「40代まで走り続けてきたが、人間関係に気をつかうことに疲れてしまい、もう働きたくない」
「昇進の見込みもなく、この先も同じ毎日が続くと思うと、もう働きたくない」
40代で働く意欲が続かなくなるのは、めずらしいことではありません。
結論からお伝えすると、40代の「もう働きたくない」は、原因を切り分けて選択肢を増やせば、仕事を辞める以外の方法でも解消できます。
つらさの原因が人間関係なのか、体力なのか、将来の見通しなのかによって、取るべき行動が変わるからです。
本記事では、40代が働きたくないと感じる理由を調査データで確認し、辞める前にやるべきことと、会社に残る選択肢も含めた具体的な対策を解説します。
読み終えるころには、いまの職場で働き続けるかどうかを、感情ではなく条件で判断できるようになります。
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長谷川さん
・女性
・40代前半
・元エンジニア
40代前半で、小学4年生の娘が1人いるママさんマーケター。会社に依存しないような働き方をしたいと思ったことをきっかけにWebマーケターを目指す。自分の性格を分析しコツコツ積み上げるSEOのほうが向いているなと感じたのをきっかけにSEOに特化したWEBMARKSを受講。現在はオフラインのマーケティング全般に従事し、営業さんと一緒にお客さんとの商談に同席したり、今後出展する展示会の準備や競合の調査などを行っています。
高橋さん
・男性
・50代
・会社員
49歳のときに前職を退職し、「最後の選択になる」という想いで、次の転職先を模索。フリーランスという選択肢も視野に入れて、Webマーケティングを学ぶことを決める。WEBMARKSで就職サポートも受けながらSEOを学び、50歳ながらWebマーケティングの職種への転職を成功させた。
いきかた編集部です。
働きたくないと感じること自体は、甘えでも逃げでもありません。
ただし、原因を整理しないまま動くと、同じ悩みを次の職場へ持ち込むことになります。
Webマーケターは、時間や場所に縛られない仕事。自宅やカフェはもちろん、旅行をしながら働くことだって可能です。
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\未経験から月40万のフリーランスに/
なぜ40代でもう働きたくないと思うのか?理由6選
「もう働きたくない」と感じているのは、あなただけではありません。
株式会社マイナビが20〜59歳の正社員3,000人を対象に行った調査によると、40代(909人)の55.8%が「できることなら働きたくない」に「そう思う(「そう思う」と「ややそう思う」の合計)」と回答しています。
2人に1人以上が、程度の差はあれ同じ本音を抱えていることがわかります。
(出典:正社員のワークライフ・インテグレーション調査2026年(2025年実績)|株式会社マイナビ)
とはいえ、同じ「働きたくない」でも、その背景は人によってさまざまです。
原因が違えば、取るべき対策も変わります。
ここでは、40代が働く意欲を失いやすい理由を6つに整理して紹介します。
- 人間関係によるストレス
- 20代・30代に比べて体力が低下する
- 会社都合の異動
- 給与や昇進など将来への希望が持てない
- 仕事のマンネリ化によってやりがいを感じない
- 家庭やライフステージの変化
人間関係によるストレス
40代が働く意欲を失う理由として、まず挙げられるのが職場の人間関係によるストレスです。
前述のマイナビの調査を40代(909人)で見ると、次のような結果が出ています。
- 組織の雰囲気と合わないと感じる:36.0%
- 上司と馬が合わないと感じる:33.5%
- 同僚と馬が合わないと感じる:30.5%
いずれも3割を超えており、人間関係の悩みは40代にとって身近なテーマだと分かります。
40代は、職場によっては上司からの要求と部下のフォローの両方を担う立場になりやすい年代です。
自分の業務を進めながら、若手の指導や他部署との調整を引き受けることもあり、気をつかう場面が増えます。
さらに、人間関係は自分の努力だけでは変えにくいという特徴があります。
仕事の進め方はスキルで改善できても、相手との相性や組織の雰囲気は自分の裁量の範囲外の部分も多いためです。
改善の見通しが立たないまま消耗が続くと、この職場で働き続けたくないという気持ちにつながっていきます。
20代・30代に比べて体力が低下する
体力の低下も、40代が働く意欲を失う理由の一つです。
20代・30代の頃は、繁忙期の残業や休日出勤があっても、一晩眠れば回復できたという方は多いでしょう。
ところが40代になると、疲れが翌日以降まで残りやすく、同じ働き方を続けること自体が負担になります。
実際、40代になると次のような場面で負担を感じやすくなります。
- 繁忙期の残業が続くと、休日を休養に充てても疲れが取れない
- 出張や移動の多い業務が、以前よりこたえるようになる
- 夕方以降の会議で、集中力を保ちにくくなる
体力の低下は、仕事の質にも影響します。
集中力が続かない、判断に時間がかかるといった変化が起きると、以前と同じ成果を出すためにより長い時間が必要になり、さらに疲労がたまるという悪循環に陥りやすくなります。
やる気がなくなったと自分を責めてしまう方もいますが、実際は気力の問題ではなく、体力の問題であるケースも少なくありません。
疲れが抜けない状態が続いている場合は、意欲の低下ではなく体調のサインとして受け止めることが大切です。
会社都合の異動
自分が希望していない部署への異動も、働く意欲を大きく下げる要因になります。
たとえば、人と話すことが得意で営業一筋にキャリアを積んできた方が、突然バックオフィス部門へ異動になるケースです。
仕事の進め方も評価のされ方も変わるため、これまで積み上げてきた経験が通用しないように感じられます。
40代の異動がつらくなりやすいのは、次のような事情が重なるためです。
- 周囲から経験者として扱われ、わからないと言い出しにくい
- 新しい業務の習得に、以前より時間がかかる
- 年下の担当者に教わる場面が増え、気持ちの整理がつきにくい
そして何より、異動は会社の判断で決まるため、自分では選べません。
自分の力ではどうにもならない変化が続くと、働くこと自体への意欲が下がっていきます。
給与や昇進など将来への希望が持てない
キャリアの先が見えてしまうことも、40代特有の悩みです。
マイナビの同調査によると、40代(909人)の現在の役職は「役職についていない」が60.6%と最も多く、「係長・主任・職長クラス」が24.9%、「課長クラス」が12.6%となっています。
さらに、今後出世したい役職については、40代の62.4%が「これ以上出世は望まない」と回答しています。
(出典:正社員のワークライフ・インテグレーション調査2026年(2025年実績)|株式会社マイナビ)
キャリアの先が見えたことで、昇進を目指さなくなった人もいることでしょう。
役職や給与が上がる見込みが立ちにくい一方で、任される責任やフォローの範囲は増えていきます。
頑張っても報われ方が変わらないと感じる状態が続けば、働く意欲が保ちにくくなるのは自然なことです。
仕事のマンネリ化によってやりがいを感じない
同じ会社で長く働くほど、業務は手慣れたものになります。
しかしその一方で、新しく学ぶことや達成感が減り、仕事がマンネリ化し、働く意欲が低下する人もいるでしょう。
マイナビの同調査では、30代以上(2,415人)の50.1%が「20代のころと比べて仕事のモチベーションが下がった」と回答しており、40代(909人)に限ると48.5%がそう答えています。
また、「静かな退職をしている(やりがいやキャリアアップは求めずに、決められた仕事を淡々とこなすこと)」と回答した40代は42.3%でした。
(出典:正社員のワークライフ・インテグレーション調査2026年(2025年実績)|株式会社マイナビ)
やりがいを求めずに働くという選択が、40代では珍しくないことが分かります。
ただし、淡々と働き続けること自体が悪いわけではありません。
問題になるのは、成長実感がないまま日々が過ぎ、このままでよいのだろうかという不安だけが積み重なっていく状態です。
家庭やライフステージの変化
40代は、仕事以外の負担も大きくなる年代です。
- 子どもの進学によって教育費が増える
- 住宅ローンの返済が続いている
- 親の介護が始まり、時間の制約が生まれる
- 自分自身の健康面に不安が出てくる
こうした変化が重なると、支出があるので辞められないという状況と、いまの働き方は続けられないという気持ちが同時に生まれます。
働き方を変えたいのに変えられないという板挟みの状態が、閉塞感につながることもあるでしょう。
逆にいえば、家計の見通しと働き方の選択肢を整理できれば、この閉塞感はやわらげられます。
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もう働きたくないと40代で思ったときにまずやるべきこと
「もう働きたくない」と感じたときに、すぐ退職を決めてしまうのは避けたいところです。
気持ちが限界に近いときほど視野が狭くなり、ほかの選択肢が見えなくなります。
まずは、状況を整理して心身を回復させることが大切です。
ここでは、行動を起こす前にやるべきことを6つ紹介します。
- もう働きたくないと思う理由を書き出して整理する
- 仕事を辞めて働かない場合のメリット・デメリットを考える
- 必要なお金を整理して将来設計をする
- 信頼できる人に相談する
- 気持ちを切り替える
- 休養を取る
もう働きたくないと思う理由を書き出して整理する
最初に取り組みたいのが、働きたくないと感じる理由を書き出して整理することです。
「働きたくない」という言葉のなかには、複数の悩みが混ざっています。
混ざったままでは、何を変えれば楽になるのかがわかりません。
次のように項目を分けて整理すると、原因を切り分けやすくなります。
- 仕事内容:業務そのものが合わない、やりがいを感じない
- 人間関係:上司や同僚との相性、職場の雰囲気
- 労働時間:残業、休日出勤、通勤時間
- 待遇:給与、評価、昇進の見込み
- 体調:疲れが抜けない、眠れない
書き出したら、それぞれについて会社を変えれば解決するのか、働き方を変える必要があるのか、まず休養が必要なのかを分類してみてください。
たとえば人間関係だけが原因であれば、部署異動で解決する可能性があります。
体調のサインが強い場合は、転職活動より先に休むことが必要です。
原因を切り分けることで、次に取るべき行動が具体的になります。
仕事を辞めて働かない場合のメリット・デメリットを考える
次に、仕事を辞めて働かないという選択肢を、感情ではなく条件で検討します。
辞めたい気持ちが強いときこそ、一度立ち止まって良い面と悪い面の両方を書き出すことが大切です。
仕事を辞めて働かない場合のメリットは、次のとおりです。
- ストレスの原因から物理的に離れられる
- 睡眠や通院など、心身の回復に時間を使える
- キャリアを考え直す時間を確保できる
一方で、次のようなデメリットもあります。
- 収入がなくなり、貯蓄を取り崩すことになる
- 健康保険や年金の負担を自分で支払う必要がある
- 働いていない期間が長くなるほど、再就職の難易度が上がる
- 生活リズムが崩れ、気持ちの回復が遅れることがある
両方を並べると、辞めること以外に、働き方を変える方法も検討できます。
また、休養が必要だと判断できれば、退職以外に休職という選択肢も見えてきます。
必要なお金を整理して将来設計をする
働き方を考えるうえで欠かせないのが、お金の見通しです。
いくら必要なのかが分からないままだと、不安だけが大きくなり、いまの働き方から動けなくなります。
次の3点を確認してみてください。
- 資産と負債:預貯金、退職金の見込み、住宅ローンの残高
- 毎月の支出:生活費、教育費、保険料
- 年金の見込額:将来受け取れる金額
年金の見込額は、日本年金機構の「ねんきんネット」で試算できます。
(出典:ねんきんネット|日本年金機構)
これらを踏まえて、生活に必要な収入額を計算してみると、いまの年収を維持しなくても生活できる、働く時間を減らす余地があるといった判断ができるようになります。
お金の見通しを立てることは、我慢するためではなく、選択肢を増やすための作業です。
信頼できる人に相談する
一人で抱え込まず、信頼できる人に話すことも大切です。
働きたくないという気持ちが続いているとき、判断の材料が自分の頭の中だけに限られていることがあります。
話すことで思考が整理され、自分では気づかなかった選択肢が見えてくるかもしれません。
相談先としては、次のような相手が考えられます。
- 家族:生活設計を一緒に考えられる
- 社外の友人や元同僚:いまの職場を前提にしない意見が聞ける
- 転職エージェントやキャリアの専門家:市場から見た自分の立ち位置がわかる
また、気分の落ち込みや眠れない状態が続いている場合は、専門の相談窓口を利用する方法もあります。
厚生労働省の「こころの耳」では、働く人のメンタルヘルスに関する相談を電話・メール・SNSで受け付けています。
(出典:こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト|厚生労働省)
気持ちを切り替える
状況をすぐに変えられない場合でも、気持ちの持ち方を変えることで負担は軽くできます。
働きたくないという思いが強いときは、このまま一生この状態が続くと感じやすくなります。
しかし実際には、体調の回復、職場環境や家庭の状況の変化によって、感じ方が変わることも少なくありません。
気持ちを切り替えるための方法としては、次のようなものがあります。
- なるようにしかならないと考え、一度結論を出すことをやめる
- 仕事以外に、気持ちが向く時間を確保する
- 完璧にこなそうとせず、力の入れどころを絞る
- 過去にうまくいった経験を書き出し、自分の強みを確認する
大きな決断は、気持ちが落ち着いてからでも遅くありません。
まずは、思考を落ち着かせることを優先しましょう。
休養を取る
疲労が限界に近いと感じている場合は、休むことが最優先です。
判断力が落ちている状態で退職や転職を決めると、あとから後悔につながることがあります。
まずは有給休暇を使ってまとまった休みを取り、体調を整えることを検討してください。
体調不良で長期の休みが必要な場合は、休職も選択肢の一つです。
健康保険の被保険者が病気やケガで働けなくなった場合、要件を満たせば傷病手当金を受け取れる制度があります。
傷病手当金は、業務外の病気やケガの療養のため仕事を休んだ日から連続して3日間(待期期間。給付の対象にならない期間です)のあと、4日目以降の働けなかった日に対して支給され、支給を開始した日から通算して1年6か月が支給期間とされています。
辞めるか続けるかを決める前に、まず回復できる環境を整えることが、結果的に良い判断につながるでしょう。
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もう働きたくないと40代で思ったときの対策6選
原因の整理ができたら、次は働き方の選択肢を広げる段階です。
働きたくないの解決策は、退職や転職だけではなく、いまの会社に在籍したまま環境を変える方法もあります。
ここでは、6つの対策を紹介します。
取り組みやすいものから順に検討することで、生活を大きく崩さずに状況を変えられるでしょう。
- 自己分析で得意分野と経験値を洗い出して自分に合う働き方を見つける
- いまの会社で部署異動を相談する
- 可能なら在宅勤務・時短勤務へ切り替える
- 副業にチャレンジしてみる
- 40代フリーランスとして活動をする
- 思い切って40代で転職活動をする
自己分析で得意分野と経験値を洗い出して自分に合う働き方を見つける
対策の出発点になるのが自己分析です。
自分に向いていない仕事を続けていることが、働きたくないと感じる原因のひとつです。
得意なことといまの業務がずれていれば、努力しても成果につながりにくく、消耗だけが続きます。
40代の自己分析では、これまでの職務経歴を棚卸しすることから始めます。
- 担当してきた業務と、その規模や役割
- 成果を出せた仕事と、そのときに使っていた力
- 苦手だと感じた業務と、その理由
- 働くうえで譲れない条件(勤務地、時間、収入)
20年近い社会人経験があれば、本人が当たり前だと思っている業務が、他社では評価される経験であることも珍しくありません。
職種ごとに求められる知識やスキルを調べたい場合は、厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「job tag」で確認できます。
自分の強みと譲れない条件が整理できると、このあとの選択肢を判断する基準ができます。
いまの会社で部署異動を相談する
人間関係や業務内容が原因であれば、まず検討したいのが社内での部署異動です。
部署異動は、収入や勤続年数を維持したまま環境を変えられる選択肢の一つです。
相談する際は、次の点を意識すると話が前に進みやすくなります。
- 不満を伝えるのではなく、どの業務で貢献できるかを伝える
- これまでの経験と、異動先で活かせる部分を具体的に示す
- 社内公募制度がある場合は、制度の要件を先に確認する
異動がすぐに実現しない場合でも、希望を伝えておくことで、次の人事のタイミングで検討される可能性があります。
転職を考える前に、社内で変えられる余地がないかを確認しておきましょう。
可能なら在宅勤務・時短勤務へ切り替える
働く場所や時間を変えることで、負担が大きく減る場合もあります。
通勤時間が長い、職場にいること自体がストレスになっているといったケースでは、在宅勤務を組み合わせるだけで状況が変わることがあります。
相談する際は、次のように伝えると検討してもらいやすくなるでしょう。
- どの業務であれば在宅でも同じ成果を出せるかを示す
- 週何日から始めたいかなど、具体的な希望を伝える
- 就業規則や社内制度で認められている範囲を先に確認しておく
また、体力面の不安や家族の介護が理由であれば、時短勤務や勤務時間の変更を相談する方法もあります。
介護を理由とする短時間勤務などの制度は、法律で事業主に措置が義務づけられているため、就業規則を確認したうえで人事に相談してみてください。
(出典:短時間勤務等の措置 │ 厚生労働省)
制度を使うことに気後れする方もいますが、働き続けるために用意されている仕組みです。
辞めるという判断をする前に、使える制度がないかを確認する価値は十分にあります。
副業にチャレンジしてみる
収入を維持したまま新しい働き方を試せるのが副業です。
いきなり退職して未経験の分野に飛び込むのはリスクが高くなります。
一方で副業であれば、本業の収入を確保しながら、自分に合うかどうかを確かめられます。
副業を始める際のポイントは、次のとおりです。
- 勤務先の就業規則で副業が認められているかを確認する
- 本業に支障が出ない範囲で時間を決めて取り組む
- これまでの経験や興味と地続きの分野から始める
- 収入よりも、続けられるかどうかを基準に選ぶ
副業として始めた仕事が想像以上に合っていた場合、本業へ切り替えるという選択も現実的になります。
小さく試して判断できる点が、40代にとっても大きな利点です。
40代フリーランスとして活動をする
組織の人間関係や勤務時間そのものが負担になっている場合は、フリーランスという働き方も選択肢になります。
フリーランスは、仕事を受ける相手や働く時間を自分で決められるため、組織特有のストレスから距離を置きやすくなります。
40代までに培った経験や人脈を活かせる点も強みです。
ただし、準備なしに独立するのは避けたいところです。
次の順序で進めると、失敗の可能性を下げられます。
- 在職中に必要なスキルを身につける
- 副業として実績をつくる
- 継続的に依頼が入る状態を確認してから独立する
収入が安定するまでの生活費を確保しておくことも重要です。
仕事を辞めてから独立の準備を始める方法もありますが、在職中から助走期間を設けることで、収入面のリスクを抑えやすくなります。
思い切って40代で転職活動をする
社内で環境を変えられない場合は、転職活動を進める方法があります。
40代の転職では即戦力が求められる傾向があり、若手と同じ進め方では苦戦しやすくなります。
応募先の選び方を工夫することが重要です。
- 年齢不問や「40代活躍中」と記載された求人を中心に探す
- 応募者が集中しにくい地域や業界にも目を向ける
- これまでの経験を活かせるポジションを優先する
- 転職エージェントを活用し、市場価値の見立てをもらう
また、転職活動は在職中に始めることをおすすめします。
収入が確保されていれば、条件の合わない求人に妥協せずに済むでしょう。
応募や面接を通じて、自分の経験がどう評価されるのかがわかるだけでも、今後の判断材料になります。
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40代でも挑戦しやすい働き方の一つがWebマーケター
前章で紹介した副業・フリーランス・転職の3つは、どの道に進むにしても、何のスキルで働くかを決める必要があります。
その選択肢として、40代からでも挑戦しやすいのがWebマーケターです。
Webマーケターは、Webサイトや広告を使って商品やサービスを売るための仕組みをつくる仕事です。
検索エンジンからの集客を担うSEOや、Web広告の運用などが主な業務にあたります。
ここでは、40代がWebマーケターに挑戦しやすい理由を3つ紹介します。
未経験でも身に着けられる
Webマーケターは、業務に就くために必須となる国家資格がなく、未経験からでも学び始められる職種です。
専門的なスキルというと、若いうちに始めなければ間に合わないという印象をもつ方もいます。
しかしWebマーケティングは、実務で使う手順や考え方を体系的に学べるため、社会人経験のある40代でも習得しやすい分野です。
むしろ、40代までに培った次のような経験は、Webマーケティングの現場で活きてきます。
- 顧客の課題を聞き取り、提案してきた営業経験
- 数字を見ながら改善策を考えてきた業務経験
- 社内外の関係者と調整してきた経験
WebマーケティングスクールのWEBMARKSでは、受講生の案件獲得・転職率が93%となっており、完全未経験から学び始めた方も多く在籍しています。
WEBMARKSはSEOに特化したスクールで、検索エンジンからの集客を設計する手順を実務に沿って学べる点が特徴です。
学習後の案件獲得や転職までサポートを受けられるため、未経験からでも次のキャリアにつなげやすくなっています。
働き方の選択肢が増える
Webマーケティングのスキルを身につける利点は、働き方の選択肢が一気に広がることです。
前章で紹介した3つの対策は、いずれもWebマーケターとして実現できます。
- 副業:本業を続けながら、記事制作や広告運用の案件を受ける
- フリーランス:実績を積んだうえで独立し、複数の企業と契約する
- 転職:事業会社や支援会社のマーケティング部門へ移る
ひとつのスキルで複数の働き方に対応できるため、状況の変化に合わせて進み方を選び直せます。
40代は、家庭の事情や体調によって働ける条件が変わりやすい年代です。
選択肢を持てること自体が、働き続けるうえでの安心につながります。
仕事の自由度が上がりゆとりが持てる
Webマーケティングの業務は、パソコンとインターネット環境があれば進められるものが中心です。
そのため、働く場所や時間の自由度が高くなりやすい職種といえます。
フリーランスとして活動する場合は、稼働する時間や受ける案件を自分で決められます。
会社員として働く場合でも、在宅勤務やリモートワークを取り入れている企業は少なくありません。
通勤時間が減れば、その分を家族との時間や休息に充てられます。
働きたくないという気持ちの背景に通勤や職場での拘束時間があるのなら、働き方を変えるだけで負担は軽くなるでしょう。
ただし、会社員として働く場合の勤務形態は企業ごとに異なります。
求人を確認する際は、リモートワークの可否や出社頻度も含めて比較してください。
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40代でキャリアチェンジに成功した事例紹介
ここからは、40代から実際にWebマーケターへ転身した卒業生の体験談を紹介します。
年齢を理由に踏み出せずにいる方にとって、同じ立場から動いた人の事例は判断の参考になります。
ここで紹介する2人は、学ぶきっかけも、選んだ働き方も異なります。
自分の状況に近いほうを参考にしてください。
40代でキャリアアップ転職に成功した長谷川さん
40代前半で、小学4年生の娘が1人いるママさんマーケター。会社に依存しないような働き方をしたいと思ったことをきっかけにWebマーケターを目指す。自分の性格を分析しコツコツ積み上げるSEOのほうが向いているなと感じたのをきっかけにSEOに特化したWEBMARKSを受講。現在はオフラインのマーケティング全般に従事し、営業さんと一緒にお客さんとの商談に同席したり、今後出展する展示会の準備や競合の調査などを行っています。
長谷川さんは、40代前半で小学生の娘さんが1人いる女性です。
大学卒業後は16年ほど化学メーカーのプロセスエンジニアとして働き、そのあと2回の転職を経験しています。
Webマーケターを目指したきっかけは、会社に依存しない働き方をしたいと考えたことでした。
SEOと広告のどちらを学ぶか迷ったものの、コツコツ積み上げるSEOのほうが自分の性格に向いていると感じ、SEOに特化したWEBMARKSの受講を決めています。
受講中に会社を辞め、マーケティングの学習に専念しました。
SEOは中長期的な視点で結果を求める分野であり、そのスタイルが自身の性格やワークスタイルに合っていたと振り返っています。
そのあとは業務委託でマーケティングの仕事に携わり、営業担当と一緒に商談へ同席したり、展示会の準備や競合の調査を行ったりと、幅広い業務を担当するようになりました。
在宅で働きたいという希望も実現し、子どもが帰宅する時間に家にいられる点を大きな利点として挙げています。
Webマーケターを目指す人へのメッセージとして、長谷川さんはまず行動を起こすことが重要と語り、独学よりもプロや経験者に教わるほうが確度も高く時間も節約できるとしています。
【卒業生】未経験から役員直下で稼働するマーケターに転身した長谷川さん
49歳でWebマーケターに転職された高橋さん
49歳のときに前職を退職し、「最後の選択になる」という想いで、次の転職先を模索。フリーランスという選択肢も視野に入れて、Webマーケティングを学ぶことを決める。WEBMARKSで就職サポートも受けながらSEOを学び、50歳ながらWebマーケティングの職種への転職を成功させた。
高橋さんは、49歳のときに前職を退職し、次のキャリアを模索していた男性です。
49歳ということもあって転職するにしても最後の選択になると考え、その場しのぎで食いつなぐのではなく、一度充電する道を選びました。
フリーランスになるか転職するかを含めて検討した結果、前職に近いWebマーケティングを学ぶことを決めています。
スクール選びでは、当初はWeb広告のスクールを検討していたものの、学んだあとの就職先やキャリアまでフォローしてもらえる点を知り、SEOに特化したWEBMARKSへ切り替えました。
受講して良かった点として挙げているのが、週1回のセッションで現役マーケターの声が聞けたことです。
本では学べない実践的な内容が多かったと振り返っています。
転職活動では、求人サイトで「SEO未経験 40代」といった条件を設定し、年齢不問の求人や地方の求人を狙う方法を取りました。
面接では課題として記事の執筆を求められ、スクールで学んだとおりに書いたところ評価につながったとのことです。
転職後はコンテンツチームに所属し、SEOのコンテンツ制作やディレクション、企画の立案まで幅広く担当しています。
週3日出社・2日在宅という働き方になり、会社員時代と比べて負担が軽くなったと語っています。
これから未経験でマーケターを目指す人へは、実績を積むことが大切なので、お金というよりはできることを増やすことに注力したほうがよいとメッセージを送っています。
【卒業生】一念発起!Webマーケティングスクールを受講し会社員から50代でWebマーケターデビュー!
\未経験から月40万のフリーランスに/
40代でも働き方は変えられる!
40代で「もう働きたくない」と感じるのは、特別なことではありません。
マイナビの調査でも、40代の55.8%が「できることなら働きたくない」と回答しています。
大切なのは、その気持ちを我慢し続けることでも、勢いで辞めてしまうことでもなく、原因を切り分けて選択肢を増やすことです。
この記事で紹介した進め方を、あらためて整理します。
- 働きたくない理由を書き出し、仕事内容・人間関係・待遇・体調に分けて整理する
- 辞めた場合のメリットとデメリットを、金額と期間で確認する
- お金の状況を整理し、必要な収入を把握する
- 疲労が強い場合は、判断の前に休養を取る
- 部署異動や在宅勤務など、会社に残ったまま環境を変える方法を検討する
- 副業から小さく試し、フリーランスや転職につなげる
そして、副業・フリーランス・転職のどの道を選ぶ場合でも、身につけたスキルが選択肢そのものを広げてくれます。
長谷川さんは40代前半から、高橋さんは49歳からWebマーケティングを学び、働き方を変えました。
年齢を理由に諦める必要はありません。
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いまの働き方を続けるかどうかを判断する材料としても、一度試してみる価値があります。
FAQ:40代でもう働きたくないと思った人からよくある質問
最後に、40代で「もう働きたくない」と感じている方から寄せられることの多い質問に回答します。
40代でもう働きたくないと感じる人は多いですか?
多いといえます。
株式会社マイナビが20〜59歳の正社員3,000人に行った調査では、40代(909人)の55.8%が「できることなら働きたくない」に「そう思う(「そう思う」と「ややそう思う」の合計)」と回答しています。
また、同じ調査で40代の42.3%が「静かな退職をしている」と答えており、やりがいを求めずに働く状態も珍しくありません。
働きたくないと感じること自体は、特別なことではないといえます。
(出典:正社員のワークライフ・インテグレーション調査2026年(2025年実績)|株式会社マイナビ)
40代が働きたくなくなる理由はなんですか?
主な理由は6つあります。
- 人間関係によるストレス
- 20代・30代に比べた体力の低下
- 会社都合の異動
- 給与や昇進など将来への希望が持てないこと
- 仕事のマンネリ化
- 家庭やライフステージの変化
40代は、仕事上の悩みや体力の変化に加えて、教育費や介護など仕事以外の負担も重なりやすい年代です。
複数の要因が重なることで、働く意欲が下がりやすくなります。
もう働きたくないと思ったらまず何をすべきですか?
最初に取り組むべきは、働きたくないと思う理由を書き出して整理することです。
仕事内容・人間関係・労働時間・待遇・体調に分けて書き出すと、部署異動で解決するのか、働き方を変える必要があるのか、まず休養が必要なのかを判断できます。
疲労が強く眠れない状態が続いている場合は、退職や転職を決める前に休養を優先してください。
判断力が落ちた状態での決断は、後悔につながりやすくなります。
40代からでも新しい仕事は始められますか?
始められます。
実際に、40代前半でWebマーケターへ転身した長谷川さんや、49歳から学び始めて50代でWebマーケティング職へ転職した高橋さんのような事例があります。
ポイントは、いきなり退職するのではなく、在職中に学んだり、副業で試したりしながら自分に合う働き方を検討することです。
また、40代の転職では年齢不問の求人や競争率の低い地域・業界を狙うなど、応募先の選び方を工夫することで可能性が広がります。
WEBMARKS編集部
Webマーケティングスクール「WEBMARKS」の編集部です。未経験からWebマーケターを目指す方に向けて、キャリアや働き方の情報をお届けしています。転職・独立した卒業生の事例をもとに、現場で役立つ内容を心がけています。

鈴木晋介
株式会社WEBMARKS代表/Webマーケター
会社員時代は、毎日上司に怒鳴られ、3〜4時間睡眠。時間と場所に縛られない自由な働き方を求めて、フリーランスWebマーケターとして独立する。独立後数年で月500万円以上の案件を受託。海外国内問わず旅行が大好き。自分の趣味を全力で楽しみながら仕事をしている。
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