「SEO対策をするとき、キーワードってどうやって選定するの?」「SEOキーワード選定で気を付けるべきポイントは?」
今回は、そういったSEOキーワードの選定方法と、キーワードを選定する際のコツについて詳しく紹介していきます。
ブログ記事やサイトのページを作る際に、キーワードの選び方がよく分からないと感じている方は必見です。
Contents
SEOキーワードの選定とは?
SEO対策におけるキーワードの選定とは、サイトのページを検索結果で上位表示するために、適切なキーワードを選ぶことです。
Googleを代表とする検索エンジンでは、キーワードを打ち込んだ結果として、検索結果にページが並びますよね。
検索結果1位と10位ではユーザーの流入数が大きく異なり、どのキーワードを選ぶかは非常に重要といえます。
検索結果で上位表示を狙えるキーワードを適切に選定し、あなたのサイトやブログのページに盛り込むようにしましょう。
キーワードの盛り込み方を詳しく知りたい方はこちら。
SEOキーワードを選定する
SEO対策においてキーワードを選定する際には、なるべく効率よく上位表示を取り、それなりのアクセスを集めることを考えましょう。
すなわち、強いライバルが少なく、かつ検索ボリュームの多いキーワードが狙い目です。
ここでは、そういったコストパフォーマンスの良いキーワードを選ぶ方法を、順を追って解説していきます。
競合性をチェックする
SEOキーワードを選定する際には、まずはライバルの多さを示す指標である競合性をチェックしましょう。
なぜなら、ライバルの多いキーワードを選んでしまうと、検索結果で上位表示を取ることが難しくなるからです。
キーワードの競合性をチェックする際には、Googleキーワードプランナーという無料のキーワードチェックツールを使います。
例えば、「コーヒー」というキーワードを調べると、以下のような結果が表示されます。
ここで表示されている競合性は厳密にいえば、広告を出す際の競合性ですが、広告の競合性が高い=需要がある=自然検索においても競合性が高い、と判断することができます。
(参考:https://keywordfinder.jp/blog/seo/kwplanner-effective-use/)
上の画面で、「コーヒープレゼント」というキーワードはライバルが多く、「コーヒー 種類」というキーワードはライバルが少ないことが分かります。
このように、Googleキーワードプランナーを使って競合性を調べることで、ライバルが少なく検索結果で上位表示を取りやすいキーワードを見つけることができます。
検索ボリュームをチェックする
キーワードの競合性をチェックしたら、次に合わせてチェックしたいのがそれらのキーワードの検索ボリュームです。
検索ボリュームとは、一ヶ月に検索される数を表しており、この数が多いほどアクセスが集まりやすいキーワードといえます。
検索ボリュームについても、上記画像にあるようにGoogleキーワードプランナーで調べられますが、おおよその数値しか分かりません。
そこで、正確な数値を知りたい場合は、ubersuggestという無料のキーワードチェックツールを使いましょう。
例えば、ubersuggestで「コーヒー 種類」を調べると、以下のような結果が表示されます。
Googleキーワードプランナーでは、1000~1万としか表示されていませんでしたが、ubersuggestでは、6600と詳細な数値がわかります。
競合性の低いキーワードの中から、なるべく検索ボリュームの多いキーワードを選ぶことで、効率よくアクセスを集められるページを作成しましょう。
SEO対策をする上で役に立つツールについて知りたい方はこちらもチェック。
関連するSEOキーワードを選定する
上記のように、上位表示を効率よく狙い、アクセスを十分集められるキーワードを選定したら、関連するキーワードについても確認してコンテンツに盛り込みます。
なぜなら、SEOに沿ったコンテンツを作成する上で、ユーザーのニーズを網羅的に満たすことが大切となるからです。
そこで、メインとなるキーワードと関連性の高いキーワードを、以下のような方法で選定していきましょう。
サジェストワードをチェックする
サジェストワードとは、Googleの検索窓にキーワードを打ち込んだときに出てくる、予測変換のキーワードのことです。
このサジェストワードは、ユーザーが検索するであろうキーワードをGoogleが先回りして表示するものなので、ユーザーの知りたい情報を示しているといえます。
例えば、Googleの検索窓に「SEO対策」と打ち込むと、以下のようなサジェストワードが表示されます。
これらのキーワードも、同時にコンテンツに盛り込むことで、ページの専門性が増し、ユーザーの利便性が高まるので、結果としてSEOに好影響となります。
ただし、無理やり盛り込んで、不自然なページとならないように注意が必要です。
あくまで、ユーザーの求めている情報を提供するという意識を持って、サジェストワードもリサーチしましょう。
関連キーワードをチェックする
関連キーワードとは、Googleの検索結果表示画面の最下部に表示される、関連キーワードのことです。
これらのキーワードは、ユーザーが検索したキーワードと一緒に調べられることの多いものを示しているので、ユーザーのニーズを反映しているといえます。
例えば、「SEO対策」というキーワードで検索をかけると、表示される関連キーワードは以下のようなものです。
これらのキーワードも、サジェストワード同様に、不自然にならない形でコンテンツに盛り込むと、ユーザーの利便性が高まります。
また、上で選定したメインのキーワードのページに盛り込むのが難しい場合は、ページを分けてコンテンツを作成し、内部リンクで繋ぐのがおすすめです。
ユーザーのニーズを先回りしてページに盛り込むことで、ページからの離脱を防ぐことができるので、サイトの評価を高められます。
競合サイトをチェックする
一通りキーワードをチェックしたら、最後に同じキーワードの検索結果で上位表示されている、競合サイトをチェックします。
なぜなら、検索結果の上位に表示されているサイトは、検索エンジンから高い評価を得ているため、そのページに盛り込まれているコンテンツは、ユーザーのニーズを反映しているといえるからです。
具体的には、競合サイトのページのタイトルと見出しを中心にチェックし、盛り込まれているキーワードを抽出します。
例えば、「ブログ 書き方」というキーワードで検索すると、以下のようなタイトルの競合ページが検索結果に並びます。
これらの上位表示されているページのタイトルを見ると、「初心者」や「基礎」、「テクニック」といったキーワードも、需要があることがわかります。
次に、「ブログ 書き方」というキーワードにおける、競合1位のページの見出しを確認してみます。
このページの見出しを見ると、「キーワード」や「テンプレート」といった内容も、ユーザーのニーズがあるということがわかります。
競合サイトがコンテンツに盛り込んでいるキーワードをチェックしつつ、網羅性のあるページを作成することが、SEOでは大切です。
ただし、丸々同じ内容にしてしまうとGoogleからコピーコンテンツと見なされ、ペナルティを受けてしまい、順位を落とす結果となります。
競合サイトのキーワードを踏まえた上で、あなたのオリジナルの内容も盛り込むことで、さらに利便性の高いページを作成することを心がけると良いでしょう。
ユーザーのニーズを満たすブログ執筆の方法について詳しく知りたい方はこちら。
まとめ
今回は、SEOキーワードの選定方法と、キーワードを選定する際のコツについて詳しく紹介しました。
キーワード選定はSEO対策をする上で基本中の基本のステップなので、しっかり押さえてあなたのサイトやブログに活用してくださいね。
コンテンツへのキーワードの入れ方を詳しく知りたい方はこちら。