場所に縛られず自由に働けることは、フリーランスの特権の一つ。しかし、その自由度の高さゆえ、自分が集中して働ける場所の確保に悩むこともあるでしょう。
そこで本記事では、フリーランスにおすすめの働く場所と、集中して仕事できる場所探しのコツを紹介します。
Contents
フリーランスの仕事場事情
実際にフリーランスとして働く人たちは、どんな場所で仕事をしているのでしょうか?
日本政策金融公庫総合研究所が行った「フリーランスの実態に関する調査」では、フリーランスの61.1%は自宅の居室で事業を行っているという結果が出ています。「自宅併設の事務所・作業場など」と回答した人を含めると、家で仕事をする人は75.3%と非常に高くなっています。
(参照:フリーランスの実態に関する調査)
この調査からは、フリーランスの多くは、自宅をメインの仕事場にしていることがわかります。
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フリーランスにおすすめの働く場所5選
フリーランスにおすすめの働く場所は、大きく分けて主に以下の5つです。これらの場所の中から、自分にとって働きやすいところを選ぶことが理想だと言えます。
- 自宅
- カフェ・ファミレス
- 図書館
- シェアオフィス
- レンタルオフィス
それぞれの場所について、メリット・デメリットと合わせてみていきましょう。
自宅
自宅は、多くのフリーランスがメインで働く場所です。一室をオフィスとして使用したり、居室の一角にデスクを置いたりして作業をします。フリーランスが自宅で働くメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
- 経費がかからない(交通費や飲み物代など)
- 外出する必要がない
デメリット
- オンオフが切り替えにくい
- 人によっては集中しにくいことも
外出する必要がなく経費もかからないため気軽に働ける一方、オンオフの切り替えが難しかったり、居住環境によっては集中しにくかったりすることも。自宅をメインの仕事場にするなら、しっかり仕事に集中できる環境づくりが欠かせないでしょう。
カフェ・ファミレス
フリーランスは、カフェやファミレスで働く方法もあります。飲食代だけでコンセントやフリーWi-Fiなどを利用できることが多く、気軽に仕事で利用しやすいのが特徴です。ただし、自宅で働くのと比べると、飲み物代がかかる、長時間滞在はしにくいなどのデメリットも。
メリット
- 気軽に利用できる
- コンセントやフリーWi-Fiを無料で利用できるところも多い
デメリット
- 費用がかかる
- 長時間の作業には不向き
- 情報漏えいのリスクがある
カフェやファミレスは、自宅だと集中できない時や気分転換したい時などにおすすめの仕事場です。固定費はかからないものの、利用の度に数百円〜千円程度のお金がかかるため、毎日の利用にはあまり適さないでしょう。
図書館
自宅以外に一人で作業に集中できる場所として、図書館もおすすめです。利用に際して費用がかからないほか、カフェやファミレスと比べて雑音が少なく、作業に集中しやすいのがメリットです。デメリットは、営業時間が限られる点や、周囲への配慮が必要な点などがあります。
メリット
- 無料で利用できる
- 雑音が少ない
デメリット
- 営業時間が限られている
- 周囲への配慮が必要
自宅の近くに図書館がある場合は、その日の作業内容や気分に応じて利用してみるといいでしょう。ただし、静かな環境で仕事をしやすい分、オンライン通話やタイピング音など周りへの配慮が必要です。
シェアオフィス(コワーキングスペース)
主に外で仕事をしたいフリーランスには、シェアオフィス(コワーキングスペース)の利用もおすすめです。シェアオフィスは、オフィスをフリーアドレス式で他の利用者と共有して自由に利用できるオフィスのことです。
メリット
- 設備・備品が充実
- 他のフリーランスと交流できる
- バーチャルオフィスも利用可
デメリット
- 固定費がかかる
- 情報漏えいのリスクがある
仕事をするための場所なので、コンセントやフリーWi-Fi、プリンターなどの設備が充実しています。また、他のフリーランスと自由に交流できることも、シェアオフィスの大きなメリットです。
一方、デメリットは、固定費が発生する点です(月額契約の場合)。たとえば、世界に150拠点以上を展開するServcorpの場合、「バーチャルオフィス&コワーキング」のパッケージ料金は、月16,800円(税込)から。「ホットデスク」は月20,000円(税込)からとなっています。
シェアオフィスをメインの仕事場とする場合、月々の固定費がかかることを理解しておく必要があります。
レンタルオフィス
シェアオフィスの他に、レンタルオフィスもおすすめです。レンタルオフィスは、自分専用のスペースを確保できるため、シェアオフィスと比べて高価な費用がかかります。
メリット
- 自分専用のスペースを確保できる
- オンライン会議や打ち合わせがしやすい
デメリット
- シェアオフィスよりも割高な固定費がかかる
レンタルオフィスは、クライアントと打ち合わせをするスペースの確保が必要なフリーランスや、自宅以外に自分用のオフィスを構えたい方に適していると言えます。
ナレッジソサエティやバーチャルオフィス1のようなサービスがおすすめですので、ご参考ください。
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集中できる仕事場探しのコツ
では、どうすれば自分が最も集中しやすい仕事場を見つけられるでしょうか?フリーランスの仕事場探しのコツを3つ紹介します。
- 自分が集中できる環境を知る
- 作業時間に合わせて選ぶ
- オンオフの切り替えやすさも要チェック
これらのポイントを押さえることで、自分に合った仕事場を選びやすくなるでしょう。詳しく説明していきます。
自分が集中できる環境を知る
まずは、自分が集中できる環境を知ることが大切です。というのも、集中できる環境は人によって異なるからです。
「静かな環境のほうが集中できる」という人もいれば、「多少雑音があったほうが集中できる」という人もいます。前者なら一人で黙々と作業できる自宅やレンタルオフィスを、後者ならカフェやファミレス、シェアオフィスなど、他の人と同じ空間で作業できる場所を選ぶべきだと言えます。
また、人によっては「人に見られている緊張感がある方が集中できる」ということも。このように、集中できる場所は人によって違うため、まずは自分は「どんな環境が集中しやすいタイプか」を見極めましょう。
作業時間に合わせて選ぶ
1回あたりのおおよその作業時間も、フリーランスが仕事場選びで重視したいポイントです。場所によっては長時間利用できなかったり、長時間の滞在に向いていなかったりすることもあります。
たとえば、6〜8時間など長時間ぶっ通しで作業することが多いなら、自宅やレンタルオフィスなど時間を気にせず作業できる場所が最適でしょう。一方、対面での打ち合わせや移動が多く、1〜2時間の作業を何回かに分けて行うことが多いなら、カフェや図書館など気軽に利用できる場所が向いています。
自分の普段の作業時間やスタイルに合わせて選ぶと、仕事がしやすくなるでしょう。
オンオフの切り替えやすさも要チェック
仕事場のオンオフの切り替えやすさも要チェックです。なぜなら、常に自宅で作業していると、仕事と居住が物理的に近くなり、オンオフの切り替えがしにくくなってしまうからです。
自宅は多くのフリーランスが仕事場に選ぶ場所です。しかし、オンオフの切り替えがうまくいかず、仕事や日常生活に支障がでるような状態であれば、仕事場について再考が必要でしょう。
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自宅以外で働く際の注意点
自宅以外の場所で仕事をする際は、以下の2点に注意しましょう。
- 情報漏えいに注意する
- 経費の予算管理も忘れずに
それぞれ詳しく説明していきます。
情報漏えいに注意する
カフェやファミレス、シェアオフィスなどの公共の場で仕事をする際は、情報漏えいに注意しましょう。クライアントの機密情報を盗み見・盗み聞きされたり、個人情報やパスワードなどが漏えいしたりするリスクがあります。
特に、公共の場で提供されているフリーWi-Fiを使う際は、VPNなどのセキュリティツールを導入した上で作業をするようにすると安心です。また、公共の場でのオンライン会議や機密性の高いやり取りは避ける、壁を背にして座るなど、情報漏えい対策を行いましょう。
経費の予算管理も忘れずに
自宅以外の場所で作業をする際は、経費の予算管理も忘れずに行いましょう。図書館などの無料で使える施設を除き、外で作業する場合には基本的に費用が発生します。カフェで作業をする場合は飲み物代が、シェアオフィスを利用する場合は利用料を支払わなければなりません。
これらの経費は毎日のこととなると大きな金額となるため、無理なく利用を継続できるかどうかを、経費の予算管理を通して見極める必要があります。
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まとめ
今回は、フリーランスにおすすめの働く場所と、集中して仕事できる場所探しのコツを紹介しました。
自宅をメインの仕事場とするフリーランスが多いですが、カフェやファミレスを使用したり、シェアオフィスやレンタルオフィスに契約したりと、働き方は自由です。本記事を参考に、自分に合った働く場所を見つけましょう。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
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