Facebook広告とは、Facebook内に貼られている広告のことであり、集客に有効な手段として多くの方が利用しています。
この記事では、Facebook広告とはどのようなものなのか、メリット・デメリット、広告の詳細について解説していきます。
Facebook広告の運用を始めようとしている方や、Facebook広告の概要を知りたいという方の参考になれば幸いです。
Contents
Facebook広告とはどんな広告?
Facebook広告の運用を考える際には、Facebookについての基礎知識を理解しておく必要があります。
まずは、Facebookという媒体やFacebook広告について簡単に説明します。
Facebookについての説明
Facebookは2006年にサービスが開始された世界最大規模のSNSです。世界中で利用されているサービスであり、日本での利用者も多いという特徴があります。
Facebookの日本のユーザー数:2,800万人
Facebookは他のSNSサービスと比較すると30代以上の利用者が多く、40代や50代の方も数多く利用しているサービスです。
広告の媒体としてはビジネスマンにリーチしやすく、比較的高単価の商品の販売も見込める媒体になっています。
Facebook広告とは?
Facebook広告はタイムラインを見ていると流れてくる広告です。
Facebookを利用している方であれば、一度は広告の表記がされている投稿を見たことがあると思います。
後述しますが、Facebook広告はターゲットの絞り込みや様々な種類の広告があるため、あなたにとって全く関係ない広告は表示されません。
タイムラインに表示された広告は、あなたにとって興味深いものが多いのではないでしょうか。
Facebook広告のメリットやデメリット・広告の種類とは?
Facebook広告はメリットが多い広告媒体であり、広告の種類も豊富です。
Facebook広告のメリットやデメリット、広告の種類について解説していきます。
Facebook広告のメリットについて説明
Facebook広告はメリットの多い広告媒体です。詳細について下記にまとめました。
・Facebookの登録の際には実名や住所、誕生日などを入力するため、ターゲティングの精度が高い
・1日のアクティブユーザーが2,000万人近くとなっており、リーチできる人数が多い
・多彩な広告種類から目的に応じた広告を選択可能
・配信時間と期間を自由に選択できる
上記のメリットの中でも最も魅力的なことが、ターゲティングの精度の高さです。
TwitterやLINEについては実名登録することはなく、住所や誕生日など正確な情報が不明です。
Facebookは他のSNSでは取得することが難しい情報を保有しているという点で他のサービスとの差別化を図っています。
Facebook広告のデメリットについて説明
Facebook広告を利用する際にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
最大のデメリットはターゲティングを細かくすると十分な人数にリーチできないという状況に陥る点です。
対策としては特定のページにいいね!を押した人だけに広告配信をするのではなく、ターゲティングは年齢や地域のみなど大まかな設定にすることです。
こちらは広告設定の際にリーチできる見込み人数も判明するので、確認することがおすすめです。
Facebook広告の掲載箇所や広告の代表的な種類について解説
Facebook広告のメリットにも挙げましたが、豊富な種類の広告からあなたの目的に応じた広告を選択できる点はFacebook広告の魅力の1つです。
ここでは代表的な画像広告、カルーセル広告、動画広告について解説します。
画像広告
画像広告は利用者の多い広告の1つです。画像を1枚用意し、その下にユーザーの行動につながる文章が入力されています。
投稿をクリックすることで、ランディングページに移動する仕組みとなっています。
カルーセル広告
カルーセル広告はスクロール可能な2枚以上の画像が表示される広告です。
Amazonやヤフオク!のように取り扱い商品が多い場合は複数の商品を掲載した方がユーザーがクリックする可能性が高まるため利用されることが多いです。
動画広告
動画広告は近年クリック率が高いと評判の広告タイプです。
Facebookはスマホからの利用者が7割以上となっているメディアであり、スマホからFacebookを利用している場合はスクロールしている際に動画の投稿があれば注目されやすくなります。
クリック率を高めたいという場合におすすめの広告手段が動画広告です。
Facebook広告の画像についてはこちらをチェック
Facebook広告のターゲティングと課金方式の説明
Facebook広告の最大の強みはターゲティングの精度の高さです。
Facebook広告におけるターゲティングと気になる課金方式を紹介します。
Facebook広告はターゲティングの際に細かいセグメントが可能
Facebook広告のターゲティングは広告画面から簡単に行うことができます。
特徴としては、登録情報に基づいた地域・年齢・言語などによるセグメントができる点とユーザーの好みに応じたセグメントができるという点です。
例えば下記のようなユーザーにリーチしたいと想定します。
年齢:40代前半
地域:福岡県
趣味:ゴルフ
この場合は基本設定で、40~44歳の年齢を選択し、地域の項目で福岡県を設定します。趣味や関心にゴルフと入力すれば、あなたがリーチしたいユーザーのみに広告配信することが可能となります。
その他、自分のFacebookページにいいね!をしたユーザーのみに広告配信をしたり、除外することも可能です。
別媒体のターゲティングに関する記事はこちらをチェック
Facebook広告の課金方式とは?
Facebook広告の課金方式は大きく分けると2種類となります。
【CPC課金】
あなたの広告が1回クリックされる度に費用が発生する課金方式。広告が表示された時点では費用が発生せず、クリック数を最大化するための配信方法。
【CPM課金】
あなたの広告が1,000回表示されると費用が発生する課金方式。広告の配信量を最大化するように配信する方式のため、認知拡大に役立つ配信方法。
どちらの課金方式を採用すれば、費用対効果を最大化することができるのか試算をした上であなたの目的に応じた課金方式を選択することが重要です。
Facebook広告に必要な費用に関する詳細記事はこちらをチェック
まとめ
この記事ではFacebook広告とはどのような広告かを中心に解説をしていきました。
Facebookは日本での利用者が2,800万人を超えており、広告配信の手段として有力な媒体です。
住所や誕生日、名前などを正確に入力するため、ターゲティングの精度が高いという点や、広告の種類が多彩で目的に応じて設定を変更できるという点は大きなメリットとなっています。
この記事がFacebook広告について気になっている方の参考になれば幸いです。
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