使わずに済みます。マーケティング施策を変更したい場合は、自社内のマーケターにすぐに伝えることができますし、施策を迅速に改善が可能です。

マーケティング業務を外部委託すると、外注先のマーケターと頻繁に連絡を取り合うことになります。自社のビジネスや目標を理解してもらったあとも、進捗確認や結果報告などしてもらうことになるので、時間とコミュニケーションコストがかかってしまうのです。

また、広告運用を広告代理店に、SEO記事作成をコンテンツ制作会社に委託している場合は、それぞれのマーケターとやり取りすることになるので、倍の時間とコミュニケーションコストがかかります。

業務ノウハウの蓄積

マーケティングをインハウス化することにより、業務ノウハウが社内に蓄積されていきます。すべてのマーケティング業務を外部委託してしまうと、どのマーケティング施策が上手くいったのか、上手くいかなかったのかなどの知識が社内に蓄積しません。

また、外部委託先との契約が切れたとき、新しい委託先に1から自社のビジネスや目標を説明し、理解してもらう必要があるため、時間と手間がかかってしまいます。

インハウスマーケターがいれば、新しい委託先に、これまでどのような施策を行ってきたのかなどの情報を交えながら説明することができるため、時間とコミュニケーションコストの削減になるのです。

社員の意思でマーケティング施策を決定できる

インハウスマーケターがいることにより、社員の意思を取り入れながら、より効果的なマーケティング施策を提案することができます。また、外部委託先のマーケターは、他の企業のマーケティング業務を兼業していることがあるため、商品や顧客への理解度は、自社の社員に比べるとそこまで高くありません。

自社のことをより深く理解している社員がマーケティングすることによって、より効果的な施策を打ち出せます。

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マーケティングをインハウス化するデメリット

cautionと書かれたテープ

マーケティングをインハウス化するデメリットは、以下の4つになります。

  • 専門性の高い人材の確保が必要になる
  • 人材育成に時間がかかる
  • マーケティングノウハウが属人化しやすい
  • 最新のマーケティング情報についていけなくなる

以下、順番に解説していきます。

専門性の高い人材の確保が必要になる

マーケティングをインハウス化するためには、専門性の高い人材を確保する必要があります。Webマーケティング業務は、SEO対策、広告運用、SNSマーケティングなど幅広いため、それぞれの分野に精通した人材を確保しなければなりません。

また、人材が確保出来たとしても高い人件費がかかってしまいます。苦労して確保した人材がすぐに離職してしまう可能性もあるため、結局外部委託したほうが安定してマーケティング業務を行うことができるのです。

人材育成に時間がかかる

マーケティング業務は、継続した学習と多くの経験が必要になるため人材育成に時間がかかりますし、育てた人材が離職してしまう可能性もあります。また、専門性の高いマーケターは多くの企業が欲しがっているため、ヘッドハンティングされたり、より高い報酬を求めてフリーランスのマーケターになったりする場合があります。

時間とお金をかけてインハウスマーケターを育成しても離職されてしまうと、また1から人材を育成しなければなりません。

マーケティングノウハウが属人化しやすい

マーケティング業務は、専門的なスキルが必要になるため、ノウハウがマーケターやWeb担当者などの特定の人物にしか身に付かない可能性があります。また、マーケティング業務は次々に新しい手法が出てくるため、業務をマニュアル化することが難しいのです。

このような理由で、業務が属人化してしまうとマーケターにしかできない業務が増えていき、マーケター不在の場合に対応できる人材がいないという状況に陥ってしまう場合があります。また、マーケターが離職してしまうと、それまで蓄積したノウハウが失われてしまいます。

最新のマーケティング情報についていけなくなる

マーケティング業界は、移り変わりが早いため、Googleが発信するアルゴリズムのアップデート情報などを常にチェックしておく必要があります。また、昨今ではTwitterやInstagramでのマーケティングが盛んに行われていますが、このように次々と出てくる新しいマーケティング方法を習得していかなければなりません。

移り変わりの激しいマーケティング業界で乗り遅れてしまうと、競合他社にどんどん差をつけられたり、自社より規模が小さい企業に追い抜かれてしまったりするのです。マーケティング業務をインハウス化すると、外部からの情報が入ってきにくいため、トレンドに乗り遅れてしまう可能性もあります。

Googleのアップデート情報に関しては、こちらのGoogle公式サイトをご確認ください。
かなり頻繁にアップデートが行われていることが分かります。

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インハウスマーケティングを成功させるには

pointと書かれたメモ帳

インハウスマーケティングを成功させるには、2つのポイントがあります。

  • インハウスマーケティングと外注を使い分ける
  • 代理店との関係を構築しておく

以下、順番に解説していきます。

インハウスマーケティングと外注を使い分ける

すべてのマーケティング業務をインハウス化するのではなく、自社の弱い部分を外部のマーケターに任せるようにすると、外部委託費用を抑えながら、マーケティングノウハウを社内に蓄積できます。

例えば、戦略の立案などの上流工程は社内のマーケターに任せて、残りの業務を外部委託することも可能です。また、外部からの情報が入ってくるため、マーケティング業界の最新情報を知ることもできるでしょう。

少しづつインハウス化を進めていくことで、将来マーケティングを自社内で完結させることができるようになる可能性もあります。

代理店との関係を構築する

マーケティングを完全にインハウス化してしまうと、社内で立案した戦略が上手くいかなかったときに、改善策を見つけるのが困難になります。外部に相談できる場所を設けておくと、定期的にマーケティング施策について相談したり、業界の最新情報を得ることができます。

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インハウスマーケターを育成するためにするべきこと

ノートパソコンの上に置かれた目覚まし時計

インハウスマーケターを育成する一番効率的な方法を解説していきます。育成方法を間違ってしまうと、マーケターが育たずにどんどん時間がかかってしまいます。自社の業績にも関わってくるので重要なポイントになります。

マーケティングスクールを利用する

マーケティングは高度なスキルが必要になるため、マーケティングスクールを利用することによって効率的にインハウスマーケターを育成することができます。独学で勉強すると時間と手間がかかってしまいますし、間違いを正してくれる人がいないと間違った情報をもとにマーケティング施策を打ってしまい、結果がでないという事態に陥ることになります。

マーケティングスクールの選び方

昨今、多くのマーケティングスクールが存在していますが、たくさんありすぎてどのスクールを選んだら良いか分からないという悩みが出てくるかと思います。スクール選びのポイントは、以下の4つになります。

  • 現役で活躍するマーケターが講師をしている
  • オンライン講座を実施している
  • 講座が実践的な内容になっている
  • 講師にいつでも質問できる

現役で活躍するマーケターが講師をしている

現役で活躍しているマーケターは多くの経験を積んでいる上に、業界の最新情報にも精通しています。自社のマーケティングに役立つ実践的な情報を取り入れながら学習を進めることができるでしょう。

オンライン講座を実施している

対面ではなくオンライン講座を実施している場合は、空いた時間に学習を進めることができるため、非常に効率的です。対面の講座になると講義会場まで行かなければならないため、多くの時間を割く必要が出てきます。

オンライン講座は、仕事の合間の休憩時間に見ることもできますし、家で復習することもできるため、より効率的に学習を進められます。

講座が実践的な内容になっている

オンライン講座で、かつ実践的な内容の講座になっているか確認しましょう。講義動画を見るだけでも多くのことを学ぶことができますが、インプットしたものをアウトプットする機会がないとマーケティングスキルは身に付きません。

また、アウトプットしたものが正しいのか間違っているのかアドバイスをもらうことも非常に重要です。アウトプットをすることにより、より実践的なスキルを身に付けることができます。

講師にいつでも質問できる

ウェブマーケティングについて学習していくうちに、多くの疑問が出てくるかと思いますが、疑問に思ったことを積極的に質問することによって、より早いスピードで成長することができます。講義時間内にしか質問できなかったり、質問回数に制限があるようなスクールは避けるようにしましょう。

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おすすめのマーケティングスクール

SEOと書かれた黒板

上記解説を踏まえて、効率的にインハウスマーケターを育成できるマーケティングスクールを紹介。

インハウスSEO対策!社内研修・内製化講座「WEBMARKS PLUS」

WEBMARKSは、オンライン講座で、かつ実践的な内容のWebマーケティングスクールになっています。また、講師は全員現役で活躍するマーケターで、講座期間中は何度でも質問することができます。

他のスクールとの違いは、SEO対策に特化しているという点です。SEOとは、serch engin optimizationの略で、検索エンジン最適化のことです。Googleなどの検索エンジンで、あるキーワードを検索した際に、サイトを上位表示させるための施策を考え、実行します。検索順位を上げることにより売上を大きく伸ばすことができます。

SEO対策による集客方法についてはこちらの記事をご覧下さい。

自社内にSEOマーケターがいれば、費用を抑えながらSEO対策を実施できます。SEO対策では、自社のオウンドメディアを少しずつ育てていくため、施策や、制作した記事コンテンツが、自社の資産としてどんどん積みあがっていきます。

これに対して、広告でのマーケティングは、多額の費用がかかる上に、失敗すると費用を回収できずに大きな負債を抱えることになってしまいます。マーケティングは、SEO対策、広告運用、SNSマーケティング等非常に多様になっていますが、すべてを身に付けようとすると、知識が広く浅くなってしまう可能性があります。

SEO対策に特化して学び、より知識を深めていきましょう。マーケティングのインハウス化に向けて、SEOマーケターを育てるということは、企業にとって大きな価値をもたらします。インハウス化の第一歩としてSEOマーケター育成に取り組むのはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人
秋本有貴
西南学院大学法学部卒|接客業→司法書士補助者→フリーランスで活動したいという思いからIT系を目指す→ウェブマーケティングに興味を持ち、WEBMARKSに第11期生として参加。海外に興味があるので、英語も勉強中。
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