「SEO対策のことを調べていたらメタディスクリプションという言葉が出てきたけど、一体何?」「メタディスクリプションはどうやって書けばいいの?」
今回は、そういった方に向けて、そもそもメタディスクリプションとは何なのかや、SEOに効果的なメタディスクリプションの書き方についてご紹介していきます。
この記事を読めば、メタディスクリプションについての理解が深まり、ブログやサイト運営に役立てることができます。
Contents
メタディスクリプションとは?

メタディスクリプションとは、そもそも何なのかというと、検索結果一覧に並ぶタイトルの下に表示されているページの説明のことです。
上記の画像で、赤枠で囲われている部分がメタディスクリプションの例となります。
メタディスクリプションは、ページを作成するのであれば必ず設定するべき項目ですので、以下のメリットや記述方法をチェックしておきましょう。
メタディスクリプションを設定するメリット
メタディスクリプションは、ページに設定必須の項目だと先にいいましたが、具体的なメリットは以下のようなものです。
- アクセス数が増加する
- 検索順位が上がる
メタディスクリプションを適切に記述すれば、上記のようなメリットが得られます。
メタディスクリプションを設置しない場合、ページ内のテキストから部分的にピックアップされてメタディスクリプションとして表示されるので、意図しない文章となってしまう可能性があります。
こちら側がページについて伝えたいことをしっかり示して、上記のメリットが得られるように、メタディスクリプションを適切に記述することが大切なのです。
メタディスクリプションの記述方法
メタディスクリプションは、一般的には以下のようなHTMLタグを使って記述することができます。
ただ、いちいちHTMLタグを記述するのは手間が掛かるので、ワードプレスを利用している方はプラグインをインストールするのがおすすめです。
ワードプレスのプラグイン「All in One SEO Pack」では、下記のようにメタディスクリプションを簡単に設定することができます。

上記の赤枠で囲ってあるテキストボックスに、文字を打つだけでメタディスクリプションを記述することができるので、インストールしおくと良いでしょう。
メタディスクリプションはSEOに効果があるのか?
「メタディスクリプションがどういうものかはわかったけど、実際SEOに効果はあるの?」と疑問を持たれた方もいるかもしれません。
結論からいうと、メタディスクリプションはSEOには直接的には関係しませんが、間接的に影響を与えます。
メタディスクリプションとSEOの関係を理解し、実際にメタディスクリプションを記述する際に意識するようにしましょう。
検索順位へは直接影響しない
2019年10月時点では、メタディスクリプションが検索順位への直接的な影響を与えることは、ほとんどありません。
なぜなら、検索エンジンの性能が上がり、コンテンツの本文を識別して理解できるようになったからです。
実際、メタディスクリプションを設定していないページが検索順位の上位に現れていることもしばしばあります。
ただし、以下で説明するように検索順位への直接的な影響がないからといって、ないがしろにして良いというわけではありません。
ユーザーの利便性に関わる
メタディスクリプションは検索順位へ直接的に影響を与えませんが、ユーザーの利便性に大きく関わります。
そして、ユーザーの利便性はGoogleの検索エンジンが最も重要視している部分なので、必ず意識しなければなりません。
Googleがユーザーの利便性を意識していることは公式にも発表されています。
基本方針
検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。(参考:WEBマスター向けガイドライン)
ユーザーが何らかのキーワードで検索し、検索結果を見たときに分かりやすいディスクリプションが目に入れば、そのページを選択するでしょう。
結果として、ページのクリック率が上がり、サイト内での滞在時間が長くなればSEOに好影響をもたらします。
メタディスクリプションを設定する場合、検索エンジンを意識するのではなく、ユーザーを第一に意識して記述することが大切なのです。
Googleの基本方針について詳しく知りたい方はこちら。
SEOに効果的なメタディスクリプションの書き方
「メタディスクリプションが大切なのはわかったけど、効果的なメタディスクリプションを書く具体的な方法が分からない」という方もいるのではないでしょうか?
ここでは、SEOに効果的なメタディスクリプションの書き方を紹介します。
具体的にわかりやすく説明していきますので、あなたのブログやサイトのページにそのまま活用してください。
文字数は120文字前後に収める
メタディスクリプションの文字数は、基本的には120字前後で簡潔に収めるようにしましょう。
なぜなら、メタディスクリプションが長すぎると、検索結果に表示されたときに見切れてしまう可能性があるからです。
端末ごとの適切なメタディスクリプションの文字数は以下の通りです。
- スマートフォン:50文字前後
- PC:120文字前後
スマートフォンでは表示される文字数が特に少ないので、できるだけ短く簡潔な文章を心がけましょう。
メタディスクリプションを記述したら実際に検索結果で確認するのが良いですね。
モバイル対策のSEOについて詳しく知りたい方はこちら。
クリックしたくなる内容を意識する
メタディスクリプションを記述する際は、ユーザーがクリックしたくなるような内容を心がけましょう。
なぜなら、ユーザーが検索結果を見たときに、どのページを選ぶかの判断材料となるのが、タイトルとメタディスクリプションしかないからです。

前者のディスクリプションは、ディスクリプションが長くどのようなページか分かりにくいですが、後者は簡潔でどのような内容か理解しやすくなっています。
ページの内容を簡潔に示しつつも、ユーザーがページを読みたくなるように、キャッチ―なメタディスクリプションの記述を心がけましょう。
前半部分にキーワードを含める
メタディスクリプションにはキーワードを含めて、ユーザーに検索キーワードとページの関連性をアピールします。
その際、キーワードの含め方としては、なるべく前半部分に盛り込むことが大切です。
なぜなら、紹介したように、メタディスクリプションは後半が見切れる可能性がある上に、スマホ表示ではさらに短くなるからです。
また、前半にキーワードが含まれていると、ユーザーも検索したキーワードとのページの関連性を感じやすいのでクリック率が上がります。
メタディスクリプションには前半部分にキーワードを含めることを意識しましょう。
キーワードを含め過ぎない
対策キーワードをメタディスクリプションに盛り込むのは大切ですが、多すぎるのは良くありません。
なぜなら、キーワードを含めすぎるとかえってユーザーが怪しく感じて、クリックしなくなってしまうからです。
以下のようなメタディスクリプションは、ユーザーが怪しく感じてしまう上に、ページの内容があまり伝わりません。
ブログの書き方を紹介!ブログの書き方を意識することは大切です。ブログの書き方をマスターすることでアクセスが増加します。このページで紹介するブログの書き方を参考にして、あなたのブログの書き方を改善しましょう!
キーワードは意識して含むというよりも、ページを説明した結果、自然に含まれる程度に盛り込むようにしましょう。
キーワードの詳しい含め方について知りたい方はこちら。
まとめ
今回は、そもそもメタディスクリプションとは何のためにあるのかや、SEOに効果的なメタディスクリプションの書き方についてご紹介しました。
本記事のまとめは以下の通りです。
- メタディスクリプションは検索結果のページタイトル下に表示される説明文である
- メタディスクリプションは上位表示には直接的な影響はないがSEOに間接的な効果をもたらす
- ユーザーに対して、適切かつ簡潔にページの情報を伝えるメタディスクリプションが求められる
メタディスクリプションを適切に設定することは、ユーザーの利便性を高め、間接的にそのページのSEO効果を高めることになります。
この記事を参考にして、メタディスクリプションについての理解を深め、ブログやサイト運営に役立てください。
ディスクリプションタグ以外のタグの設定方法について詳しく知りたい方はこちら。