Webマーケターの年収や高年収のWebマーケターに必要なスキルとはなんだろうと気になったことはありませんか。
この記事では、実際の求人サイトの情報や現役のWebマーケターを調査した年収やスキルを紹介します。
この記事を参考に、職種別Webマーケターの年収や年収の高いWebマーケターに必要なスキルを把握して、高年収のWebマーケッターを目指しましょう。
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Contents
Webマーケターの年収【職種・会社別】
Webマーケターの職種は大きく分けて、「ネット広告・運用」「CVO」「SEO」「SNS」の4つがあります。職種ごとで年収や専門企業は変化します。
職種ごとで求められる専門スキルは変わりますが、Webマーケティングに必須のスキルはどの職種でも共通しています。
Webマーケティング全般に必要なスキルはクライアントの課題を理解して、解決することです。共通するスキルを頭に入れて、各専門職種が何をやっているのか学んでいきましょう。
ネット広告・運用
Webマーケティングと一括りにしても、SEOとネット広告では対象とする顧客が異なります。SEO専門のマーケターも存在すれば、ネット広告専門のマーケターもいます。
ネット広告とは、リスティング広告・ディスプレイ広告・ネイティブ広告・アフィリエイト広告・ 動画広告・SNS広告などのネット上のWebサイトや検索エンジンを活用した広告のことを指します。
ネット広告専門のマーケターは上記を扱い、顧客を集めることを専門にしているマーケターです。
ネット広告を扱う大手代理店は、Web業界に詳しく無い方でも知っている大手企業が多いです。
- 株式会社サイバーエージェント 平均年収(給与)は734万円
- D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社 平均年収(給与)は804万
- 株式会社アドウェイズ 平均年収(給与)は581万円
- GMOアドパートナーズ株式会社 平均年収(給与)は545万円
出典:doda
CVO
CVOは、顧客価値最適化のことでWeb広告やSEOを駆使してCV(問い合わせ)を改善することです。
Webマーケティングといえば、SEOを考える方が多いでしょう。SEOは検索結果で上位表示を獲得することが目的ですが、CVOではCV(問い合わせ)を上げることが目的です。
CVOマーケターは、CV(問い合わせ)改善するため、コンテンツのユーザー導線の見直しや、LPの作成を等を行うマーケターです。ユーザーの行動が最も成果に直結するマーケターであり、ペルソナの設定が成果に影響を及ぼします。
- 株式会社アイレップ 平均年収(給与)は694万円
- 株式会社オプト 平均年収(給与)は694万円
- アイオイクス株式会社 平均年収(給与)は520万円
- 株式会社ウィルゲート 平均年収(給与)は470万円
- アユダンテ株式会社 平均年収(給与)は450万円
SEO
SEOマーケターは、対象のキーワードをGoogleやYahooの検索サイトで検索順位を上げるマーケターです。キーワード選定からコンテンツの構成、内部・外部対策のSEOに関した施策を行います。
- 株式会社アイレップ 平均年収(給与)は694万円
- 株式会社オプト 平均年収(給与)は694万円
- アイオイクス株式会社 平均年収(給与)は520万円
- 株式会社ウィルゲート 平均年収(給与)は470万円
- アユダンテ株式会社 平均年収(給与)は450万円
SNS
SNSマーケターとは、SNSアカウントのコンセプト設定から運用まで行うマーケターです。
近年では、SNSから商品を認知して、購入するユーザーも多く、SNSマーケターに求められる課題が増えています。
アカウントを開設して運営するだけではなく、売り上げに貢献することが必要です。
また、フォロワー数の多い影響力のあるアカウントに商品をPRしてもらうインフルエンサーマーケティングも重要になっています。
- 株式会社ガイアックス 平均年収(給与)は575万円
- 株式会社World Wide System 平均年収(給与)は480万円
- 株式会社メンバーズ 平均年収(給与)は496万円
広告代理店
顧客企業のマーケティング、広告作業を代理で行う企業です。近年はインターネットの普及もあり、Web広告を扱う企業も広告代理店といわれていますが、本ページの広告代理店は、インターネットが普及する前から存在するマーケティングを行う企業を指します。
広告代理店のマーケターは、市場や消費者の調査・分析を行い、顧客企業の課題解決の戦略を考える仕事です。
- 株式会社電通 平均年収(給与)は1,220万円
- 株式会社博報堂 平均年収(給与)は1,057万円
- 株式会社アサツー ディ・ケイ 平均年収(給与)は820万円
出典:有価証券報告書
Webコンサル会社
Webコンサル会社のマーケターは、Webサイト(ECサイト)に関わる施策や改善点を分析して顧客企業の課題を解決して、売り上げアップを行います。
Webに関するSEO、広告活用、SNS活用などの全体をディレクションする力が必要です。
- 株式会社サイバーエージェント 平均年収(給与)は734万円
- 株式会社アイレップ 平均年収(給与)は694万円
- 株式会社セプテーニ 平均年収(給与)は598万円
参考サイト:有価証券報告書
事業会社
事業会社のマーケターは自身で運営するWebサービスやメディアを運用し、売り上げアップを図るマーケターです。
- 株式会社電通 平均年収(給与)は1,220万円
- 株式会社サイバーエージェント 平均年収(給与)は734万円
- 株式会社アイレップ 平均年収(給与)は694万円
参考サイト:有価証券報告書
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Webマーケターの年収は低い?
Webマーケターの年収はWeb業界が右肩上がりであるため上がっています。職種別で平均年収は若干の違いがありますが、Webマーケターの全体年収は平均年収と比較しても上になっています。
現在のWeb業界はテレビCMを超えて広告でトップです。
今からは、皆さんの気になっているWeb業界の現状と業界全体として高いのか、低いのか説明していきます。
Web業界の状況
2019年の株式会社電通の調査によるとインターネット広告市場は2兆円規模です。
2018年度と比較すると20%アップしており、テレビCMを超えて広告でトップになりました。
他にもSNS広告が30%の上がっており、今後、ますますインターネットを活用した集客が重要となり、Webマーケターが必要とされてきます。
出典:2019年 日本の広告費
業界全体として低くはない
マスコミ四媒体広告費(新聞広告費、雑誌広告費、ラジオ広告費、テレビメディア広告費)が2兆6,094億円で5年連続のすべて前年比割れの減少に対して、インターネット広告費は2兆1,048億円とマスコミマスコミ四媒体広告費に迫る勢いです。
物販系ECプラットフォームの広告費が勢いの要因の1つで、ますますECプラットフォームでの購入が増えると考えられます。
年収が高いWebマーケターの3つのスキル
年収が高いWebマーケターが押さえているスキルが3つあります。「提案スキル」「ディレクションスキル」「企画・進行スキル」です。
年収の高いWebマーケターが必ず持っているスキルで1つ持っていてもWebマーケターとしての単価は上がりますが、3つ掛け合わせることでWebマーケターのなかでも年収で上位に上がることができます。
提案スキル
Webマーケターはインターネットで仕事が完結するため、顧客に施策の報告のみで完了しているWebマーケターが多いです。
しかし、コンテンツ制作、SNS運用での企画作り、キーワード選定などで顧客の対象のユーザーのより深い悩みをヒアリングできれば、現在行っている施策にも取り入れることができ、さらに成果も上げることができます。
実際に私も顧客にヒアリングしたことをコンテンツ作成に取り入れることができました。
成果が上がることで、さらに単価交渉もしやすくなり、Webマーケターとしての年収アップにつながります。
ディレクションスキル
年収を上げるためには常に施策の現場にいるのではなく、3つの施策を管理する立場になる必要があります。
具体例をお話しすると、SEOマーケターの場合、常にWebライティングを行うライターではなく、記事の構成を考え、ライティングはライターに仕事を依頼します。ライターから納品された記事をチェックして、顧客に納品することで扱える記事の量も増やせ単価アップにつながります。
また、顧客はSEOの知識やライターの管理をするディレクターがいることで管理を一元化でき顧客も自身のビジネスに時間を割くことができます。
企画・進行スキル
日夜新しい情報が飛び交うWeb業界で、顧客の課題を解決できる施策や集客する方法を企画して、実行した企画を進行する力が必要になります。
企画を立てるだけではなく、企画案を上層部にプレゼンをして企画を通したり、実際に成果があがるように施策を行う実行部隊を手配して、進行したりする必要があります。
企画をスケジュール通りに行い、成果をあげられるマーケターが活躍をして、年収アップにつながります。
考えられた施策を行い、成果を上げるだけではなく、企画段階から管理・実行できる人材をWebマーケターでも求められています。
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年収の高いWebマーケターになるためには
年収の高いWebマーケターになるためには、Webマーケティングの専門スキルを身につけることが最重要です。
今まで、Webマーケティングに関わってきたことがない方は、まずインプットを行い基礎を頭に叩き込み、基礎が頭に入った時点で実践に移しましょう。
独学の実戦でつまづいた段階でスクールで学び、再度実践することをおすすめします。
独学
独学の初期には、自身が目指すマーケターが行う施策を本よりインプットすることです。
ネット広告、CVO、SEO、SNSとどの分野で専門になるのか決めて関連書籍を5冊は読みましょう。
SEOのおすすめ書籍について、より詳しく知りたい方はこちらを参照
本でインプットが完了したら、次は実際にアウトプットをして理解度を高めます。
おすすめのアウトプット方法は、自身でWebサイトを立ち上げて、アクセス数のあるコンテンツを作成することです。
Webサイトを立ち上げることで、ITリテラシーも高まります。また、アクセス数のあるコンテンツを作ることでユーザーに求められているコンテンツとは何かなどのマーケティング全般に共通するユーザーの悩みの解決をする目線が身につけられます。
スクール
独学で学んだが思うように結果が出ない方には、スクールがおすすめです。
おすすめな理由は、大きく2つ挙げられます。
1つ目が、結果の出ている講師から学ぶことで結果が出るまでの回り道がなくなり、自身が行っていることが正しいのか確認できます。
独学で結果が出せない人に共通することは誤ったことを正しいと思い込み続けてしまうことです。
誤ったやり方を続けていたところで成果には結びつきません。早めに修正方法ややり方自体間違っていることを講師に確認できるのはスクールならではの強みです。
2つ目はWebマーケターの仲間が増えることです。常に新しい情報が出るWeb業界で何よりも大切なことが情報です。
成功した事例や古くなりつつある施策を仲間同士で共有することで精度の高い施策が行えるようなります。
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まとめ:Webマーケターになり年収を上げましょう
Web業界はテレビCMを超えて市場規模が上がっています。そのため、Webマーケターも求められており、さらにWebマーケターに求められるスキルのレベルも上がっています。
Webマーケティングの施策を機械的に行うのではなく、年収の高いWebマーケターになるには、3つの力をつけましょう。
- 提案スキル
- ディレクションスキル
- 企画・進行スキル
Webマーケターになるおすすめの学習方法は「独学」と「スクール」です。
独学でインプットとアウトプットを繰り返してWebマーケティングを体得して頂いて、つまづいてしまった方は、スクールで結果の出ている講師に学び結果を出して、最新の情報の共有をする仲間を作ることをおすすめします。
Webマーケティングのスクールでお悩みの方はぜひ、WEBMARKSにご相談ください。
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