マーケティングを学んでいる方にとって、知らない人はいないと言われているほど有名なマーケティングの神様、また、現代のマーケティングの父とも言われているアメリカの経営学者、フィリップ・コトラー。
名前は聞いたことがあるけど、詳しくは知らないという方も、フィリップ・コトラーに的を絞り解説していきたいと思いますので、ぜひご覧ください。
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フィリップ・コトラーとは
1931年5月27日生まれ(88歳)、アメリカの経営学者で、シカゴ大学で経済学の修士号、マサチューセッツ工科大学で経済学の博士号をそれぞれ取得しています。
他にも、ハーバード大学で数学の博士号、シカゴ大学で行動科学の博士号も取得しています。
その後はノースウェスタン大学のケロッグ経営大学院にて名誉教授に就任し、現在ではSCジョンソン特別教授を務められています。
著書もたくさん出版されており、現代のマーケティングの第一人者として世界で知られています。
コトラーのマーケティングは、「買い手側(ユーザー)」に対して視点を置いたもので、コトラーの有名な言葉には以下があります。
「マーケティングは、真の顧客価値を生み出す技術です。それはあなたの顧客がより良くなるのを助ける技術です。マーケティング担当者の合言葉は、品質、サービス、価値です。」
「マーケターは、消費者をターゲットにした製品を適切で魅力的で手頃な価格で簡単に入手できるようにすることで需要に影響を与えます。」
引用:The Father of Modern Marketing「フィリップからの引用」
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コトラーの主な著書
コトラーはたくさんの本も出版され、日本でも翻訳されたものが出版され日本のマーケティング業界にも多大な影響を与えています。
主に紹介されている著書では以下のものが有名です。
- 『コトラーのマーケティング・マネジメント』
- 『コトラーのマーケティング・コンセプト』
- 『マーケティング10の大罪』
- 『コトラーのホスピタリティ&ツーリズム・マーケティング』
- 『コトラーの戦略的マーケティング』
- 『コトラーの資金調達マーケティング』
- 『コトラーのプロフェッショナル・サービス・マーケティング』
- 『新マーケティング原論』(翔泳社)
- 『市場戦略論』
- 『社会的責任のマーケティング』
- 『コトラーのマーケティング講義』
- 『コトラーのマーケティング思考法』
- 『カオティクス』(東洋経済新報社)
出版物以外にもWEB記事なども書かれています。
マーケティングジャーナルの記事
- マーケティング0:オンラインとオフライン、スタイルと物質、機械と機械の出会い – 人間と人間の出会い-Hermawan Kartajaya、Iwan Setiawan
- 第4次産業革命は店舗ベースの小売業を殺すか?
- デマーケティングの時代へようこそ
- マーケティングの批判と貢献
- マーケティングと資本主義の関係
- マーケティングの有効性に関するエグゼクティブガイド
- ブランディング:目的から利益へ
- マーケティングの最適化:アイデアから需要へのチェーン -Robert Shawとともに
引用:The Father of Modern Marketing「フィリップ・コトラーのウェブ記事」
この他にもたくさんの記事を書かれています。
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フィリップ・コトラーの理論とは
コトラーのマーケティング理論で、よく引用されるものは以下のものになります。
マーケティングを学んでいく際には必ず目を通したことがあるものだと思います。
- STP理論(R-STP-MM-I-C)
- マーケティングの6P理論
- マーケティングの7P理論
などがあります。
STP理論(R-STP-MM-I-C)
STP理論とは、
- Segmentation(市場の分割)
- Targeting(標的市場の選択)
- Positioning(位置取り)
の頭文字からとったものになります。
コトラーのマーケティング手法STP理論についてさらに詳しく知りたい方はこちらをチェック
マーケティングの6P理論、7P理論
マーケティングの6P理論とは、エドモンド・ジェローム・マッカーシーが提唱したマーケティングの4P理論、
- product(製品)
- price(価格)
- promotion(プロモーション)
- place(流通)
に以下の2つを加えたものになります。
- public opinion(世論)
- political power(政治力)
また、上記の4P理論に、
- people(人)
- processes(プロセス)
- physical evidence(物的証拠)
の3つを加えたものが7P理論になります。
4P理論についてさらに詳しく知りたい方はこちらをチェック
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コトラーが唱えるマーケティングの変遷1.0~4.0
コトラーは、マーケティングの定義や理論は、時代と共に様々に変遷してきており進化し続けていると唱え、以下のように定義しています。
- マーケティング1.0(1900~1960年代)モノ(製品・商品)を中心のマーケティング
- マーケティング2.0(1970~1980年代)顧客志向のマーケティング
- マーケティング3.0(1990~2000年代)価値主導のマーケティング
- マーケティング4.0(2010年代~)自己実現のマーケティング
マーケティング1.0 モノ(製品・商品)を中心のマーケティング
マーケティング1.0のでは、顧客に対して商品をどのように販売していくか、という時代で「買う側」の顧客よりも、「売る側」の企業の方が優位に立つ状況で、商品をどのように売るかというのが中心となるマーケティングの時代でした。
マーケティング2.0 顧客志向のマーケティング
マーケティング2.0では、商品の技術も向上して市場の競争も始まるようになり、それぞれが顧客に必要とされるものを作るにはどうしたらよいのか、という顧客志向のマーケティングの時代になりました。
マーケティング3.0 価値主導のマーケティング
マーケティング3.0では、インターネットも普及し始め、今までよりも情報を獲得しやすくなり、商品やサービスの機能だけでなく、顧客も精神的な満足感を追求するようになり価値主導のマーケティングに変わり始めました。
マーケティング4.0 自己実現のマーケティング
マーケティング4.0では、マーケティング3.0に加え顧客が主導的になり、顧客自らが必要な商品を選び自身に合った購入方法で、利用してさらにその商品が良ければSNSなどで広めていく、といったデジタル化した社会に対応できるマーケティングの時代となってきました。
このように、マーケティングも時代の背景とともに移り変わり、情報が取り入れやすくなったかわりに顧客からの評価もSNSなどの媒体により拡散されるようになり、そういった顧客に対してのマーケティングが重要となりつつあります。
マーケティングを成功させるためには、時代の流れと現在の状況をいち早く把握することがカギとなるでしょう。
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まとめ
最後に、コトラーに対しての著名な方の言葉をご紹介したいと思います。
「フィリップ・コトラーは、変革期へのタイムリーな洞察により、戦略的マーケティングの道を再びリードしています。マーケティング3.0は、消費者の関心を引くために人間の精神を活用することの競争上の利点を説得力のある事例にしています。」
アメリカマーケティング協会の前CEO、デニスダンラップ
「独創的かつ強力なアドバイスを備えた、卓越したマーケティングへの素晴らしいガイド…今日のマーケティング界で最も偉大な人の1人。」
コペルニクスのケビンJ.クランシー会長兼CEO
引用:The Father of Modern Marketing「フィリップについての引用」
このように、コトラーはマーケティングを学ぶときには必ずといっていいほどこの名前を見ます。
現代のマーケティングにおいて礎を築いた人物とも言えるでしょう。
まだまだ、現代社会も移り変わりつつある中で勝ち残っていけるのは先を見通すことができるマーケティングなのではないでしょうか。
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