「Webマーケティング業界へ転職を考えているけど今後が気になる…」
「Webマーケターって需要あるの?」
Webマーケティング業界の将来性について気になる方も多いのではないでしょうか。この記事ではWebマーケティング業界を検討している方向けに、Webマーケティング業界の市場動向を見ながら、将来性はあるのかをわかりやすく解説いたします。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
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Contents
市場動向から見るWebマーケティング業界の将来性は?
結論から言うと、「Webマーケティング業界の将来性は高い」といえます。なぜ将来性が高いといえるのか、まずはWebマーケティング業界の市場動向を見ていきましょう。
Webマーケティング市場の需要は高い
上図を見ると、2020年のデジタルマーケティング(※)市場の規模は前年比2.6%増となり4,305億円となりました。2020年~2025年の年間平均成長率は7.2%、2025年の市場規模は6,102億円となる見込みです。
グラフからもわかるように、今後もマーケティング市場は拡大していき、需要は高まっていくとみられています。
※デジタルマーケティング…Webだけに限らずあらゆるオンラインを活用したマーケティング手法。Webマーケティングはwebを主軸として展開するマーケティング手法であり、デジタルマーケティングに内包される形になります。
未経験での積極採用も増えている
Webマーケティング業界の市場拡大に伴い、多くの企業では人材不足の問題にも直面しています。Webマーケティング業界自体が比較的新しい業界のため経験のある人材もまだ少なく、企業も実績のある人材を採用する事が難しくなっているためです。
逆を言えば、これからWebマーケティング業界を目指す人にとってはチャンスでもあります。なぜならWebマーケターは未経験から目指しやすい職種ともいえるからです。
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Webマーケティング業界の将来性が高いといわれる3つの理由
Webマーケティング業界の将来性が高いといわれる3つの理由は以下の通りです。
- インターネット広告市場は年々拡大している
- 2019年にインターネット広告費がテレビ広告費を上回った
- DX推進によるデジタル化の加速が予想される
1つずつくわしく解説していきます。
インターネット広告市場は年々拡大している
Webマーケティング業界の将来性が高いといわれる1つめの理由は、インターネット広告市場が年々拡大しているという点です。
上図は、マスコミ4媒体(テレビ、新聞、ラジオ、雑誌)とインターネット広告費の推移をグラフ化したものです。グラフを見ての通り2015年から右肩上がりで増えており、インターネット広告の需要は年々高まっていることがわかります。
また、インターネット広告費が増えていくということは、それに伴いネット広告に携わるWebマーケターの需要も増えていくといえます。
2019年にインターネット広告費がテレビ広告費を上回った
Webマーケティング業界の将来性が高いといわれる2つめの理由は、現状はインターネット広告費がテレビ広告費を上回っているという点です。
2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |
ネット広告費 | 1兆7589億円 | 2兆1048億円 | 2兆2290億円 | 2兆7052億円 |
テレビ広告費 | 1兆9123億円 | 1兆8612億円 | 1兆6559億円 | 1兆8393億円 |
テレビ広告費は、2019年、2020年と2年連続で新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて減少しており、2021年には微増したものの、2019年に初めてインターネット広告費がテレビ広告費を上回りました。
従来は広告といえばテレビというイメージでしたが、今ではインターネット広告がマスメディアに匹敵するぐらいの市場規模となっています。
DX推進によるデジタル化の加速が予想される
Webマーケティング業界の将来性が高いといわれる3つめの理由は、DX推進によるデジタル化が進んでいるという点です。DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を活用することでこれまでのビジネスモデルから新しい価値を生み出すことです。
デジタルシフト化は新型コロナウイルス感染拡大の影響も一因といわれており、大企業を中心にDX推進の動きは加速しています。DXの導入によって、多くの企業ではデジタルマーケティングに強い人材が必要となります。それに伴い、Webマーケティング業界の需要は高まっていくといえるでしょう。
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【AI導入】Webマーケティング業界は将来的に仕事がなくなる?
AIによってWebマーケティング業界の仕事が奪われてしまう可能性はあるのでしょうか?答えは、「自動化できる部分はAIによって代替される可能性はある」といえます。AIが得意とする領域は、主にデータ集計・分析などです。
AIの活用例としてWeb広告の最適化があります。AIを活用すると、データ集計や分析を元に最適な場所に自動的に広告を出すことが可能になります。AIには「できること」と「できないこと」があります。
「人間の考えや行動を汲み取る力」「企画やマーケティング戦略を考えること」などは、AIにとっては難しい領域のため、人間の力が必要となります。またAIを活用することで、業務の効率化や生産性の向上を図ることができるというメリットもあります。
以上のことから、Webマーケティング業界において、すべてのプロセスがAIによって代替されることはないといえるでしょう。
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Webマーケティング業界で将来性が高いといわれている分野は?
Webマーケティング業界で将来性が高いといわれている分野は次の3つです。
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- SEO
1つずつくわしく解説していきます。
SNSマーケティング
TwitterやInstagramをはじめとしたSNSマーケティングは将来性が高い分野の1つといえます。
上図を見てみると、2020年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模は5,519億円で前年比107%の見通しとなっています。オンラインでの販売チャネルをメインとした企業のSNSでのキャンペーンや、顧客獲得などの投資は堅調に推移しています。
2025年のSNSマーケティング市場規模は、2020年の約2倍、1兆1,171億円に達するとのデータ予測もあります。SNSを活用したマーケティングは、企業と消費者とのコミュニケーションおよび販売のチャネルとして今後も伸びていくことが期待されています。
動画マーケティング
将来性が高いといわれている2つめの分野は、YouTubeを始めとした動画マーケティングです。
上図を見てみると、動画広告は年々伸び続けており、2024年には2020年の2倍以上の市場規模になると予測されています。動画広告の急成長の背景は、主に次の3つがあります。
- スマホなどのモバイルデバイスが普及したことでいつでもどこでも視聴可能になった
- 写真や文章と比べて短時間で大量の情報を届けられることから活用する企業が増えた
- 5Gの導入により4Gより高度な技術や複雑な動画の見せ方が可能になった
動画マーケティングは時流に乗って今後も成長していくとみられており、将来性が高い分野といえるでしょう。
SEO
将来性が高いといわれている3つめの分野は、SEOです。SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。記事や動画などのコンテンツをGoogleやYouTubeなどの検索エンジンで上位表示させる対策です。
一部では「SEO対策はもう古い」という言葉を耳にすることもありますが、実際はどうなのでしょうか?
上図はSEO市場規模の予測データです。2016年度版までしか公開されていませんが、他の広告市場に比べると大幅ではないものの年々増加傾向と予測されており、堅調に成長しているといえます。
サイトのアクセスを増やすこと(=SEO)はWEBマーケティングの肝ともいえます。すべてのビジネスにおいて、どれだけ質の高いサービスを提供していても、知ってもらわないと意味がありません。
サービスの周知や見込み客の増加につなげるためには、まずは自社サイトにアクセスしてもらう必要があります。近年では、IT技術の発達により検索エンジンの質も高まっています。
そのため、かつて通用していたSEO対策が通用しなくなることもあり、そういったことから「SEO対策は古い」と思われる方もいるかもしれません。SEO対策では検索エンジンのアルゴリズムを解析し、動向をチェックし情報をキャッチアップしていくことが大切です。
サイトで一番大切なことは、小手先のSEO対策で検索上位に表示させることではなく、常にユーザー目線に立って、「質の良いサイト」を提供することです。SEOを理解しかつユーザーにとって役に立つコンテンツを提供することはWebマーケティングの基本であり、今後も必須の分野といえるでしょう。
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Webマーケティング業界の将来的なキャリアプランは?
Webマーケターとしてキャリアを積んだ後、将来的にどのようなキャリアプランがあるのでしょうか?今回は4つ紹介します。
- マネージャー職
- CMO(最高マーケティング責任者)
- CEO(最高経営責任者)
- フリーランス
1つずつ解説していきます。
マネージャー職
マネージャー職とは、Webマーケターとして実務を積んでいった後に、メンバーが仕事で成果を出せるようチーム全体を管理する役職です。自分で手を動かして仕事をするというよりは、メンバー個々の能力が発揮できるように指揮統制する役割を担っています。
CMO(最高マーケティング責任者)
CMOは「Chief Marketing Officer」の略で、最高マーケティング責任者を意味し、経営層の役職です。後述するCEO(最高経営責任者)やCOO(最高執行責任者)をサポートする役割も担っています。
基本的には、マーケティング関連の全ての数値に責任を持ち、方針や戦略を立案していきます。経営方針に基づいてマーケティング戦略を複数部署を横断的に遂行する能力が求められます。
CEO(最高経営責任者)
CEOは「Chief Executive Officer」の略で、最高経営責任者を意味します。会社の代表者として経営方針や事業計画などの長期的な経営事項の責任を背負う役職です。Webマーケターとして活躍したのちに、経営者となる方も多くいます。
フリーランス
Webマーケターとして企業で働いたあとに、独立してフリーランスになる方もいます。実際にWebマーケティングのフリーランスは、広告運用、SNS運用、コンテンツマーケティングなど多岐にわたる案件が多数あります。
Webマーケティング業界で実績を積んでから、自身のスキルセットを活かして時間や場所にとらわれない自由な働き方を実現できるのもフリーランスのメリットですね。
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需要のあるWebマーケターでいるために必要なことは?
常に活躍し続けることができる需要のあるWebマーケターになるために必要なことは次の2つです。
- 自分のスキルを日々アップデートする
- 複数分野のスキルを習得する
1つずつ解説していきます。
自分のスキルを日々アップデートする
知識やスキルは身につけたら終わりではありません。特にWebマーケティング業界はトレンドや技術の変化が早いため、この変化に迅速に対応し、その時々に求められるスキルを身につける必要があります。
業界の動向や情報に対して常にアンテナを張り、スキルを磨き続けることが、需要のあるWebマーケターに必要となります。
複数分野のスキルを習得する
Webマーケティング業界は変化が激しい業界です。1つの分野のみ極めていると、いずれその分野が衰退した時に替えがきかなくなってしまいます。自分が得意とする分野を複数持っておくことをおすすめします。例えば「SEOとSNS広告」「SEOとYouTube広告」などです。
複数分野のスキルが掛け合わさることで、マーケティング施策の幅も広がり、Webマーケターとして市場価値を高めることもできます。
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Webマーケティング業界の将来性は高い!
いかがでしたでしょうか?さまざまな統計データから、Webマーケティング業界の将来性は高いことがおわかりいただけたのではないでしょうか。Webマーケティング業界の市場は今後も拡大していき、それに伴いWebマーケターの需要も高まっていくとみられています。
また、Webマーケティング業界は変化のスピードが速い業界です。この変化に迅速に対応し、その時々に合ったスキルを身につけていくことが大切になってきます。この記事がWebマーケティング業界へ転職を考えている人や、将来性に不安を感じていた方にとって参考になれば幸いです。
- 「将来性・やりがいを感じられず、先が見えない」
- 「仕事だけでなく、プライベートの時間も大事にしたい」
- 「需要のあるスキルを身につけて、安定した収入を得たい」
公式LINEでは、Webマーケター適正診断と5Days動画講座をプレゼントしています。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能。
これまでの経験や趣味、関心のあることを活かしやすく、社会貢献にもつながるため、やりがいが大きいのが特徴です!
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