- 「インハウスSEOの体制を作ることになったけれど、どうしたらいいの?」
- 「そもそもインハウスSEOとは何だろう?」
自社サイトへの流入を増やすにはSEO対策が欠かせません。外注をする他にも社内でSEOを行う「インハウスSEO」という方法があります。社内でSEOを継続的に行うために、今企業にとって注目されている方法となります。
ここではインハウスSEO(内製化)・体制構築のポイントを詳しくお届けいたします。
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Contents
インハウスSEOとは?
インハウスSEOとは、自社内でSEO対策業務を実施することです。SEO対策とは「Search Engine Optimization」の略であり、「検索エンジン最適化」を指すワードです。
具体的にはGoogleをはじめ、YahooやBingといった検索エンジンに評価されやすい、上位表示をするべきWebサイトとして認識されるよう対策をすることです。
SEO対策について詳しく知りたい方は下記ページよりご一読ください。
なぜインハウスSEOが企業に求められているのか
では、なぜインハウスSEOが企業に求められているのでしょうか。近年コロナの影響もあり、Webサイト戦略・集客が強まってきています。
Web担当者を外部SEO業者に任せきりだと「何かトラブルがあった場合」「担当者と関係がなくなってしまった場合」誰も対応ができなくなってしまいます。そうするとまた一からSEO対策を講じなければなりません。そのためリスクを回避する必要があるでしょう。
インハウスSEOを実施することで、ノウハウが将来的に会社の資産となっていきます。これは外部のSEO業者に委託していては決して得ることができないことです。
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インハウスSEOの体制構築方法6つのポイント
次にインハウスSEOの体制構築方法を説明します。下記6つのポイントに分けて簡単に解説をしていきます。
- 戦略を立てる
- スケジュールの設定をする
- 予算を確保する
- 担当者をアサインする
- SEO担当を自社で育成する場合
- インハウスSEO対策を実施
1.戦略を立てる
インハウスSEO対策をする目的や効果、課題を明確にしましょう。この時に社内の状況も確認し、具体的にコストやリソースの不足、必要人員を検討します。
【主な課題や目的のサンプル】
- 新規ユーザーのアクセスが頭打ちになっている
- 特定のキーワードで上位表示を狙いたい
- 自社やサービスを知らない層に知ってもらいたい
2.スケジュールを設定する
いつまでにインハウス化をするか具体的なスケジュールを立てましょう。この時に自社でSEO担当が不在の場合、自社教育をさせるのか、新たにSEO経験者を採用するのかにもよってスケジュールが変わってくるため、しっかりと決めておきましょう。
3.予算を確保する
戦略を立て、スケジュールを設定しプランが立てられたら、インハウス化するまでの予算を算出しましょう。社内の状況によって予算を調節してください。
4.担当者をアサインする
予算が確保できたら担当者をアサインし、教育・育成、業務の割り当て(企画構成ライティング等)、作業範囲と責任範囲を確認しましょう。
5.SEO担当を自社で育成する場合
担当者の学習がはじまります。専門知識が必要なため学習には時間が必要です。この時に担当者がSEOに積極的に関わることが大切なことが大切であると共に、意欲的に学習できるカリキュラムや質問体制が必要になります。
6.インハウスでSEO対策を実施
いよいよインハウスSEOを実施スタートです。自社の戦略によってPDCAを回しましょう。現在WEBMARKSでは【法人企業様向けインハウスSEO対策講座】を実施しております。8週間の研修でSEO専門家を社内で育成できる講座です。
ポイントはSEO対策に特化したカリキュラムを、現役のWebマーケターから受講できる点です。さらに1企業3名様まで受講が可能ですので、インハウス担当者が1人きりとなってしまう心配もありません。
ご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください!
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インハウスSEO体制構築のメリット
SEO対策のノウハウを社内に蓄積できること
インハウスSEOを行うことで得られる経験や情報データは自社にとってのノウハウとなります。一度インハウスSEOで集客ができるようになれば、その後は持続的に効果が継続します。
外部SEO業者に委託した場合にも得られるノウハウは0ではないものの、インハウスSEOなら将来にわたり会社の財産となるわけです。
外注費のコストカットが可能
インハウス化することでコンテンツのディレクションが社内でできるようになり、コンテンツの品質維持も可能です。しかし、インハウス化による社内の人件費がかかることは注意しておきましょう。
外注をする場合、SEO対策を行う企業の多くはコンサルのような業態になるため、決して高くない委託料がかかる場合があります。長期間にわたり自社サイトを任せるため、自社との相性のよい担当者を選ばなくてはなりません。
相談のしやすさ、レスポンスの速さなど実績だけではなく人柄の見極めも重要となるので難易度が上がります。
自社内PDCAをスムーズ化できる
外部委託をしている場合、担当者とのコミュニケーション負担が高くなる恐れがあります。社内に担当者がいることで外注するよりも早くコミュニケーションがとれるため、提案実施までの時間が短縮されPDCAを素早く回すことが可能です。
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インハウスSEO体制構築の障壁
従業員の教育時間がかかる
インハウスSEOを行うためにはSEOノウハウを保持しており、実際の施策に活かせるスキルを所持している専任者が必要になります。特に社員数が少ない企業だと専任者を付けることが難しいケースもあります。
またSEOのノウハウを取得するまでには学習時間が必要になるため、教育時間、成果が出るまでの時間を確保しなければなりません。
長期施策になるので、予算承認が難しい可能性も
SEO対策は結果が出るまでに時間がかかります。社員の稼働量が増えるため人件費が増える可能性があります。またSEO対策に必要なドメイン・サーバー代、ツール代、サイト改修費用、コンテンツ作成代等の費用も必要です。
経営者のSEO重要性の理解が必要になります。
【主なインハウスSEO対策コスト】
- 人件費
- SEO対分析ツール費用(キーワード、競合等)
- ドメイン代、サーバー代(※自社でWebサイトを管理する場合)
- イラスト、画像素材費用(※デザイナーに外注する場合)
- コンテンツ記事作成費用(※ライターを外注する場合)
- Webサイト改修費用(※サイト改修を外注する場合)
【インハウスSEOにおけるおおよその予算】
- ツール利用費用+ドメイン・サーバー代=月額10~30万前後
- イラスト・画像素材費用・コンテンツ記事作成費用=月額10~30万前後
※金額は何のツール・どんな画像素材を使うのか、Webサイトの規模ひと月のコンテンツ作成数などによって変動します。
※上記にライティングの外注費用と初期費用は含まれておりません。
ツールについての詳細は下記ページにて詳しくお伝えいたします。
従業員の退職リスク
一人の担当者のみがインハウスSEO対策のノウハウを理解し習得していた場合、社内ノウハウがその人だけに集中してしまうことがあります。もしその担当者が退職してしまう場合、専門性が必要なため引継ぎが難しいということ、また一からSEO対策を行わなければならないというデメリットが発生してしまいます。
そのためインハウスSEOの担当者を一人だけにせず、複数人で担当することが大切です。
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インハウスSEOに向いている企業
実現したいことが明確である
SEO対策で何をどのようにしたいのかがハッキリしていれば、それに合わせて効率よく結果を出すことができるでしょう。そのため、体制構築を始める時点で実現したいことを洗い出す必要があります。
例えばSEO対策を実施することによる「自社ECサイトでの購入増加による収益UP」や「Q&Aサイトの充実さによる顧客対応コストの削減」などです。
専任者のアサインが可能である
SEOは長期的に継続して行う必要があるため、複数人の専任者をアサインできない場合、体制が継続できない場合は取り組むべきではありません。専任者が退職してしまう場合の引継ぎも専門知識がないと難しいため、継続も困難になります。
WebサイトがありITツールを導入している
何らかのWebツールを持っていたり、Web集客を行っているとSEO施策との相乗効果を生みやすくなります。また比較的スムーズにSEO対策を導入することもできるでしょう。
経営者がSEOの重要性を理解している
SEO対策の重要性が社内で理解されていなければ、インハウスSEOで成果につなげることが非常に難しくなるでしょう。しかし経営者がトップダウンでSEO対策の理解を促すことで、社内での重要性を認知させることができます。
インハウスSEOの体制構築を進めよう
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。インハウスSEOの体制構築をしたいと思われた方のお力になりましたら幸いです。インハウス化の道のりまでは大変なことも多く、困難だと思われることも多いでしょう。
しかしインハウス化により現代のインターネット社会に乗り遅れることもなくなります。自社のWebサイトを見てもらえなければ、自社を知ってもらうことも難しいでしょう。検索エンジンでの上位ヒットがユーザーアクセスの近道となるためSEOは今や無くてはならない関係となります。
そのためには専属担当のアサインや予算の確保などが必要になります。リソースの確保が難しい場合にはインハウス化をするところと外注するところ、区別することも大切です。例えばコンテンツ作成時のライティングはライターに外注しても問題ない点などがあります。
このように無理なく継続してSEO対策が進められることが鍵となるのです。
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