【初心者向け】SEOとは?自分で簡単にできるSEOの基本対策!

12期生
砂浜に書かれたSEO

「SEO」という言葉を聞いたことあるけど、どんな意味なのかわからない。
「SEO対策」では具体的にどんなことをするの?

そう思われている方も多いと思います。

この記事では初心者の方向けにSEOの概要と、SEOの基本対策を解説していきます。

この記事を読んだ方が、自分で簡単にSEO対策を行えるように対策方法を解説していますので、ぜひ最後まで読んでください!

\未経験・初心者から3ヶ月でプロのWebマーケター!/

SEOとは?

SEO仕組み

SEO=検索エンジン最適化

「SEO」は「Search Enigine Optimization」の略で、日本語で「検索エンジン最適化」という意味です。

検索エンジンにはGoogle、Yahoo、Bingなどがあり、これらの検索結果において、ホームページを上位に表示させるための手法のことを「SEO」といいます。

検索エンジンは主にGoogleのこと

SEO対策は一般的にGoogleに対する対策のみで十分といわれています。

その理由は以下の通りです。

Google対策をすること=SEO対策であると覚えておきましょう。

SEO対策のメリット・デメリット

SEO対策のメリット・デメリットについて、それぞれ3つずつ紹介します。

メリット

①費用対効果が高い
SEO対策は一度費用をかけて、検索結果の上位に表示されれば、継続的に集客することができます。そのため、広告よりも費用対効果が高くなりやすいです。

②見込み客を集客できる
自社のサービスや商品に関連のあるキーワードで上位表示ができると、サービスや商品に関心がある見込み客を集客することができます。

③ユーザーからの信頼を得られやすい
検索結果上位に表示されているホームページは、ユーザーに良い印象を与え、ユーザーからの信頼を得られやすくなります。

デメリット

①成果が出るまでに時間がかかる
SEO対策は広告と比べて、すぐに成果が出にくい施策です。コンテンツの投稿後、評価されるまでに半年程度かかることもあります。

②必ず順位が上がるとは限らない
Googleは検索エンジンのアルゴリズムを公開していないため、SEO対策をしたとしても必ず順位が上がるとは限りません。

③専門的な知識が必要になる
SEOで集客をする企業が増えてきていることや、Googleのアップデートが頻繁に行われることから、SEO対策の専門的な知識が必要となります。

SEO対策のメリット・デメリットを理解した上で、長期的な目線を持って対策を行うことが大切です。

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SEO対策の基本的な考え方

資料にメモする男性

SEO対策の基本的な考え方として、「ユーザーファースト」、「E-E-A-T」の2つを解説します。

ユーザーファースト(ユーザーの利便性を第一に考える)

SEO対策を行うにあたって、「ユーザーの利便性を第一に考える」ことが大前提となります。

ユーザーの利便性を第一に考えることを「ユーザーファースト」といいます。

実際にGoogleはユーザーファーストについて以下のように明言しています。

「SEO対策として良い施策か悪い施策か」を考える際には必ず、ユーザーにとって役立つコンテンツを提供できているかどうかを考えましょう。

SEOに重要な4つの要素「E-E-A-T」について

「E-E-A-T」とは、Googleの「品質評価ガイドライン」で定義されている、ホームページを評価する基準の一つです。

「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の4つの評価基準の頭文字とってE-E-A-T(ダブルイーエーティー)と呼ばれます。

具体的には以下の通りです。

Experience(経験) ホームページのコンテンツ作成者が、その分野での実体験をもっているか、その経験が示されているか。
Expertise(専門性) ホームページのコンテンツ作成者が、その分野での専門知識やスキルを持っているかどうか。
Authoritativeness(権威性) ホームページのコンテンツが、その分野で信頼され、権威があると第三者が評価しているかどうか。
Trustworthiness(信頼性) ホームページの運営者やコンテンツの内容が信頼できるか、Webサイトが安全かどうか。

E-E-A-Tは、検索結果のランキングに直接影響するものではありませんが、E-E-A-Tを意識してホームページの品質を高めれば、SEOの良い効果が期待できます。

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SEO対策3つの種類について

スキルと書かれた白い壁

SEO対策には内部対策・外部対策・コンテンツ施策と大きく3つの種類があります。

それぞれの具体的な対策方法について説明していきます。

内部対策

内部対策とは、ホームページの内部要素に焦点をあてた対策方法です。

内部対策では、検索エンジンがホームページの内容を理解しやすくなるように、ホームページのコンテンツやHTML要素を改善していきます。

具体的な取り組みとしては以下があります。

●キーワードの適切な使用と配置
●メタタグ(タイトルタグ、メタディスクリプション)の最適化
●ページ速度の改善
●モバイルフレンドリーなデザイン
●見出しタグの適切な使用

外部対策

外部対策とは、ホームページの外部要素に焦点を当てた対策方法です。

外部対策では、ホームページの権威性や信頼性を向上させるために、外部のホームページからの良質な被リンクを増やしていきます。

※ 被リンクとは外部のホームページに自社サイトのリンクを貼ってもらうことを指します。

被リンクは直接的に増やすことができないため、対策が難しいのですが、具体的な取り組みとしては以下があります。

●外部のホームページで紹介してもらえる良質なコンテンツの投稿
●SNSで拡散しやすいサイト設計
●プレスリリースの配信

コンテンツ施策

コンテンツ施策とは、ホームページに良質なコンテンツ(主に記事)を投稿し、そのコンテンツで検索結果の順位を獲得し、ホームページに訪れるユーザーを増やす施策のことです。

コンテンツ施策の具体的な取り組みとしては以下があります。

●ユーザーの検索意図を網羅的に満たす良質なコンテンツの作成
●競合のコンテンツと比べ、独自性のあるコンテンツの作成

SEO対策の3つの種類の役割と具体的な取り組みを理解し、ホームページの状況にあった対策を行えるようにしましょう。

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初心者が自分でできる基本のSEO対策

窓辺で悩んでいる少年

「SEOの意味や種類などは理解できたけど、SEO対策は具体的にどうやるの?」と疑問に感じている人も多いと思います。

ここからは、初心者の方が自分でできるSEOの基本対策を紹介します。

記事の内容を参考に自分でSEO対策を行ってみてください。

キーワードの選定

ホームページのタイトルやキャッチフレーズには、ホームページの目的やターゲットユーザーを明確にした上で、検索ユーザーの意図に合うキーワードを選ぶことが大切です。

以下の3つの手順でキーワードを選定してみましょう。

1. ビジネスの目的・ターゲットユーザーを明確にする

まず、ホームページ上で達成したい目的(お問合せ・資料請求など)や、ターゲットユーザー層を明確にし、重要なキーワードを特定します。

例:WEBMARKSの場合

●ホームページ上で達成したい目的:公式LINEへの登録、無料カウンセリング
●ターゲットユーザー層 :Webマーケティングを学びたい人
●重要なキーワード:Webマーケティング、Web制作、SEO、Webライティングなど

2. 関連するキーワードをリストアップする

次に重要なキーワードに関連するキーワードをリストアップします。

方法としてサジェストキーワードをチェックするというのがあります。

サジェストキーワードは、ユーザーが検索するであろうキーワードをGoogleが予測して表示するものです。

例えば、検索窓に「Webマーケティング」と打ち込むと、以下のようなサジェストキーワードが表示されます。

キーワードが表示されたウィンドウ

より多くのサジェストキーワードを調べたいときは、ラッコキーワードという無料ツールを使うことをおすすめします。

3. キーワードの検索ボリュームと競合性をチェックする

関連するキーワードを洗い出したら、検索ボリュームと競合性をチェックします。

検索ボリュームが多いキーワードは、その分競争が激しい傾向にあります。

検索ボリュームが多く、競争が激しくないバランスのとれたキーワードを選定しましょう。

Ubersuggestという無料ツールを用いると、検索ボリュームや競合性をチェックすることができます。

キーワード選定について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

タイトルとディスクリプションの設定

選定したキーワードはGoogleとユーザーに正しく、効果的に伝えましょう。

そのために行うのが、各ページのタイトルとディスクリプション(説明文)の設定です。

タイトルとディスクリプションは以下のように検索結果の画面に表示されます。

タイトルとディスクリプション

タイトルとディスクリプションは以下の点に注意して設定してください。

各ページに固有のタイトルをつけることについては、実際にGoogleが公式サイトで言及しています。

タイトルの設定について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

見出しの最適化

見出しとは、各ページや章のタイトルのことです。

見出しはhタグで表され、h1からh6まであります。

h1からh6の役割は以下の通りです。

●h1:ページのタイトルで用いる
●h2:章ごとのタイトルで用いる
●h3:章に含まれるポイントで用いる
●h4~h6:h3の配下で用いる

見出しは、階層構造を意識して順番通りに設定しましょう。

階層構造については以下の図を参考にしてください。

見出しの説明

このようにすることで、ユーザーが記事を読みやすくなるだけでなく、Googleも記事の構成を把握しやすくなり、SEOの効果が期待できます。

見出しの最適化について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

内部リンクの最適化

内部リンクを最適化することで、ユーザーや検索エンジンにコンテンツを見つけてもらいやすくなり、利便性が向上します。

またユーザーの回遊率を上げたり、Googleに対して重要なページを示すことができるなど、SEOの効果が期待できます。

内部リンクの例としては以下の通りです。

●グローバルメニュー
●サイトメニュー
●フッターメニュー
●パンくずリスト
●記事内リンク

ユーザーにとって必要な情報を見つけやすくすることを意識して内部リンクを最適化しましょう。

内部リンクの最適化について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

モバイルフレンドリーへの対応

モバイルフレンドリーとは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で見やすいホームページにするということです。

現在はモバイル端末からのアクセスが主流となってきています。

ドイツのSISTRIX社のデータによると、日本ではモバイルを利用した検索が75.1%と高く、モバイルフレンドリーへの対応が重要であるといえます。

また実際にGoogleも「サイトをモバイルフレンドリーにする」と公式サイトで明言しています。

ホームページがモバイルフレンドリーになっているかどうかは、モバイル フレンドリー テスト – Google Search Consoleというツールを使うと確認することができます。

モバイルフレンドリーへの対応について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ページの表示速度の改善

ページの表示に時間がかかると、ユーザーがホームページを離れる可能性が高くなります。

Googleもページの表示速度は「遅いより速い方がいい」と以下のように明言していますので、読み込み速度を早くする対策が必要となります。

表示速度を速くするためには、ホームページの何が問題なのかを診断する必要があります。

Google公式ツールのPageSpeed Insightsを用いるとホームページの診断ができますので、診断結果をもとに読み込み速度の改善をしましょう。

ページの表示速度の改善について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

質の高いコンテンツの作成

ホームページを開設してもすぐにアクセスは集まりません。

アクセスを増やしていくには、ホームページにブログページを作り、質の高い記事を継続して作成していくことが必要となります。

質の高い記事を作成していくにあたり、気をつけるべきポイントを3つ紹介します。

これら3つのことを意識して、質の高いコンテンツを継続的に作成していきましょう。

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SEO対策でやってはいけないこと

線路の分岐

ここまでホームページを検索上位に上げるための基本対策について説明してきましたが、SEO対策でやってはいけないことも知っておく必要があります。

SEO対策にはブラックハットSEOと呼ばれるGoogleのガイドラインに反した方法で検索上位表示を目指す手法があります。

ブラックハットSEOは発見されるとペナルティを受け、そのページだけでなく、ホームページ全体の評価が下がることもあります。

例えば、以下の手法がブラックハットSEOにあたりますので注意してください。

●被リンク購入する
●コピーコンテンツを作成する
●隠しリンクや隠しテキストを配置する

SEO対策をする際は、ブラックハットSEOにあたらないか注意して対策を行う必要があります。

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初心者が最低限導入するべきツール

金属の方位磁石

ツールを用いることで、SEO対策をより効果的・効率的に行うことができます。

初心者の方は、以下に紹介するツールを活用してください。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは、ホームページに流入したユーザーの属性、流入経路、使用デバイス、ホームページ内での行動などを分析できるツールです。

集計データをもとに、ターゲットユーザーに向けた施策の実行や、人気コンテンツへの導線の設定など効果的な施策を選定することができます。

Googleアナリティクスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールとは、Google検索におけるホームページの検索状況、インデックス状況、ペナルティ状況などが確認できるツールです。

Google検索結果における検索順位・クリック数・クリック率・表示回数などがわかるため、より多くのユーザーにホームページへ訪問してもらうための施策の選定や効果測定に適しています。

また、ホームページを更新した時にインデックス登録を申請することができ、早期に検索結果に反映させたい時に活用することができます。

Googleサーチコンソールについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

関連記事:Search Console の概要|Search Console ヘルプ

WordPress(ワードプレス)のプラグイン

WordPressを用いてホームページを作成した場合は、プラグインを追加するとSEO対策を簡単に行うことができます。

プラグインの中でも、「All in One SEO」というプラグインが有名です。

おすすめのプラグインについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

SEO対策で使えるその他のツール

上記で示したツール以外にも、SEO対策に活用できる便利なツールがいくつかあります。

例えば、本記事でも紹介したUbersuggestラッコキーワードは高機能で、無料でも使えるのでおすすめです。

ツールを効果的に使うことでSEO対策のパフォーマンスをあげることができるので、ぜひツールを活用しましょう。

SEO対策で使えるツールについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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初心者が自分でできるSEO対策まとめ

ポイントと書かれた画像

今回はSEOの概要から対策方法までを解説しました。

本記事のまとめは以下の通りです。

要点まとめ

●SEO(検索エンジン最適化)とは、検索結果でホームページを上位に表示させる施策のことである。
●SEO対策の基本は、ユーザーの利便性を意識したコンテンツを提供することである。
●SEO対策には、やってはいけない施策(ブラックハット SEO)があるので注意する。
●SEO対策は、ツールを用いることでより効果的・効率的に行うことができる。

本記事の内容をもとに、SEO対策を実施し、ホームページの検索順位を上げていきましょう!

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SEO対策を本格的に学びたい方へ

パソコンを見ながら話し合う女性

記事で紹介した内容は、初心者向けの基本の内容のため、より具体的なSEO対策をするには、専門的な知識が必要となります。

SEOは需要が高く、一度身につければ、長く重宝される人材になることができます。

独学で学ぶこともできますが、短期間で体系的に、そして効率的に学ぶならWebマーケティングスクールに通うのがおすすめです。

WEBMARKSはSEOに特化したWebマーケティングスクールで、未経験から3ヶ月でプロのWebマーケターになれるカリキュラムを提供しております。

実際に未経験からWEBMARKSに通い、Webマーケターになった卒業生が100名以上います。

SEO対策について本格的に学びたい方は、ぜひスクールの詳細をチェックしてみてください!

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この記事を書いた人
谷野龍之介
明治大学経営学部を卒業後、公立高校で地歴公民科の教員として勤務。自由な働き方とライフスタイルを求めてWebマーケターへの転身を決意。取得資格はウェブ解析士・GAIQ。テニスと山登りが趣味なWEBMARKS12期生
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