正社員から業務委託で働くメリット5選

正社員から業務委託で働くメリット

「正社員と業務委託の違いって結局何?」

「正社員から業務委託に切り替えて後悔したくないな….」

「そもそも業務委託の働き方にメリットってあるのかな?」

「毎日残業で人間関係もしんどい….自分らしい働き方ってなんだろう?」

こんな疑問やお悩みを持つ方へ向けて、正社員から業務委託で働くメリットは本当に存在するのか、向いている人や将来性についてお伝えします。

本記事では、正社員と業務委託どちらで働きたいか、業務委託で高収入を目指せる方法が分かる内容となっています。

今の収入に不満があり、働き方を変えたいと悩んでいる方もご参考にしてください。

業務委託で自由に働いている皆さん

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鈴木さん
  鈴木さん
  ・女性
  ・20代
  ・元会社員


新卒で東証一部上場企業の転職エージェントに入社。「一度きりの人生、選択肢を狭めたくない」という気持ちはありつつも具体的なビジョンが描けずにいたところ、WEBMARKSに出会う。現在は、フリーランスのWebマーケターとしてやりがいのある仕事をして、失敗しながらも楽しく働いている。


松山さん
  松山さん
  ・男性
  ・30代
  ・元会社員


元人事採用担当・転職コンサルタント。日々の業務がルーティン化していく中で疑問を感じ、WEBMARKSを受講。フリーランスのWebマーケターとして独立し、時給3,000円以上の案件を複数獲得。自分主体のワークスタイルに楽しさを感じている。

この記事の監修者
鈴木さん写真1

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/デジタルマーケター

会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。大好きなサーフィンをはじめ、自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。

株式会社WEBMARKS代表 鈴木晋介のプロフィールはこちら

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業務委託とは

業務委託とは

業務委託とは、企業が必要な業務を外部の会社や個人に委託することです。

例えば自社の専門外の業務をすることが難しい場合、新たに人材を採用することを考えるかもしれません。

しかし、研修や採用までの時間的コストがかかるため、委託する方がすぐに仕事を任せられます。

企業にとっては人件費を削減でき、専門知識を持つプロに依頼することがメリットです。

では具体的な働き方を、正社員と比較して解説します。

企業と雇用関係がない

正社員は企業と労働契約を結んでいる為、雇用主と労働者の立場で指揮命令があります。

企業は業務遂行のために、転勤や残業など命令を出すことが可能です。

業務委託の場合、企業と業務委託契約を結びます。

業務委託契約は雇用関係がない為、委託する側・される側には上下関係がなく、対等な立場で業務を行います。

指示がないため、働き方の自由度が高いと言えるでしょう。

トラブルを未然に防ぐため、契約内容をしっかりと確認することが大切です。

気をつけなければいけない注意点がありますので、ぜひ以下の記事もご覧ください。

業務委託は給与制?

業務委託の収入は、給与ではなく報酬です。

正社員で働く場合、労働力が対価となり毎月給与を得ることができます。

業務委託では、契約期間に業務を遂行する期間、又は成果物が対価となり報酬が発生します。

ちなみに成果物とは、特定のプロジェクトや工程が全て完成した成果のことです。

デザイナーやプログラミングなどの職種があります。

成果物を期間内に仕上げることは、責任が問われるので非常に重要と言えます。

業務をやらなければ報酬は支払われず、契約は締結されませんので注意が必要でしょう。

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業務委託のメリット5選

業務委託のメリット5選

「正社員と比較したメリットが知りたい、でも自分に合っているのかな…?」

「業務命令がないことは分かったけど、働き方の自由度が変わるってどういう意味?」

現在正社員で働かれている方は、雇用形態が変わることに不安を感じる方が多いのではないでしょうか。

正社員は、急に雇用契約が終了することがなく、社会的な信頼があることは事実です。

また一定の収入が毎月入るため、安心感が大きいと言えます。

しかし、やりたい仕事がなかなか出来ない環境であったり、プライベートを優先することが難しい場面もあります。

では正社員から業務委託で働く選択をすると、どんなメリットが生まれるのでしょうか。

好きな場所で働ける

まず一つ目に、仕事をする場所を自分で決めることができます。

業務委託は企業から指揮命令がないため、好きな場所で働くことが可能です。

正社員は転勤や出張で、急に勤務地が変わる方もいることでしょう。

新しい生活環境に不安を感じたり、慣れた土地から離れたくないと思うかもしれません。

勤務地を自分で決めるということは、国内だけではなく海外を選ぶこともできます。

午前中は家で仕事をして、ジムで運動をした後に、お気に入りのカフェで仕事をする。

満員電車や通勤時間のストレスから解放されるでしょう。

好きな場所を選択できることは、集中して作業ができると言えます。

仕事が集中できる場所に関しては、こちらの記事をご覧ください。

得意分野の仕事ができる

やりたくない仕事は選ばず、やりたい仕事だけ選ぶことが可能です。

正社員では苦手な仕事を任されることもあり、自分から仕事を選べる機会は少ないでしょう。

業務委託は一つの企業だけでなく、複数掛け持ちする方も多いです。

掛け持ちすることにより、得意分野の経験を積むことが可能と言えます。

経験を積むと仕事の幅が増えるため、自己成長に繋がるメリットもあります。

スキル次第で正社員より稼げる

業務委託と聞くと、正社員より収入が低くなると考える方もいることでしょう。

しかし、スキル次第では高収入を目指すことが可能です。

企業は専門のスキルを持つ人材を探していることが多いため、スキルが高いほど成果に対して見合う報酬になると言えるでしょう。

また特定の分野に特化したスキルを持つと、市場価値も上がります。

株式会社みらいワークスの調査によると、63.4%の業務委託人材は正社員より年収が上昇したと回答しています。

業務委託の働き方は、スキル次第で収入をコントロールできることに将来性があるでしょう。

「人間関係疲れ」から解放される

組織で働いていると、職場の人間関係で悩む方もいることでしょう。

私自身もチームで働いていたときは、毎日顔を合わせることがしんどいと感じた時期がありました。

それぞれの立場や性格、仕事の進め方が合わずにストレスを感じる日もあるかもしれません。

日本労働調査組合の「職場の人間関係に関するアンケート」では、関係が良好と感じているのは約3割です。

また、職場の人間関係を理由に退職や転職を検討したことがあるのは58.5%の調査結果が出ています。

ストレスを抱えると仕事のパフォーマンスが下がり、体調にも悪影響があります。

業務委託は個人で仕事をすることが多く、人間関係の悩みは生じにくいことがメリットです。

人付き合いで疲れることなく、業務に取り組むことができると考えられます。

(出典:「職場の人間関係に関するアンケート | PRTIMES

経理の知識が身に付く

正社員は勤めている企業先で年末調整を行いますが、業務委託は行いません。

年間所得が48万円を超える場合に、確定申告を行う必要があります。

確定申告と聞くと、とてもめんどくさいと思う方が多いのではないでしょうか。

しかし税金の知識が身についたり、経理について学ぶことができます。

業務委託は仕事で使用するパソコンや通信費など、経費で落とすことが可能です。

経費をしっかりと管理することは、節税にも繋がると言えるでしょう。

記入方法が分からない場合は、税務署で無料で相談することも可能です。

(出典:確定申告相談|国税庁

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正社員から業務委託に切り替えるデメリット

正社員から業務委託に切り替えるデメリット

業務委託には残念ながらデメリットも存在します。

特に正社員から業務委託で働く場合は、何ができなくなるのか前もって確認しておくことが非常に重要です。

またデメリットを知ることで、後悔しない選択を決めることができるでしょう。

労働基準法が適用されなくなる

正社員は労働基準法がありますが、業務委託は適用外となります。

理由としては、企業と雇用契約がないため労働者ではなくなるからです。

労働基準法は労働者の権利を守るために存在します。

例えば有給休暇や休憩が取れない、残業代が支払われない、上限を超えた労働時間などは違反対象です。

そのため業務委託で働く際は、自分で責任をとることが多くなり、休日数も管理する必要があります。

収入が不安定になる可能性がある

正社員のように収入が継続することは保証されません。

業務委託は一定の契約期間があり、終了する時期は必ずあります。

報酬は契約ごとに異なる為、毎月変わることもあるでしょう。

しかし企業からの信頼を得ることが出来たら、他の案件も引き続き依頼がくる可能性があります。

誠実な対応や積極的にコミュニケーションをとることは非常に大切と言えます。

業務内容によりますが、実際にお会いすることなくオンラインのみでやり取りすることも多いです。

対面で話す時より、細かなニュアンスや印象が伝わりにくいかもしれません。

連絡の返信は常に早くするなど、きめ細やかな対応を心がけることが大事です。

社会保険に加入できない

業務委託は企業と雇用関係がないため、以下の社会保険には加入できません。

  • 雇用保険
  • 労災保険
  • 厚生年金保険

そのため個人で保険の手続きをする必要があります。

業務委託で加入できる社会保険には、国民健康保険と国民年金保険が挙げられます。

会社員の場合、会社が健康保険と厚生年金保険を半分負担しますが、業務委託では全額自己負担です。

将来のことを考えて、加入できない保険に補うものを検討する必要があります。

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正社員と業務委託、どちらがいい?

正社員と業務委託、どちらがいい?

ここまで正社員から業務委託で働くメリット、デメリットを解説してきました。

業務委託にもメリットがあることに安心された方もいるのではないでしょうか。

どちらを選ぶかは、譲れない条件や得意不得意なものを選択の一つとして考えても良いかもしれません。

5年、10年後どのような働き方で何を目標にするのか明確にすると、人生を充実させる近道になります。

変化する雇用形態の背景

雇用形態は正社員以外にも様々な種類があります。

時給が高く、勤務地や勤務時間を選べる派遣社員を選択する人も増えています。

では「正社員は安定している」と聞くことは多いですが、本当にそうでしょうか。

厚生労働省が発表した「働き方の未来予測報告書」では、2035年には企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正社員」や「非正規社員」と区分することは意味を持たなくなると予測しています。

AI技術の進展で自由な働き方を選択できる時代になり、正社員の働き方はなくなると考えられています。

終身雇用制度が崩壊することにもつながると言えるでしょう。

将来の働き方について、たくさん選択肢を持ち視野を広げておくことは大切です。

(出典:働き方の未来2035 | 厚生労働省

正社員が向いてる人

まず福利厚生を重視する方は正社員をおすすめします。

福利厚生は労働者のワークライフバランスを充実させ、満足度の向上を目的としています。

結婚祝い金や家賃補助など生活をサポートするものがあるのは魅力的です。

また家を買う時の住宅ローン、クレジットカードの審査に通りやすくなるメリットがあるのも正社員です。

社会的信用度を得たい人は正社員が向いていると言えるでしょう。

会社の研修制度を活用して自身のスキルアップをしていきたい人も当てはまります。

業務委託が向いてる人

マルチタスクが得意な人は業務委託に向いていると言えます。

複数の案件を受ける際は、契約内容によって業務内容が変わります。

仕事の優先度を決めて効率よく作業をすることは、仕事のバランスを保ちやすいでしょう。

作業を同時進行するためには、集中力と気持ちの切り替えが早くできることが求められると考えます。

また自己成長意欲が強く、進んで学ぶことが好きな人は楽しみながら仕事ができるでしょう。

スキルを獲得すると仕事の幅が広がるため、契約が取れる案件が増えていきます。

セルフコントロールする力があれば、上手に時間を作って業務に取り組むことができます。

また業務委託は自由な働き方が魅力なため、一人で行動することが好きな人にもぴったりです。

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正社員から業務委託で高収入を目指すには

正社員から業務委託で高収入を目指すには

業務委託のメリットで「正社員より高収入を目指すことが可能」と解説しましたが、ここからは具体的な方法をご紹介します。

専門のスキルを身につける

業務委託の職種はエンジニア、システム開発、Webディレクター、マーケティングなど様々な種類があります。

まずは特定の分野での専門知識を獲得することから始まります。

また豊富な実務経験、柔軟に対応できるスキルがあれば強みとなります。

裏を返せば、専門のスキルがないと高収入を目指すことは難しいということです。

そのため専門のスキルがない方は、知識を身につけてから仕事を探す方が良いと言えます。

Webマーケターの将来性

Webマーケターとは、Webサイトを活用しマーケティング活動をすることです。

様々な職種がある中でもWebマーケターの需要は高いと言えます。

求められている理由は、企業でWebマーケターの採用が進んでいないことが挙げられます。

採用に踏み切れない理由はミスマッチのリスクや採用コストが高いことです。

そのためもっと気軽にマーケター人材を活用したいと考える経営者の方が増えています。

正社員雇用ではなく、業務委託契約で人材を確保することが多くなると言えるでしょう。

(出典:マーケター人材不足を実感する経営者107名に調査|PRTIMES

Webマーケティングの勉強法

まずは「ブログを始めてみる」ことも一つの手段です。

実際にホームページを作成することによりサイトの構成や分析をしたり、読者の心理を考えることができます。

ブログで稼ぐことは難しいですが、成功すると副業につなげることができます。

次に「資格を取って勉強する」方法があります。

中でもWeb解析士という資格は、Webマーケティングに関する基礎知識を身につけることができます。

資格勉強は目標ができるので、やるべきことが明確になるでしょう。

最後に「Webマーケティングスクールに通う」こともおすすめです。

ブログ運用や資格勉強はマーケティング知識が身につきますが、スクールに通うとより実践的な講座をプロのマーケターから学ぶことができます。

未経験から3ヶ月でWebマーケターに必要なスキルが身につくため、今すぐに仕事を変えたい方にも向いているでしょう。

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正社員から業務委託で自由な働き方を手に入れよう

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これまでの経験や趣味、関心のあることを活かしやすく、社会貢献にもつながるため、やりがいが大きいのが特徴です!

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