「海外移住で仕事をする方法は?」
「スキルや語学力がなくても海外で仕事はできる?」
海外へ移住を希望しているものの、どのように仕事をすればよいのか悩む方もいるでしょう。
海外で仕事をする方法はおもに5つあり、日本語のみ・スキルなしでできる仕事もたくさんあります。
この記事では、海外移住で仕事をする方法、海外でできる仕事、事前準備などを解説します。
また、海外移住におすすめな仕事をして活躍されている方の体験談も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
体験談をすぐに知りたい人は、こちら!

暈さん
・男性
・20代
・元大学生
大学在学中にWeb系のスキルを模索するなかで、Webマーケティングに出会い、WEBMARKSを受講。すぐに案件を獲得し、月20〜25万円の収入を達成。スーパーのアルバイトからWebマーケターへの転身で、収入と時間に余裕ができた。

田岡さん
・女性
・20代
・元業務コンサルタント
海外で在宅ワークをしたいという夢を叶えるため、WEBMARKSを受講。現在では前職の経験も生かしながら、SEOコンサルタントとしてカナダで悠々自適な生活を楽しんでいる。

庄寿見さん
・女性
・フリーランス
慣れない海外での生活に不安を感じるでしょうが、日本語のみでできる仕事もあるので安心してください。焦らず海外移住に向けた準備をしっかり整えましょう。

大須賀 加奈
・女性
・30代
・愛知県
・元会社員
出産を機に勤めていた会社を退職。小さい子どもがいてもできる在宅ワークをしたいと考えていた時に、パートタイマーのライター募集を発見。
2年半ほどパートタイマーでライター業務をしていたものの、会社都合により独立することに。家事や育児のかたわら、慌ただしくも充実した毎日を過ごしている。

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/デジタルマーケター
会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。大好きなサーフィンをはじめ、自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
会社員や公務員、主婦、学生など、完全未経験から転職・フリーランス独立し、プロのWebマーケターとして活躍しています(LINEでインタビューを配信中!)。
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Contents
海外移住で仕事をする5つの方法

海外移住で仕事をする方法はおもに以下の5つが挙げられます。
- 海外の現地企業に就職
- 日系の現地企業に就職
- 駐在員として海外赴任
- ワーキングホリデーやJICA海外協力隊制度の活用
- フリーランスとして活動
大きく分けると、現地の企業で仕事をする・現地で日本企業の仕事をするという2パターンがあります。
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
海外の現地企業に就職
海外の現地企業と直接雇用契約を結ぶ方法です。
労働基準はその国の法律が適用されるため、労働時間や給与などは日本と異なります。また、選ぶ企業によって求められる条件や待遇も大きく異なるでしょう。
海外の現地企業に就職する場合、仕事で関わる人はほとんど現地の人となるため語学力が必須です。
日系の現地企業に就職
日系の現地企業と直接雇用契約を結ぶ方法です。
日系企業であっても、労働基準はその国の法律が適用されます。日本の顧客に向けた製造業や養殖業は数多くあり、日本との架け橋を期待されるケースが多いです。
同僚や顧客などに日本人が多いため、語学力に不安がある人も選択しやすい働き方です。
駐在員として海外赴任
日本企業に就職して駐在員として海外赴任する方法です。
海外に支店やグループ企業を持つ日本企業を選ぶことが前提となります。駐在員は手当てがつくため、日本で働く場合の1.5~1.8倍の給与を受け取れるケースが多いです。また、企業側で移住のための手続きをしてくれるのが魅力です。
ただし、赴任する国は自由に選べなかったり、駐在期間が決まっていたりする点に注意しましょう。
ワーキングホリデーやJICA海外協力隊制度の活用
ワーキングホリデーやJICA海外協力隊の制度を活用して海外で仕事をする方法です。
ワーキングホリデーは日本との協定国に限り、最大で1年間(国によっては2年間)滞在できる制度です。滞在するための資金を補うための就労が認められています。ただし、18歳以上30歳以下の年齢制限があるため注意しましょう(出典:ワーキング・ホリデー制度|外務省)。
JICA海外協力隊は、開発途上国のさまざまな支援をするための制度です。仕事をして給与を受け取るのではなく、ボランティア活動をするために必要な手当を受け取れるものになります。20歳~69歳の日本国籍を持つ方が応募でき、短期派遣は1カ月~1年、長期派遣は1年~2年の活動期間が設けられています。(出典:JICAボランティア事業の概要|JICA海外協力隊)
ワーキングホリデーもJICA海外協力隊も滞在期間が決まっているため、本当に海外移住できるかお試しとして見極めたい人に向いているでしょう。
フリーランスとして活動
特定の企業と雇用契約を結ばずにフリーランスとして活動する方法です。
フリーランスは働く時間、働く場所が自由なのが魅力です。また、仕事も自分で選べるため、現地企業と日本企業問わず仕事を請け負えます。
語学力に自信がある人なら移住先の国や日本だけでなく、さまざまな国の企業から仕事を請け負うのもよいでしょう。語学力に自信がない人は日本企業のみとのやり取りも可能です。
海外在住のフリーランスは日本での納税は不要ですが、移住先の国での納税は必要です。そのため、移住先の国で適用される法律をしっかり理解しておきましょう。
フリーランスになって海外移住したい人は以下の記事も参考にしてください。
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日本語のみ・スキルなしでできる仕事5選

海外移住でどのような仕事の選択肢があるのか気になるでしょう。とくに語学力や特別なスキルがない人だと、自分にできる仕事があるのか不安になるものです。
日本語のみ・スキルなしでもできる仕事はあるので安心してください。
今回は以下5つの仕事を厳選しました。
- 日本語教師
- 日本食レストランのスタッフ
- ツアーガイド
- 営業職
- Web関連業
それぞれ仕事内容を見ていきましょう。
1.日本語教師
日本語教師は、現地の日本語学校や小・中・高校、日系企業などで日本語を教える仕事です。
海外で日本語教師になるための必須資格はとくに定められていませんが、教育能力を証明するための条件が設けられているケースがあります。個人レッスンやアルバイトであればそのような証明なしで働くことも可能です。
日本語教師は東アジアと東南アジアでとくに需要が高く、国別に見ると中国、インドネシア、韓国には日本語教育を実施している機関が多くあります(出典:海外の日本語教育の現状|国際交流基金)。
単に日本語を話せるだけでなく、正しい日本語の発音や文法などを理解している必要があります。また、生徒一人ひとりにあった指導法も考えなければなりません。
2.日本食レストランのスタッフ
日本食レストランのスタッフは、日本食を提供するレストランで調理や接客をする仕事です。
日本人のお客さんも多いため、日本人のスタッフは重宝されるでしょう。日本でも飲食店で働いた経験がある人は、有利になる可能性があります。
日本食レストランは世界各国にありますが、近年はアジアや中南米、欧州に増加傾向です(出典:海外における日本食レストランの概数|農林水産省)。
現地で経験を積んだら、自分で日本食レストランを開業する選択肢もあります。
3.ツアーガイド
ツアーガイドは、ツアーに参加する観光客を観光地に案内したり、観光客のサポートをしたりする仕事です。
日本人観光客を対象としたツアーガイドなら、語学力に自信がない人でも活躍できます。ただし、ツアー中の事故やトラブルなどに備えて最低限の語学力が求められることはあります。
ツアーガイドになるための必須資格はありませんが、現地の文化や歴史などの理解を深めておくことは大切です。
4.営業職
営業職は、企業の商品やサービスを提案・紹介し、売上アップに貢献する仕事です。
日系企業を対象にした営業職なら、日本語のみで仕事ができる場合もあります。日本で営業職をしていた人なら経験を活かせるでしょう。 ただし、紹介する商品やサービスの知識を深める必要があります。
営業職はさまざまな人と関わるため、現地で人脈を広げることも可能です。
5.Web関連業
Web関連業は、インターネットを介してサービスを提供する仕事です。具体的には、Webサイトの制作や運営、アプリの開発などが含まれます。
Web関連業はオンラインで完結するものも多いため、海外にいながら日本の仕事を請け負うことも可能です。日本の仕事を請け負う場合、話せる言語が日本語のみでも問題ありません。
Web関連業はプログラマー、エンジニア、Webデザイナーなどさまざまな職種がありますが、年収の高さや将来性からWebマーケターをおすすめします。
Webマーケターがおすすめな理由はのちほど詳しく紹介しますので、まずWebマーケターがどのような仕事か知りたい人は以下の記事もご覧ください。
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スキルを活かして海外でできる仕事5選

スキルがある人は、海外でもスキルを活かした仕事ができます。
海外では実力主義・成果主義の国も多いため、スキルをアピールできると有利になるでしょう。
海外でスキルを活かせる仕事として、今回は以下5つの仕事を厳選しました。
- 通訳・翻訳
- バイヤー
- 保育士
- 美容師
- 看護師
それぞれ仕事内容を見ていきましょう。
1.通訳・翻訳
通訳や翻訳はある国の言語を他国の言語に訳す仕事です。
通訳は話された言葉を口頭で訳す、翻訳は書かれた言葉を文字で訳す点に違いがあります。通訳は実際にその場で即座に訳す必要がありますが、翻訳は在宅ワークも可能です。
いずれも高い語学力と表現力が求められます。
企業に属して働く方法もありますが、フリーランスとして活動する人も多いです。フリーランスの場合はとくに経験を重視される傾向にあるため、コツコツと仕事を進めて実績を作ることが大切です。
2.バイヤー
バイヤーは店舗などで販売する商品や、製品の原料などを買い付ける仕事です。
バイヤーと聞くとアパレル業界のイメージを持つ人もいるでしょうが、食品、宝石、車など幅広い業界で活躍できます。
値段交渉が必要なため、語学力が求められます。また、情報収集力や分析力なども必要です。
企業に属す方法もありますが、ネットショッピングの普及に伴い、フリーランスで活動する個人バイヤーも増えています。
3.保育士
保育士は小さな子どものお世話をする仕事です。
現地に滞在する日本人向けの保育園や日系企業の託児施設なら日本語のみでも働けますが、保育士の資格は必要です。ただし、日本で保育士の資格を取得している場合、現地の資格に書き換えればよい国もあります。
小さな子どもの命を預かる仕事のため、資格だけでなく危機管理能力や洞察力なども求められます。
4.美容師
美容師はお客さんのヘアスタイルを整える仕事です。
日本で美容師免許を持っていても、移住する国によっては現地で資格を取得する必要があります。
たとえば、アメリカで美容師になるなら「コスメトロジーライセンス」という国家資格が必要です。なお、「コスメトロジーライセンス」を取得すると、美容師だけでなく、ネイルやエステなど美容全般の仕事に就けます。
一方、資格がなくても美容師として働ける国もあります。イギリスやイタリア、オーストラリアなどが代表的です。
語学力に自信がない人は、日本人向けの美容院で働くとよいでしょう。
5.看護師
看護師は医師のサポートや患者の療養上のケアなどをする仕事です。
日本の看護師免許を持っていても、現地での資格取得が必要になります。 日本でも看護師の給与は高めな傾向にありますが、海外では日本よりも高収入を得られる可能性があります。たとえば、アメリカやカナダ、オーストラリアなどは看護師の年収が高い傾向にあり、日本の1.5倍以上も稼げるケースがあるのです。
日本で看護師経験がある人は、海外での資格取得に挑戦してみる価値はあるでしょう。ただし、海外で看護師をするなら、語学力も必要不可欠です。
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海外移住の仕事ではWebマーケターがおすすめ

海外でできる仕事を複数紹介しましたが、スキルがない人・スキルがある人に共通しておすすめなのがWebマーケターの仕事です。
WebマーケターはWeb上でモノやサービスが売れる仕組みを作る仕事で、ネット社会といわれる現代では欠かせない存在です。語学力がある人は現地採用、語学力がない人は日本の仕事を請け負う働き方もできます。
ここからは、海外移住の仕事でWebマーケターがおすすめなおもな理由を3つ紹介します。
Webマーケターとして現地採用を目指せる
語学力がある人はWebマーケターとして現地採用を目指せます。
Webマーケターは世界中で需要があるため、海外移住しても職に困るリスクは低いでしょう。
世界のデジタルマーケティング市場や必要性を知りたい人は下記記事も参考にしてください。
ただし、海外ではスキルや実績を重視されることも多いため、語学力があっても未経験だと不利になる可能性があります。海外移住をしてからスキル習得を目指しても、海外生活に慣れるのが精一杯で思うように進まなかったり、収入を得られず不安になったりするかもしれません。
そのため、日本にいる間にスキルを習得しておくのがおすすめです。日本でスキルを習得すれば、海外移住してすぐに現地採用される期待ができます。
正確な知識や実践的なスキルを身に付けたいなら、スクール受講を検討しましょう。
WEBMARKSでは多彩なコースを用意していて、最短距離でプロのマーケターを目指せるため、海外移住のスケジュールが決まっている人にも最適です。
WEBMARKSではWebマーケターのスキルや経験を活かして現地採用をつかみ取った人のインタビュー記事を掲載しているため、ぜひお役立てください。
時差や場所を気にせず自由な働き方ができる
Webマーケターの仕事はオンラインで完結するため、好きな時間、好きな場所で働けます。
企業に属さずフリーランスとして活動すればさらに自由度が高まります。特定の国に縛られずに、さまざまな国を飛び回る生活も手に入れられるでしょう。時差を気にせず仕事を進められる場合もあります。
現地採用のみならず、海外フリーランスを目指す場合もスキル習得が必須です。WEBMARKSではポートフォリオ作成サポートもあるため、スキル習得だけでなく実績作りもでき、自信が持てるようになるでしょう。
完全リモートワークなら、会社に出社する必要がないため、通勤のストレスを感じずに済みます。
海外在住でも高収入が見込める
Webマーケターは平均年収が高いため、海外在住でも高収入を得やすいです。
日本人の平均年収は約461万円ですが、日本のWebマーケターの平均年収は約645万円のため、いかにWebマーケターの平均年収が高いかがわかります(出典:平均給与|国税庁・Webマーケティング(ネット広告・販売促進)|jobtag 厚生労働省)。
そのため、海外に住みながら日本の案件を請け負う方法でも、金銭面への不安を感じずに済むでしょう。
年齢別や職種別のWebマーケターの平均年収を知りたい人は下記記事もご覧ください。
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海外移住する日本人の現状

海外移住する日本人はどれくらいいるのか、どれくらいの年収を稼げているのかなど気になる人もいるでしょう。
ここからは、海外移住する日本人の現状を詳しく紹介します。
海外移住にあたっての不安を少しでも解消するため、参考にしてください。
日本人の海外移住が増えている背景
外務省のデータによれば、ここ10年で海外に在住する日本人は増加傾向にあります。

上記のグラフを見ると、永住者は年々増える一方です。2014年の永住者は436,488人でしたが、2024年には580,384人と10年で約140,000人も増えていることがわかります。
ちなみに海外移住者が増えた背景には、日本の情勢やIT技術の発達があると考えられます。
不況や物価高、少子高齢化など日本が抱える課題に不安を感じて、海外移住を希望する人もいるでしょう。
下記はBIGLOBE株式会社が実施した若年層の意識調査の結果です。

出典:Z世代「日本の未来に希望を感じる」3割弱「あしたメディア by BIGLOBE」が「若年層の意識調査」第1弾を発表|BIGLOBE
実際、「日本社会の未来に希望をあまり感じない」「日本社会の未来に希望を感じない」との回答した人の割合が前年代で65%以上を超えています。理由としては「政治に期待が持てない」「少子高齢化が進んでいる」「自分の資産が安全ではない」が上位を占めています。
また、IT技術の発達によりパソコンやネット環境があれば場所を問わずできる仕事も増えたため、海外への移住を決意する人も増えているのでしょう。その最たるものが、Web系の仕事です。
多くのWebマーケターやWebデザイナーたちは、場所にとらわれず好きなスタイルで仕事をこなしています。
フリーランスになればより一層、働き方の自由度が高まるでしょう。
海外移住を成功させた人の特徴
海外は日本と異なる文化や国民性があるため、馴染めないと海外移住で後悔する可能性があります。海外移住を成功させた人の特徴を知ることで、移住に向けた心構えができるでしょう。
海外移住を成功させた人には下記のような特徴があります。
- 柔軟な対応力がある
- コミュニケーション力がある
- モチベーションを保てる
- 好奇心旺盛である
- 自立心が強い
海外移住では、新たな環境を受け入れることや、現地の人と信頼関係を築くことが重要です。そのため、柔軟な対応力やコミュニケーション力がある人は海外移住に向いています。
また、理想と現実のギャップによりモチベーションが下がることもあるため、自分でモチベーションをコントロールできると海外での生活を楽しめるようになります。
ほかにも、現地の文化や習慣などを理解したいと思える好奇心、孤独を感じないために強い自立心があるのも海外移住を成功させた人に見られる特徴です。
なお、いずれも生まれながらにして持っている特徴ではなく、自分の考え方や意識を変えることで身に付けられるソフトスキルです。
そのため、このような特徴に当てはまっていないからといって、海外移住を諦める必要はありません。
海外で働く人の年収

海外移住でどれくらいの年収が得られるかも気になるところです。海外で働く人の年収は、働き方によって大きく異なります。
海外駐在員として働くなら、日本で働いていたときと比べて1.5~1.8倍も年収が増える期待ができます。海外駐在員には、海外赴任手当や住宅手当など、日本で働いているときにはない手当が支給されるからです。
一方、現地採用は働く国や職種によって差が生じるため、日本にいるときよりも多く稼げることもあれば、逆に収入が低くなることもあります。
なお、フリーランスだと自分の努力次第で上限なく稼げます。企業に属する場合と異なり、基本給がないため、自分が働いた分がそのまま収入に直結するのがメリットです。
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海外移住で後悔しないための事前準備

海外移住で後悔しないためには、ある程度の準備を整えておく必要があります。
海外暮らしへの憧れから「すぐ移住したい」と思う人もいるでしょうが、勢いで移住に踏み切ると失敗して日本へすぐ帰る羽目になるかもしれません。
ここからは、海外移住に向けて必要な準備を3つ紹介します。
最低限の語学力やスキルを身に付ける
まずは日本にいる間に最低限の言語を学んでおく、仕事で必要なスキルを身に付けておくことです。
日本語のみでできる仕事をする場合でも、プライベートでは最低限の語学力が必要になります。たとえば、事故やトラブルに巻き込まれたり、病気やケガをしたりした場合、現地の人と会話ができないと困るでしょう。
また、仕事をするにあたって海外では実力主義の国も多いため、スキルがないとなかなか職に就けない可能性もあります。日本からの仕事を請け負う場合でも、海外でスキルを身に付けるのは大変です。
最低限の語学力とスキルを習得しておけば、海外での生活をいち早く安定させられるでしょう。
無料の翻訳アプリも多数あるため、積極的に活用してみましょう。
移住先の情報収集をする
移住する国の情報収集も忘れてはいけません。
のちほど移住先を選ぶときのチェックポイントをお伝えしますが、国によって治安や気候、食文化などが大きく異なります。
そのため、情報収集が万全でないと、理想と現実のギャップが生じて移住を後悔する可能性があります。
海外生活の実態を発信している人のブログやSNSなどを見て、その国のネガティブな部分もしっかりリサーチしておきましょう。
貯金をする
移住に向けて貯金も大切です。
移住にはさまざまな費用がかかります。たとえば、パスポートの取得費や更新費、ビザの取得費、航空券の取得、住居費などが挙げられます。
移住先によってもかかる費用は異なりますが、先進国だと50~100万円の費用がかかるケースもあるのです。
移住してすぐに仕事が見つかるとも限らないため、100~150万円ほどの貯金は必要でしょう。
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移住先を選ぶときの6つのチェックポイント

海外移住で後悔しないためには、どの国を選ぶかも重要です。
「知人がいるから」「行きたい観光スポットがあるから」などと安易に移住先を決めてしまうと、自分にはあわずに日本に帰りたくなるかもしれません。
ここからは、移住する国を自分で決める場合にチェックしておきたいポイントを6つ紹介します。
1.治安がよいか
自分の身を守るためにも、治安がよい国を選びましょう。
国によっては治安が悪く犯罪が多発しているケースがあります。とくに女性一人での海外移住では重要なポイントになります。
日本は世界のなかでも治安がよい国とされているため、普段あまり危機管理を意識していない人も多いでしょう。しかし、日本で暮らす感覚のままだと、海外で犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。
渡航するのに危険な国は、外務省の海外安全ホームページで確認できます。移住したい国の注意喚起情報を必ず確認しましょう。
2.気候が過ごしやすいか
快適な暮らしを手に入れるには、気候が過ごしやすいかも重要です。
一年中高温多湿な国や、冬は極寒で-40℃も珍しくない国もあります。
日本人は四季がある気候に慣れ親しんでいるため、移住する国によっては体調を崩してしまったり精神的に疲弊してしまったりするでしょう。
移住では長期滞在が前提になるため、一年を通した気候の変動を確認してください。
3.食文化が合うか
海外暮らしのストレスを軽減するためにも、食文化が合うかを確認しておきましょう。
日本では米が主食ですが、パンや麺、イモ類が主食の国もあります。また、日本ではゲテモノと言われるような昆虫や爬虫類を食べるのが当たり前の国もあります。さらに、食事のマナーも国によって大きく異なるのです。
食文化があわず、人間の3大欲求である食欲が満たされないと、大きなストレスを感じるでしょう。
現地で食べられている物が自分も食べられるか、どうしても受け入れられないマナーはないかを確認してください。
日本食が恋しくなったときに備えて日本食レストランや日本人向けのスーパーがあるかを確認しておくと安心です。
4.物価が高すぎないか
物価が高すぎる国だと、日本にいるときよりも生活水準が下がる可能性があります。
以下はG7各国の賃金推移を表したグラフです。

イタリアを見ると、労働者が実際に受け取った給与である「名目賃金」は日本よりも遥かに高い水準を示しています。一方、物価の変動を考慮した「実質賃金」は日本よりも低い水準です。
わかりやすく言えば、イタリアは得られる収入が多くても物価高で支出が多くなるため、生活水準は日本より低いということです。
日本より平均賃金が高い国なら豊かな暮らしができるイメージを持つ人もいるでしょうが、必ずしもそうとは限らないため、移住先を選ぶときは物価の高さにも注目しましょう。
5.医療体制が整っているか
安心して生活するためには、医療体制が整っているかも重要です。
移住先でケガや病気をしたときに、満足いく治療が受けられないと不安になるでしょう。世界的に見ても日本の医療水準は高く、医療費の負担も少なく済みます。
一方、海外では救急車が有料だったり、診察が完全予約制だったりする国もあります。日本の感覚で治療を受けようとすると、ギャップに戸惑うかもしれません。
医療水準や医療費の負担は、外務省ホームページの「世界の医療事情」が参考になるので、ぜひご覧ください。
6.ビザが取りやすいか
海外移住ではビザが必須のため、ビザの取りやすさもチェックしておくとよいです。
90日以内の短期滞在ならビザ不要で入国できる国もありますが、移住のような長期滞在の場合、就業ビザ・リタイアメントビザ・起業ビザなどが必要です。
就業ビザは移住先の国で雇用が決まっている人向けで、一定以上の学歴や専門的なスキル・資格を持っていることが条件になることが多いです。
リタイアメントビザは退職した人向けで、年金を含め安定した収入を得ている必要があり、50歳以上の年齢条件を定めている国もあります。
起業ビザは移住先の国で新たなビジネスを創業する人向けのビザで、ビジネスプランの提出や一定額以上の出資(投資)が必要になることが多いです。
国やビザの種類によっては取得が難しいケースもあるため、取得条件や難易度を確認しておくとよいでしょう。
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海外移住に人気の国5選!

では実際に海外移住で人気の国を見ていきましょう。
- アメリカ
- オーストラリア
- カナダ
- タイ
- マレーシア
上記の国は、消費者庁の統計でも日本人の移住者が多い傾向にあります。
そのため、現地へ行けば日本人の知り合いができる可能性も高いでしょう。
日本人に対する寛容さがあり、受け入れ体制も整っている場所が多いため、初めての移住先にもおすすめです。
アメリカ
アメリカは長きにわたって日本人の移住先ランキング1位の国です(出典:海外在留邦人数調査統計|外務省)。
日本と比べても、経済規模が圧倒的なため、日本で昇給や出世の見込みがないことに悩んでいるなら、アメリカに飛び出してみるのもよいでしょう。
また、アメリカは法律で宗教の自由が保障されているため、無宗教の多い日本人が宗教上の理由で困ることもないでしょう。
元々さまざまな人種が集まっている国家なので、海外から来た人間にも比較的寛容です。
さらに、日本はすでにアメリカの文化が多く入っているため、食文化や生活様式で過ごしにくさを感じることも少ないでしょう。
オーストラリア
オーストラリアは日本から観光目的で行く人も多い国ですが、2024年の移住先ランキングでも2位になりました(注3)。
美しいサンゴ礁のグレートバリアリーフや雄大な自然を感じられるエアーズロックなどが有名で、オーストラリアに住めば毎日豊かな自然の中で暮らせるでしょう。
オーストラリアもアジア系の移住者が多い国の一つ。英語さえある程度覚えておけば、現地で困ることもありません。観光地に近い場所では日本語を話せる人もちらほらいます。
また国民の30%が無宗教と、日本と似ている部分もあるのです。
カナダ
カナダは、日本から留学目的で行く学生が多い国の一つです。
街を歩いていたら、普通に日本語が聞こえてくることもあるでしょう。
またカナダは外国人が永住権を取りやすい国でもあります。
カナダは世界的に見ても代表的な移民国家であり、外部の人間に寛容です。過去には住みやすい国1位に輝いたこともあるほど、移住者にとって環境の整った国です。
タイ
タイは600年以上にわたり日本と交流のある親日国家です。
そのため、日本人にもフレンドリーで、現地では日本語教育が行われている学校も少なくありません。
また、タイに進出している日本企業も多数あります。日本企業に属しながら、タイで暮らす人も多くいます。
物価も安いため、日本ほど生活費に苦労しない可能性もあるのです。
マレーシア
マレーシアは悠々自適に暮らすための条件が整っている国といえます。
まずマレーシアはインフラがしっかりと整っています。そのためネットを使った仕事はもちろん、交通の便もよいのが特徴です。さらに英語が通じて物価が安い点から、老後の移住先に選ぶ人も多いです。
一年中気温が高い常夏の国のため、温暖な気候を求める人には最適でしょう。
これまで紹介した国ほど日本からの移住者は多くないものの、親日的な国の一つのため、日本人も暮らしやすいです。
\未経験から月40万のフリーランスに/
海外でWebマーケターとして活躍する人の体験談

最後に、海外に移住して仕事を獲得した人の事例を見てみましょう。
これから紹介する3人は、全員フリーランスとして活動されています。
海外に住んでいても日本の取引先とやり取りをして、日本語で仕事できている人もいます。
ぜひ自分が海外移住して、新たに仕事を探すときの参考にしてみてください。
オーストラリアへ移住した暈さん

大学在学中にWeb系のスキルを模索するなかで、Webマーケティングに出会い、WEBMARKSを受講。すぐに案件を獲得し、月20〜25万円の収入を達成。スーパーのアルバイトからWebマーケターへの転身で、収入と時間に余裕ができた。
大学卒業後にオーストラリアに移住予定だった暈さん。
しかし、大学4年生で新型コロナウイルス感染症が拡大して、海外移住を一度断念。そのときに自分で稼げるITスキルを身に付けようと思い、WEBMARKSの受講を決断しました。
自分でもブログを運営していましたが、上位表示のやり方がよくわかっていなかったそうです。WEBMARKSで、SEO対策とコンテンツの作り方を学べたのが大きな収穫になったと実感されています。
在学時代から月20〜25万円の月収を実現し、22歳の若さでフリーランスとして独立。
そして現在は、彼女さんとオーストラリアに移住予定とのこと!仕事はすべてリモートのため、オーストラリアでも今のまま仕事を続け、ゆくゆくは永住権を獲得してビジネスを立ち上げたいとおっしゃっていました。
カナダへ移住した田岡さん

「カナダへ移住して在宅ワークしたい!」という想いから、専門的なスキルを身に着けるためWEBMARKSへ入校した田岡さん。卒業後は念願のカナダへ発ち、無事に現地のカレッジでSEOマーケターのポジションを獲得。現在はフルリモートで昼や18時以降は散歩したり遊んだり、時間に縛られない自由な生活を送られています。
業務コンサルタントとして働いていたときにカナダへの移住を決めた田岡さん。
カナダでデジタルマーケティングを学ぼうと思ったものの、カナダは実績重視の国であるため、日本でスキルを身に付ける必要性を感じてWEBMARKSを受講。
日本での仕事と渡航準備を並行しながらの受講だったため大変だったものの、隙間時間で勉強が進められたそうです。
現在はカナダでフリーランスのSEOコンサルタントとして活躍されています。日本にある企業の仕事を請け負っているため、時差は考慮してもらえているそうです。
今後もスキルアップを図り、カナダとは違う国に行っても生活できるようになりたいとおっしゃっていました。
海外を満喫する庄寿見さん

大学卒業後すぐに世界一周をするなど、旅行することを第一優先にしたいという想いから、フリーランスの道に進む。WEBMARKSで学んだ後、現在は旅行や語学系など、自身の「好き」を活かしたライターとして活躍中。
大学卒業後に3カ月ほどかけて世界一周をした庄寿見さん。
旅行を第一優先にしたいため、オフィスで働く生活は合わないと感じていたそうです。オンラインでできる仕事を探しているときにWEBMARKSを見つけたのがきっかけで、Webマーケターを目指すことになりました。
現役マーケターが講師として直接教えてくれるため、現場で働くイメージもつかみやすかったそうです。 現在はライティングを2件担当していて、自分が好きな旅行の経験を活かした仕事をされています。
今後も海外を旅しながらWebマーケターを続けていきたいとおっしゃっていました。
\未経験から月40万のフリーランスに/
海外移住で仕事に悩まないために万全な準備を

海外移住で仕事をする方法は、現地企業への就職や駐在員として海外赴任するなどがありますが、フリーランスなら自由な働き方ができます。
また、海外でできる仕事のなかでもWebマーケターは需要や将来性が高くおすすめです。 日本にいる間にスキルを身に付けると、移住に向けた貯金もできるうえ移住後もすぐに収入を得やすいのが大きな魅力です。
Webマーケターのスキルを身に付けるには、スクールの受講が最適です。WEBMARKSなら効率的なカリキュラムと現役マーケターの講師によるサポートにより、最短距離でマーケターデビューを目指せます。
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