【SEO対策の第一歩】検索エンジンにWebサイトを登録する方法

SEO対策
SEO対策の第一歩

せっかく新しいWebサイトを立ち上げたのに、Googleで検索してもヒットしない・・・。

そんなとき、すぐに行ってほしいのがWebサイトの検索エンジンへの登録(インデックス登録)です。登録されてはじめて、Webサイトは検索結果に表示されるようになります。

それでは、検索エンジンの仕組みから、Webサイトをインデックス登録する方法までを見ていきましょう。

検索エンジンの仕組み

検索のイメージ

SEOに関わる検索エンジンの機能は次の3つのです。

クローリング:Webサイトを訪れ、コンテンツを発見する
インデックス:Webサイトをデータベースに登録する
ランキング:Webサイトの検索順位を決める

今回はクローリングインデックスについて詳しくご説明します。

クローリングとは?

クローリングとは、検索エンジンのクローラーがWebサイトのデータを収集することです。

クローラーはデータ収集の際、リンクをたどって各Webサイトに訪れます。つまり、立ち上げたばかりのサイトは被リンクがなく、検索エンジンはクローリングすることができません

もちろん、サイトのURLをSNSで拡散させたり、自分が運営する他サイトにリンクを張るなどして、クローラーの訪問を可能にすることはできますが、それには手間と時間がかかります。

インデックスとは?

そこで必要となるのは、自分から能動的に、検索エンジンにWebサイトのURLをインデックスする作業です。※やり方は後述

インデックスとは、検索エンジンがWebサイトを新たに登録すること。クローラーによって収集されたデータはインデックス化され、巨大な検索データベースも格納されます。

インデックスは日本語に直すと「目次」です。検索エンジンが全世界のWebサイトを目次に追加していると言えるでしょう。

検索エンジンの種類

世界最大の検索エンジンがGoogleで、世界でのシェアは92%、日本でのシェアは75%と圧倒的です。

次に世界2位の検索エンジンがYahoo!です。世界シェア2.7%、日本シェア21%と日本では根強い人気を誇っています。ただし、検索エンジンの内部はGoogleと同じであり、Googleにインデックス登録されれば自動的にYahoo!にも登録されます

世界シェア3位はBingです。Microsoft製の検索エンジンで、Googleと変わらない精度と言われていますが、世界シェアは2.4%、日本シェアは3.1%と低め。

※いずれも2019年6月15日時点のシェアです。

検索エンジンへWebサイトを登録する方法

Googleを例に、インデックス登録の方法をご紹介します。

新しくWebサイトを作成した場合

1.サイトマップを作成する

WordPressサイトの場合は、Google XML Sitemapなど対応するプラグインで検索エンジン向けのサイトマップを作成します。プラグインをインストールして有効化すれば作成が完了します。

2.Googleサーチコンソールで送る

サーチコンソール画面

Googleサーチコンソールの左メニューから「サイトマップ」(①)を選択し、「新しいサイトマップを追加」の欄(②)にWordpressの場合は「/sitemap.xml.gz」「/sitemap.xml」「/feed」を送信すればOKです。

これで、クローラーがサイトマップを使ってあなたのWebサイトを巡回することが可能になります

ただし、クローラーの巡回やインデックス登録までにはタイムラグがあり、数日~数週間かかると言われています。焦らずに待ちましょう。

また、インデックス登録されたとしても検索結果の上位に表示されることはまれで、 上位表示のためにはコンテンツの量と質を充実させる必要があります。

既存のWebサイトに新しくWebページを追加した場合

新しくWebページを追加した場合にも、検索エンジンにそのページのインデックス登録をリクエストすることができます。

そのためには、Googleサーチコンソールの左メニューから「URL検査」を選択し、当該のURLを入力。そして登録されていないという検査結果が出た場合には、「インデックス登録をリクエスト」を選択しましょう。

検索エンジンの登録を確認する方法

インデックス登録が完了したか確認する方法はシンプルで、下記の通りです。

Googleなどの検索窓で先頭に「site:」を付け、「site:https://XXX.XXX」(“https://XXX.XXX”には確認したいURLを入れる)などと検索し、検索結果にそのページが表示されれば、インデックス登録が完了したことを確認できます。

まとめ

以上、Webサイトを検索エンジンに登録する方法をご紹介しました。

このインデックス登録はサイト立ち上げ時に必ず行うべき重要なタスクですが、一方ですぐにサイトが上位表示されるわけではありません。SEO対策の下準備を終えたに過ぎないのです。

高品質なコンテンツを定期的に追加し、Webサイトを充実させてはじめて上位表示が可能になります。

みなさまのWebサイトが上位表示されることをお祈りしております!

この記事を書いた人
鈴木 晋介
フリーランスのWebマーケッター。同志社大学を卒業後、合成繊維の設備メーカーで海外営業を4年半経験。独立後、スマホアプリ開発や、旅行・美容・SEOジャンルのWebメディアを制作。Google、Yahooの検索ワードで1~3位を量産した実績を生かし、大手企業のWebマーケターとして活動中。
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