SNS戦略やブランディングなどの重要性が見直されてから、Webマーケターの需要が高まっています。
現在の働き方が不安で、需要の高いWebマーケターとして独立をしたり、パソコン1台でどこでも仕事ができるWeb業界に転身したり、現状の変化を考えている方はいませんか?
Web業界への転身や、フリーランスのWebマーケターになることで、理想の働き方が実現できる可能性があります。事実、Webマーケターとしてパソコン1台で都心と地方の2拠点生活を実現している人や、SEO戦略の顧問として仕事と育児を両立しているパパ・マママーケターも珍しくありません。
今回は、Webマーケティングスクールを運営するWEBMARKSが、プロ視点から見た「Webマーケターとして独立するための方法や注意点など」を詳しく解説します。
フリーのWebマーケターを目指すうえでのポイントを抑えると、失敗の確率を下げられたり、理想のマーケターを目指せたりするので、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
体験談をすぐに知りたい方は、こちら!

佐藤謙太さん
・男性
・元臨床工学技士
12年間臨床工学技士として勤務するも、家族との時間を優先し自宅でできる仕事への転職を決意。WEBMARKSで学んだのち、フリーランスとして多数案件を獲得。現在は家族との団らんも大切にしながら、さらなるキャリアップを目指し充実した日々を送る。

小西さん
・女性
・30代
・元営業職
小売系の営業職を経験し、Web業界を目指すように。WEBMARKSに入校し、受講中からライター案件を2件獲得。卒業後はディレクター案件を獲得し、順調にSEOマーケターとしてのキャリアを構築。将来的にはSNSや広告運用などもできるマルチなマーケターを目指し、現在奮闘中。

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/デジタルマーケター
会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。大好きなサーフィンをはじめ、自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
会社員や公務員、主婦、学生など、完全未経験から転職・フリーランス独立し、プロのWebマーケターとして活躍しています(LINEでインタビューを配信中!)。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
公式LINEでは、Webマーケター適正診断と5Days動画講座をプレゼントしています。
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Contents
Webマーケターとは

Webマーケティングとは、オンラインを主戦場としたマーケティング活動・戦略を立案して実施する業務です。
クライアントのホームページやSNSの注目度・認知度を高めて収益をアップさせたりPRをしたり、見込み客を獲得する等が主な業務内容です。
Web上での集客(マーケティング)対策を施策・実施
Webマーケティングでは、オンライン上で集客するための施策を立てて実行し、お客様のホームページ、商品、SNSアカウントなどの認知度を高めていきます。
具体的には、以下のようなWebマーケティング業務を行います。
- リスティング広告運用によるマーケティング施策
- SEO対策によるマーケティング施策
- SNSアカウント運用・広告運用によるマーケティング施策
- その他各種Web集客によるマーケティング施策
など
上記はWebマーケティング業務の大枠部分であり、ほんの一部にすぎません。日々さまざまなツールやノウハウが生まれるため、マーケターとして独立を目指す場合は、常日頃から最新の情報をキャッチアップする必要があります。
お客様の広告代理活動や販売促進活動のサポート業務がメイン
Webマーケターの業務内容は「SEO対策・広告運用・SNSやコンテンツマーケティングを駆使したクライアントの認知度向上、見込み客の獲得、売上増加への貢献」などです。
クライアントの要望は、売上アップのための「販売促進のサポート依頼」や「ホームページの集客率を上げて問い合わせ数を増加」させる依頼などさまざまです。
マーケターは、クライアントのさまざまな要望に応えるために、最適なSEOや広告戦略・最良の販促活動を提案していく必要があります。
WEBMARKSでは、Webマーケターとして独立を目指す方をサポートしています。以下の公式LINEアカウントから「Webマーケターを目指すための診断」を実施中。Webマーケターを目指すうえでの必須スキルや注意点などもご紹介しているので、診断してみたい方はぜひ以下の公式LINEをご登録ください。
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業務内容や肩書きは多様
Webマーケターと一口に表現しても、実際の業務内容は多岐にわたります。また、Webマーケターは、と呼ばれたりWebコンサルタントと呼ばれたり、企業によっても役職名が統一されていないのが特徴です。
Webマーケターが担当するマーケティング業務を細分化すると以下の業種に分類されます。
- SEOマーケティング
- コンテンツマーケティング
- Web広告マーケティング
- 動画マーケティング
- メール・マガジンマーケティング
- SNSマーケティング
- Webサイト(ホームページ・コーポレートサイト)運用代行
- オウンドメディア運用代行
など
このように、Webマーケターの業務内容などは多岐にわたります。
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Webマーケターとして独立する方法

Webマーケターとして、未経験から学習や業務を通じて独立し、活躍している方はたくさんいます。
しかし独学でマーケティング学習を進めると、時間がかかったり余計な労力を要したり、遠回りをしてしまう可能性もあります。着実な方法で1歩ずつWebマーケターとして独立していきたい方は、ぜひ仲間や周囲のサポートを受けながら目指してみてください。
Webマーケティングスクールで学習
Webマーケターとして独立を目指す場合は、Webマーケティングスクールで担当の講師やメンターから、直接スキルやノウハウを学ぶのがおすすめです。
スクールには、分かりやすく教えるための教材や、短期間でプロのマーケターを目指すためのカリキュラムなどが揃っています。
スクールによっては現役のマーケターに指導してもらえたり、プロに質問ができたり、卒業後も案件紹介をしてくれるスクールも珍しくありません。
スクールが保有する人脈やノウハウなどを効果的に活用しながらWebマーケターとして独立していきたい方は、ぜひマーケティングスクールを検討してみてはいかがでしょうか。
マーケティング企業で経験
Webマーケターとして独立したいと思っている方は、一度マーケティング支援企業に入社する、または事業会社にてインハウスマーケターとして入社するのも1つの手。です。
現在の仕事がWeb業界ではない場合は、Web業界に転職してマーケティング業務を経験することも検討してみましょう。
なお、Web業界に転職する際に「Webマーケティングはやめておけ」と言われるTop5の理由は以下の内容です。
- 残業や仕事量が多い
- 結果が求められる
- 勉強し続ける必要がある
- 地味な仕事が多い
- 給料が思っていたよりも低い
など
一方でWebマーケティングスキルを身につけると、リモートワークを選択できたり、数字で成果を把握できたり、「やりがい」を感じやすいです。またビジネス全体を俯瞰する力も身につくので、ワークライフバランスを保ちながら自己成長できる点も大きなメリットと言えます。
以下の記事では、WEBMARKSが「Webマーケティング業界への転職」について詳しく解説した記事です。Web業界へ転職してマーケティング業務を検討されている方は、ぜひ以下の記事も併せてご参照ください。
独学しながらクラウドソーシングサイトを活用して副業
Webマーケターとして独立を目指している方は、独学でマーケティング知識やスキルを学ぶ方法もあります。独学の場合、スキルの習得や学習に時間がかかったり、誤ったマーケティング方法を覚えてしまったり、遠回りをしてしまう可能性があります。相談できるマーケターやメンターをSNSなどで見つけて、独立するための成功確率を少しでも高めていってください。
Webマーケターで独立するために必要なスキル

Webマーケターとして独立するために、必要なスキル、それはただ一つ。「クライアントの利益を拡大すること」です。「売上ー支出=利益」なので、売上をアップさせ、支出を減らせばよいということです。
どうやって売上をアップさせるのか。短期でやるのか、長期でやるのか。同様に、いかにして支出を減らすのか?利益を拡大させる主なスキルにSEO対策スキル、広告運用スキル、SNS運用スキルがあります。
すべてできるに越したことはありませんが、まずは一つのスキルに秀でることを目指すのがよいでしょう。そしてコミュニケーションスキル・コンサルティングスキルは、フリーランスとして当然持っていなければいけないスキルです。
なお経済産業省が発表したデータによると「国の人材減少をフォローする取り組みであるDX化」は、令和2年時点で全体の約95%が散発的な実施にとどまっていることが分かりました。
今後も引き続き、DX化・Web周辺の強化・見直しなどが行われる見通しのため、Webマーケターの需要も高まっていく見方ができます。

出典:経済産業省:DXレポート2令和2年12月28日(8ページ目参照)
SEO対策スキル
SEO対策スキルは、次に述べる広告運用スキルとよく比較されますが、一朝一夕で成果が出るものではありません。タグの書き換えなどの内部対策、そしてキーワード選定をしてのコンテンツマーケティングを施しても、検索順位に変化が出るには通常数ヶ月かかるため、長期的な施策といえます。
時間をかけて検索順位を上げたメディアは、広告費をかけることなく売上を上げてくれる資産となるため、クライアントの売上げをアップさせ、支出をダウンさせます。そして施策に時間がかかるため、案件の多くが1ヶ月単位などではなく、最低3ヶ月、通常半年ほどのものが多いのが特徴です。
すなわち、毎月案件を獲得するために時間・労力を費やすことなく、継続収入が得られる点が魅力です。
広告運用スキル
GoogleやYahooでのリスティング広告やSNS広告の運用を多くの企業は積極的に行っているものの、社内での広告運用者で事足りているかというとそうではないようです。広告は、SEOが長期的施策であるのと対照的に、短期間で効果の出るものです。
広告運用スキルのあるWebマーケターの需要は高く、広告運用スキルを身につければ企業の運用代行の案件を取ることができます。一般的な広告運用代行費用は、広告費の20%〜30%です。
スキルが認められて、運用額が大きくなればそれだけ収入も多くなるため、頑張りがいがありますね。ただし、広告運用は数字で顕著に成果が出るためスキルが試される仕事でもあります。
成果が出なければ、契約が終了となるシビアな面もあります。その意味ではかなりストレスフルな仕事ともいえます。
私の知り合いには、設定を間違えて1日でうん十万円の広告費を垂れ流した猛者がおります。なんとかクビを切られずに済んだようでしたが、通常はそうはいかないでしょう。
SNS運用スキル
Facebookやインスタグラム、TwitterといったSNSを用いて行うマーケティング手法についてです。フォロワー数を増やしてアカウントを育てたり、顧客とのエンゲージメントを高めたりすることにより、企業のブランディングやイメージアップ、売上拡大を図ります。
SNS利用者が急拡大している現在、重要視されるスキルの一つです。また、ここ数年でもTiktokやClubhouseといった新たなSNSも登場し、「Tiktokを使ったマーケティング」「Clubhouse戦略」などが人気を博しました。
しかし、2020年にトランプ大統領が安全保障上危険性があるといってTiktok禁止令を出したことは記憶に新しいです(翌年バイデン政権で禁止令は撤回)。Clubhouseも2020年末から2021年初頭にかけては爆発的なブームが起こりましたが、一過性に終わりました。
このように、SNSマーケティングは、非常に力強いものの、危険性もはらんでいる点に留意しておいたほうがいいといえます。
コンサルティングスキル
フリーのWebマーケターとして重要なスキルである「コンサルティングスキル」を効果的に発揮するためには以下の要素を抑える必要があります。
- クライアントの目標(ゴール)の明確化
- クライアントの現状の把握と課題の洗い出し
- 課題を解決してゴールを達成させるための最適なマーケティング手法の提示
- その他クライアントの潜在的な問題点の発見
上記の要素を的確に把握することで、最適なコンサルティング提案が可能になります。
クライアントの現状を把握したうえで、SEO対策が良いのか、リスティング広告が良いのか、MEOなのか、SNS戦略を広げるべきなのか、などの取るべきマーケティング手法が見えてきます。
またWeb業界は、トレンドの入れ替わりが早い業界です。クライアントに、常に最適なコンサルティング提案ができるように日々、最新情報を学び続けていく姿勢も欠かせません。
コミュニケーションスキル
プロジェクトを円滑に進めるにあたり、必須スキルとも言えるのが「問題や課題の本質を見つけるためのコミュニケーションスキル」です。
プロジェクトを本格始動する際に、必ずヒアリングを実施します。ヒアリング作業では丁寧にコミュニケーションを重ねながら、クライアントの回答や意見を受け取って潜在的に抱えている問題の本質にも目を向けましょう。
要望を100%達成させることも重要ですが、マーケティングのプロ視点から「要望とは異なる潜在的な課題を提示」し、抜本的な課題にメスを入れる施策も大切です。
クライアントが、自分自身ですら気づいていない「本当の課題」を見つけるためにも、コミュニケーションスキルは非常に重要です。
タスク管理スキル
Webマーケターとして独立をすると、大小さまざまなプロジェクトを同時進行することがあるため、タスク管理スキルが欠かせません。
もしタスク管理スキルが低いと、請け負えるプロジェクトの量も少なくなってしまうため、経験値の蓄積も少なくなります。
少量の大型プロジェクトをこなすスタイルもありますが、タスク管理スキルを磨き、さまざまなプロジェクトを経験すると、深みのあるマーケターになれます。
オールラウンダーなマーケターを目指したい方は、ぜひともタスク管理スキルは身につけておきましょう。
なおWEBMARKSでは、Webマーケターとして独立を目指す方をサポートしています。スクール内では、上記で解説した「顧客とコミュニケーション取る際の注意点」などについても解説。
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Webマーケターとして独立するメリット

Webマーケターとして独立すると、理想の働き方を実現できたり特定の場所に縛られずに働けたり、ワークライフバランスを取りやすくなる点がメリットです。
現状の職業の将来性に不安を抱いている方、さらに自由な働き方を検討している方は、フリーランスのWebマーケターを目指す価値があると言えます。
頑張った分だけ収入が上がりやすい業界
職種にもよりますが、Web業界は他の業界と比較しても、収入が上がりやすい傾向にあります。
それはWeb業界の、特にマーケティング職が企業経営の根幹部分の一翼を担っているためです。
例えば、経営や事業を広げていく際に、重要とされている3大要素に以下があります。
- ヒト
- モノ
- カネ
ヒトモノカネを拡大するためには、営業と集客が欠かせません。ヒトモノカネを上手に拡大させていくことで、企業は売上をアップできます。
このように、売上に直結する職種である営業職やマーケティング職は、収入が上がりやすいのが特徴です。
フリーランスではなくても、会社員の場合でも営業職やマーケティング職は「基本給+歩合制」を採用している企業があるため、収入面で優遇されている傾向です。
リモートワークが可能
独立したWebマーケターに限らず言えることですが、Webマーケティング業務を行っていると、他業種と比較してリモートワークを選択しやすいです。
なかには、完全リモートワーク制度を導入している企業もあります。
令和4年度(2022年)に実施した国土交通省のテレワーク普及率の調査によると、全国のテレワーク普及率は26.1%との報告でした。※参考1ご参照
また厚生労働省調査による、テレワークを導入している企業Top5は以下のとおりでした。
<業種別テレワーク実施率>
業種 | 従業員のテレワーク実施率 |
コンサルタント |
74.8% |
Webクリエイティブ (Webデザイナー、プランナー) |
68.9% |
企画・マーケティング |
66.1% |
経営企画 |
64.3% |
IT系技術職 |
61.8% |
※参考2の5ページ目をご参照
Webマーケターで独立をすることで、完全リモートワークでアドレスホッパーとして働くことも可能になります。
参考1:報道発表資料:テレワーカーの割合は、昨年度からわずかに減少もほぼ同水準を維持!<br>~令和4年度のテレワーク人口実態調査結果を公表します~ – 国土交通省
参考2:テレワークを巡る現状について
さまざまな知識・スキルを習得しやすい職種
Webマーケティング業務では、集客、売上アップ、ブランディング、認知拡大、販路拡大などを目的とした幅広い業務を行うため、多様な知識・スキルが身につきやすいです。
Webマーケティングで対応するプロジェクトは幅広いため、独立後はさまざまな業務を経験することになるでしょう。多様な分野・目的のプロジェクトを担当する機会も増えるため、Webマーケターとして独立をすると、さまざまな知識・スキルを習得しやすくなる点がメリットです。
他業界との協業・収入アップの可能性の拡大
Webマーケターとして独立することで、マーケティング全般のスキルやコンサルティング力が身に付くため、他業種と協業したり収入アップにつながったりしやすい傾向です。
マーケティング業務のメインは「販売促進活動」ですが、細分化すると以下の業務を行います。
- 集客対策
- 市場調査
- コンセプトメイキング
- 広告宣伝活動
- 効果検証
- Webデザイン・映像等のWebコンテンツ制作・ディレクション
など
認知拡大・販促活動のために、実に多くの業務を行います。知識とスキルの習得と同時に、ビッグプロジェクトを統括する経験・実績を作ることも可能。他業種からは、マーケティング領域のプロフェッショナルな外部顧問パートナーとしてオファーされるケースも珍しくありません。
ビジネス市場では、極めてニーズの高い人材として重宝されるため、収入・報酬の向上につながりやすいとも言えるでしょう。
あらゆる職種と比較しても、マーケティング職は重宝されるビジネススキルのため、マーケターとしての独立は「将来のキャリアビジョン」を考慮しても大きなメリットです。
Webマーケターとして独立するデメリット

Webマーケターとして独立をした場合のデメリットを把握しておくことで、先回りして対応することが可能です。着実に、手堅くWebマーケターとしてのキャリアを築きたい方は、マイナス面もしっかりと把握しておきましょう。
覚えることが多い
Webマーケターはやりがいが大きく収入面でも期待できる反面、覚えなければいけない知識やスキルも多い傾向です。
フリーランスとしてのキャリアを積むごとにステークホルダーが増え、アウトソーシングなどで業務量の分散が可能になります。しかし、独立して間もないタイミングの場合、基本的にはフリーランスとして1人で業務を進めなければいけません。
フリーランスとして駆け出しの間は、1人で多くのマーケティング業務、経理等雑務、クライアントとの折衝などを担当する必要があるため、覚えることが多いのがデメリットです。
解決策としては、日々の業務のなかで情報をアップデートしたり、新しい知識や情報をインプットする時間を設けたりすることを意識してみましょう。
情報のアップデートをしないと取り残される
Webマーケターとして独立後は「不安定な収入面からくる不安」で、無理をして多数の案件を請け負ってしまう人もいます。業務に忙殺されて余裕のない日々になると、情報やスキルをアップデートする時間が確保しにくく、レベルアップに苦しむことがあります。
Web業界はトレンドの入れ替わりが早いです。
不安定な収入が心配になり、多くの案件を抱え込むフリーのマーケターもいますが、業務全体の1割ほどの余白(学習時間・リスキリング時間)を確保しないと、業界から取り残される可能性も。
日々の業務に忙殺されることなく、しっかりとセルフマネジメントを意識して、情報やスキルのアップデートも欠かさないことが大切です。
解決策としては、定期的な情報交換のできる仲間を見つけたり、信頼のできるメンターなどを見つけたり、最新のトレンド情報に触れやすい環境整備を意識してみてください。
Webマーケターで独立した場合の年収【会社員と比較】

Webマーケターとして独立したはいいが、会社員時代よりも年収が下がった!
こんなはずじゃなかった!
なんてことがないように、フリーランスと会社員のWebマーケターの年収を調べてみました。
会社員Webマーケターの年収

出典:平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金) | doda
会社員としてWebマーケターとなった場合の年収はいくらくらいなのでしょうか?転職情報大手のDodaによると、Webマーケターの平均年収は446万円。
国税庁による2023年の日本人の平均収入調査では、平均年収が461万円と発表されたため、概ね平均値といえます。
会社員としてWebマーケターとなった場合の年収はいくらくらいなのでしょうか?転職情報大手のDodaによると、平均年収は446万円。
この数字はあくまでも「平均」であり、当然会社の規模によって異なりますが、一つの参考の数字として知っておいてください。
フリーランスWebマーケターの年収
フリーランスのWebマーケターの年収は、2023年12月時点の調査では年収500万円〜1,200万円程度と大きく幅があります。仕事の内容、案件によってももちろん異なりますが、フリーランスのWebマーケターでは年収で500万円以上を得ている人が多いようです。
実績を積んで独立し、継続して仕事を獲得し続けているWebマーケターでは1000万円〜2000万円くらい稼ぐケースも少なくありません。フリーランスの場合は、会社員と違い経費などもすべて自分で計上するとはいえ、1000万円以上というと、「そんなに得られるのか!」と思いますね。
「1000万円なんて本当?!」と思った方は、次の記事も参考として読んでみてください。
\未経験から月40万のフリーランスに/
Webマーケターとして獲得する案件の種類

Webマーケターとして独立後は、具体的には以下のような案件を獲得することになります。
- Webディレクション業務
- SEO/MEOコンサルティング
- SNSコンサルタント
- リスティング広告運用
- Webアナリティクス
- 風評被害対策
- 各種リサーチ業務
- 商品・サービスの企画立案
- ブランディング、プロモーション
など
独立直後は経験も浅く、人脈も広がりにくいため比較的スムーズに取り組めるライティングなどの業務を担当することもあるでしょう。
しかし初心者が取り組みやすいライティングなどは今後、AIに代替される可能性があります。また、そもそも初心者でも案件を獲得しやすいライティングなどは単価があがりにくく、上流のマーケターに移行しにくいため、長期的な取り組みはおすすめしません。
厚生労働省のAIに関する調査によると「2030年時点までにAIに仕事を代替される可能性を感じている」と答えた40代オフィスワーカーは全体の50%以上。(出典資料18ページ参照)
また、2023年時点の社会で活躍するために必要だと思われる能力・経験では以下の結果となりました。
参考:厚生労働省:平成 28 年度 今後の雇用政策の実施に向けた現状分析に関する調査研究事業 (26ページ)
WEBMARKSでは、Webマーケターとして独立を目指す方をサポートしています。スクール内では、Webマーケターとして独立した後に「どのように良質な案件やよいクライアントとつながれるのか?」などについても解説。
以下の公式LINEアカウントでは「Webマーケターを目指すための診断」を実施中です。
Webマーケターを目指すうえでの必須スキルや注意点などもご紹介しているので、試しに診断してみたい方は、ぜひ以下の公式LINEをご登録ください。
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独立後のWebマーケティング案件の探し方

Webマーケターとして独立した後は、クラウドソーシングサイトや知人などの、過去の人脈を総動員して初回案件を獲得していきましょう。
無闇矢鱈に応募すれば案件を獲得できるわけではありません。しかし、案件を獲得できずに苦しむ人の多くが「そもそもの応募数や提案量が少ない」傾向です。効率的に案件を獲得するためにも、以下の媒体や方法で応募・提案してみてください。
各種クラウドソーシングへの応募
もっとも取り組みやすい案件獲得方法が、クラウドソーシングサイトの活用です。
現在、有名なクラウドソーシングでおすすめできるサイトは以下です。
特にクラウドワークスとランサーズは、国内最大級のクラウドソーシングサイトのため、案件を募集している企業も多いです。
効率的に案件を獲得するためにも、可能な限り有名なサイトを利用するようにしましょう。
以下は、実際に応募されているプロジェクトです。
実践を意識して、ぜひ訴求性のある提案文を考えながら確認してみてください。
<実際に募集されているWebマーケティング案件>
カテゴリ | 仕事内容の例 | 報酬(目安) |
ライティング |
・コンテンツの企画、ライティング |
3,000円〜5,000円/1納品 |
SNS |
・SNS活用方法の検討、施策立案、実行 |
時給 1,500円〜3,500円/時 |
SEO |
・SEOで上位表示を取るコンテンツ制作 |
時給3,000円〜10,000円 |
広告運用 |
・クライアントのマーケティング戦略立案および実行支援 |
時給 |
また、注意したいのが詐欺案件です。
無料のオンラインセミナーへと勧誘し、セミナー終了後の個別相談会で高額商材を売りつけるケースも散見されます。
怪しい案件を見抜くための内容を、以下の記事でも詳しく解説しているので併せてご参照ください。
参考:Webマーケティングは胡散臭い?やめとけと言われる理由や詐欺の見分け方
知り合いからの紹介
クラウドソーシングサイトに次いで初案件の受注率の高い手法が知り合いからの紹介です。
特に、インハウスでのWebマーケティング経験のある方の場合は、所属していた企業からの案件紹介をいただけたり、業務サポートの連絡をもらえたりします。
しかしインハウスのマーケターになるには、転職活動をしないといけません。ハードルとしては上がってしまいますよね。
そのようなインハウスの経験がなくても、例えば以下の属性の知り合い・人脈を持たれている人もいるのではありませんか?
- 集客に困っている個人事業主の知り合い
- 役員等の経営幹部に近い役職の知り合い
- 中小零細企業の代表取締役社長を務めている知り合い
- イベント代表、観光協会役員代表などの各種団体のリーダーを務めている知り合い
- 一般企業で広報担当やWebサイトを担当している知り合い
など
上記の知り合いがいる方は、ダメ元で「Webマーケティングに関する仕事を依頼してもらえないか?」確認してみましょう。
勇気を出して聞いてみることで、案外簡単に最初の案件につながる可能性もあります。
スクールからの斡旋
スクールによっては在籍中の生徒や卒業した生徒に対して、定期的な案件紹介サポートを行なっているケースもあります。講師のなかには現役のWebマーケターとして活躍していたり、カリキュラムの課題に実際のプロジェクトを用いたりするため、独立後の案件に繋がりやすいです。
独学でWebマーケティングを学ぶ方のなかには、周りにWebデザイナーやライター、マーケターなどのWeb業界で活動する知り合いは多くはないでしょう。もしWeb業界で活動している知り合いがいる場合は、積極的にアプローチすべきです。
ですがWeb業界で仕事をしている知り合いがいない方は、スクールに入ることで、同じ夢を持つ仲間やメンターに出会いやすくなります。案件紹介や技術面のアドバイスを受けながら、切磋琢磨してプロのマーケターを目指したい方は、スクールへの入会も検討してみましょう。
その他オフライン営業
オンライン以外にも、各地域に独自に根ざしているビジネスコミュニティや、各行政が実施している交流会に参加する方法も有効です。
Webマーケターとして独立した後は、Webマーケティング業務以外に対面によるセールスやクラウドソーシングサイトを活用したセールス活動も重要です。
大小さまざまなプロジェクトを、定期的に安定性を維持しながら獲得していくためにも、営業にも注力してみてください。
Webマーケターとして独立した後に「よくある失敗パターン」
Webマーケターとして独立後に、よくある失敗パターンを把握しておくことで「息の長いマーケターとして活躍を続けられる」可能性が高まります。
よくある失敗パターンから学び、先回りして対策を検討しましょう。
収益を安定させられずにフリーランスのWebマーケターを断念
はれてフリーランスのWebマーケターとして独立したものの、思ったような収益が上がらずに1年以内に会社員やアルバイトなどを始めるケースは少なくありません。
中小企業庁が発表した「2024年版「中小企業白書全文」によると、1982年〜2022年までの日本の平均的な廃業率は3.3%。
参考:中小企業庁:「2024年版「中小企業白書」全文」(42ページ参照)
そのほか、総務省が発表している10年後の企業生存率は6.4%だったり、国税庁調査では6.3%だったり、複数の報告を見聞きするかと思いますが廃業率は高いことに変わりはありません。
上記で出典した表では、倒産率こそ低いものの、注意点としては「個人事業主や1人社長として活動している、零細企業の数値・実態は把握しきれていない」点です。
独立後に安定して継続案件を増やすためにも、下積み期間が大切だと言えます。
スキル・実績が足りていない状態でのいきなりの独立
Webマーケティングとしていきなり独立し、スキル・実績不足により継続案件を獲得できなかったり、小さなプロジェクトしか獲得できなかったりして、廃業するケースもあります。
SNSを中心に「未経験から独学でフリーランスになって、リモートワークで悠々自適!」などの投稿を見て、フリーランスにチャレンジする方もいますが危険です。
クライアントからしたら、スキル・実績のない未経験のマーケターに「経営の根幹に関わるマーケティング」を任せようとは思わないからです。
今はSNSにより、上手くいっている人や、キラキラした仕事をしている人の情報が目に留まりやすい環境ですが、焦らずに着実にスキル・実績を積み重ねていくことが大切です。
仲間がいない環境やトレンド情報不足
メンターや仲間との定期的な情報交換や、最新のトレンドをキャッチアップできない環境にいることで「最新情報についていけずに、継続案件が減少」して廃業に迫られるマーケターもいます。
Web業界は、エンタメ業界やファッション業界に並んでトレンドの入れ替わりが早いです。日々の業務の1割くらいの時間を「情報収集・アップデート・新規事業」に充てることを意識しないと、あっという間にトレンドに乗り遅れてしまいます。
日々の業務をキャパシティ以上に請け負わずに、人脈を広げる時間に使ったり、情報のアップデートに使ったり、長期的な戦略を持ちながら取り組む姿勢が大切です。
Webマーケターとして独立を目指すためのポイント
フリーランスのWebマーケターとして「着実に・堅実な独立」を目指すなら、スクールに入ったり企業で経験を積んだり、下積み期間を意識しましょう。
なかには「未経験の状態から独学でWebマーケター」になった方もいます。しかし、多くの場合で途中で挫折してしまう傾向にあります。
前項でお伝えした「独立後のよくある失敗パターン」は、Webマーケターに限らず、フリーランスを目指す全ての人に見られるケーススタディです。裏を返すと、よくある失敗パターンを回避することで、Webマーケターとして独立できる可能性が高くなると言えます。
- 業務や連絡のスピード感がある
- 報連相がしっかりしている
- 納期厳守は当たり前
- プラスアルファの提案ができる
など
上記はマーケターとしてのスキルではなく、1ビジネスパーソンとして大切なスキルです。しかし現状はビジネスマンとしての一般的なスキルがままならないフリーランスの方もいるため、社会人としての基礎スキルを身につけたうえで、ぜひ前項でお伝えしたWebマーケターに必要なスキルの習得にも注力してみてください。
【体験談】未経験からフリーランスのWebマーケターを目指す方にインタビュー

WEBMARKSに在籍されていた方のなかにも、未経験からフリーランスのWebマーケターに転身された方々がいます。
その方々がどのような経緯でWebマーケターを目指したのか?どんな仕事をしていたのか?スクールではどのようなことを学んだのか?などをご紹介。
成功事例を参考に、ぜひご自身のキャリアプランと照らし合わせながら確認してみてください。
【卒業生】臨床工学技士からWebマーケターへ転身した佐藤さん

12年間臨床工学技士として勤めるも、仕事で家族との時間が取れないことも多く、働き方に疑問を持つように。自宅にいながら出来る仕事がしたいと思い、Webマーケターの道を目指すことを決意。現在はフリーランスWebマーケターとして、お子さんの保育園見送りなどもしつつ、充実した生活を送っている。
佐藤さんは、大学卒業後に臨床工学士として12年間医療業界で従事。その後、WEBMARKS卒業後にフリーランスとして活躍されています。
Webマーケティングの道を目指した経緯
人命に関わる重要なお仕事にやりがいを感じていたものの、家族と過ごす時間が少ない状況に悩んでいました。
そんななかで在宅でできるWebマーケティングに興味を抱くようになり、臨床工学技士のお仕事と並行してスクールでの学習を進めていった経緯があります。
WEBMARKSを選んだ理由
「受講料がリーズナブルだった点や、フォローアップ体制、SEOに精通したカリキュラムなどが充実していたのが主な理由。」とのことです。
特に、佐藤さん自身はSEOを強みの1つにキャリアプランを検討されていたそうで、複数スクールを比較して、SEOに注力しているWEBMARKSを選ばれました。
スクールに入ってから現在のお仕事まで
スクールに入ってからは、本業と並行しながら週に1度のミーティングを実施。
卒業後は、クラウドソーシングサイトを中心に低単価案件で実務経験を重ねていき、現在では広告運用・メディア運用のコンサルティング業を7件ほど請け負っているそうです。
今後の目標
「今後は、家族との時間をしっかりと確保できるようなワークライフバランスを目指したい。」とのことでした。
広告案件も徐々に増えている最中のため、「1年以内に、より価値のあるWebマーケターに成長して、多くのお客様のサポートをしていきたい」と熱意を持っていたのが印象的です。
これからマーケターを目指す人へのアドバイス
「在学中に学んだ座学や実技スキルを現在の業務に活かせているので、WEBMARKSが提供するマーケティングカリキュラムの価値の高さを再認識できています。フォローアップ体制の充実度や、WEBMARKSで学べるマーケティングカリキュラムの価値の高さは、実務に活かせるのでマーケターを目指す人におすすめしたいです。」とコメントされています。
以下では佐藤さんへの詳細インタビュー記事も掲載していますので、併せてご参照ください。
【卒業生】小売系の営業職からWebマーケターになった小西さん

営業職からWebマーケターへ転身した小西さん。8年間の小売業経験を活かし、WEBMARKSで広告・SEOを実務レベルで学習。講師の手厚いサポートのもと、Webマーケター案件を獲得し順調にキャリアを築く。今後はSEOを軸に時給単価を向上させつつ、広告・SNS運用にも挑戦予定。
小西さんは小売企業で8年間営業職を経験した後に、今後のキャリアプランを考えてWebマーケターに転身して活躍されているビジネスウーマンです。
WEBMARKSを選んだ理由
漠然とマーケティング業をやりたいと思い、まずは基礎を身につけるためにスクールを検討したそうです。
そのなかでも、広告やSEOを実務レベルで学べる講義を提供しているスクールがWEBMARKSしかなかったので、WEBMARKSを選んだのが主な理由です。
スクールに入ってから現在のお仕事まで
スクールに入ってからは挫折しそうになったこともなく、順調に講義を進行。。「講師の細かなフォローアップにも助けられていた」と仰っています。
卒業後も、ライター案件やディレクション案件を順調に獲得していき、着実にWebマーケターとしての経験を獲得されている状況です。
今後の目標
短期的にはSEOマーケティングが好きなので、SEOでの時給単価のアップを意識。
「ゆくゆくは広告運用やSNS案件にも幅を広げていき、より自分の価値・単価を高めたい。」と将来への目標をしっかりと持ちながらお話ししていただきました。
これからマーケターを目指す人へのアドバイス
「WEBMARKSさんでは、マーケティングの実務業務に関する質問や、職務経歴書の添削フォローまで幅広くサポートしていただけます。未経験での挑戦は不安も多いと思いますが、講師の方が細かく対応してくれるので、私はWEBMARKSでよかったと思っています。」とアドバイスをいただきました。
以下では小西さんへの詳細インタビュー記事も掲載していますので、併せてご参照ください。
まとめ:Webマーケターとして独立を目指すならスクールで「着実な方法」を学ぶのが最短です
Webマーケターとして独立を目指すなら、スクールを検討したり現役のマーケターから直接指導を受けたり、マーケティング企業で経験を積む方法が最適です。
現在はSNSやYouTubeで簡単にWebマーケターになる方法・マーケターに必要なスキル情報などを入手できます。しかし重要なのは経験値や実績の有無のため、知識や情報だけではマーケターとして、本質的なマーケティング業務は遂行できません。
WEBMARKSでは、3ヶ月でWebマーケターを目指す方をサポートするスクールを開催中です。
- 未経験だけどWebマーケターとして独立を目指したい!
- リモートワークができる業種でワークライフバランスを見直したい
- Web業界の仕事に興味がある
Web業界、Webマーケターとしての知識や経験がなくても、学習方法や、案件の進め方、案件獲得方法などを細かくフォロー。
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Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能。
これまでの経験や趣味、関心のあることを活かしやすく、社会貢献にもつながるため、やりがいが大きいのが特徴です!
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