リスティング広告という言葉を聞いたことがあるけど、どのようなものか分からない。リスティング広告の意味は知っているけどどんなメリットがあるのか知りたい。
リスティング広告とはどのようなものか気になっている方はたくさんいると思います。
そこでこの記事では、リスティング広告についての基本知識や、メリット&デメリットの解説をしていきます。
リスティング広告とはどんなものか気になっている人の参考になれば幸いです。
Contents
リスティング広告とは?

リスティング広告とは検索キーワードに応じてお金を払うことで検索結果の上位に表示できる広告のことです。
GoogleやYahooの検索エンジンでキーワードを入力すると一番上に「広告」という表記で表示されているサイトをみたことがある人もいると思います。
これは特定のキーワードで広告を表示させたい人がGoogleやYahooにお金を払って広告枠を買っているのです!
リスティング広告はクリック課金
リスティング広告はクリック課金という課金方式です。これは広告がクリックされた際にお金が発生するというもので、キーワードに応じてワンクリックあたりの金額は変動します。
下記は「リスティング広告」と「大学」というキーワードの金額を比較した結果です。
・リスティング広告・・・¥800
・大学・・・¥30
結果をみるとリスティング広告のワードが大学というキーワードよりもかなり高くなっていますよね。
理由としてはリスティング広告というキーワードで広告を出したいという人がたくさんいるのに対して、大学というキーワードで広告を出したい人は少ないからです。
リスティング広告のクリック単価は入札形式で決定するようになっています。
リスティング広告の種類とは?
リスティング広告には検索結果の上位ページに表示できる検索連動型広告とwebサイトのコンテンツ内に広告表示できるコンテンツ連動型広告もあります。
コンテンツ連動型広告の例として、Yahooであれば「Yahoo!知恵袋」などに表示される文章や画像の広告があります。広告が表示されるシステムとしては広告枠に検索システムが使われており、検索をするとコンテンツと連動してリスティング広告が表示される仕組みとなります。
また、課金方式は検索連動型の広告と同じくクリック課金となっています。目的に応じて検索連動型とコンテンツ連動型の広告を使い分けましょう。
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リスティング広告のメリットとは

リスティング広告とはどのようなものかについてみてきました。それではリスティング広告は実際にどのようなメリットがあるのでしょうか?
リスティング広告のメリットを2つ紹介します。
リスティング広告のメリット①
特定のターゲットへのアプローチが可能
リスティング広告のメリットの1つ目はニーズが顕在化しているターゲットへのアプローチが可能となる点です。
例えば、SEOに関心のある顧客にアプローチしたいという場合はSEOの関連キーワードである「SEO 対策」や「SEO 順位」などのワードで広告を出稿します。
実際に検索してみると合計6社がこのキーワードでリスティング広告を出稿していました。
このことからもSEOに悩みを持っている人に対してアプローチしたいという企業が非常に多いことがわかりますよね。
リスティング広告では自分で選択したキーワードを上位表示させることができるため、すでにニーズが顕在化している人へリーチすることができるというメリットがあります。
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リスティング広告のメリット②
すぐに表示することが可能
リスティング広告のメリットの2つ目はすぐに広告が表示できるという点です。
「Googleアドワーズ」や「Yahoo!プロモーション広告」のようなリスティング広告を表示させているシステムに登録していれば、そこからキーワードを登録し、予算を決定すればすぐに広告を表示することが可能となります。
検索エンジンで狙ったキーワードを上位表示させるためには、かなりの時間と労力がかかります。場合によっては1年経っても狙ったキーワードで上位表示されないということもあり、速効性はありません。
しかし、リスティング広告を利用すれば、クリック単価さえ払えばすぐに特定のキーワードで広告を上位表示させられます。
これはリスティング広告の大きなメリットです。
リスティング広告のデメリットとは
リスティング広告はメリットがある反面、デメリットがあるのも事実です。ここではリスティング広告のデメリットについてみていきます。
競合が多いキーワードだと広告費用が増える
リスティング広告は競合が増えると広告費用も増えるというデメリットがあります。
例えば、「リスティング広告」というキーワードは多くの人が出稿したいと考えているキーワードであり、1クリックで800円を超えます。
これだけ高いクリック単価であれば必要費用が増えてしましますし、競合も非常に多いです。
・クリック単価・・・800円
・商品単価・・・1万円
10,000÷800=12.5
12.5人に1人商品を購入してくれないと赤字!
キーワードによっては費用対効果が合わずに赤字になってしまうというリスクがあります。運用の際にはかかる費用を正確に計算することが重要となります。
運用の手間がかかる
リスティング広告は運用の手間がかかる点もデメリットです。
キーワードの入札単価を調整する必要がありますし、クリックされやすい広告文をテストして費用対効果を最大にすることを考える必要もあります。
また、同じキーワードで出稿するだけでは競合サイトが現れ、成果が上がらなくなる可能性もあります。
リスティング広告を実施する場合については運用の手間がかかるという点は考慮しておきましょう。
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まとめ
この記事ではリスティング広告とはどのようなものかについてみてきました。
リスティング広告はお金を払うことで検索エンジンの上位に広告を表示させることができる仕組みで、ニーズが顕在化している顧客にリーチできる点や、すぐに広告を表示できるというメリットがあります。
この記事がリスティング広告について気になっている人の参考になれば幸いです。