【必見】インハウスSEOとは?メリットや業務内容、内製化方法を解説!

10期生
【必見】インハウスSEOとは?メリットや業務内容、内製化方法を解説!

「SEO対策をしたいけど、インハウスと外注どちらがよいか検討したい」

「インハウスSEOって何するの?」

「SEOについて学びたいけど、どういうやり方が良いのだろう」

自社のWebサイトにSEOを実施する場合、インハウスと外注どちらにするか迷ったり、何をしたらよいか知りたい場合がありますよね。今回はそういった方向けに、インハウスSEOのメリットや業務内容、実現方法などを解説します。ぜひ自社のインハウスSEO導入にお役立てください。

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インハウスSEOとは?

キーボードの上に置かれた虫眼鏡とSEOの文字

インハウスSEOとは、インハウス(組織内、内製化)とSEOを合わせた言葉で、SEO対策を外部の企業に委託せず、自社内で実施・完結させることです。そしてSEOとは、”Search Engine Optimization”の略称で、「検索エンジン最適化」とも呼ばれ、Webページを検索上位に表示させる施策のことを指します。

インハウスSEOのメリット

メリットと書かれた積木

インハウスSEOの実施には、以下の4つのメリットがあります。

  1. 外注費の削減になる
  2. 社内にSEO対策のノウハウを蓄積できる
  3. PDCAを速く回せる
  4. 自社商材について理解している人で対応できる

それぞれ詳しく解説していきます。

メリット1.外注費の削減になる

SEOを外部の企業や個人に委託すると、受託者に報酬を支払う必要があり、それが外注費となります。しかし、インハウス化してしまえば、SEOを自社内で完結できるので、外注費は発生しません。

ただし、その代わりに新しくSEOの担当者を育成したり採用したりしなければならないため、そのための人件費が発生します。外注費と人件費を比較して、インハウスと外注どちらが自社に適しているのか検討するのが良いでしょう。

メリット2.社内にSEO対策のノウハウを蓄積できる

SEO対策を外注した場合は、外注先が行った施策がどのようなものかがわかりません。しかしインハウスSEOの場合は、SEO担当者を中心に、社内で試行錯誤しながらSEO対策を行っていくため、上位表示に繋がる対策、そうでない対策を知ることができ、結果を出すまでに得たノウハウを社内に蓄積させることができます。

そして、そのノウハウを活かしながら新規事業で集客し、そこで新しく得たノウハウを蓄積し、さらに効果的なSEO対策を行っていく、といったように、自社のSEO対策の質や幅を向上させていくことができます。

メリット3.PDCAを速く回せる

PDCAとは、Plan(計画する)、Do(実行する)、Check(効果計測する)、Action(改善策を実施する)の4要素の略語であり、ビジネスにおける業務改善の重要なサイクルを意味します。外部に委託する場合、外注先とチャットなどでやりとりすることになるため、コミュニケーションをスムーズにとっていくことができません。

一方で、インハウスSEOの場合は、社内の関係者だけでコミュニケーションをとるため、やりとりを円滑に行うことができ、結果としてPDCAを迅速に回しながらSEO施策を実施していくことができます。

メリット4.自社商材について理解している人で対応できる

SEO対策を行う際は、自社の商材やサービスの内容、競合他者との違いについて深く理解していなければ、顧客のニーズにあった高品質なコンテンツを用意することができません。コンテンツの質はSEOの評価に大きく関わります。

外注先の担当者より、商品やサービス、業界のことを深く理解した自社の担当者でSEOを実施することにより、商材やサービスに関する知識を活かしながらコンテンツを制作することができます。

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インハウスSEOのデメリット

デメリットと書かれた積木
  1. インハウスSEOには、デメリットもあります。
  1. 専門のSEO担当者が必要
  2. 人件費がかかる

それぞれ見ていきましょう。

デメリット1.専門のSEO担当者が必要

インハウスSEOを実施するためには、SEOに関する専門的な知識やスキルが必要となるため、専門のSEO担当者を確保する必要があります。

担当者を確保する方法としては、基本的に現在社内にいる従業員をSEO担当者に育成するか、SEO経験者を新しく採用するかのどちらかとなりますが、育成する場合、SEOのノウハウを習得するまでに時間がかかったり、現在の業務と折り合いをどう付けるか等、問題が出てきます。

採用する場合も、条件にあった人材が見つかるかわからないため、専門の担当者を確保しなければならないというのは、インハウスSEOを実施する上で障壁となります。

デメリット2.人件費がかかる

インハウスSEOは外注費を削減できる半面、SEO担当者の育成や採用をしなければならないため、給与や社会保険料等の人件費がかかります。外注費と人件費を比較して、インハウスと外注どちらが自社に適しているのか検討すると良いでしょう。

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インハウスSEOに向いている企業

オフィスで人が話し合う風景

以上のメリット・デメリットを踏まえると、インハウスSEO実施に向いている企業は、下記の特徴を持つ企業になります。

  1. SEO担当者がいる
  2. 社内でSEOの重要性が理解されている

それぞれ見ていきましょう。

SEO担当者がいる

SEOは専門的な知識が必要な上に、施策スピードも求められるため、SEO担当者が他の業務との兼任だと成果に繋がりにくいです。そのため、SEO専任の担当者を確保できる企業はインハウスSEOに向いているといえます。

社内にすでにSEOに詳しい社員がいる場合はなお良いです。いるかどうかわからない場合は、一度社内でアンケートを取るなどして、調査すると良いでしょう。いない場合も、SEOスキルを習得したいというモチベーションの高い社員がいれば、インハウスSEOを実施していくことは可能でしょう。

社内でSEOの重要性が理解されている

インハウスでSEOを行っていく場合は、SEOのノウハウを一から社内に蓄積しながら施策を行っていくことになるため、長期的な施策になります。さらに、実施のためにはSEO専門の人材の育成・採用が必要となるなど、様々な負担が発生します。

それを踏まえた上で、総合的にはSEO施策が収益増加に効果的だということを経営者や役員に理解されている企業は、インハウスSEOの実施に向いていると言えます。もし理解されていない場合は、SEO施策の有効性をデータとして示し、説得するのも良いでしょう。

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インハウスSEOの業務内容

電卓で計算する手

インハウスSEOの業務は大きく分けて以下の4つがあります。

  1. コンテンツ制作
  2. 内部対策
  3. 外部対策
  4. 効果計測

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コンテンツ制作

コンテンツ制作は、SEO対策において最も重要な業務です。閲覧者にとって有益な情報を載せた記事やブログを作成し、そこで自社の商品やサービスの宣伝を行います。コンテンツ制作で重要なのは、自社のターゲットのニーズを踏まえ、ユーザーの悩みを解決できるようなコンテンツを制作することです。

ターゲットとしたユーザーが流入できるように的確なキーワードを選定すること、検索意図にあったコンテンツにすること、タイトルやmeta descriptionをわかりやすく書くこと、画像検索に対応するためにalt属性を設定することがポイントです。

内部対策

内部対策とは、Webページを上位表示に繋げるために、Webサイト内の構造を改善する対策のことです。具体的な施策としては、下記のようなものがあります。

  • titleタグの改善
  • 見出しタグの改善
  • meta descriptionの設置
  • リダイレクト処理
  • Canonicalタグの設置
  • 表示速度改善
  • https化
  • 内部リンク設置
  • パンくずリスト設置
  • XMLサイトマップを送る
  • altタグの設定…など

これらの施策を行うと、Webページがサーバーに登録されやすくなったり、検索エンジンからページが評価されたり、ユーザーが利用しやすいサイトになったりして、結果として上位表示に繋がります。

外部対策

外部対策とは、外部サイトから自社サイトへのリンクを獲得し(被リンク)、Google等の検索エンジンからの評価を高め、上位表示に繋げる施策です。被リンクを獲得するためには、他のサイトで自社サイトのページが紹介されなければなりません。

Googleは被リンクを多く獲得してるページほど、「他のサイトによく紹介されているため有益な情報が載っているのだろう」と評価し、検索結果で上位に表示するようになります。よって、外部対策とは、ユーザーにとって有益で高品質なコンテンツを制作することによって、他のサイトから被リンクを獲得し、上位表示に繋げる対策となります。

効果計測

SEO対策を成功に導くためには、課題を発見し、その課題を解決するための適切な改善施策を実施する必要がありますが、その際効果計測が必要となります。効果計測では、順位計測ツールやGoogleアナリティクス、サーチコンソール等のツールを用いて、主に検索順位チェックとアクセス解析を行います。

計測を行い、SEO対策前に比べ改善があれば、実施したSEO対策は効果があり、改善がなければ、効果がないため別のSEO対策を行った方が良い、ということが見えてきます。
関係者に現在のサイトのパフォーマンスを聞かれた際に、すぐに伝えることができるように、レポートを作成しておくのも良いでしょう。

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インハウスSEOに必要なツール紹介

眼鏡とノートパソコン

インハウスSEOを実施する上で必要となる主なツールを6つほど紹介します。

Googleアナリティクス

googleが提供しているアクセス解析ツール。基本的に無料で使うことができ、サイトを運営する上で必須のツールです。WebサイトをGoogleアナリティクスに登録すると、そのWebサイトに訪れたユーザーの行動が把握できます。例えば、ユーザーの属性や閲覧したページ、コンバージョンの達成率、広告効果や反響度合などです。

【Googleアナリティクス】
Googleアナリティクスに移動する

Google Search Console

Googleアナリティクスと並んでGoogleが提供している解析ツールです。Googleアナリティクスでは分からない情報を教えてくれます。検索クエリ、表示回数、WEBサイト改善点などSEO対策をする上でさまざま重要な情報を知ることが出来ます。

【Googleサーチコンソール】
Google Search Console に移動する

Googleキーワードプランナー

メインキーワードと関連するキーワードや検索ボリューム(検索するキーワードの検索数)の確認ができます。また、選んだキーワードで広告を出稿した場合の予測データ(クリック数やコンバージョン数、クリック率や表示回数等)を確認できます。

【Googleキーワードプランナー】
Googleキーワードプランナーに移動する

ahrefs

被リンク獲得数や検索順位、検索ボリュームなどを調査できるSEO分析ツールです。自社サイトはもちろんのこと、競合サイトのSEO状況を分析する上でも役立ち、競合サイトをマークした上で、自社サイトの改善につなげることができます。

【ahrefs】
ahrefsに移動する

Ubersuggest

キーワードの検索ボリュームや関連キーワード、SEO難易度やクリック単価を調べることができます。そのため、キーワード選定やコンテンツ制作に役立つ無料版では1日3回までしか利用できませんが、有料版は無制限で使えます。

【Ubersuggest】
Ubersuggestに移動する

SEOチェキ

簡単に内部タグの情報や検索順位などを調べたい時に重宝するのがSEOチェキです。Webブラウザで開いて、URLを入力してボタンを押すだけで簡単に主な内部タグの情報を知ることが出来ます。無料で使えてダウンロードも不要なので便利なツールです。

【SEOチェキ】
SEOチェキに移動する

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インハウスSEOを実現させる方法

面接する様子

SEOを内製化させるには具体的にどのようにすれば良いのでしょうか。方法として考えられるのは下記の3つです。

  1. 担当者が独学で学ぶ
  2. プロのSEOマーケターを雇う
  3. 担当者がプロのSEOマーケターから学ぶ

順番に詳しく解説していきます!

1.担当者が独学で学ぶ

独学でSEOを学ぶ場合、相当な時間がかかる上、成果を出すまでにかなりの労力が必要となるでしょう。また専門的な内容であるため、理解しきれずに躓いてしまうことも多いです。
SEOについて詳しい人に質問することもできないため、間違った理解のまま学習を進めてしまうこともあり、あまり得策とは言えないでしょう。

2.プロのSEOマーケターを雇う

この方法は成果を早く出すことができ、効率的でもあります。しかし、高いSEOスキルを持った人材は社会全体で必要とされているため雇用することは容易ではなく、採用費もかかってしまいます。この方法は早い段階で成果が期待できるものの、難易度も高いと言えます。

3.担当者がプロのSEOマーケターから学ぶ

自社のSEO担当者が実際に活躍しているプロのSEOマーケターから直接講義を受け、社内で実践するという方法になります。現場で多数の成果が出ている最新のノウハウを知ることができ、SEO対策を学んだ直後から実践できるため、受講途中でも成果を上げられることがあります。受講費用はかかりますが、最も現実的な方法だといえるでしょう。

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インハウスSEOを成功に導くにはスクール受講がおすすめ

 

インハウスSEOの実施を検討されている企業様は、企業向けのSEO講座や内製化サポートを受けるのがおすすめです。初期費用はかかりますが、独学でSEOを学ぶよりも大幅な時間短縮になると思われます。さらに、実際に現場で活躍している講師陣に疑問点などを質問できるため、より確実に理解を深めていくことができます。

SEO特化型WEBマーケティングスクールを運営しているWEBMARKSでは企業様向けのSEO対策講座「WEBMARKS PLUS」もご用意しています。8週間のプログラムでSEO担当者を育成することができ、学習した内容はそのまま貴社のSEO対策にお役立て頂けます。

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この記事を書いた人
硴塚裕也
大学院卒業後、公務員心理職。人間の心に関心を持っていたが、自分の志は社会教育や心に関する情報を広めるというものであり、対人援助を行う心理職は違うと考え、ブログやSNSを利用した情報発信者を目指しWEBMARKSでSEOを学ぶ。10期生。
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