Googleは検索エンジンのアルゴリズムを日々変更しており、SEOの手法も進化を続けています。
それゆえ、かつてのSEO対策も2019年現在では効果がなくなり、ペナルティーの対象にすらなっています。
今回は、時代遅れとなってしまったSEO対策7つをご紹介します。自分の知識が平成のままで止まっていないか、ぜひチェックしてみてください。
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GoogleのブラックハットSEO対策
Googleなど検索エンジンの普及とともに、検索エンジンのアルゴリズムの穴を突き、コンテンツを検索で上位表示させるブラックハットSEOが一般化しました。2000年代は今と比べて検索エンジンの精度が低く、比較的簡単な方法で上位表示が可能だったのです。
その結果、Googleの検索上位は質が低く、ボリュームだけが大きいコンテンツに占められ、Googleは対策に乗り出します。
代表的な対策は、低品質なコンテンツの順位を下げるパンダアップデート(2011年〜)です。コピーコンテンツや内容に乏しいコンテンツ、過度に広告が多いコンテンツがペナルティの対象となりました。
Googleは立て続けに、低品質な外部リンクの多いコンテンツの順位を下げるペンギンアップデート(2012〜)も実施。ペンギンアップデートは、被リンクの自作自演や購入が横行していたことへの対策でした。
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Googleが掲げる「ユーザーファースト」とは
先にご紹介した2つのアップデート以外にも、Googleはアルゴリズム変更を繰り返してきました。では、何を判断基準にしてアップデートしているのでしょうか。
変わらないGoogleの価値基準とされるのが、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」というユーザーファーストの考え方です。Google検索のユーザーが増えれば、サイト運営者や広告主も増え、Googleの収益も増えることを意味しているとされます。
【参考:Googleが掲げる10の事実】
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
Googleがユーザーファーストであることを知れば、アルゴリズム変更の意図も理解しやすくなるでしょう。キーワードが多すぎる記事や購入した被リンクばかりの記事のように、検索エンジンにとっては魅力的でも、ユーザーの利便性を損なうコンテンツは排除の対象となっています。
Googleが公認する、ユーザーの利便性も向上させるようなSEO対策を「ホワイトハットSEO」と言います。「タイトルを簡潔で説明的にする」「ナビゲーションを明快に」といったホワイトハットSEOは2019年現在も生きており、ぜひ取り入れるようにしましょう。
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SEOの古い常識7選
さて、ここからが本題です。先ほど述べたようなGoogleのアルゴリズム変更により、過去には効果を発揮したSEO対策も、現在では効果がなかったり、ペナルティの対象となるものがあります。
代表的なSEOの「古い常識」7個をご紹介します。
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1. 被リンクをかき集める
ペンギンアップデート以前は、被リンクの獲得はダイレクトにSEO効果を発揮しました。そのため、SEO対策のために作成した大量のWebサイトで相互にリンクを張る「リンクファーム」や、リンクを購入するといったブラックハットSEOが横行していました。
現在は、リンクファーム等の質の低いリンクの獲得は、ペナルティの対象となっています。
ただし、被リンクがアルゴリズムの一要素であることは変わらず、公共機関のサイトのような権威性・信頼性のあるWebサイトからの被リンクはSEOに有効です。他のサイトから引用されるような良質なコンテンツを掲載し、地道に被リンクを集めましょう。
2. キーワードを詰め込む
タイトルや見出し、本文などに上位表示を狙うキーワードを詰め込む手法がありましたが、現在では意味がないとされています。あまりにキーワードが多く、文章の意味を汲み取れないレベルになると、自動生成された文章「ワードサラダ」であると判断され、ペナルティの対象にもなり得ます。
確かに、タイトルや見出しにキーワードを入れることはGoogleも推奨していますが、ここでも「ユーザーファースト」の原則の通り、ユーザーの利便性を落とすほどキーワードを詰め込む必要性はありません。
3. コンテンツを量産する
コンテンツが多いサイトほどドメインパワーが上がり、上位表示されると言われました。確かに、コンテンツは多い方がさまざまな面で有利でしょう。
ただし、昔のようにコピーコンテンツや自動生成されたワードサラダでコンテンツを量産するのは絶対にNGで、ペナルティの対象となります。
完全なコピーでなくても、言い回しを少し変えただけのような記事も評価されません。さらに言うと、コピーでなくともオリジナリティーが低い記事も同様です。
4. 隠しテキストや隠しリンク
ユーザーからは閲覧できない形で、SEO対策のキーワードやリンクを隠して記述するブラックハットSEO。CSSを用いて画面外に記載する方法や、背景色と文字色を同一化する方法などがあります。
この隠しテキスト・リンクも現在はスパムと扱われます。
コーディングの過程で、悪意はなくとも人為的ミスにより隠しテキスト・リンクが発生することもあり、注意が必要です。
5. 日本語ドメインの使用
検索ワードとドメイン名が一致した方がSEO的に有利とされ、日本語ドメインに注目が集まった時期がありました。
しかし、実際は上位表示されるサイトの多くはアルファベットのドメインであり、現在では日本語ドメインの効果はほぼ無いという見解が一般化しつつあります。
6. ディレクトリサービスへの登録
多くのサイトをカテゴリ分けするディレクトリサービスは、被リンクの獲得に効果があるとされていました。
しかし、ディレクトリサービスは有料でサイトを登録するものが多く、「リンクを購入する」というブラックハットと判定される危険性をはらんでいます。さらに、ディレクトリサービスの利用者が非常に少ないことも考えると、登録の必要性は低いでしょう。
7. クローキング
クローキングとは、検索エンジンと人間のユーザーに対し、別々のコンテンツを出し分けること。多くの場合、検索エンジンにはキーワードを含んだHTMLを出すことで評価を高め、ユーザーには画像やFlashなど検索エンジンがクロールしづらい形式のコンテンツを表示します。
かつては多用されたクローキングも、現在はユーザーの利便性を阻害するとしてガイドライン違反となっています。
なお、「ペナルティー」とひと口に言っても、さまざまな重さがあります。ペナルティーの種類はこちらから。
まとめ
Googleのアルゴリズムの隙を突いて、検索上位を狙うブラックハットはほぼ駆逐されたと言えるでしょう。今は、検索エンジンではなくユーザーのためにコンテンツを作るという基本がより大切になっています。
とはいえ、Googleが推奨するホワイトハットSEOは今なおウェブマーケティングの必須知識です。初心者の方はこちらの記事などから、今の時代にふさわしいSEO知識を身に付けてみてはいかがでしょうか。
また、現在WEBMARKSではSEOに特化したWebマーケター養成スクールを運営しています。講座の特徴として、現在現役でクライアントを10社以上持つフリーランスマーケターが代表して直接教えてくれるプログラムをご用意しています。
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