週5勤務がきついあなたへ|負担を減らし新しい働き方を見つける方法

週5勤務がきついあなたへ|負担を減らし新しい働き方を見つける方法

「毎日働いても疲れが抜けない」
「この働き方を、この先も続けられるのだろうか」
週5勤務をきついと感じながら、口に出せずにいる人は少なくありません。

結論からお伝えすると、週5勤務を負担に感じることは、甘えとは別の問題です。
仕事の時間を「減らしたい」と答えた人は26.3%にのぼり、負担を感じている人は一定数存在します。

(出典:労働者の働き方・ニーズに関する調査|厚生労働省)

大切なのは、自分が何をきついと感じているのかを切り分けることです。
この記事では、週5勤務がきつくなる原因の整理から、今の会社でできる改善、週5以外の働き方までを順に紹介します。
読み終えるころには、自分の場合は何を変えればよいのかを判断できる状態になります。

「週5勤務がきつい」と感じるのは甘え?

検索して最初に確かめたいのは、「こう感じるのは自分だけなのか」という点です。
結論として、週5勤務を負担に感じている人は一定数存在し、その感覚が甘えかどうかで判断する必要はありません。
まずは、公的な調査の数字と、週5日勤務が広まった背景を確認します。

前提がわかると、自分の状態を切り分けて考えやすくなります。

週5勤務をきついと感じる人は少なくない

厚生労働省の調査で「今後、仕事の時間をどのように変えたいか」を尋ねた結果は、次のとおりです。

  • 少し減らしたい:17.2%
  • 減らしたい:9.1%
  • 現状のままでよい:59.2%

(出典:労働者の働き方・ニーズに関する調査|厚生労働省)

減らしたい側の回答は合わせて26.3%で、およそ4人に1人が仕事の時間を減らしたいと考えています。
同じ調査を年代別に見ると、20代では「少し減らしたい」と「減らしたい」の合計が25.1%でした。
多数派ではないものの、珍しい感覚でもないという位置づけになります。

大事なのは、この感覚を我慢の問題として片づけないことです。
負担の中身は人によって違うため、原因を分けて見ていくほうが解決に近づきます。

「週5日×8時間」が当たり前になっている理由

日本の労働時間は、労働基準法で1日8時間・1週40時間が上限と定められています。
1日8時間で週40時間に収めると、勤務日は自然と週5日になります。
労働時間の上限に沿って勤務日を組み立てると、週5日という形になりやすいといえます。

一人ひとりの体力や生活に合わせて設計された日数ではありません。
通勤時間の長さや残業の有無によって、同じ週5日でも負担は変わります。
自分に合っていないと感じたときに、働き方の側を調整する発想があってよい理由がここにあります。

なぜ週5勤務はきつい?考えられる原因

週5勤務がきつくなる5つの原因を整理した図

「週5日という日数」だけが負担の原因とは限りません。
実際には、残業・通勤・自由時間・仕事内容・回復のしかたなど、複数の要素が重なっています。
原因が違えば、有効な対処法も変わります。

長時間労働・残業で疲労が抜けない

残業が続くと、退勤から翌日の出勤までの時間が短くなります。
この間隔が縮むほど、削られやすいのは睡眠時間です。
過労死等防止調査研究センターの資料では、過労の徴候と関連が深かったのは残業時間や夜勤回数ではなく、睡眠時間の短さだったと報告されています。

(参考:オフの量と質から考える働く人々の疲労回復|過労死等防止調査研究センター)

同じ資料では、慢性的な睡眠不足が続くと、本人に眠気の自覚がなくても作業成績が落ちる点にも触れられています。

通勤時間が長く拘束時間が増えている

負担を測るときに見落としやすいのが、勤務時間以外の拘束時間です。
片道1時間の通勤なら、1日で2時間、週5日で10時間が移動に充てられます。
週5日勤務そのものよりも、通勤の往復が負担の中心になっている場合は少なくありません。

平日に自由な時間を確保できない

勤務と通勤で1日の大半が埋まると、平日に自分のために使える時間はわずかになります。
帰宅後に食事や入浴を済ませると、残るのは1〜2時間という人も多くいます。
その時間で勉強や趣味に取り組むのは、体力の面でも簡単ではありません。

この状態が続くと、働くこと自体への納得感が下がっていきます。

仕事内容や職場環境にストレスを感じている

同じ勤務時間でも、仕事の内容や人間関係によって疲れ方は変わります。
気を使う相手が多い職場では、業務そのものより気疲れのほうが大きくなりがちです。
また、裁量が少なく指示どおりに動く時間が長いほど、負担は蓄積しやすくなります。

この場合に必要なのは、働く日数ではなく仕事の中身を変えることです。

休日だけでは十分に疲労を回復できない

週末に休んでも疲れが取れないという声もよく聞かれます。
前述の資料では、勤務時間外に仕事の連絡が多いと、休息による疲労回復の効果が下がると指摘されています。

(参考:オフの量と質から考える働く人々の疲労回復|過労死等防止調査研究センター)

スマートフォンで通知を確認できる環境では、職場を離れても頭が仕事から離れません。
回復のためには、仕事から物理的にも気持ちの上でも離れる時間を確保する必要があります。

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週5勤務がきついときの具体的な対処法

原因別にまず検討したい対処法を整理した図

原因が見えてきたら、次は打てる手を確認します。
退職や転職を決める前に、いまの職場で変えられる部分がないかを先に見ていきましょう。
負担の原因によって、有効な対処法は変わります。

有給休暇の取り方や業務量の相談など、いまの立場のままできることは複数あります。
そのうえで変わらなければ、働き方そのものを見直す順番で問題ありません。

まずは週5勤務がきつい原因を整理する

「週5がきつい」とひとことで言っても、中身は人によって違います。
原因ごとに、まず検討したい対処法を整理しました。

きついと感じる原因

まず検討したい対処法

通勤がつらい

リモートワークの相談/職場の近くへの引っ越し/近距離の転職

残業が多い

業務量の相談/担当業務の見直し/残業の少ない職場への転職

週5日という日数そのもの

週休3日・週4勤務/時短勤務/フリーランス

仕事内容が合わない

配置転換の相談/職種を変える転職/スキル習得

将来が不安

市場で評価されるスキルの習得/副業での実績づくり

複数に当てはまる場合は、まず生活への影響が大きい原因を特定し、その原因に合った対処法を選びます。
たとえば通勤が原因であれば、働く日数を変えなくても負担は下がります。
一方で、仕事内容そのものが合っていない場合、日数を減らしても不満は残ったままです。

原因と対処法がずれていると、行動しても状況が変わらない結果になります。

今の会社で働き方を改善する

転職や独立を検討する前に、いまの会社で使える制度を確認する方法もあります。
有給休暇を計画的に取り、月に1日でも平日の休みを作る方法もあります。
業務量が原因なら、担当している仕事を書き出したうえで上長に相談するのが有効です。

感覚ではなく作業時間を示すと、調整の判断材料になります。
通勤が負担なら、リモートワークや時差出勤の相談も選択肢です。
人間関係や仕事内容が原因のときは、配置転換の希望を出す選択肢もあります。

こうした相談で状況が変わらなかった場合に、働き方そのものを変える検討へ進めば十分です。

週5勤務以外にはどんな働き方がある?

週5日勤務をやめる方法は、退職だけではありません。
会社員のまま日数や時間を調整する形から、雇用の枠を外れる形まで幅があります。
それぞれ自由度と収入・安定性のバランスが違うため、下の表にまとめました。

表の「自由度」は勤務時間や場所を自分で決められる範囲、「安定性」は雇用契約や収入が続く見込みを示したもので、いずれも本記事で取り上げた働き方のなかでの相対的な目安です。

働き方

自由度

収入への影響

安定性

週休3日・週4勤務

中

日数に応じて減る場合がある

高

時短勤務

中

短縮分は減るのが一般的

高

フレックスタイム

中

変わらない

高

リモートワーク

中

変わらない

高

派遣社員

中〜高

職種と時給による

中

副業+会社員

中

増やせる

高

フリーランス

高

案件量で変動する

低〜中

週休3日・週4勤務

出勤日を週4日にする働き方で、選択的週休3日制として導入する企業も出てきました。
1日あたりの労働時間を延ばして総労働時間を保つ形と、労働時間を減らして給与も下がる形があります。
どちらの設計かによって収入への影響が変わるため、制度の内容を確認する必要があります。

導入している企業はまだ限られているため、転職先を探す段階から条件に入れる形です。

時短勤務

1日の所定労働時間を短くする働き方です。
育児・介護休業法にもとづく短時間勤務制度は、3歳に満たない子を養育する労働者などが対象と定められています。

(参考:職場における子育て支援|厚生労働省)

対象に当てはまらない場合は、会社独自の制度があるかどうかで判断が分かれます。
短縮した時間分は給与が減るのが一般的なため、生活費との兼ね合いも確認しておきましょう。

フレックスタイム

一定期間の総労働時間を決めたうえで、始業・終業の時刻を自分で決められる制度です。
勤務日数は変わりませんが、通勤ラッシュを避けたり、平日に用事を入れたりできます。
通勤の負担が大きい人にとっては、日数を変えずに改善できる方法です。

総労働時間そのものは減らないため、残業が原因の場合は別の対策が必要になります。

リモートワーク

自宅などで働く形で、通勤時間がそのまま生活の時間になります。
片道1時間の通勤がなくなれば、1日2時間の余裕が生まれる計算です。
ただし、リモートワークが楽な働き方とは限りません。

仕事とプライベートの境目があいまいになり、終業後も仕事から離れにくくなる場合があります。
職種によっては導入が難しいため、まずは自分の業務が対象になるかを確認しましょう。

派遣社員

派遣会社と雇用契約を結び、派遣先で働く形態です。
勤務日数や時間の条件を決めて仕事を探せるため、週3〜4日の案件を選べる場合があります。
一方で、契約には期間があり、更新されない可能性もあります。

正社員と比べると、長期の見通しは立てにくい働き方です。

副業+会社員

会社員を続けながら、空いた時間で別の仕事を持つ形です。
勤務日数は変わらないものの、収入を増やしながらスキルを試せます。
厚生労働省もモデル就業規則を改定し、副業・兼業を認める方向を示しています。

(参考:副業・兼業の促進に関するガイドライン|厚生労働省)

始める前に、勤務先の就業規則で副業に関する記載を確認しておきましょう。
なお、副業を始めた直後は作業時間が増えるため、体調の面では負担が増す点に注意が必要です。

フリーランス

企業と業務委託契約を結び、案件単位で働く形です。
稼働する曜日や時間を自分で決めやすく、働く日数を自分で調整できます。
その反面、案件を獲得できなければ収入は入りません。

社会保険や確定申告の手続きも自分で行う必要があります。
会社員のうちに副業として実績を積んでから移行すると、収入が途切れるリスクを抑えやすくなります。

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新しい働き方を選ぶときの5つのポイント

働き方を変えるときに、自由度だけで選ぶと後から困る場面が出てきます。
収入が下がって生活が苦しくなったり、数年後に仕事が減ったりする可能性もあるためです。
次の5つを並べて確認すると、自分にとって現実的な選択肢が絞り込めます。

とくに収入と安定性は、生活に直結するため後回しにしないほうが安全です。

柔軟な働き方が選べる

働く時間や場所を自分で決められるかどうかは、負担に直結します。
通勤が原因なら場所の自由度、残業が原因なら時間の自由度が優先されます。
求人票では、リモート可否や勤務時間の裁量に関する記載を確認しましょう。

将来性がある職種・スキルである

いま需要がある仕事でも、数年後に案件が減る分野もあります。
求人数の推移や、その業界に関する公的な統計を見ると判断材料になります。
身につけたスキルが別の会社でも通用するかという視点も欠かせません。

収入水準を維持・向上できる

働き方を変えるときに、収入が下がる前提になっていないかを確認します。
日数を減らせば、その分の給与が減る設計になっている制度もあります。
生活費を書き出し、下限として必要な金額を先に決めておくと判断がぶれません。

安定性がある

契約期間の有無や、収入が途切れる可能性も見ておきたい部分です。
フリーランスや派遣は自由度が上がる一方、継続の保証は弱くなります。
複数の取引先を持つ、貯蓄を確保しておくなど、備えとセットで考える形になります。

未経験からでも目指せる

いまの仕事を続けながら準備できるかどうかも、現実的な判断軸です。
資格の取得に何年もかかる分野は、働きながら目指すには負担が大きくなります。
学習期間の目安と、副業として試せるかどうかを確認しておきましょう。

柔軟な働き方を目指しやすいWeb職

柔軟な働き方を目指しやすいWeb職4種の比較表

前の章の5つのポイントを満たしやすい分野として、Web系の職種があります。
パソコンで完結する仕事が多く、リモートや業務委託の案件を見つけやすいためです。
代表的な4職種を、柔軟性・収入・安定性・未経験からの難易度で比較しました。

表の各項目は、この4職種を相互に比べた相対的な目安で、具体的な金額や学習期間を示すものではありません。

職種

柔軟性

収入の目安

未経験からの難易度

Webマーケター

高

中〜高

中

Webデザイナー

高

中

中

Webライター

高

低〜中

低

Webエンジニア

高

中〜高

高

Webマーケター

Webを通じて商品やサービスが売れる仕組みをつくる仕事です。
検索エンジンからの集客を設計するSEOや、広告運用、サイトの改善などを担当します。
施策の成果を数値で確認しやすいため、取り組みの結果を示しながら働ける点が特徴です。

業務委託の案件も多く、副業から始めやすい職種でもあります。

Webデザイナー

Webサイトの見た目や構成をデザインする仕事です。
制作物がそのまま実績として残るため、実力を示しやすい職種といえます。
デザインツールの習得に時間がかかる一方、バナー制作など小さな案件から始められます。

修正の往復が発生しやすいため、想定より工数がかかる案件もある点は理解しておきましょう。

Webライター

Web上の記事を執筆する仕事で、特別な資格は必要ありません。
4職種のなかでは始めやすい部類ですが、単価は低めから始まります。
構成を考える力や取材を伴う記事に対応できると、報酬の水準も上がる仕事です。

まずは副業として月に数本を受注し、書ける分野を広げていく進め方が向いています。

Webエンジニア

Webサイトやアプリの機能をプログラミングで実装する仕事です。
需要は続いており、収入の水準も高めですが、習得までの学習時間はほかより長くなります。
働きながら目指す場合、まとまった学習時間を確保できるかが判断の分かれ目です。

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負担を減らしながらキャリアを築くならWebマーケターも選択肢

4つの職種を比較したうえで、収入と柔軟性のバランスを重視するならWebマーケターも候補に入ります。
ただし、Webマーケターになれば週5勤務から解放されるわけではありません。
向いている理由と、事前に知っておきたい難しさの両方を整理しました。

そのうえで、自分の負担の原因に合っているかどうかを判断してみてください。

Webマーケターが柔軟な働き方を目指しやすい理由

Webマーケティングの業務は、パソコンとインターネット環境があれば進められます。
出社が必須の作業が少ないため、リモート中心の求人や業務委託の案件を見つけやすい分野です。
成果を検索順位や問い合わせ数などの数字で示せる点も、働く場所を問われにくい理由になります。

また、週に数時間から関われる案件もあるため、会社員を続けながら副業としても始められる仕事です。
副業で実績を積んでから、転職や独立を判断する進め方も選べます。

Webマーケターとして働くデメリット・注意点

一方で、始めるまでにスキルの習得が必要です。
検索エンジンの仕組みや分析ツールの使い方など、覚える範囲は決して狭くありません。
未経験からの転職も、応募すればすぐ決まるというものではない点は前提にしておきましょう。

実務では成果を求められるため、数字が伸びない時期には改善を続ける必要があります。
リモートで働けるようになっても、納期の前は作業が集中しがちです。
「働く場所と時間の自由度は上がるが、成果への責任は増える」という理解が現実に近いといえます。

未経験からWebマーケターを目指す方法

未経験から始める方法は、大きく3つに分かれます。

  • 独学:費用を抑えられるが、疑問点を自分で解決する必要がある
  • スクール:費用はかかるが、質問できる環境と学ぶ順番が用意されている
  • 転職して実務で学ぶ:収入を得ながら経験を積めるが、未経験可の求人を探す必要がある

働きながら学ぶ場合、つまずいた時点で質問できるかどうかが学習を続けられるかを左右します。
まずは自分のブログやサイトを作り、実際に手を動かしてみる方法もあります。

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【実体験】働き方を変えたWEBMARKS卒業生

ここからは、実際に働き方を変えた3名の事例を紹介します。
いずれもWEBMARKSの卒業生で、未経験からWebマーケティングを学んだ方たちです。
以前の働き方への悩み、学ぶと決めた理由、現在の働き方の順に見ていきましょう。

うまくいった部分だけでなく、学習で苦労した点や現在感じている難しさもあわせて紹介します。

時間に縛られる働き方からSEOマーケターへ転職した藤池さん

藤池さんは、新卒でリサイクルショップに入社し、店長として人材のマネジメントを担当していました。
その後2回の転職を経て公務員になりましたが、働き方には違和感が残っていたといいます。
「公務員に憧れて公務員にはなったのですが、現実は缶詰のような状態で…。それが息苦しかった」と当時を振り返っています。

目指していたのは「時間に縛られず自由に働ける」生活でしたが、そのためのスキルがない点が悩みでした。
フリーランスという働き方を知り、候補はWebマーケターとプログラマーの2つに絞られます。
最終的にWebマーケターを選んだ理由は、店長時代のマネジメント経験を活かせると考えたためでした。

学習面では、週1回のミーティングとフィードバックが続ける力になったそうです。
一方で、「課題をこなす中で記事を書く時間がもう少し欲しかった」という物足りなさも挙げています。
現在はコンテンツマーケティングの制作会社で、ディレクターとして働いています。

働き方の変化としては、休日にスキルアップの時間を取るようになった点を挙げています。

会社員として8年間勤務し、時間に縛られない働き方を目指した山口さん

山口さんは31歳で、新卒から8年間メーカーに勤めていた方です。
ただし入社の経緯については、「強く希望して入社したわけではなく、いわばなんとなく選んだ会社でした」と話しています。
30歳を前に人生を振り返る機会があり、本当にやりたいことを思い出したのが転機でした。

とはいえ「理想を追うにはまず安定した収入の基盤が必要」と考え、新しい仕事を探すなかでWebマーケターを知ります。
苦労したのは学習時間の確保でした。
受講1か月目は前職と並行しており、出張が多く日中は外回り、夜は飲み会という生活だったため、移動中の時間で教材を見ていたそうです。

2か月目に退職して学習に専念できるようになり、知識を深められたと振り返っています。
現在はスタートアップ企業でSEOの内部対策やコンテンツ作成を担当し、業務委託で月20時間ほど稼働しています。
当面の目標は、前職と同程度の収入をフリーランスとして安定的に得ることだといいます。

メーカー営業からリモートで働くWebマーケターへ転身した榎本さん

榎本さんは、新卒から機械メーカーで4年ほど営業を担当していた方です。
会社員時代の悩みとして挙げているのは、スキルが自分に残らない感覚でした。
「会社があって、その中で働いているという感じで、自分自身で得るものはないというか」と話しています。

転職も考えたものの、学んだことがその会社や業界内でしか通用しないという壁を感じていたそうです。
SEOを選んだのは、広告は自分に向いていないと考えたためでした。
学習では執筆の課題に苦戦し、「夜中に終わらないなぁと思いながら書いていた」と振り返っています。

現在はWebマーケティング支援会社で、月80時間ほど稼働しています。
働き方は週ごとにシフトを決める形で、予定が入れば柔軟に変更できるといいます。
会社員時代との一番の違いとして挙げているのは、出社がなくなった点です。

一方で、営業職だった頃と比べて関わる人が減った点は「良くも悪くも」と話しています。
これから目指す人へのアドバイスとして、次のように述べている点も参考になります。
「私はパッと会社を辞めてフリーランスになりましたが、未経験ならもっと地道にコツコツとキャリアを積んだ方が良いと思います」

いったん転職する、本業と単発の案件を並行するなど、段階を踏む進め方をすすめています。

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週5勤務がきつい人によくある質問

最後に、週5勤務の負担について調べる人が抱きやすい疑問をまとめました。
いずれも、制度の設計や負担の原因によって答えが変わる項目です。

週4勤務にすると収入は減る?

制度の設計によって変わります。
1日の労働時間を延ばして週の総労働時間を保つ形であれば、給与の水準が保たれる場合もあります。
一方、労働時間そのものを減らす形では、その分だけ給与も下がります。

制度を利用する前に、就業規則で計算方法を確認しておきましょう。

週5勤務がきつい場合は転職した方がいい?

原因によって判断が分かれる質問です。
通勤や残業が理由であれば、リモートワークの相談や業務量の調整で改善できる場合があります。
一方、仕事内容が合っていない、職場の人間関係が変わらない場合は、転職を含めた検討が必要になります。

まずはいまの会社で相談できることを試し、変わらなければ次を考える順番が現実的です。

週5勤務がきつい人に向いている仕事は?

勤務時間や場所を自分で調整しやすい仕事が候補になります。
Webマーケターやデザイナー、ライター、エンジニアなどは、リモートや業務委託の案件を見つけやすい職種です。
ただし、どの職種もスキルの習得が前提になります。

会社員を続けながら副業として試し、自分に合うかを確かめてから移る方法が負担の少ない進め方です。

週5勤務がきついと感じたら、できることから始めよう

週5勤務を負担に感じることは、我慢が足りないという話ではありません。
仕事の時間を減らしたいと答えた人は26.3%で、同じように感じている人は一定数います。
大切なのは、自分が何をきついと感じているのかを切り分けることです。

残業や通勤が原因なら、日数を変えなくても負担を下げられます。
仕事内容が合わない場合に必要なのは、働く日数ではなく仕事の中身を変えることです。
進め方は、次の順番で考えると迷いにくくなります。

  • きついと感じる原因を書き出して整理する
  • いまの会社で改善できることがないか相談する
  • 週5以外の働き方と、自分に合う職種を調べる
  • 必要であればスキルを身につける
  • 副業で試したうえで、転職や独立を検討する

働き方を変えた3名も、いきなり理想の状態になったわけではありません。
学ぶ時間の確保に苦労し、案件を得るまで応募を重ねた過程がありました。
Webマーケティングに関心を持った場合、まず仕事内容を調べるところからで十分です。

今日できることとして、自分の1週間の時間の使い方を書き出してみる方法もあります。
どこに負担が集中しているかがわかると、次に相談する内容も具体的になります。

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この記事の監修者
鈴木さん写真1

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/Webマーケター

会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。海外国内問わず旅行が大好き。自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。

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